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第1章 テールマルク編
第15話 2層から3層へ
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午前中に強くなるやり方を簡単に教えたので、俺は午後になりダンジョンに出向いた。
「レーイク。私も行く!」
「なんだ、デールか」
「なんだとはなんだ。いいでしょ、もう仲間なんだから」
「まだ、DGCsに申し出してないからまだ仲間じゃ無いけどな」
意地悪く言ってみると、デールは少し泣きそうになっていた。
「うぉっ、え、ご、ごめん。仲間だよ、うん、仲間仲間!」
「ほんと?」
「うんうん、ほんとほんと!」
「なら、おっけー!!」
「……お前、嘘泣きしてたろ」
「さぁ、どうでしょう?」
「はぁ、しょうがないな。んじゃ、行くよ」
「わーい!」
『ペインスロード』が解散した事により、ダンジョンの入り口はものすごい賑わいを見せたい。
どこを見てもダンジョン攻略者達が歩いていて、屋台にも人が集まっている。武器を売ったり、回復薬や回毒薬などを売ったりしている。
「デールは何か買ったりしなくて大丈夫なのか?」
「私は、大丈夫だよ。この袋に入ってるからね。そういう、レイクは? 何も持ってないけど」
「俺には、秘密兵器があるから大丈夫だよ」
「なにそれ?」
「ま、楽しみにしていてくれよ」
デールは背中に持っている弓を取り出した。
「今日はよろしくね。私の弓ちゃん」
「デールって、武器に名前を付けてるのか?」
「そうだね。でも、これはこれで大事だけど、『ペインスロード』に居た頃に貰ったものだから、新しい武器は欲しいかな」
「だったら、ティスミラにお願い……は、まだ無理か。なら、俺が今度作ってあげるよ」
「え!? いいの?」
「あぁ、もちろん大丈夫だよ」
「あ、でも、私にあった武器を頼むよ」
「分かってるよ」
俺は少し前に設置したポータル部屋までやってきた。
「……何、これ?」
「あー、見た事ないよな」
「ちょっと! 一体これは何!? なんか、ぐねぐねしてるよ!! 大丈夫なの?! 危ない物とか出てこない?!」
「大丈夫だよ。ほら、入るよ」
「分かったよ……って、え!?!? 入るの!?」
「そうだよ。ほら、早く」
「い、嫌だよ! 絶対危ないじゃん!!」
「危なくないよ。ほれ」
そして、俺はデールの背中をポンと押した。
「え、ちょっと、まってぇぇぇぇぇぇぇ……」
デールの叫び声はポータルの中に消えていった。
「さて、俺も行くか」
ポータルの中に入ると景色は一瞬で変わった。いや、でも、あまり変わってないな。階層は変わってないからな。
「うっ、ぐすっ、うぅ……」
「……あー、ごめんな」
「……うっ、酷いよ」
「次からは、大丈夫だろ」
「大丈夫だよ。けど、この恨みはいつか晴らしてやる!!」
「あ、あはは~」
一悶着あったが、無事に2階層にやって来た。
「今日は、3階層にポータルを設置するのが目標だよ」
「その、ポータルって何?」
「ポータルはねーー」
ポータルの事を話して、これまた驚いていた。
「本当、何でも有りね」
「まぁな」
「もう、驚き疲れた。早く行きましょう」
「そうだな」
その後は、2回ほど魔物と戦い、俺とデールが出会ったところまでやって来た。
「久し振りだな。ここに来るのも」
「そ、そうだね」
「デールにとっては、嫌なところか?」
「えっと、そうかも知れないし、そうじゃないかも知れない」
「と、言うと?」
「えっと、暗殺者を全否定されたって事で言えば、嫌だけど、レイクと会えたのは良かったからね」
「なるほどね」
「ちっ、あいつら、こんな所でいちゃいちゃしやがって。ぺっ!」
俺たちは、それを無視して先に進んでいった。
