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第一章 バエル
第一章 7 気配探知と虚無の空間
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再びバエルに挑戦しに来たポラリスが、ダンジョンへの扉を開けると、壁際にもたれかかって座ってる女性がポラリスを見つけると立ち上がって手を振りながら駆け寄って来た。
「来たな! ポラリス!」
「え、アストラさん!?」
緑色のサイドテールを揺らしながら駆け寄って来たのは、あの時助けてくれたアストラさんだった。
「ど、どうしてここに?」
「お前を待っていたんだ! ポラリス!」
「僕を待ってた? どうして?」
「その話は歩きながら話そうじゃないか」
アストラさんは僕の背中を叩きながら歩くように促してダンジョンの奥に歩いていった。
「それで、どうして僕のことを待っていたの? 次来るのが今日とは限らないのに」
「まぁ、なんだ、お前と冒険したくなったんだよ」
「え、そ、そう……ですか。僕も、アストラさんと冒険できるのは嬉しい、です」
僕はアストラさんの直球の言葉を受けて、嬉し恥ずかしで顔を赤く染めて顔を背けた。
その後、終始無言で進んでいき半径5mほどの小さな広間にやってきた。
「ここは?」
「ここは、ダンジョンに幾つか存在するクリアスポットだよ」
クリアスポットとは、ダンジョンに存在する魔物が生まれず魔物が入る事ができない広間の事を指す。
その広間からはポラリスたちが入ってきた道とは別に3つの道が存在している。僕たちが入ってきた道に目印を置いて、壁際に荷物を置いた。
「ここを拠点とする!」
アストラさんはそう宣言して大剣を地面に突き立てた。その状態で数秒止まり、上半身を僕の方に向けた。
「えへへ、一度やってみたかったんだ」
アストラは子供のような無邪気な笑みをポラリスに向け、踵を重心にくるっと回り一本の道に向かって歩き出した。
「始めるよ、ポラリス」
そう言って、一番左の道にアストラさんは入っていき、僕は小走りでついていった。
「アストラさん? 何を始めるんですか!?」
「決まってるだろう? お前の冒険だ」
僕の冒険? 言ってる意味がよく分からない。
僕が困惑して足を止めているのに気がついたアストラさんは「早く行くぞ」と言って僕を待ってくれていた。
僕の困惑よりも、待たせることへの罪悪感に足速にアストラさんの後を追った。
クリアスポットを出て数分、目の前に魔物が現れたらしい。
「あそこの岩陰にアノマリースパイダーが居るぞ。敵の居場所を把握してそこに攻撃するんだ。ポラリスは槍使いだが、スパイダーの吐き出す糸に触れても状態異常が起きるから遠距離の《星屑の連鎖》で敵を倒すんだ」
アノマリースパイダーの倒し方を教えてもらっているところ悪いが、僕にはその内でできない事がある。
「あの、見えない敵の把握ってどうやるんですか? 《星屑の連鎖》ってどうやるんですか?」
師匠が教えてくれたのは魔力操作と武器の扱い方だけだ。アストラさんは魔力の応用をやってみろと言ってるのは分かるけど、やり方がさっぱり分からない。
「え? まさか、知らないの? あれ? でも、魔力操作は出来るんだよね?」
「はい。魔力操作ならできますよ」
師匠には魔力操作と武器の扱い方は教えてもらった。それなら、いまのところ僕でも出来る。
「だったら、見えない敵の把握は出来るよ。流石に、《星屑の連鎖》は簡単に出来る様な代物じゃないから後回しだね」
アストラさんはその場で目を閉じて集中し始めた。
「いいか、ポラリス。見えない敵の把握はこれからのダンジョン攻略で必ず役に立つ。いや、違うな、これが出来なければ遅かれ早かれ必ず死ぬ。だから、今、必ず覚えるんだ」
アストラさんは片目を開けて僕を見据えながら教えてくれた。
「これは、言うなれば《気配探知》とでも呼べる代物だ。自分の魔力を周囲に放ち、帰ってきた魔力で辺りの地形や動物、人や魔物を感知することが出来る。やり方は、魔力を全身に巡らせる身体強化の応用で、水に滴を垂らした時にできる波を意識して自分の周囲にその波を放つ感じだ。その波の途中に障害物があると波は反射して自分の元に返ってくる、それの時間や強さで相手との距離を感じ取るんだ」
アストラさんの説明は擬音でしか説明できない師匠とは違い、言葉で教えてくれるのでとても分かりやすい。
僕もアストラさんの言われた通りに魔力を全身に巡らせてから、周囲に魔力を放ってみる。
魔力が自分の身体から抜ける感覚と共に、直ぐに魔力が帰ってくる感覚をほぼ同時に味わった。
あ、これはアストラさんが後ろで腕組みしてる。ん? なんだこれ? 生き物、だよな? そこに何も無いみたいだ。
これが、魔物なのか?
