6 / 51
挿話~神器使い~
しおりを挟む
オーレリーがデイヴィッドに連れられて行ったのはウィル神聖王国に在るシルフィード大使館だった。
「ああっ!オーレリー!」
自分を抱き締めて泣くのは、11年前に亡くなった筈の実母だった。そして、身に纏う色彩が違ったのだ栗色の髪に焦げ茶の双眸が濃い金糸の髪に濃い青の双眸。母であった人の清楚で可愛らしい美貌は変わらないのでわかるが、オーレリーは混乱していた。
濃い金糸の髪は天空界の光の王族が纏う色。それはウィル王の王弟アレックス王子の正妃ヒカリと全く同じ色!
「お、お母様……。その色は」
驚愕するオーレリーに母であるアカリは笑う。
「私は天空界の光の王家の第二王女アカリ=ウェルリース。ウィル王族の王弟の正妃ヒカリ=ウェルリースは私の姉よ」
「はあ?」
オーレリーの頭はパニックを起こす。
「私とあなたのお父様はヒカリお姉さまの結婚式で出逢ったの。お互い一目惚れで反対されたけど、私が光の王家の王である父の反対を押し切って家出同然でお父様の所へ押しかけて結婚したの。まさか、光の王族とは言えないからずっと魔法を使ってその色彩を偽っていたの。オーレリーあなたの半分はウィル神族で又半分は天空族です。私はあなたが事故で亡くなっていると思っていた。でも生きていると知ってこうやって今再婚しているデイヴィッドと迎えに来たのよ!」
母が語るには父エドワードとアカリはエドワードの弟夫妻により事故を仕組まれてエドワードは亡くなり、アカリは光の魔法で命からがら生き延びたが、娘であるオーレリーは行方不明に。失意の底で天空界へと帰った先でシルフィード国の大統領の息子であるデイヴィッドと知り合い、再婚したと。
「天空界の王女……。大統領の息子……」
聞くだけで眩暈がした。
天空界の高貴な人々だ。
それが自分の義理の父?実の母?
「それでね、オーレリー天空界へ来ない?あなた行先がないんでしょう?デイヴィッドもあなたを引き取るのは大賛成なの。私たち子供が居ないし……」
その申し出にオーレリーは頷くしかない。自分には行く所がないのだから。
「嬉しい!オーレリー!」
母に抱き締められる。その身体から懐かしい匂いがした。
「これで決まりだね……」
そうしてオーレリーは天空界へと迎えられた。
が、彼女は日々目新しい事に追われる。
天空界では馬車ではなく、車が走り、氷室ではなく冷蔵庫に食べ物を入れる。携帯なる人の声がする機械があり、毎日が驚きの日々であった。
「こ、これを着るのですか?」
スカートは足が丸見えである。貴族令嬢として足を見せるのははしたないと躾けられていたいたオーレリーには信じられない事だ。
そして全ての始まりの日を迎える。
「研究所?」
「そう、私たちが勤めている神器の研究を行う研究所よ」
義父も母も国の研究機関に勤めており、高給取りであった。生活は豊かだったし、オーレリーに惜しみない愛情を注いでくれる。オーレリーは幸福だった。が、意地の悪さは変わらない。
「今度研究所へ来ない?」
と母に誘われたのが、オーレリーの運命の分かれ道であった。
大きな建物の中に母の研究室があった。そのショーケースの一つに木の杖が入っていたのだ。
「これは何ですか?」
オーレリーが尋ねると嬉しそうに母が語る。
「それは研究所で開発された神器よ。私が開発に携わったのよ。本当は秘密なんだけど、あなたも光の王族の血を引くし、ね」
「まあ……」
