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5英雄の断罪
ジュリアの選択
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「どうにもならないんじゃなくて、やらないだけでしょう!?」
殴りつけるような声に、ミリディアはびくっと身を震わせる。
そこで初めて、彼女はジュリアの顔をまともに正面から認めた。
強烈な怒気を纏い、仁王立ちで睨み付けるジュリアは、まるで悪鬼のようだった。
思いの丈に目は燃え上がるようにぎらぎらと輝き、怒らせた肩がそのただでさえ立派な体格を更に大きく見せる。
短い赤毛が感情に合わせて逆立っているようだった。
「貴方、彼に惚れてるんでしょう?! 私に取られるのが嫌で、わざわざ宣戦布告をしにくるくらい!」
足が一歩、前に踏み出される。そんなはずはないのにその一歩には確かに地面を揺るがすような圧力が秘められていた。
「なのに! 簡単に投げ出してるんじゃないわよ!!」
声がわんわんと響き渡る。その強さは物理的なものではなく感情に由来していた。どこまでも強い怒りがその声に聞き逃すことを許さない力を与えていた。
しかしそこで彼女はわずかに小さく息を吸い、怒声を収めた。睨みつける目線はどこまでも鋭利だが、殴りつけるような大声ではなく、静かな落ち着いたものへと変わる。
「私、貴方のこと嫌いじゃなかったわ。欲しいもののために本気になる人間は、嫌いになれないから」
しかしそこに浮かぶ感情は宥和ではなかった。理解でも共感でもない。どこまでも辛辣で冷たい、軽蔑だ。
「でも、今嫌いになったわ」
睨みつける瞳はどこまでもまっすぐで迷いはなかった。
「貴方なんて嫌いよ。貴方には関係のないことでしょうけど」
「……あなたは? どうするの?」
小さな声で問いかけたミリディアの言葉は再びジュリアの導火線に火をつけた。その青い瞳を歪めて、苦しむように、何故わからないのかと訴えかけるように、彼女は咆吼する。
「私はやるわよ! 当たり前でしょう! 彼に惚れてなんかないけど、こんなの間違っているから!」
その叫びが、表情が辛くてミリディアは顔を伏せた。彼女の全身からはにじみ出ている訴えが侮蔑だけではないことに気づいたからだ。それは憎悪でも失望でもなかった。これは、説得だ。
「間違ったことにあらがわなかったら! 私は私じゃないのよ!!」
その言葉自体は彼女の意思を表していた。言葉の主語は確かに彼女自身だ。けれどミリディアの耳にはその言葉は「貴方はどうなの?」と問いかけているように聞こえていた。
――貴方は、そうじゃないの?
「…………っ」
その問いかけに、同意を求める叫びに、けれどわかっていてミリディアは頷けない。
「あなたは強い人だわ。でもわかって。誰もが誰も、貴方みたいに強くあれるわけではないのよ」
ジュリアは息を飲む。決して友好な関係ではなかった。つきあいだって浅い。たったの数日だ。けれど確かに、わずかに通じ合うものがあるとどこかで感じていた人間からの拒絶は確かに彼女の心を傷つけていた。
「……ただの言い訳よ、それ以上はよして、耳が腐るわ」
それ以上を遮るように、ジュリアはきびすを返した。そのままその場から立ち去ろうと靴音を鳴らして歩みだす。
しかしそれを引き留めるように、反論するように背後から声がかかる。
「貴方には、弱い人間の気持ちがわからないのよ、一度も負けたことがないから」
その言葉に自然と足が止まる。
あまりに聞き捨てならなくて、ジュリアは振り向いた。
何を言っているのだ。
負けたこと? そんなことは。
「あるに決まっているでしょ」
その声は静謐で澄んでいた。
しかし、それは嵐の前の静けさだ。水面下に激情が潜んでいる。
その不穏な気配を感じ取ったのか、ミリディアは怯えたようにこちらを見た。
そのお上品な仕草になおさら腹が立つ。
この世に負けたことのない人間がいるだなんて、そんな都合の良い絵空事を信じているのか、このお姫様は。
腹の底が煮えくりかえる。その怒りは喉から火を吹くように放たれた。
「負けたってあらがい続けるのよ! 勝つまで!!」
爆発した感情は、真っ直ぐとミリディアを打ち据えた。
彼女のそばにはきっと慰めてくれる人間がたくさんいたのだろう。
負けた時に、惨めでうずくまり、身動きの取れなくなった夜に、支えて甘やかしてくれる人間がうなるほどいたのだろう。
そのまま甘えてうずくまったままでいたのか。
敗北をよしとして、納得してやり過ごしてきた?