そこにいる様で何も居ない。そんな虚無の空間に違和感を覚えて、目を開いてアストラさんに視線を向けた。アストラさんは納得する様に首を縦に動かした。
「どうだ? 分かったか?」
「えっと、アストラさんが後方で腕組みをしているのと、前方の岩陰、あそこの裏に何もない虚無の空間がありました」
「そう、その虚無の空間に魔物は存在している。外の魔物もダンジョン内の魔物も一緒で空気中に浮かんでいる魔力を全身で吸収しながら生存している。気配探知の魔力も吸い取られているからそこだけ魔力の反射なくて虚無の空間が出来上がるんだ」
なるほど。アストラさんはこれで相手の気配を探知していたのか。気配と言うよりも「魔物探知」って言った方が良い気もするが、言わないでおこう。
「さ、あいつもお前の気配探知で吸収した魔力で異常に増えた自分の魔力に気付く頃だろう。戦いの準備だ。常に気配探知を行いながらアノマリースパイダーを討伐するんだ」
そして、僕の初めての戦いが始まった。
「来たな! ポラリス!」
「え、アストラさん!?」
緑色のサイドテールを揺らしながら駆け寄って来たのは、あの時助けてくれたアストラさんだった。
「ど、どうしてここに?」
「お前を待っていたんだ! ポラリス!」
「僕を待ってた? どうして?」
「その話は歩きながら話そうじゃないか」
アストラさんは僕の背中を叩きながら歩くように促してダンジョンの奥に歩いていった。
「それで、どうして僕のことを待っていたの? 次来るのが今日とは限らないのに」
「まぁ、なんだ、お前と冒険したくなったんだよ」
「え、そ、そう……ですか。僕も、アストラさんと冒険できるのは嬉しい、です」
僕はアストラさんの直球の言葉を受けて、嬉し恥ずかしで顔を赤く染めて顔を背けた。
その後、終始無言で進んでいき半径5mほどの小さな広間にやってきた。
「ここは?」
「ここは、ダンジョンに幾つか存在するクリアスポットだよ」
クリアスポットとは、ダンジョンに存在する魔物が生まれず魔物が入る事ができない広間の事を指す。
その広間からはポラリスたちが入ってきた道とは別に3つの道が存在している。僕たちが入ってきた道に目印を置いて、壁際に荷物を置いた。
「ここを拠点とする!」
アストラさんはそう宣言して大剣を地面に突き立てた。その状態で数秒止まり、上半身を僕の方に向けた。
「えへへ、一度やってみたかったんだ」
アストラは子供のような無邪気な笑みをポラリスに向け、踵を重心にくるっと回り一本の道に向かって歩き出した。
「始めるよ、ポラリス」
そう言って、一番左の道にアストラさんは入っていき、僕は小走りでついていった。
「アストラさん? 何を始めるんですか!?」
「決まってるだろう? お前の冒険だ」
僕の冒険? 言ってる意味がよく分からない。
僕が困惑して足を止めているのに気がついたアストラさんは「早く行くぞ」と言って僕を待ってくれていた。
僕の困惑よりも、待たせることへの罪悪感に足速にアストラさんの後を追った。
クリアスポットを出て数分、目の前に魔物が現れたらしい。
「あそこの岩陰にアノマリースパイダーが居るぞ。敵の居場所を把握してそこに攻撃するんだ。ポラリスは槍使いだが、スパイダーの吐き出す糸に触れても状態異常が起きるから遠距離の《星屑の連鎖》で敵を倒すんだ」