「そこ、落とし穴あるから気をつけてね」
「え、う、うん」
ひょいと、石を投げると数メートル先の地面が二つに割れた。そして、そこから出て来たのは、テカテカに光っている舌だった。
「あれ、魔物だったんだね。気付かなかったよ」
「いや、あれは魔物じゃないよ。バクバク草って言う、ただの草だよ。少し大きかったけどね」
「え!? 私、あんな草見なことないよ!!」
「まぁ、珍しいからな」
「でも、よく分かったね」
「あいつが埋まってる地面の周りは、草が全く生えてないんだよ。あっちの方は草生えてるけど、ここの周りは全く草生えてないだろ?」
「あ、本当だ。レイクは物知りだよね」
「そうでもないさ。俺だって知らないことはあるよ」
そう、この世界の事とかね。
「三階層に着いたら帰るんだから、先を急ぐよ」
「はーい」
それから、数10分後。
「流石に、多すぎないか?」
「えぇ、私もそう思うわ」
少し先に、魔物に襲われている冒険者たちが居た。
「急ぐぞ!」
「えぇ!」
俺たちはその冒険者達を助けるために駆け出した。
「レイク、先に行ってて!」
「分かった。先に待ってる」
俺とデールでは、俺が速すぎる為、どんどん間が広がっていた。
そして、数秒後ーー
「助太刀する!」
「助かる!!」
その魔物達に襲われていたのは、3人の冒険者達がだった。
目の前には、地面を埋め尽くすほどの魔物が集まっていた。ざっと見、スライムが60体ぐらいに、コバルトが25体ぐらいだった。
「なんで、こんなに集まってる?」
「分からない。俺たちも偶々遭遇したんだ」
「そうか。ま、これも何かの縁だ。これを倒したら酒でも奢ってくれ」
「おい、それは死亡フラグだ」
「? 死亡フラグ?」
「い、いや、何でもない。くるぞ!」
死亡フラグと、よくわからない言葉を言っていたが、魔物達が動き出した為、それを頭から排除した。
しかし、俺が出る幕もなかった。俺が助けようとした3人はそれはそれは、凄い力の持ち主達だった。全体攻撃持ちに加え、能力強化に回復持ち、そして、物凄く速い何かを打ち出す武器。それでも、何体かは、撃ち漏らしていたのでそれをデールと一緒に倒していた。
「いやー、助かりました」
「いやいや、俺たちなんて役に立ってなかったよ。お前たち強いんだな」
「そうですかね? ははは」
彼は少し照れたようにしていた。そこに、お叱りの言葉が入った。
「調子に乗らない! 私たちのルールを忘れないでね」
「そうだね。うん。大丈夫」
「ま、今は素直に喜ぼうぜ。こんな大軍を倒したんだから」
「はぁ、しょうがないわね」
俺たちはお邪魔みたいだな。
「それじゃ、俺たちは先に進むよ。また、何処かで会おうな」
「は、はい! でも、助けてくれてありがとうございます!」
「おう」
俺たちは、不思議な少年少女達と別れ、先に進むことにした。
「なんか、凄い人達でしたね」
「そうだな。見たことない武器に、聞いたことのない単語もあったな。彼らは一体何者なんだ?」
「そんな事より、速く進みましょう! 後、帰ったら私の武器お願いね」
「分かってるよ」
それからは、順調に攻略は進み次の階層への階段を見つけた。
「デール、この辺りで隠し部屋ってあるか?」
「あるわよ。こっちよ」
デールの案内で隠し部屋に入り、いつもの細工を施した。
「なにそれ、ほんと何でもありな貴方」
「誰にも言うなよ」
「言っても誰も信じないわよ」
「た、確かに」
そして、ポータルを設置して、1階層まで全速力で帰った。もちろんその時には、風で近くにいる冒険者達が飛ばされないように、防壁を貼りながらだけどな。
「えっと、何が起きたのかよく分からなかったけど、お姫様抱っこは恥ずかしいから辞めて」
「お、おう」
デールは、少し怒ったように言ってきた。
