361 / 361
2部 4章
ツァインの王
しおりを挟む
エルフの集落を後にし、私達はラリアスの街へと帰って来た。
コハク達からツァインの王、フィルディナンドがこの街へ来ていると聞いて帰った早々、領主の館へと向かう。
領主のアンリエッタに面会をし、王様たちの事を聞くと王様はこの館に滞在しているらしく、私達が帰ってくるのを待っていたという。
早速アンリエッタに、王様たちを呼んでもらい、少し待っていると懐かしい顔が二つやってくる。
「相変わらず、トラブルに巻き込まれているようだな、魔女殿」
「お姉さま、元気そうでなによりです」
「王様、久しぶり!」
「あら、レ……じゃなかった、アネルも来ていたのね」
現れたのはツァインの王であるフィルディナンドと光の女神でありディータの妹でもある、レナ……光の女神であることは隠しているため、人前では人間としての名前であるアネルで呼んでいる。
「あれ、ソフィーナは?」
「ああ、あいつは留守番だ。全員を連れてきてしまったら国の護りが不安になるからな」
「そっか、久しぶりに会いたかったけど残念」
ソフィーナは騎士団長である。
国の護りを任されるのは当然と言えば当然だね。
「それで、どうしてラリアスの街に来たの?」
「ああ、他の国とも話し合って、こちらの国と和平を結んでおくべきだということになってな」
どうやら、他の国の人達と話し合ったらしい。
なんでも、このままだと大陸から攻められてしまうのではないかと不安の声が上がったのだとか……確かに、こっちの大陸では私たちのいた大地は魔の海の向こう側にあることになる。
結界が無くなったことを知ったこっちの大陸の人達が恐怖から攻撃を仕掛けてくる可能性は十分にあったかもしれない。
そうならないように、こちらから話し合いをしに来たということらしい。
「だが、こちらもあまりいい状況ではなかったようだな」
「うん、レンシアっていう国が他の国にちょっかいを出し始めてるみたいで……」
戦争状態と言っても過言ではないだろう……それどころかアンダールシアはすでに乗っ取られてしまっているのだ。
「聞いた話によると、魔女殿はそちらのアンダールシアの王女に力を貸しているのだろう?」
「うん、そうだよ」
「理由を聞いてもいいか?」
「ん?なんとなく?」
私が答えを返すと、フィルディナンド王はずるりとコケる。
「ク、クオン殿……」
「まずは、このメリッサが暗殺者に襲われているところをカモメが助けたところから始まりました。その時は彼女がこの国の王女とは知らなかったんですが、暗殺者に狙われているということは間違いなかったので保護をしました。そして、その後に王女と解ったんです。それで、アンダールシアが何者かに乗っ取られたということを彼女から聞き、僕とディータでアンダールシアに潜入をし情報を集めに行きました」
「その結果、メリッサ姫の言う通りだったというわけか」
クオンがコクリと頷く。
「それも、メリッサに親殺しの濡れ衣を着せ、あたかもメリッサが反逆したという情報まで流してね」
これも許せないことだと、ディータが続ける。
それを聞いた、王様とレナは顔を強張らせる。
「なるほどな……その状況では見捨てることなど出来ん訳だ」
「それで、王様たちはどうされますの?結界の中の国であるツァインがこの事に手を貸すわけにはいかないんじゃありません?」
「そうだな……もし手を貸せば、我々が侵略しているように思われるかもしれん」
そう、前にもクオンが言っていた。
人は未知のものを怖がる。結界の外の人達からしてみれば結界の中の住人、ましてや魔の海と呼ばれる場所の向こう側から来た私達は信用できない相手になるだろう。
その私達が、アンダールシアの奪還に協力すれば、お姫様を裏から操り、アンダールシアを乗っ取ったと思われても仕方ないのだ。
「でも、えっと……私達が結界の外から来たってこと多分バレてるんじゃない?」
「どういうことだ魔女殿?」
「だって、私がこの街で邪鬼を倒した時、アンリエッタが私が結界の外から来たことをバラしてた様な?」
「……あ」
そう、邪鬼が来たとき、この街の人達はパニックを起こしていた。
それを鎮めるための希望として、私が魔の海から来たことをラリアスの街の人に堂々と話していたのだ。
つまり、街の人から私たちの存在はすでに広がってしまっているはずである。
他の国に噂が届くのも時間の問題と言えるだろう。
「つまり、結界の中の私達がアンダールシアとレンシアの戦争に首を突っ込んでいることは隠しようがない……ということか」
それを聞いて頭を抱えるフィルディナンド王……いや、でもあれは仕方ないことだったと思うよ?
