紅に染まる鬼神《レイド》

『鬼』それはいつの世でも、恐れられていた架空の存在であった。
 
だが、それは過去の話である。この世界に謎の怪物、『骨人』が現れたのと同時期に、鬼は突如として姿を現した。
 
この世界とは違う時空にいた鬼は、経済破綻を起こし、人間に助けを乞うたのだ。
 
人々はこれをチャンスと捉えた。そして人々は、鬼を助ける代償として、骨人を駆逐する役目を押し付けた。

これはそんな世界に生きる、紅色の鬼についての物語である。
 
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