それは、そうだろう。いきなりお姫様抱っこされたかと思ったら、周りの景色が一瞬で後ろに行くんだから、ドキドキのカケラもない。その事に、レイクは気付かなかった。
「レーイク。私も行く!」
「なんだ、デールか」
「なんだとはなんだ。いいでしょ、もう仲間なんだから」
「まだ、DGCsに申し出してないからまだ仲間じゃ無いけどな」
意地悪く言ってみると、デールは少し泣きそうになっていた。
「うぉっ、え、ご、ごめん。仲間だよ、うん、仲間仲間!」
「ほんと?」
「うんうん、ほんとほんと!」
「なら、おっけー!!」
「……お前、嘘泣きしてたろ」
「さぁ、どうでしょう?」
「はぁ、しょうがないな。んじゃ、行くよ」
「わーい!」
『ペインスロード』が解散した事により、ダンジョンの入り口はものすごい賑わいを見せたい。
どこを見てもダンジョン攻略者達が歩いていて、屋台にも人が集まっている。武器を売ったり、回復薬や回毒薬などを売ったりしている。
「デールは何か買ったりしなくて大丈夫なのか?」
「私は、大丈夫だよ。この袋に入ってるからね。そういう、レイクは? 何も持ってないけど」
「俺には、秘密兵器があるから大丈夫だよ」
「なにそれ?」
「ま、楽しみにしていてくれよ」
デールは背中に持っている弓を取り出した。
「今日はよろしくね。私の弓ちゃん」
「デールって、武器に名前を付けてるのか?」
「そうだね。でも、これはこれで大事だけど、『ペインスロード』に居た頃に貰ったものだから、新しい武器は欲しいかな」
「だったら、ティスミラにお願い……は、まだ無理か。なら、俺が今度作ってあげるよ」
「え!? いいの?」
「あぁ、もちろん大丈夫だよ」
「あ、でも、私にあった武器を頼むよ」
「分かってるよ」
俺は少し前に設置したポータル部屋までやってきた。
「……何、これ?」
「あー、見た事ないよな」
「ちょっと! 一体これは何!? なんか、ぐねぐねしてるよ!! 大丈夫なの?! 危ない物とか出てこない?!」
「大丈夫だよ。ほら、入るよ」
「分かったよ……って、え!?!? 入るの!?」
「そうだよ。ほら、早く」
「い、嫌だよ! 絶対危ないじゃん!!」
「危なくないよ。ほれ」
そして、俺はデールの背中をポンと押した。
「え、ちょっと、まってぇぇぇぇぇぇぇ……」
デールの叫び声はポータルの中に消えていった。
「さて、俺も行くか」
ポータルの中に入ると景色は一瞬で変わった。いや、でも、あまり変わってないな。階層は変わってないからな。
「うっ、ぐすっ、うぅ……」
「……あー、ごめんな」
「……うっ、酷いよ」
「次からは、大丈夫だろ」
「大丈夫だよ。けど、この恨みはいつか晴らしてやる!!」
「あ、あはは~」
一悶着あったが、無事に2階層にやって来た。
「今日は、3階層にポータルを設置するのが目標だよ」
「その、ポータルって何?」
「ポータルはねーー」
ポータルの事を話して、これまた驚いていた。
「本当、何でも有りね」
「まぁな」
「もう、驚き疲れた。早く行きましょう」
「そうだな」
その後は、2回ほど魔物と戦い、俺とデールが出会ったところまでやって来た。
「久し振りだな。ここに来るのも」
「そ、そうだね」
「デールにとっては、嫌なところか?」
「えっと、そうかも知れないし、そうじゃないかも知れない」
「と、言うと?」
「えっと、暗殺者を全否定されたって事で言えば、嫌だけど、レイクと会えたのは良かったからね」
「なるほどね」
「ちっ、あいつら、こんな所でいちゃいちゃしやがって。ぺっ!」
俺たちは、それを無視して先に進んでいった。
「そこ、落とし穴あるから気をつけてね」
「え、う、うん」
ひょいと、石を投げると数メートル先の地面が二つに割れた。そして、そこから出て来たのは、テカテカに光っている舌だった。
「あれ、魔物だったんだね。気付かなかったよ」