(冗談じゃない!!)
そんなことを、ジュリアは自身に許さない。
許すことが、出来ない。
ジュリアにだってその考え方やプライドがいかに馬鹿馬鹿しく不利益なことかなどわかっている。利益だけを追求するのならば、もっと上手いやり方などいくらでもあるのだ。
適当にやり過ごせば良い。それが出来ないのならば裏から手を回したって良い。それをせずにわざわざ正面から挑むだなんて、なんて頭の悪いやり方だろう。
けれどそうしてしまっては、自分が成り立たないことがあるのだ。
どんなに愚かでみっともなくても、自力で這い上がって勝ちを誇ることでしか、自らを証明できない人間もいるのだ。
(例え負けても格好悪くとも、自分の信条のために声をあげなくてはならないことがわからないのか)
ここで血反吐を吐いてでも声を張り上げねば、自分は死んでしまうのだ。
他の誰が今のジュリアのことを認めなくとも、ジュリア自身が認めない自分になりさがることだけは、ひどく許しがたかった。
「私はジュリアよ! それ以外にはなれないの!」
そう怒鳴った後で、急速にジュリアは自身の中の熱情が冷めるのを感じた。それに伴って、怯えたように後じさる王女を見る視線も、温度を失いひんやりと凍った。
「貴方はいいわね、お利口になれて……。私には無理だわ」
そうして身を翻す。
「さようなら、優秀な王女様。貴方は何も間違ってなんかないわ。間違っているのは私の方よ」
背後で、彼女がどのような顔をしているのかを、見ることはしなかった。
知ったところで、何も変わらないからだ。
ルディ・レナードの裁判が行われることが発表されたのはそれから一週間後のことだった。
罪名は黒竜をその危険性を知りながら殺したとする過失罪。
求刑は、死刑。
殴りつけるような声に、ミリディアはびくっと身を震わせる。
そこで初めて、彼女はジュリアの顔をまともに正面から認めた。
強烈な怒気を纏い、仁王立ちで睨み付けるジュリアは、まるで悪鬼のようだった。
思いの丈に目は燃え上がるようにぎらぎらと輝き、怒らせた肩がそのただでさえ立派な体格を更に大きく見せる。
短い赤毛が感情に合わせて逆立っているようだった。
「貴方、彼に惚れてるんでしょう?! 私に取られるのが嫌で、わざわざ宣戦布告をしにくるくらい!」
足が一歩、前に踏み出される。そんなはずはないのにその一歩には確かに地面を揺るがすような圧力が秘められていた。
「なのに! 簡単に投げ出してるんじゃないわよ!!」
声がわんわんと響き渡る。その強さは物理的なものではなく感情に由来していた。どこまでも強い怒りがその声に聞き逃すことを許さない力を与えていた。
しかしそこで彼女はわずかに小さく息を吸い、怒声を収めた。睨みつける目線はどこまでも鋭利だが、殴りつけるような大声ではなく、静かな落ち着いたものへと変わる。
「私、貴方のこと嫌いじゃなかったわ。欲しいもののために本気になる人間は、嫌いになれないから」
しかしそこに浮かぶ感情は宥和ではなかった。理解でも共感でもない。どこまでも辛辣で冷たい、軽蔑だ。
「でも、今嫌いになったわ」
睨みつける瞳はどこまでもまっすぐで迷いはなかった。
「貴方なんて嫌いよ。貴方には関係のないことでしょうけど」
「……あなたは? どうするの?」
小さな声で問いかけたミリディアの言葉は再びジュリアの導火線に火をつけた。その青い瞳を歪めて、苦しむように、何故わからないのかと訴えかけるように、彼女は咆吼する。
「私はやるわよ! 当たり前でしょう! 彼に惚れてなんかないけど、こんなの間違っているから!」
その叫びが、表情が辛くてミリディアは顔を伏せた。彼女の全身からはにじみ出ている訴えが侮蔑だけではないことに気づいたからだ。それは憎悪でも失望でもなかった。これは、説得だ。
「間違ったことにあらがわなかったら! 私は私じゃないのよ!!」
その言葉自体は彼女の意思を表していた。言葉の主語は確かに彼女自身だ。けれどミリディアの耳にはその言葉は「貴方はどうなの?」と問いかけているように聞こえていた。
――貴方は、そうじゃないの?
