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2部 1章
今後の方針
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シルネア達と別れて、私達はラリアスの街にある、武器屋に来ていた。
「どう?いい感じのあった?」
ディータが私に尋ねてくる。
というのも、武器屋に足を運んだのは私の武器である棒術用の棒を探す為である、以前使っていた、お母さんの形見でもある魔法棒は『魔』との戦いで折れてしまった。
その為、新しい棒を探しているのだが……。
「うーん、どれもいまいちかなぁ」
棒術用の棒自体は、数は少ないがいくつか置いてあったのだが、どれも余りいいものではない。
以前使っていたバトーネがとてもいいものだっただけに、これらのものを使っても使いにくさが目立ってしまうかもしれないのだ。
まあ、以前のバトーネは戦闘時以外は、小さな筒になっていて、魔力を流すと普通の人の身長くらいに伸びたり、魔力を込めると威力が上がったりと、とても使いやすい武器だった。
だが、お店に置いてあるのはそのまま棒を加工しただけの、ちょっと強度の高い棒という感じなのである。
持って歩くにも邪魔になるし、威力もたいして無さそうな感じであった。
「まあ、そうよね……」
「どうします?別のお店にもいきますかですわ?」
「もしくは魔導具を売っているお店に行ってみるのもいいかもね」
「……うん」
それから、いくつかのお店を回ってみたのだが、武器屋にも魔導具屋にもいい感じの物は無かった。
やっぱり普通の棒で妥協するしかないのだろうか……でも、あれを装備していてもあまり役に立てるとは思えないんだよね……それなら後ろからクオン達の援護をした方が良いような気がする。
「これは本格的にダンジョンらへんを攻略するしかないかもしれないわね」
「もしくは、特注で腕のいい職人に作ってもらうかだね」
ディータとエリンシアの言う通りかもしれないね、でも、どちらにしてもすぐにとは行かないだろう。
ダンジョンに潜るにはランクCまで冒険者ランクを上げないといけない、クルードに頼めば一緒に連れて行ってもらえるかもしれないけど、宝箱から出た武器を頂戴なんて言えないしね。
もしくは、クオンの言う通り、特注で作ってもらうかだ……その場合、魔導具職人の方がいいのだろう……でも、作れる人を探すのも大変なうえに、今の私達にはそこまでお金がない。
こちらもやはり、時間が掛かってしまうだろう。
「はううう」
すぐにでも武器を手に入れられなかったことに、私は落ち込む。
私たちのパーティは前衛と言えるのはクオンだけで、後の三人は基本後衛なのである。
私とディータは魔法が得意だし、エリンシアも魔導銃が得意分野だ。
その為、クオン一人で抑えきれない場合は私とエリンシアが前に出るという形になるのだが、武器が無い以上、私は出ることが出来ない。
そうなると、エリンシアの負担が大きくなっちゃうんだよね……とほほ。
まあ、出来ないものは仕方がないので、前衛は二人に任せるしかないのだけど……出来るだけ早く武器を手に入れたいね。
「まあ、ダンジョンに入れるようになるには大分掛かりそうですから、先ずはお金集めを優先致しましょうですわ」
「そうだね、それが一番かもしれないね」
「ごめんね、結界の中で手に入れておけばよかったよ……」
「あの状況じゃ、悠長に買い物なんて出来なかったわよ、仕方ないわ」
確かに、各国のお偉いさんに追いかけられながら、ショッピングなんて出来ないかも……うう。
「まあ、今日の所は宿屋を探して、ご飯でも食べよう」
「そうですわね、さすがにお腹がペコペコですわ」
「えへへ、私も……」
「そうと決まれば、宿屋を探すわよ!」
「「「おー!」」」
結局、武器は手に入らなかったため、無駄足になってしまったが、私達は、ラリアスの街のメイン通りから少し外れた場所にある宿屋を見つけ、そこに泊まることにした。