必死に謝るアンリエッタに、フィルディナンド王もそれが分かっているのか、アンリエッタ殿のせいではないと言っていった。
「ですが、僕らが結界の中から来たということがバレても、それがツァインに結び付くわけではありません……僕ら個人がメリッサに協力しているだけです……この国の人達がそう思ってくれるかは解りませんが、恐らく結界が無くなったこと自体、半信半疑なはずです」
「ふむ、それならば、国として手を貸さなければ問題はないか……」
「恐らく」
確かに、数人が手を貸しているだけで、結界の中の人間が攻めてきたと思う人は少ないだろう。
そもそも、結界の中に国があるかどうかすらこの大陸の人は知らないのだ。
「ならば、我々は手を出さん方がいいだろうな……メリッサ姫には申し訳ないが……」
「いえ、もし私に手を貸せば貴方の国の民が不安に思うかもしれません……その判断は間違いではないと思います」
「そうか……助かる。その分、魔女殿をこき使ってやってくれ」
「ちょっと、王様ぁ?」
「ははは、冗談だ……だが、本当に何もしないままと言う訳にもいくまいな……レディとコハク達」
「ええ、任せて頂戴ぃん♪」
「カモメさんに協力すればいいんですね」
「え、いいの?」
「レディやコハク達を見て兵士だと思うものはおるまい……現にコハク達は冒険者だしな……少しでも戦力は多い方がいいだろう?」
もちろんだよ、レディやリーナ、コハクにヒスイが手伝ってくれるならこれほど嬉しいことは無い。
「それじゃ、これからよろしくねぇんカモメちゃん♪」
「よろしくお願いします」
「こっちこそ、頼りにしているよ!」
嬉しいことに、レディたちが私達に手を貸してくれることになった……彼女たちがいればラリアスの護りを任せることが出来る……そうなれば、未だに連絡の来ないローランシアの様子も見に行ける。
獣王国とはすでに手を結んでいるので、東のローランシアとも手を結べればアンダールシアを取り戻すこともできるかもしれない。
段々と、先が見えてきたよ!
コハク達からツァインの王、フィルディナンドがこの街へ来ていると聞いて帰った早々、領主の館へと向かう。
領主のアンリエッタに面会をし、王様たちの事を聞くと王様はこの館に滞在しているらしく、私達が帰ってくるのを待っていたという。
早速アンリエッタに、王様たちを呼んでもらい、少し待っていると懐かしい顔が二つやってくる。
「相変わらず、トラブルに巻き込まれているようだな、魔女殿」
「お姉さま、元気そうでなによりです」
「王様、久しぶり!」
「あら、レ……じゃなかった、アネルも来ていたのね」
現れたのはツァインの王であるフィルディナンドと光の女神でありディータの妹でもある、レナ……光の女神であることは隠しているため、人前では人間としての名前であるアネルで呼んでいる。
「あれ、ソフィーナは?」
「ああ、あいつは留守番だ。全員を連れてきてしまったら国の護りが不安になるからな」
「そっか、久しぶりに会いたかったけど残念」
ソフィーナは騎士団長である。
国の護りを任されるのは当然と言えば当然だね。
「それで、どうしてラリアスの街に来たの?」
「ああ、他の国とも話し合って、こちらの国と和平を結んでおくべきだということになってな」
どうやら、他の国の人達と話し合ったらしい。
なんでも、このままだと大陸から攻められてしまうのではないかと不安の声が上がったのだとか……確かに、こっちの大陸では私たちのいた大地は魔の海の向こう側にあることになる。
結界が無くなったことを知ったこっちの大陸の人達が恐怖から攻撃を仕掛けてくる可能性は十分にあったかもしれない。
そうならないように、こちらから話し合いをしに来たということらしい。
「だが、こちらもあまりいい状況ではなかったようだな」
「うん、レンシアっていう国が他の国にちょっかいを出し始めてるみたいで……」
戦争状態と言っても過言ではないだろう……それどころかアンダールシアはすでに乗っ取られてしまっているのだ。
「聞いた話によると、魔女殿はそちらのアンダールシアの王女に力を貸しているのだろう?」
「うん、そうだよ」
「理由を聞いてもいいか?」
「ん?なんとなく?」
私が答えを返すと、フィルディナンド王はずるりとコケる。
「ク、クオン殿……」
「まずは、このメリッサが暗殺者に襲われているところをカモメが助けたところから始まりました。その時は彼女がこの国の王女とは知らなかったんですが、暗殺者に狙われているということは間違いなかったので保護をしました。そして、その後に王女と解ったんです。それで、アンダールシアが何者かに乗っ取られたということを彼女から聞き、僕とディータでアンダールシアに潜入をし情報を集めに行きました」
「その結果、メリッサ姫の言う通りだったというわけか」
クオンがコクリと頷く。
「それも、メリッサに親殺しの濡れ衣を着せ、あたかもメリッサが反逆したという情報まで流してね」
これも許せないことだと、ディータが続ける。
それを聞いた、王様とレナは顔を強張らせる。
「なるほどな……その状況では見捨てることなど出来ん訳だ」
「それで、王様たちはどうされますの?結界の中の国であるツァインがこの事に手を貸すわけにはいかないんじゃありません?」
「そうだな……もし手を貸せば、我々が侵略しているように思われるかもしれん」
そう、前にもクオンが言っていた。
人は未知のものを怖がる。結界の外の人達からしてみれば結界の中の住人、ましてや魔の海と呼ばれる場所の向こう側から来た私達は信用できない相手になるだろう。
その私達が、アンダールシアの奪還に協力すれば、お姫様を裏から操り、アンダールシアを乗っ取ったと思われても仕方ないのだ。
「でも、えっと……私達が結界の外から来たってこと多分バレてるんじゃない?」
「どういうことだ魔女殿?」
「だって、私がこの街で邪鬼を倒した時、アンリエッタが私が結界の外から来たことをバラしてた様な?」
「……あ」
そう、邪鬼が来たとき、この街の人達はパニックを起こしていた。
それを鎮めるための希望として、私が魔の海から来たことをラリアスの街の人に堂々と話していたのだ。
つまり、街の人から私たちの存在はすでに広がってしまっているはずである。
他の国に噂が届くのも時間の問題と言えるだろう。
「つまり、結界の中の私達がアンダールシアとレンシアの戦争に首を突っ込んでいることは隠しようがない……ということか」
それを聞いて頭を抱えるフィルディナンド王……いや、でもあれは仕方ないことだったと思うよ?
