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33話 真実4
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リチャードが寝台に座るヒカルを押し倒そうとする。しかし、ヒカルは我に返る。自分は、リチャードの子を妊娠していて、それも妊娠初期だ。妊娠初期の性行為は、流産につながる。
「リチャードさん、まっ、待って!」
両手を上げてヒカルは、リチャードを止める。リチャードは、ヒカルのパジャマを弄っていた手を止める。
「ヒカル?」
「あの、ごめんなさい……。私多分リチャードさんの子を妊娠していると思うの……」
顔を真っ赤にさせて、ヒカルは告白する。
「子ども? 俺の子?」
急にヒカルが思いがけない言葉を吐くのでリチャードは目をぱちくりさせた。ヒカルは、こくんと首を頷かせる。
「神器使いの女性は、妊娠初期はお腹の子に自分の魔法力を吸収されるから神器が使えなくなるの。私も光の杖を使えなくて逃げるしかなかったから妊娠していると思う」
「俺の子? 本当か!」
こくんとヒカルが再び首を頷かせた。リチャードは、ヒカルをふわりと抱き上げると、歓喜する表情でヒカルを抱き締めた。
「家族がもう一人増えるんだな!」
嬉しそうなリチャードにヒカルは、不思議そうにする。
「家族ってライアンとは?」
聞きづらそうにするヒカルにリチャードは、楽しそうに口を開く。
「ああ……。何故か懐かれて、ライアンに追い回されている内に仲良くなった。今は二人で絵本の読み聞かせをしたり、高い高いをしたりして二人で遊んでいる」
リチャードらしくない言葉の内容にヒカルは、一瞬呆気に取られて噴き出しそうになるが堪えた。
「そうなの! リチャードさんも父親らしくなったのね」
嬉しそうにヒカルがリチャードを誉めると、リチャードは微笑んだ。
「ああ……。我が子がこんなに可愛く思える日が来るとは思わなかった……」
リチャードの呟きにも近い告白にヒカルもつられて微笑んだ。リチャードは、嬉しそうに笑うヒカルの額に自分の額をこつんと合わせる。そして、ヒカルの耳に甘く囁く。
「だけど、俺としては折角誤解が解けたんだ。ヒカルを抱きたい……」
ヒカルは、リチャードの囁きに頬を紅潮させる。
「あ、えっと。でも妊娠初期って流産しやすいから……。そのあのえっと……」
自分もリチャードに抱かれたいのに素直に頷けない自分が恨めしい。
「出来るだけゆっくり動く。顔を赤らめているから、同意でいいか?」
長年、ヒカルを見ていたリチャードは、あっさりとヒカルの思考を読み取る。ヒカルは、更に顔を赤くさせてこくりとさせた。
リチャードはヒカルを再び抱き上げると、寝台へと下ろす。ぎしっと寝台が揺れて、リチャードがヒカルに圧し掛かる。啄むだけの優しいキスが繰り返されて、その合間にパジャマのボタンが外される。ふるりとヒカルの大きな双丘が零れ落ちる。リチャードがキスをしながら両方の親指で胸の飾りを円を描くようにくるくると愛撫する。胸の先がじんじんして切ない。リチャードは、ヒカルの耳の中を舌で犯すと首元へと舌を移動させる。その間もヒカルの桜色の膨らみを人差し指でくりくりと押し、揉みしだく。下腹部が熱くて堪らない。首元を移動するリチャードの舌の生温かさと胸を愛撫する指の気持ちよさが心地いい。リチャードがヒカルの桜色の膨らみを上下に押した。柔らかかった胸の先がぷっくりと勃ち上がってくる。
ヒカルは、声を漏らすまいと必死に寝台のシーツを握り耐える。まだ昼間だ、こんなことをしていい訳がない。それでもリチャードに胸を弄られると快感がヒカルの身体に走る。リチャードの舌が鎖骨へと移り、胸の先に移動した。ヒカルの右側の桜色の膨らみをリチャードは口に含んで舌で転がす。その瞬間、ヒカルは身体が熱くなり厭らしい気持ちになる。身体の芯から蕩けそうで蜜が零れ落ち始める。リチャードは、舌でヒカルの胸の先を飴を舐めるかのように吸い上げた。ヒカルの中で甘ったるい愉悦が弾けた。