「いや、あれは魔物じゃないよ。バクバク草って言う、ただの草だよ。少し大きかったけどね」
「え!? 私、あんな草見なことないよ!!」
「まぁ、珍しいからな」
「でも、よく分かったね」
「あいつが埋まってる地面の周りは、草が全く生えてないんだよ。あっちの方は草生えてるけど、ここの周りは全く草生えてないだろ?」
「あ、本当だ。レイクは物知りだよね」
「そうでもないさ。俺だって知らないことはあるよ」
そう、この世界の事とかね。
「三階層に着いたら帰るんだから、先を急ぐよ」
「はーい」
それから、数10分後。
「流石に、多すぎないか?」
「えぇ、私もそう思うわ」
少し先に、魔物に襲われている冒険者たちが居た。
「急ぐぞ!」
「えぇ!」
俺たちはその冒険者達を助けるために駆け出した。
「レイク、先に行ってて!」
「分かった。先に待ってる」
俺とデールでは、俺が速すぎる為、どんどん間が広がっていた。
そして、数秒後ーー
「助太刀する!」
「助かる!!」
その魔物達に襲われていたのは、3人の冒険者達がだった。
目の前には、地面を埋め尽くすほどの魔物が集まっていた。ざっと見、スライムが60体ぐらいに、コバルトが25体ぐらいだった。
「なんで、こんなに集まってる?」
「分からない。俺たちも偶々遭遇したんだ」
「そうか。ま、これも何かの縁だ。これを倒したら酒でも奢ってくれ」
「おい、それは死亡フラグだ」
「? 死亡フラグ?」
「い、いや、何でもない。くるぞ!」
死亡フラグと、よくわからない言葉を言っていたが、魔物達が動き出した為、それを頭から排除した。
しかし、俺が出る幕もなかった。俺が助けようとした3人はそれはそれは、凄い力の持ち主達だった。全体攻撃持ちに加え、能力強化に回復持ち、そして、物凄く速い何かを打ち出す武器。それでも、何体かは、撃ち漏らしていたのでそれをデールと一緒に倒していた。
「いやー、助かりました」
「いやいや、俺たちなんて役に立ってなかったよ。お前たち強いんだな」
「そうですかね? ははは」
彼は少し照れたようにしていた。そこに、お叱りの言葉が入った。
「調子に乗らない! 私たちのルールを忘れないでね」
「そうだね。うん。大丈夫」
「ま、今は素直に喜ぼうぜ。こんな大軍を倒したんだから」
「はぁ、しょうがないわね」
俺たちはお邪魔みたいだな。
「それじゃ、俺たちは先に進むよ。また、何処かで会おうな」
「は、はい! でも、助けてくれてありがとうございます!」
「おう」
俺たちは、不思議な少年少女達と別れ、先に進むことにした。
「なんか、凄い人達でしたね」
「そうだな。見たことない武器に、聞いたことのない単語もあったな。彼らは一体何者なんだ?」
「そんな事より、速く進みましょう! 後、帰ったら私の武器お願いね」
「分かってるよ」
それからは、順調に攻略は進み次の階層への階段を見つけた。
「デール、この辺りで隠し部屋ってあるか?」
「あるわよ。こっちよ」
デールの案内で隠し部屋に入り、いつもの細工を施した。
「なにそれ、ほんと何でもありな貴方」
「誰にも言うなよ」
「言っても誰も信じないわよ」
「た、確かに」
そして、ポータルを設置して、1階層まで全速力で帰った。もちろんその時には、風で近くにいる冒険者達が飛ばされないように、防壁を貼りながらだけどな。
「えっと、何が起きたのかよく分からなかったけど、お姫様抱っこは恥ずかしいから辞めて」
「お、おう」
デールは、少し怒ったように言ってきた。
それは、そうだろう。いきなりお姫様抱っこされたかと思ったら、周りの景色が一瞬で後ろに行くんだから、ドキドキのカケラもない。その事に、レイクは気付かなかった。
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