必死に謝るアンリエッタに、フィルディナンド王もそれが分かっているのか、アンリエッタ殿のせいではないと言っていった。
「ですが、僕らが結界の中から来たということがバレても、それがツァインに結び付くわけではありません……僕ら個人がメリッサに協力しているだけです……この国の人達がそう思ってくれるかは解りませんが、恐らく結界が無くなったこと自体、半信半疑なはずです」
「ふむ、それならば、国として手を貸さなければ問題はないか……」
「恐らく」
確かに、数人が手を貸しているだけで、結界の中の人間が攻めてきたと思う人は少ないだろう。
そもそも、結界の中に国があるかどうかすらこの大陸の人は知らないのだ。
「ならば、我々は手を出さん方がいいだろうな……メリッサ姫には申し訳ないが……」
「いえ、もし私に手を貸せば貴方の国の民が不安に思うかもしれません……その判断は間違いではないと思います」
「そうか……助かる。その分、魔女殿をこき使ってやってくれ」
「ちょっと、王様ぁ?」
「ははは、冗談だ……だが、本当に何もしないままと言う訳にもいくまいな……レディとコハク達」
「ええ、任せて頂戴ぃん♪」
「カモメさんに協力すればいいんですね」
「え、いいの?」
「レディやコハク達を見て兵士だと思うものはおるまい……現にコハク達は冒険者だしな……少しでも戦力は多い方がいいだろう?」
もちろんだよ、レディやリーナ、コハクにヒスイが手伝ってくれるならこれほど嬉しいことは無い。
「それじゃ、これからよろしくねぇんカモメちゃん♪」
「よろしくお願いします」
「こっちこそ、頼りにしているよ!」
嬉しいことに、レディたちが私達に手を貸してくれることになった……彼女たちがいればラリアスの護りを任せることが出来る……そうなれば、未だに連絡の来ないローランシアの様子も見に行ける。
獣王国とはすでに手を結んでいるので、東のローランシアとも手を結べればアンダールシアを取り戻すこともできるかもしれない。
段々と、先が見えてきたよ!
0
お気に入りに追加
124
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
あなたにおすすめの小説
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
妹とそんなに比べるのでしたら、婚約を交代したらどうですか?
慶光
ファンタジー
ローラはいつも婚約者のホルムズから、妹のレイラと比較されて来た。婚約してからずっとだ。
頭にきたローラは、そんなに妹のことが好きなら、そちらと婚約したらどうかと彼に告げる。
画してローラは自由の身になった。
ただし……ホルムズと妹レイラとの婚約が上手くいくわけはなかったのだが……。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
「婚約破棄してやった!」と元婚約者が友人に自慢していましたが、最愛の人と結婚するので、今さら婚約破棄を解消してほしいなんてもう遅い
時雨
恋愛
とある伯爵家の長女、シーア・ルフェーブルは、元婚約者のリュカが「シーア嬢を婚約破棄にしてやった!」と友人に自慢げに話しているのを聞いてしまう。しかし、実際のところ、我儘だし気に入らないことがあればすぐに手が出る婚約者にシーアが愛想を尽かして、婚約破棄をするよう仕向けたのだった。
その後リュカは自分の我儘さと傲慢さに首を締められ、婚約破棄を解消して欲しいと迫ってきたが、シーアは本当に自分を愛してくれる人を見つけ、結婚していた。
だから今更もう一度婚約して欲しいなんて、もう遅いのですっ!
もう私、好きなようにさせていただきますね? 〜とりあえず、元婚約者はコテンパン〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
この世界にもヘチマあるんだ…
コメントありがとうございます。
はい、この世界にもヘチマはあります。ただ、他の瓜科と違って食べる人がほとんどいなくスポンジなどにも使われないので農家の方が武器として使っております。凄腕の農家ファイターさんはヘチマで魔物すら倒すとか倒さないとか……とのことです。
2章までありがとうございました😊
とても面白くワクワクしながら読ませていただきました😊‼️
ご感想ありがとうございます。冒険のドキドキワクワクを楽しんでもらえるよう今後も頑張ります!
これだけ面白い作品を書き続けられることがすごいです‼️
これからも更新してくださいますようお願い申し上げます🍀🍀🍀
ご感想ありがとうございます。今後も楽しんでいただけるよう頑張ります!