宿屋のご飯は美味しく、お替りを三回もしてしまった。
宿屋の女主人である、おばちゃんが、私たちの食べっぷりを気に入ったらしく、気さくに話しかけてくれる。
「へー、アンタらこの街に来たばかりなのかい、何もないところだけど、領主さまはいい人だから、ここは住みやすいよ……いつまでいたっていいんだからね」
「あはは、ありがとう、うん、とりあえずはこの街を拠点にしようと思ってるからしばらくお世話になるよ」
「ああ、いつまでもいておくれ……ああ、お金はちゃんともらうけどね」
「あはは、ちゃんと払うよー」
なんとも気の良いおばちゃんである、でもしっかりもしていそうだ。
そして、私達は少し話し合ったりもしたけど、しばらくはこのラリアスの街で冒険者をすることにした。
謎の大陸であるこの大陸がどういう場所なのか、色々なところ見て回りたいけど、それをするにもやっぱり情報と言うのは大事である。
何も考えずに旅をして、入った瞬間、その国に怪しいものとして捕まったりしたら目も当てられない、それならこの街でここ以外の場所の情報を集めながら冒険者として名を上げていく方がいいだろうと思ったのだ。
SランクやSSランクになれば嫌でも名前が広がるらしいし、そこまでなれなくても、ランクの高い冒険者というだけで身分を証明してくれる。
なので、焦らずじっくりと、情報を集めて行こうということになった。
私達は美味しいご飯を食べ、ふかふかのベッドに入ると、そのまま、眠りにつく。
それにしても、今日一日で色々あったなぁ……オーク討伐に行ったらオークの村があって、シルネア達と出会って、変なゴリラ冒険者に絡まれて……そして、一つ気になることがある。
ミオンが言っていた『邪鬼』と呼ばれる存在だ……一体どんな存在なのだろう……私達は以前『魔鬼』と呼ばれる魔族の操り人形となった人間の成れの果てを知っている……あの『魔鬼』みたいな存在なのだろうか……語感は似ているよね……もしくはもっと別の存在……私たちの……結界の中にはいなかった存在なのだろうか……私はそんなことをベッドの中で考えながら、徐々に意識を眠りへと落としていった……ぐう。
「どう?いい感じのあった?」
ディータが私に尋ねてくる。
というのも、武器屋に足を運んだのは私の武器である棒術用の棒を探す為である、以前使っていた、お母さんの形見でもある魔法棒は『魔』との戦いで折れてしまった。
その為、新しい棒を探しているのだが……。
「うーん、どれもいまいちかなぁ」
棒術用の棒自体は、数は少ないがいくつか置いてあったのだが、どれも余りいいものではない。
以前使っていたバトーネがとてもいいものだっただけに、これらのものを使っても使いにくさが目立ってしまうかもしれないのだ。
まあ、以前のバトーネは戦闘時以外は、小さな筒になっていて、魔力を流すと普通の人の身長くらいに伸びたり、魔力を込めると威力が上がったりと、とても使いやすい武器だった。
だが、お店に置いてあるのはそのまま棒を加工しただけの、ちょっと強度の高い棒という感じなのである。
持って歩くにも邪魔になるし、威力もたいして無さそうな感じであった。
「まあ、そうよね……」
「どうします?別のお店にもいきますかですわ?」
「もしくは魔導具を売っているお店に行ってみるのもいいかもね」
「……うん」
それから、いくつかのお店を回ってみたのだが、武器屋にも魔導具屋にもいい感じの物は無かった。
やっぱり普通の棒で妥協するしかないのだろうか……でも、あれを装備していてもあまり役に立てるとは思えないんだよね……それなら後ろからクオン達の援護をした方が良いような気がする。
「これは本格的にダンジョンらへんを攻略するしかないかもしれないわね」
「もしくは、特注で腕のいい職人に作ってもらうかだね」
ディータとエリンシアの言う通りかもしれないね、でも、どちらにしてもすぐにとは行かないだろう。
ダンジョンに潜るにはランクCまで冒険者ランクを上げないといけない、クルードに頼めば一緒に連れて行ってもらえるかもしれないけど、宝箱から出た武器を頂戴なんて言えないしね。