「あ……リチャードさん、そこいや……」
また蜜が下腹部から湧いては零れる。足の先をヒカルは擦り合わせる。激しいリチャードとの交わりに慣れ切った身体には、この緩やかで甘ったるい刺激が気持ちよくて、だけど物足りない。リチャードは、ヒカルのもう片方の胸の先を親指と人差し指で摘まむとぎゅっと指の先で転がす。
「ん~ん……」
ヒカルはいやいやと首を左右に振り、リチャードの頭を搔き抱く。自分は胸の愛撫に弱いことをリチャードは知っていて、尚も続ける。リチャードは、果実を齧るかのようにヒカルの乳房を甘噛みした。凄まじい快感を感じて、ヒカルは喘ぎ叫ぶ。
「やっ! リチャードさん、それいやっ!」
ヒカルは、リチャードの肩を抱く力を込める。
「感じているのに?」
リチャードは、ヒカルの愛撫の手を止めてくすりと微笑み、色気のある紫の王眼をヒカルに向ける。その視線にヒカルの胸は高鳴る。リチャードが熱い視線をヒカルに注ぐ。指が腰を辿り、するすると下へとおりていく。ヒカルのパジャマのズボンをするりと脱がすと下着姿になったヒカルを見て、リチャードがぽつりと呟きを零した。
「ヒカル、可愛い……」
ヒカルは、顔を赤くしてリチャードから視線を逸らす。だが、リチャードの指が下着の割れ目に沿って触り始めた。
「ああ……。もう蜜がこんなに溢れてるな」
リチャードの胸への愛撫により下着は蜜で塗れて使い物にならない。その下着の上からリチャードは、蜜で濡れた感触を楽しむように指を往復させた。びくんとヒカルはリチャードの声と指の感触に反応する。ぬちぬちとヒカルの蜜の音がして、リチャードはヒカルの恥ずかしがる反応を楽しむようにゆっくりと指で下着の上からヒカルの秘所を弄る。緩慢な指の動きにヒカルは我慢しきれない。
だけど。
ヒカルは、羞恥心から頬を赤く染め上げて我慢していた。そんな可愛い妻の心中をリチャードは百も承知だった。
「リチャードさん、まっ、待って!」
両手を上げてヒカルは、リチャードを止める。リチャードは、ヒカルのパジャマを弄っていた手を止める。
「ヒカル?」
「あの、ごめんなさい……。私多分リチャードさんの子を妊娠していると思うの……」
顔を真っ赤にさせて、ヒカルは告白する。
「子ども? 俺の子?」
急にヒカルが思いがけない言葉を吐くのでリチャードは目をぱちくりさせた。ヒカルは、こくんと首を頷かせる。
「神器使いの女性は、妊娠初期はお腹の子に自分の魔法力を吸収されるから神器が使えなくなるの。私も光の杖を使えなくて逃げるしかなかったから妊娠していると思う」
「俺の子? 本当か!」
こくんとヒカルが再び首を頷かせた。リチャードは、ヒカルをふわりと抱き上げると、歓喜する表情でヒカルを抱き締めた。
「家族がもう一人増えるんだな!」
嬉しそうなリチャードにヒカルは、不思議そうにする。
「家族ってライアンとは?」
聞きづらそうにするヒカルにリチャードは、楽しそうに口を開く。
「ああ……。何故か懐かれて、ライアンに追い回されている内に仲良くなった。今は二人で絵本の読み聞かせをしたり、高い高いをしたりして二人で遊んでいる」
リチャードらしくない言葉の内容にヒカルは、一瞬呆気に取られて噴き出しそうになるが堪えた。
「そうなの! リチャードさんも父親らしくなったのね」
嬉しそうにヒカルがリチャードを誉めると、リチャードは微笑んだ。
「ああ……。我が子がこんなに可愛く思える日が来るとは思わなかった……」
リチャードの呟きにも近い告白にヒカルもつられて微笑んだ。リチャードは、嬉しそうに笑うヒカルの額に自分の額をこつんと合わせる。そして、ヒカルの耳に甘く囁く。