「…………っ」
その問いかけに、同意を求める叫びに、けれどわかっていてミリディアは頷けない。
「あなたは強い人だわ。でもわかって。誰もが誰も、貴方みたいに強くあれるわけではないのよ」
ジュリアは息を飲む。決して友好な関係ではなかった。つきあいだって浅い。たったの数日だ。けれど確かに、わずかに通じ合うものがあるとどこかで感じていた人間からの拒絶は確かに彼女の心を傷つけていた。
「……ただの言い訳よ、それ以上はよして、耳が腐るわ」
それ以上を遮るように、ジュリアはきびすを返した。そのままその場から立ち去ろうと靴音を鳴らして歩みだす。
しかしそれを引き留めるように、反論するように背後から声がかかる。
「貴方には、弱い人間の気持ちがわからないのよ、一度も負けたことがないから」
その言葉に自然と足が止まる。
あまりに聞き捨てならなくて、ジュリアは振り向いた。
何を言っているのだ。
負けたこと? そんなことは。
「あるに決まっているでしょ」
その声は静謐で澄んでいた。
しかし、それは嵐の前の静けさだ。水面下に激情が潜んでいる。
その不穏な気配を感じ取ったのか、ミリディアは怯えたようにこちらを見た。
そのお上品な仕草になおさら腹が立つ。
この世に負けたことのない人間がいるだなんて、そんな都合の良い絵空事を信じているのか、このお姫様は。
腹の底が煮えくりかえる。その怒りは喉から火を吹くように放たれた。
「負けたってあらがい続けるのよ! 勝つまで!!」
爆発した感情は、真っ直ぐとミリディアを打ち据えた。
彼女のそばにはきっと慰めてくれる人間がたくさんいたのだろう。
負けた時に、惨めでうずくまり、身動きの取れなくなった夜に、支えて甘やかしてくれる人間がうなるほどいたのだろう。
そのまま甘えてうずくまったままでいたのか。
敗北をよしとして、納得してやり過ごしてきた?
(冗談じゃない!!)
そんなことを、ジュリアは自身に許さない。
許すことが、出来ない。
ジュリアにだってその考え方やプライドがいかに馬鹿馬鹿しく不利益なことかなどわかっている。利益だけを追求するのならば、もっと上手いやり方などいくらでもあるのだ。
適当にやり過ごせば良い。それが出来ないのならば裏から手を回したって良い。それをせずにわざわざ正面から挑むだなんて、なんて頭の悪いやり方だろう。
けれどそうしてしまっては、自分が成り立たないことがあるのだ。
どんなに愚かでみっともなくても、自力で這い上がって勝ちを誇ることでしか、自らを証明できない人間もいるのだ。
(例え負けても格好悪くとも、自分の信条のために声をあげなくてはならないことがわからないのか)
ここで血反吐を吐いてでも声を張り上げねば、自分は死んでしまうのだ。
他の誰が今のジュリアのことを認めなくとも、ジュリア自身が認めない自分になりさがることだけは、ひどく許しがたかった。
「私はジュリアよ! それ以外にはなれないの!」
そう怒鳴った後で、急速にジュリアは自身の中の熱情が冷めるのを感じた。それに伴って、怯えたように後じさる王女を見る視線も、温度を失いひんやりと凍った。
「貴方はいいわね、お利口になれて……。私には無理だわ」
そうして身を翻す。
「さようなら、優秀な王女様。貴方は何も間違ってなんかないわ。間違っているのは私の方よ」
背後で、彼女がどのような顔をしているのかを、見ることはしなかった。
知ったところで、何も変わらないからだ。
ルディ・レナードの裁判が行われることが発表されたのはそれから一週間後のことだった。
罪名は黒竜をその危険性を知りながら殺したとする過失罪。
求刑は、死刑。
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