クロッカ・マーガレット・ハイランスの婚約破棄は初恋と共に
クシュリプト王国の伯爵家であるハイランス家の長女クロッカは、5歳から10年間も婚約をしていた同じ伯爵家のワーデン家から突然呼び出された。婚約破棄という言葉に目眩を起こしそうになったのだが、理由を聞けば信じがたく、そして決まった婚約破棄の両家の条件にも納得が出来なかった。
それでも気付けば幸せだと思えた。
遠回りをしながらもそれぞれの初恋を実らせていくお話
感想をいただいた方々ありがとうございます。
感想をいただいてから1週間後に承認され公開されます。
すでにこちらはラストまで決まっておりますが、とってもタメになるコメントをいただけるので次回作に活かしたいと思います。
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どんなお話か、ざっと読みしかしていないので、間違えていたら本当に申し訳ないのですが、章のタイトルで、「カタクリ」とありますが、「カタクリ」は「カラクリ」の打ち間違いではないですか?
その章を読んでもカタクリもそれに例えるような部分が出て来てないと思うので…。
今後にも影響がありそうだったのでお返事失礼いたします。
こういった指摘は間違いであった時に気付けるのでとても嬉しいです!ありがとうございます。
それを踏まえてお答えします。
カタクリの花言葉が、この章で書いている内容と一致します。
花言葉は一つではなく複数の意味を持つため、花の名前だけで章タイトルに採用しました。
花言葉を花のみで表現している部分は前章でも本文でも登場します。
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しかし、現代に生きる私ですので、ステファニーのやり方は悲劇に酔い気持ちが悪く弱ったところで同情は出来ないし、嵌められたシュゼインには悲しさを覚えます。
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やっと幸せを掴めたようで、苦しみから幸せを読めることを期待しています。
作品登録しときますね♪ゆっくり読ませてもらいます♪
女に気を遣わせて、男の人達は能天気(´-ω-`;)ゞ
元婚約者が気持ち悪い。
そして、自分が息子の立場なら上手くクロッカと結婚するからか、息子にガッカリするアルベルト。
親子揃って振り回して最低ですね。
何も悪い事をしていないのに、追い詰められるクロッカは、これから選ぶ選択肢が沢山あって当然。
幸せになって欲しいな。
いつも楽しく拝読させて頂いております。
最初タイトル的にクロッカが主人公で彼女の視点の話だと思っていたら、その婚約者と親世代のお話が続いて、しかも何も咎もないクロッカに対してあんまりだなぁと読んでいました。
そしてシュゼインの日和見具合や男親達のやりように憤ってましたが、イリアさんが渇を入れてくれて少し溜飲が下がったり。
最初クロッカはまだシュゼインやアルベルトに未練があるのでは?と思っていたイリアも、まさかクロッカが討論大会ましてや隣国へ行く程の思いきりの良さというかフットワークがあるとは思わなかったのでしょうね(笑)
あと、クロッカがアルベルトの涙にモヤッてましたが、亡き妻カリーナを思っての涙なので気にしたらあかんぞと思いました(笑)
アルベルトはカリーナに愛もあるけど罪悪感の気持ちが大きかったのが、クロッカの邁進する姿を見て思い直し始めたのかなぁとも。
何はともあれ、クロッカがどうなっていくか、更新を楽しみにお待ちしております。
とても更新を楽しみにしています!
クロッカのことを一番に想ってくれる人が登場して欲しい!と個人的には思ってしまいますが^^;
(アルベルトが救ってくれると思ったら、結局息子の為なんだもの〜)
この先、シュゼインとアルベルトの動向が気になっています。
クロッカ、幸せになって欲しい!
面白いです。親世代の人間関係を説明する回が長すぎたり、
ちょいちょい回想が入ったりして主人公はどこいった?状態になりましたが、ようやく主人公が動き出した感じがしてきて続きが楽しみです。
ごめんなさい!
感想2回送ったかもです。被ってたら1つは認証しないでください。すみません!
いつも更新楽しみにしています。
私はクロッカに幸せになって欲しい。
理由がどうであれ、あの親子2人に振り回されるのは嫌だあ。良い人とも思えないし、自分勝手な親子にしか思えない…2年も舐めんなよ!って言いたい。
もっと違う年相応のイケメンと幸せなる事を願ってます。あくまでも個人的意見です!