「だけど、俺としては折角誤解が解けたんだ。ヒカルを抱きたい……」
ヒカルは、リチャードの囁きに頬を紅潮させる。
「あ、えっと。でも妊娠初期って流産しやすいから……。そのあのえっと……」
自分もリチャードに抱かれたいのに素直に頷けない自分が恨めしい。
「出来るだけゆっくり動く。顔を赤らめているから、同意でいいか?」
長年、ヒカルを見ていたリチャードは、あっさりとヒカルの思考を読み取る。ヒカルは、更に顔を赤くさせてこくりとさせた。
リチャードはヒカルを再び抱き上げると、寝台へと下ろす。ぎしっと寝台が揺れて、リチャードがヒカルに圧し掛かる。啄むだけの優しいキスが繰り返されて、その合間にパジャマのボタンが外される。ふるりとヒカルの大きな双丘が零れ落ちる。リチャードがキスをしながら両方の親指で胸の飾りを円を描くようにくるくると愛撫する。胸の先がじんじんして切ない。リチャードは、ヒカルの耳の中を舌で犯すと首元へと舌を移動させる。その間もヒカルの桜色の膨らみを人差し指でくりくりと押し、揉みしだく。下腹部が熱くて堪らない。首元を移動するリチャードの舌の生温かさと胸を愛撫する指の気持ちよさが心地いい。リチャードがヒカルの桜色の膨らみを上下に押した。柔らかかった胸の先がぷっくりと勃ち上がってくる。
ヒカルは、声を漏らすまいと必死に寝台のシーツを握り耐える。まだ昼間だ、こんなことをしていい訳がない。それでもリチャードに胸を弄られると快感がヒカルの身体に走る。リチャードの舌が鎖骨へと移り、胸の先に移動した。ヒカルの右側の桜色の膨らみをリチャードは口に含んで舌で転がす。その瞬間、ヒカルは身体が熱くなり厭らしい気持ちになる。身体の芯から蕩けそうで蜜が零れ落ち始める。リチャードは、舌でヒカルの胸の先を飴を舐めるかのように吸い上げた。ヒカルの中で甘ったるい愉悦が弾けた。
「あ……リチャードさん、そこいや……」
また蜜が下腹部から湧いては零れる。足の先をヒカルは擦り合わせる。激しいリチャードとの交わりに慣れ切った身体には、この緩やかで甘ったるい刺激が気持ちよくて、だけど物足りない。リチャードは、ヒカルのもう片方の胸の先を親指と人差し指で摘まむとぎゅっと指の先で転がす。
「ん~ん……」
ヒカルはいやいやと首を左右に振り、リチャードの頭を搔き抱く。自分は胸の愛撫に弱いことをリチャードは知っていて、尚も続ける。リチャードは、果実を齧るかのようにヒカルの乳房を甘噛みした。凄まじい快感を感じて、ヒカルは喘ぎ叫ぶ。
「やっ! リチャードさん、それいやっ!」
ヒカルは、リチャードの肩を抱く力を込める。
「感じているのに?」
リチャードは、ヒカルの愛撫の手を止めてくすりと微笑み、色気のある紫の王眼をヒカルに向ける。その視線にヒカルの胸は高鳴る。リチャードが熱い視線をヒカルに注ぐ。指が腰を辿り、するすると下へとおりていく。ヒカルのパジャマのズボンをするりと脱がすと下着姿になったヒカルを見て、リチャードがぽつりと呟きを零した。
「ヒカル、可愛い……」
ヒカルは、顔を赤くしてリチャードから視線を逸らす。だが、リチャードの指が下着の割れ目に沿って触り始めた。
「ああ……。もう蜜がこんなに溢れてるな」
リチャードの胸への愛撫により下着は蜜で塗れて使い物にならない。その下着の上からリチャードは、蜜で濡れた感触を楽しむように指を往復させた。びくんとヒカルはリチャードの声と指の感触に反応する。ぬちぬちとヒカルの蜜の音がして、リチャードはヒカルの恥ずかしがる反応を楽しむようにゆっくりと指で下着の上からヒカルの秘所を弄る。緩慢な指の動きにヒカルは我慢しきれない。
だけど。
ヒカルは、羞恥心から頬を赤く染め上げて我慢していた。そんな可愛い妻の心中をリチャードは百も承知だった。
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