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40話 運命が回りだす時3
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天空界の光の王国であるウェルリース王国は純血主義を貫いている王国だ。その血筋は天空界で一番古く、光の錫杖を操った光の女王であり、光の聖女たる名もなき少女から歴史が始まった。今やこの天空界を統べる祈りの姫や光のその番である光の神器使いや光の杖の神器使いを輩出する名門であり、ウィル神族の侵入を許さない者が集まる国でもある。
その王国は小さいが自然豊かな美しい牧草地帯と畑からなり、シルフィード国への輸出で成り立っている国でもある。首都ウェルリースは、王族が住むウェルリース城は、小さいが白い建物に赤煉瓦の特徴ある丸屋根ととんがった三角の屋根からなる可愛らしい女性的なお城である。
その中の一室にヒカルは半ば監禁状態で閉じ込められていた。ヒカルは、水色を基調としたシンプルで上品なワンピースを身に纏い、友布である水色のリボンで髪を結わかれていた。半月ほど前に、リチャードとの情事を実母であるヒカルに見られた。そして、次期ウィル王であるリチャードと光の杖の神器使いのヒカルの不祥事として、ウィル神聖王国とウェルリース王国に伝わり、沙汰が出るまでリチャードは、シルフィード国の在ウィル神聖大使館にヒカルはこのウェルリース王国へと謹慎となった。
光の杖の神器使いは、半分しか光の王家の血を引いていなくても、現在の最大の光魔法の使い手であり、初代の光の聖女の名を付けられたヒカルは、光の王家からは喉が出るほど欲しい存在であった。その稀有な存在の少女が、次期ウィル王と通じていたのである、光の王家第一王女でヒカルの実母ヒカリからの訴えでウェルリース王家は、ヒカルを保護という名の軟禁状態へと置いた。
与えられた滞在の間の居室は、小花柄の可愛らしい壁紙に女性らしい絵画が数点飾られて、出窓のカーテンは薄いピンク色で小型の長椅子が二点に低いソファ。テーブルにストライプのカーペットとベッドが置かれた可愛らしい部屋であった。軟禁される部屋ではない。
「リチャードさん……」
ヒカルは、沈痛な面持ちでその愛くるしい円らな濃い青の瞳を曇らせていた。別れる時までヒカルはリチャードと引き離されていた。最後に彼にかけた言葉は大っ嫌いだった。その双眸を潤ませて、ヒカルは涙を散らす。
「あんなこと、言わなければ良かった……」
最後に顔を合わせたのは、リチャードが家を出る時だった。ヒカルはリチャードに手を伸ばしたが、彼はヒカルを一瞥もしなかった。その秀麗な顔をヒカルからずっと背けていた。リチャードにとって、愛したのはヒカルだけだったのに、そのヒカルが彼の手を自分から離したのだ。リチャードは、もうヒカルを見ないだろう。
だけど。
ヒカルは、あの時そう言わなければ流されてずっとリチャードに執着されて一生を終えていたであろう。二人の気持ちを通じ合わせたかったのだ、ヒカルは。一緒に歩いて行きたかっただけ、だったのだ。
「何でこんなことに……」
透明な雫をヒカルはその青の双眸から零した。
ここを出て、リチャードの許へ行きたい、行って彼を愛していると告げたい。
なのに自分は光魔法と風魔法を封じられて、この居室に軟禁されている。
ヒカルは、何度も出してくれと部屋に出入りする侍女たちに訴えたが、誰も聞いてくれない。
この部屋にたった一人でヒカルは、リチャードを思うだけ。
リチャードは、在シルフィードのウィル神聖王国の大使館の一室にヒカルと同じく軟禁されていた。次期ウィル王とほぼ確定されていたリチャードが天空族の光の王家の血を引く光の杖の神器使いと通じていたのだ。それもリチャードから天空族の女性を閨に引っ張り込んでいたと光の神器使いの女性の叔母から告発があった。如何にウィル神族と天空族の婚姻が進んでも王家の血筋の源となる王には天空族の正妃は認められない。高位貴族たちはリチャードに天空族との女性との別れを迫ったが、彼は頑として首を縦に振らない。終いには次期王からの辞退を申し出てきた。
相手の女性は、光の王国に軟禁されている。二人は物理的に会えない。今がチャンスであると、リチャードの親友だった前王太子がリチャードに残した遺言を盾に彼らはリチャードに王位を継ぐように迫った。これには流石のリチャードも断れなかった。前王太子は地獄に居たリチャードを救ってくれた恩人だったのだ。前に進むようにいつも彼を導いてくれた親友だった。
もう一人、リチャードを救ってくれた少女がいた。金色の長い髪に青の円らな双眸に整った鼻筋。桜色の唇。華奢な肢体は抱き締めるとか細い。可憐な愛くるしい妖精のような天使の彼の最愛の番。いつも前を見て、潔く歩いていた素直で優しい少女。 好きで堪らない、今まで知らない人を愛する感情を教えてくれた彼の至高の存在。笑顔で彼を見つめてくれる唯一の。