目の前にあるのは普通の木の杖だ。ウィル神界では老齢の年を食った魔法使いが使うイメージがある。ふとオーレリーは悪戯心を出す。これを触ってみたらどんな風になるのであろう。
「オーレリー、お茶でも入れてくるから待ってて」
紅茶を入れに母がその場を外す。その隙にオーレリーはショーケースを鍵でかちゃりと開ける。そして神器である木の杖に手を触れる。それは突然光った。伝わるのは歓喜の感情。そして、部屋一帯が金色(こんじき)に染まる。
『ヤットミツケタワ!ワタシノアルジ!』
稚い少女の声音がオーレリーの脳裏に広がる。
金色の幼い少女が目の前に見える。
ふわりと笑う少女はオーレリーに溶け込み、そしてオーレリーは光の杖と共鳴を起こす。
同時に身体の中の封印されていた力が溢れ出す。何かが弾けて、オーレリーの身体は身体ごと作り変えらるような感覚に襲われる。金色(こんじき)の洪水が身体を巡る。
そして光は消えた。
「な、何?」
神器、光の杖を握りしめたオーレリーは窓に映る自分を見た。
そこにはさっきまでの緋色の髪に新緑の双眸のきつめの美少女は居なかった。
居たのは濃い金糸の髪に円らな澄んだ濃い青の双眸、整った鼻筋に桜色の小さな唇。華奢な身体の清楚で可憐な美少女が居た。
「あ、あれ?この子私の服を着ている?」
首を傾げてみる、両手を動かす、片方ずつの腕を上げてみる。全てオーレリーと同じ動作をしている。
(ま、まさかこれは……私?)
「嘘ー!!」
オーレリーの大人びた色気のある美貌ではなく、少しあどけなさを感じさせる妖精のような美貌に絶句する。オーレリーは自分の顔がお気に入りだった、それが何だ!こんなあどけない良く言えば可愛らしい美少女に変化している。
「し、信じられない……」
オーレリーは頭を抱える。
そして目の前に見えるのは金色(こんじき)の少女。ふわふわと宙に浮いていて、オーレリーが少女を見るとはにかんで嬉しそうに笑う。
「あなた誰?」
『ワタシハアナタノジンキヨ!』
「は?」
『ワタシハアナタガモッテイルヒカリノツエヨ!』
「光の杖?えっ、まさかこれ?」
『ソウヨアルジ!』
「主?」
『アナタノコトヨ!ワタシノゴシュジンサマ!』
「ご、ご主人?」
『ソウヨ!ワタシハアナタヲマスターニエランダノ!』
「マ、マスター!まさか私が神器使いになった?」
やっと事の重大さを理解したオーレリーは青ざめた。
「神器使いは千年生きる……」
『ソウヨ!マスター』
「嫌ー!」
『ムリヨ!ソレハアナタノホンライノスガタヨ!タダアナタノオカアサンガフウインシテイタノヨ!』
「ふ、封印?」
『ソウ!天空族ノスガタトソノオオキナ光ノマリョクヲ!』
「お、お母様が私の本当の姿を封印?」
『ソウ!ドウシテカシラナイケドネ……』
光の杖が明かす事実にオーレリーは眩暈がした。それよりもこの気に食わない穢れも知らないような天使面をした美少女が本来の自分の姿らしい。ショックだ。オーレリーはこういう少女が一番嫌いだ、守られて当然のような空気と媚びた顔立ち。
それが自分?
「嫌っ!元に戻して!」
オーレリーは余りの衝撃に意識を手放した。
「ああっ!オーレリー!」
自分を抱き締めて泣くのは、11年前に亡くなった筈の実母だった。そして、身に纏う色彩が違ったのだ栗色の髪に焦げ茶の双眸が濃い金糸の髪に濃い青の双眸。母であった人の清楚で可愛らしい美貌は変わらないのでわかるが、オーレリーは混乱していた。
濃い金糸の髪は天空界の光の王族が纏う色。それはウィル王の王弟アレックス王子の正妃ヒカリと全く同じ色!