アノマリースパイダーの倒し方を教えてもらっているところ悪いが、僕にはその内でできない事がある。
「あの、見えない敵の把握ってどうやるんですか? 《星屑の連鎖》ってどうやるんですか?」
師匠が教えてくれたのは魔力操作と武器の扱い方だけだ。アストラさんは魔力の応用をやってみろと言ってるのは分かるけど、やり方がさっぱり分からない。
「え? まさか、知らないの? あれ? でも、魔力操作は出来るんだよね?」
「はい。魔力操作ならできますよ」
師匠には魔力操作と武器の扱い方は教えてもらった。それなら、いまのところ僕でも出来る。
「だったら、見えない敵の把握は出来るよ。流石に、《星屑の連鎖》は簡単に出来る様な代物じゃないから後回しだね」
アストラさんはその場で目を閉じて集中し始めた。
「いいか、ポラリス。見えない敵の把握はこれからのダンジョン攻略で必ず役に立つ。いや、違うな、これが出来なければ遅かれ早かれ必ず死ぬ。だから、今、必ず覚えるんだ」
アストラさんは片目を開けて僕を見据えながら教えてくれた。
「これは、言うなれば《気配探知》とでも呼べる代物だ。自分の魔力を周囲に放ち、帰ってきた魔力で辺りの地形や動物、人や魔物を感知することが出来る。やり方は、魔力を全身に巡らせる身体強化の応用で、水に滴を垂らした時にできる波を意識して自分の周囲にその波を放つ感じだ。その波の途中に障害物があると波は反射して自分の元に返ってくる、それの時間や強さで相手との距離を感じ取るんだ」
アストラさんの説明は擬音でしか説明できない師匠とは違い、言葉で教えてくれるのでとても分かりやすい。
僕もアストラさんの言われた通りに魔力を全身に巡らせてから、周囲に魔力を放ってみる。
魔力が自分の身体から抜ける感覚と共に、直ぐに魔力が帰ってくる感覚をほぼ同時に味わった。
あ、これはアストラさんが後ろで腕組みしてる。ん? なんだこれ? 生き物、だよな? そこに何も無いみたいだ。
これが、魔物なのか?
そこにいる様で何も居ない。そんな虚無の空間に違和感を覚えて、目を開いてアストラさんに視線を向けた。アストラさんは納得する様に首を縦に動かした。
「どうだ? 分かったか?」
「えっと、アストラさんが後方で腕組みをしているのと、前方の岩陰、あそこの裏に何もない虚無の空間がありました」
「そう、その虚無の空間に魔物は存在している。外の魔物もダンジョン内の魔物も一緒で空気中に浮かんでいる魔力を全身で吸収しながら生存している。気配探知の魔力も吸い取られているからそこだけ魔力の反射なくて虚無の空間が出来上がるんだ」
なるほど。アストラさんはこれで相手の気配を探知していたのか。気配と言うよりも「魔物探知」って言った方が良い気もするが、言わないでおこう。
「さ、あいつもお前の気配探知で吸収した魔力で異常に増えた自分の魔力に気付く頃だろう。戦いの準備だ。常に気配探知を行いながらアノマリースパイダーを討伐するんだ」
そして、僕の初めての戦いが始まった。
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