もしくは、クオンの言う通り、特注で作ってもらうかだ……その場合、魔導具職人の方がいいのだろう……でも、作れる人を探すのも大変なうえに、今の私達にはそこまでお金がない。
こちらもやはり、時間が掛かってしまうだろう。
「はううう」
すぐにでも武器を手に入れられなかったことに、私は落ち込む。
私たちのパーティは前衛と言えるのはクオンだけで、後の三人は基本後衛なのである。
私とディータは魔法が得意だし、エリンシアも魔導銃が得意分野だ。
その為、クオン一人で抑えきれない場合は私とエリンシアが前に出るという形になるのだが、武器が無い以上、私は出ることが出来ない。
そうなると、エリンシアの負担が大きくなっちゃうんだよね……とほほ。
まあ、出来ないものは仕方がないので、前衛は二人に任せるしかないのだけど……出来るだけ早く武器を手に入れたいね。
「まあ、ダンジョンに入れるようになるには大分掛かりそうですから、先ずはお金集めを優先致しましょうですわ」
「そうだね、それが一番かもしれないね」
「ごめんね、結界の中で手に入れておけばよかったよ……」
「あの状況じゃ、悠長に買い物なんて出来なかったわよ、仕方ないわ」
確かに、各国のお偉いさんに追いかけられながら、ショッピングなんて出来ないかも……うう。
「まあ、今日の所は宿屋を探して、ご飯でも食べよう」
「そうですわね、さすがにお腹がペコペコですわ」
「えへへ、私も……」
「そうと決まれば、宿屋を探すわよ!」
「「「おー!」」」
結局、武器は手に入らなかったため、無駄足になってしまったが、私達は、ラリアスの街のメイン通りから少し外れた場所にある宿屋を見つけ、そこに泊まることにした。
宿屋のご飯は美味しく、お替りを三回もしてしまった。
宿屋の女主人である、おばちゃんが、私たちの食べっぷりを気に入ったらしく、気さくに話しかけてくれる。
「へー、アンタらこの街に来たばかりなのかい、何もないところだけど、領主さまはいい人だから、ここは住みやすいよ……いつまでいたっていいんだからね」
「あはは、ありがとう、うん、とりあえずはこの街を拠点にしようと思ってるからしばらくお世話になるよ」
「ああ、いつまでもいておくれ……ああ、お金はちゃんともらうけどね」
「あはは、ちゃんと払うよー」
なんとも気の良いおばちゃんである、でもしっかりもしていそうだ。
そして、私達は少し話し合ったりもしたけど、しばらくはこのラリアスの街で冒険者をすることにした。
謎の大陸であるこの大陸がどういう場所なのか、色々なところ見て回りたいけど、それをするにもやっぱり情報と言うのは大事である。
何も考えずに旅をして、入った瞬間、その国に怪しいものとして捕まったりしたら目も当てられない、それならこの街でここ以外の場所の情報を集めながら冒険者として名を上げていく方がいいだろうと思ったのだ。
SランクやSSランクになれば嫌でも名前が広がるらしいし、そこまでなれなくても、ランクの高い冒険者というだけで身分を証明してくれる。
なので、焦らずじっくりと、情報を集めて行こうということになった。
私達は美味しいご飯を食べ、ふかふかのベッドに入ると、そのまま、眠りにつく。
それにしても、今日一日で色々あったなぁ……オーク討伐に行ったらオークの村があって、シルネア達と出会って、変なゴリラ冒険者に絡まれて……そして、一つ気になることがある。
ミオンが言っていた『邪鬼』と呼ばれる存在だ……一体どんな存在なのだろう……私達は以前『魔鬼』と呼ばれる魔族の操り人形となった人間の成れの果てを知っている……あの『魔鬼』みたいな存在なのだろうか……語感は似ているよね……もしくはもっと別の存在……私たちの……結界の中にはいなかった存在なのだろうか……私はそんなことをベッドの中で考えながら、徐々に意識を眠りへと落としていった……ぐう。
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