「お、お母様……。その色は」
驚愕するオーレリーに母であるアカリは笑う。
「私は天空界の光の王家の第二王女アカリ=ウェルリース。ウィル王族の王弟の正妃ヒカリ=ウェルリースは私の姉よ」
「はあ?」
オーレリーの頭はパニックを起こす。
「私とあなたのお父様はヒカリお姉さまの結婚式で出逢ったの。お互い一目惚れで反対されたけど、私が光の王家の王である父の反対を押し切って家出同然でお父様の所へ押しかけて結婚したの。まさか、光の王族とは言えないからずっと魔法を使ってその色彩を偽っていたの。オーレリーあなたの半分はウィル神族で又半分は天空族です。私はあなたが事故で亡くなっていると思っていた。でも生きていると知ってこうやって今再婚しているデイヴィッドと迎えに来たのよ!」
母が語るには父エドワードとアカリはエドワードの弟夫妻により事故を仕組まれてエドワードは亡くなり、アカリは光の魔法で命からがら生き延びたが、娘であるオーレリーは行方不明に。失意の底で天空界へと帰った先でシルフィード国の大統領の息子であるデイヴィッドと知り合い、再婚したと。
「天空界の王女……。大統領の息子……」
聞くだけで眩暈がした。
天空界の高貴な人々だ。
それが自分の義理の父?実の母?
「それでね、オーレリー天空界へ来ない?あなた行先がないんでしょう?デイヴィッドもあなたを引き取るのは大賛成なの。私たち子供が居ないし……」
その申し出にオーレリーは頷くしかない。自分には行く所がないのだから。
「嬉しい!オーレリー!」
母に抱き締められる。その身体から懐かしい匂いがした。
「これで決まりだね……」
そうしてオーレリーは天空界へと迎えられた。
が、彼女は日々目新しい事に追われる。
天空界では馬車ではなく、車が走り、氷室ではなく冷蔵庫に食べ物を入れる。携帯なる人の声がする機械があり、毎日が驚きの日々であった。
「こ、これを着るのですか?」
スカートは足が丸見えである。貴族令嬢として足を見せるのははしたないと躾けられていたいたオーレリーには信じられない事だ。
そして全ての始まりの日を迎える。
「研究所?」
「そう、私たちが勤めている神器の研究を行う研究所よ」
義父も母も国の研究機関に勤めており、高給取りであった。生活は豊かだったし、オーレリーに惜しみない愛情を注いでくれる。オーレリーは幸福だった。が、意地の悪さは変わらない。
「今度研究所へ来ない?」
と母に誘われたのが、オーレリーの運命の分かれ道であった。
大きな建物の中に母の研究室があった。そのショーケースの一つに木の杖が入っていたのだ。
「これは何ですか?」
オーレリーが尋ねると嬉しそうに母が語る。
「それは研究所で開発された神器よ。私が開発に携わったのよ。本当は秘密なんだけど、あなたも光の王族の血を引くし、ね」
「まあ……」
目の前にあるのは普通の木の杖だ。ウィル神界では老齢の年を食った魔法使いが使うイメージがある。ふとオーレリーは悪戯心を出す。これを触ってみたらどんな風になるのであろう。
「オーレリー、お茶でも入れてくるから待ってて」
紅茶を入れに母がその場を外す。その隙にオーレリーはショーケースを鍵でかちゃりと開ける。そして神器である木の杖に手を触れる。それは突然光った。伝わるのは歓喜の感情。そして、部屋一帯が金色(こんじき)に染まる。
『ヤットミツケタワ!ワタシノアルジ!』
稚い少女の声音がオーレリーの脳裏に広がる。
金色の幼い少女が目の前に見える。
ふわりと笑う少女はオーレリーに溶け込み、そしてオーレリーは光の杖と共鳴を起こす。
同時に身体の中の封印されていた力が溢れ出す。何かが弾けて、オーレリーの身体は身体ごと作り変えらるような感覚に襲われる。金色(こんじき)の洪水が身体を巡る。
そして光は消えた。
「な、何?」
神器、光の杖を握りしめたオーレリーは窓に映る自分を見た。
そこにはさっきまでの緋色の髪に新緑の双眸のきつめの美少女は居なかった。
居たのは濃い金糸の髪に円らな澄んだ濃い青の双眸、整った鼻筋に桜色の小さな唇。華奢な身体の清楚で可憐な美少女が居た。
「あ、あれ?この子私の服を着ている?」
首を傾げてみる、両手を動かす、片方ずつの腕を上げてみる。全てオーレリーと同じ動作をしている。
(ま、まさかこれは……私?)