頑張ってください!
有能なアルベルトが項垂れるのは少しスカッとしましたが、クロッカを傷つけた代償はこんなものではすませられません。
もしヒーローがアルベルトだとしても、クロッカにもっと拒絶して欲しい気がします。
この親子がイライラします。
クロッカの事何も考えてないし。
理由は兎も角、親子共々ざまぁされてください!と思います。
クロッカにはもっと別の素敵男性も幸せになって欲しいです。
更新、楽しみにしてます!
いつも更新ありがとうございます!
クロッカにとってかなり辛い展開になってきましたね。
アルベルトめ!天罰を!
アルベルトの手のひらで踊らされる事なく、クロッカが幸せになれますように…。
しかし、あらすじの「それぞれの初恋を実らせていく」という言葉が気になって、気になって仕方がありません。
更新ありがとうございます。
イリアは本当に素晴らしい人ですね(読者的に)。家族の情に流されず、人の気持ちに寄り添える、この作品の良心のように思います。
あの状況での妊娠は難しい気がして、もしやシュゼインの子供ではないのでは?と思っていましたが、シュゼインの子のようですね( ̄▽ ̄;)
少し残念…。
またクロッカ視点、楽しみにしています。
追記です
今の15・6歳のクロッカに愛してるって言ったら確かに危ないおじさん認定でしょうが、2年経っても正直そんなに変わらない(本人的に)感じがします。その2年の間にべたべたすることで意識してもらおうと考えてはいないと思いますが。
例えば母親と結婚した義理の父が母親が亡くなった後、血のつながらない娘にべたべたして好きになってもらうのは気持ち悪いと思います。
でもイケメンならありなのか、そうなのか・・・
できればお互い惚れこむようなエピソードが欲しいなぁと。
この世界での(この作品というわけでなく王や貴族がいる色々な作品)婚約解消後の女性の価値があまりにも貶められて、理不尽さに憤る。
クロッカの気持ちがひしひしと伝わり、何も悪くないのに幸せを取り上げられ代わりに義父となるはずの男をそれも愛妻家であった男を婚約者にされるとは酷い。
もちろん何とかクロッカを更なる不幸にしないようにと父やアルベルトが考えているとは分かるが。
恋愛面での手練手管のキャリアが違いすぎて、やっぱり愛とは思えない。
クロッカをカリーナとは別として愛するといわれても、愛する努力って何?って感じ。
努力で愛されるって悲しい。1番じゃないのだって悲しい。
本当にクロッカにシンクロしすぎて辛い。作者様の筆力の賜物ですが読むと辛い、でも読みたい。
イリアが自分勝手親子をズバっと斬ってくれたのは良かった。
クロッカが本当に愛し愛されハッピーエンドになるのを(相手が誰でも本当の愛になれば)切に望みます。
毎日更新を楽しみにしています。
最初のあらすじを読みシュゼインがヒーローではないと安心していましたが、現在のあらすじではもしやシュゼインと?と不安になってしまいました。この間抜けなシュゼインはちょっと
…。
希望は新しいヒーローですが、シュゼインよりはアルベルトの方がいいかなと勝手に思っています。
クロッカとアルベルトが今後どうなっていくのか、ワクワクしています!!
すごい展開になってきました。
作者様に感想容認されませんでしたが、なるほどこれがお答えですね。
読者として未熟でした。すみません。
五歳で目をつけるとかクソキモイとしか言いようがないし
そんなんと結婚してどうやってざまぁするんだよ
まだ若いって言っても10年後にはしわくちゃかギトギトじゃん、ハリウッド俳優でもそうなのにないわ…
内容的には面白いと思うのですが、誰が主人公なんでしょう?
〇〇サイドとか過去編だとかで分けたほうがよくないですか?
ヒーローとヒロインが迷子な気がします。
シュゼインいい人と言うか、、ちょろすぎますね。
あんな形でたばかれたのに、夫婦生活していくとか、、やったもん勝ちですよ
ざまあがないんでしょうか?シュゼインはながされてステファニーでもいいやーとかなるんでしょうか
このユーザをミュートしますか?
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