だが、彼は取らなくてはいけない、大事な存在のどちらかを。
故に彼は選ぶ、苦渋の果てに前王太子を。
「ヒカル、済まない……」
リチャードはヒカルとの別れを決意した。
その王国は小さいが自然豊かな美しい牧草地帯と畑からなり、シルフィード国への輸出で成り立っている国でもある。首都ウェルリースは、王族が住むウェルリース城は、小さいが白い建物に赤煉瓦の特徴ある丸屋根ととんがった三角の屋根からなる可愛らしい女性的なお城である。
その中の一室にヒカルは半ば監禁状態で閉じ込められていた。ヒカルは、水色を基調としたシンプルで上品なワンピースを身に纏い、友布である水色のリボンで髪を結わかれていた。半月ほど前に、リチャードとの情事を実母であるヒカルに見られた。そして、次期ウィル王であるリチャードと光の杖の神器使いのヒカルの不祥事として、ウィル神聖王国とウェルリース王国に伝わり、沙汰が出るまでリチャードは、シルフィード国の在ウィル神聖大使館にヒカルはこのウェルリース王国へと謹慎となった。
光の杖の神器使いは、半分しか光の王家の血を引いていなくても、現在の最大の光魔法の使い手であり、初代の光の聖女の名を付けられたヒカルは、光の王家からは喉が出るほど欲しい存在であった。その稀有な存在の少女が、次期ウィル王と通じていたのである、光の王家第一王女でヒカルの実母ヒカリからの訴えでウェルリース王家は、ヒカルを保護という名の軟禁状態へと置いた。
与えられた滞在の間の居室は、小花柄の可愛らしい壁紙に女性らしい絵画が数点飾られて、出窓のカーテンは薄いピンク色で小型の長椅子が二点に低いソファ。テーブルにストライプのカーペットとベッドが置かれた可愛らしい部屋であった。軟禁される部屋ではない。
「リチャードさん……」
ヒカルは、沈痛な面持ちでその愛くるしい円らな濃い青の瞳を曇らせていた。別れる時までヒカルはリチャードと引き離されていた。最後に彼にかけた言葉は大っ嫌いだった。その双眸を潤ませて、ヒカルは涙を散らす。
「あんなこと、言わなければ良かった……」
最後に顔を合わせたのは、リチャードが家を出る時だった。ヒカルはリチャードに手を伸ばしたが、彼はヒカルを一瞥もしなかった。その秀麗な顔をヒカルからずっと背けていた。リチャードにとって、愛したのはヒカルだけだったのに、そのヒカルが彼の手を自分から離したのだ。リチャードは、もうヒカルを見ないだろう。
だけど。
ヒカルは、あの時そう言わなければ流されてずっとリチャードに執着されて一生を終えていたであろう。二人の気持ちを通じ合わせたかったのだ、ヒカルは。一緒に歩いて行きたかっただけ、だったのだ。
「何でこんなことに……」
透明な雫をヒカルはその青の双眸から零した。
ここを出て、リチャードの許へ行きたい、行って彼を愛していると告げたい。
なのに自分は光魔法と風魔法を封じられて、この居室に軟禁されている。
ヒカルは、何度も出してくれと部屋に出入りする侍女たちに訴えたが、誰も聞いてくれない。
この部屋にたった一人でヒカルは、リチャードを思うだけ。
リチャードは、在シルフィードのウィル神聖王国の大使館の一室にヒカルと同じく軟禁されていた。次期ウィル王とほぼ確定されていたリチャードが天空族の光の王家の血を引く光の杖の神器使いと通じていたのだ。それもリチャードから天空族の女性を閨に引っ張り込んでいたと光の神器使いの女性の叔母から告発があった。如何にウィル神族と天空族の婚姻が進んでも王家の血筋の源となる王には天空族の正妃は認められない。高位貴族たちはリチャードに天空族との女性との別れを迫ったが、彼は頑として首を縦に振らない。終いには次期王からの辞退を申し出てきた。
相手の女性は、光の王国に軟禁されている。二人は物理的に会えない。今がチャンスであると、リチャードの親友だった前王太子がリチャードに残した遺言を盾に彼らはリチャードに王位を継ぐように迫った。これには流石のリチャードも断れなかった。前王太子は地獄に居たリチャードを救ってくれた恩人だったのだ。前に進むようにいつも彼を導いてくれた親友だった。
もう一人、リチャードを救ってくれた少女がいた。金色の長い髪に青の円らな双眸に整った鼻筋。桜色の唇。華奢な肢体は抱き締めるとか細い。可憐な愛くるしい妖精のような天使の彼の最愛の番。いつも前を見て、潔く歩いていた素直で優しい少女。 好きで堪らない、今まで知らない人を愛する感情を教えてくれた彼の至高の存在。笑顔で彼を見つめてくれる唯一の。
だが、彼は取らなくてはいけない、大事な存在のどちらかを。
故に彼は選ぶ、苦渋の果てに前王太子を。
「ヒカル、済まない……」
リチャードはヒカルとの別れを決意した。
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