「嘘ー!!」
オーレリーの大人びた色気のある美貌ではなく、少しあどけなさを感じさせる妖精のような美貌に絶句する。オーレリーは自分の顔がお気に入りだった、それが何だ!こんなあどけない良く言えば可愛らしい美少女に変化している。
「し、信じられない……」
オーレリーは頭を抱える。
そして目の前に見えるのは金色(こんじき)の少女。ふわふわと宙に浮いていて、オーレリーが少女を見るとはにかんで嬉しそうに笑う。
「あなた誰?」
『ワタシハアナタノジンキヨ!』
「は?」
『ワタシハアナタガモッテイルヒカリノツエヨ!』
「光の杖?えっ、まさかこれ?」
『ソウヨアルジ!』
「主?」
『アナタノコトヨ!ワタシノゴシュジンサマ!』
「ご、ご主人?」
『ソウヨ!ワタシハアナタヲマスターニエランダノ!』
「マ、マスター!まさか私が神器使いになった?」
やっと事の重大さを理解したオーレリーは青ざめた。
「神器使いは千年生きる……」
『ソウヨ!マスター』
「嫌ー!」
『ムリヨ!ソレハアナタノホンライノスガタヨ!タダアナタノオカアサンガフウインシテイタノヨ!』
「ふ、封印?」
『ソウ!天空族ノスガタトソノオオキナ光ノマリョクヲ!』
「お、お母様が私の本当の姿を封印?」
『ソウ!ドウシテカシラナイケドネ……』
光の杖が明かす事実にオーレリーは眩暈がした。それよりもこの気に食わない穢れも知らないような天使面をした美少女が本来の自分の姿らしい。ショックだ。オーレリーはこういう少女が一番嫌いだ、守られて当然のような空気と媚びた顔立ち。
それが自分?
「嫌っ!元に戻して!」
オーレリーは余りの衝撃に意識を手放した。
0
お気に入りに追加
169
あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
傲慢令嬢は、猫かぶりをやめてみた。お好きなように呼んでくださいませ。愛しいひとが私のことをわかってくださるなら、それで十分ですもの。
石河 翠
恋愛
高飛車で傲慢な令嬢として有名だった侯爵令嬢のダイアナは、婚約者から婚約を破棄される直前、階段から落ちて頭を打ち、記憶喪失になった上、体が不自由になってしまう。
そのまま修道院に身を寄せることになったダイアナだが、彼女はその暮らしを嬉々として受け入れる。妾の子であり、貴族暮らしに馴染めなかったダイアナには、修道院での暮らしこそ理想だったのだ。
新しい婚約者とうまくいかない元婚約者がダイアナに接触してくるが、彼女は突き放す。身勝手な言い分の元婚約者に対し、彼女は怒りを露にし……。
初恋のひとのために貴族教育を頑張っていたヒロインと、健気なヒロインを見守ってきたヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、別サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
責任を取らなくていいので溺愛しないでください
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
漆黒騎士団の女騎士であるシャンテルは任務の途中で一人の男にまんまと美味しくいただかれてしまった。どうやらその男は以前から彼女を狙っていたらしい。
だが任務のため、そんなことにはお構いなしのシャンテル。むしろ邪魔。その男から逃げながら任務をこなす日々。だが、その男の正体に気づいたとき――。
※2023.6.14:アルファポリスノーチェブックスより書籍化されました。
※ノーチェ作品の何かをレンタルしますと特別番外編(鍵付き)がお読みいただけます。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。

五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる