227 / 361
7章
魔王との戦い⑬
しおりを挟む
リーンを消滅させ、不敵に笑う魔王。
「……やりましたの?」
「……まだよ」
エリンシアのの言葉を否定し、警戒を怠らないディータ。
先ほどまで何度もリーンの幻術に騙されているのだ。
今回もまた、幻術かもしれない。
「また、幻術なのかな……」
ディータの様子を見て、クオンもまた、警戒をし直す。
そして、それに倣い、エリンシアもまた、警戒をし直した。
「……………」
どれくらいの時間だろう、数分、いや、十数分は警戒をし続けたかもしれない。
だが、リーンが再び出てくる様子はない。
「……どういうこと?」
「ふんっ、どうやら先ほどの我が消滅させたのが本体だったようだな」
ディータ達を見て、魔王もまた警戒を始めていたのだが、いくら待てどもリーンが出てこない為、魔王は鼻を鳴らし警戒を解いた。
「いえ、それはおかしいわ……」
「何がおかしいと言うのだ?」
魔王の問いに、ディータは未だ、クリスタルに閉じ込められた状態の自分の妹を見た。
「この手の魔法は、術者が死ねば解けるはずよ……でも、レナはクリスタルに閉じ込められたままだわ」
「ふん、ならばこの術は術者が死んでも解けぬというだけではないか?」
「そうは思えないのだけれど……」
紅いクリスタルに閉じ込められたレナの元に近寄るディータ。
クリスタルに触れてみるが、クリスタルに掛けられた魔法は解ける気配は無かった。
「やっぱりおかしいわ……」
「くだらんっ、あ奴は死んだ……我がこの手で殺したのだ……がっ」
リーンを消滅させた感触を思い出すように自分の手を見る魔王が、突如、頭を押さえて膝を付いた。
「どうしたの!」
その様子を見て、何事かと魔王の方を見るディータ達。
だが、魔王は頭を抱えたまま、返事をしなかった。
「ぐ……」
「ヒドイですよぉ、魔王さん?」
「なっ……貴様、どこだ!」
魔王は突如聞こえたリーンの声に、頭を抑えながらも周りを確認する。
「やっぱり生きていたのね……」
「でもどこにいるのぉん?」
ディータとレディが辺りを見回すも、リーンの姿は見当たらない。
「があああっ!!」
敵の姿は見えないというのに、魔王は苦痛の声を上げる。
一体魔王の身に何が起きているというのだろうか。
「あはは、苦しいですか魔王さん?」
「一体何をしたのだ……くっ……」
「待ってくださいね、今、頭の中をいじらせてもらってますから♪」
「何ッ!?」
リーンの言葉に、魔王の表情が変わる。
頭をいじるとは一体どいうことなのか、目の前で苦しむ魔王の傍には誰もいない。
だが、間違いなく魔王は何かをされているのだ……。
「くっ、どこだ、どこにいるのだ!」
「私ですか?嫌だなぁ、さっきからずっと傍にいるじゃないですか」
「馬鹿な!どこにもおらぬではないか!」
姿の見えないリーンは、まるで揶揄うように笑いながらしゃべっている。
「ディータさん、どういうことですの……魔王は一体何を……?」
「分からない、分からないけど、リーンが何かをしているのは確かよ」
「幻術で姿を消しているのかしらぁん?」
「かもしれないわね、それなら、闇の刃!!」
ディータの放った闇の魔法が、魔王の周りを縦横無尽に駆け巡る。
ディータの思うように動く闇の刃が、もし本当に魔王の近くにリーンがいて、姿を消しているのであれば闇の刃がリーンを捉えるはずだ、闇の刃は魔王の周りはくまなく飛び回っている。
……だが。
闇の刃は一向に何かにぶつかることも無く虚空へと消えた。
「一体、何がどうなっているんですの……」
現実に目の前で苦しむ魔王がいるというのに、一体何が起きているのかわからないこの状況にエリンシアは狼狽する……が。
「うふふ、あとちょっとで、魔王さんは私の下僕になりさがっちゃいまーす♪」
「………なんだとっ?」
「うふふふ、そして次は闇の女神さんかな?ちゃーんと、皆やってあげますからね♪」
「ふざけるな!卑怯よ!姿を現しなさい!」
怒りの言葉を放つディータであるが、リーンはそれを楽しむかのようにクスクスと笑い続けるのだ。
「さあ、魔王さん、もうすぐ……もうすぐです」
「ぐ……やめろっ」
「やめませーん、さあ、仕上げです……って、きゃああ!?」
突如、リーンの悲鳴が聞こえたと思うとこの場にいる全員の視界が揺らぐ。
「何!?」
「一体何が起こってますの!?」
視界が揺らぎ、まるで蝋燭の炎の周りが熱で揺らいでるかのような状態になると……次の瞬間。
その揺らぎが止まる……そして。
「皆、お待たせ!……大丈夫?」
そこにはバトーネを持ち、ディータ達を心配するような顔をするカモメの姿があった。
「カモメ……あなたいつの間に?」
「カモメさん、やっと来ましたのね……ってあら?」
「僕ら、なんで床に寝ているんだ?」
「さっきまでリーンと戦っていた筈よぉん」
景色の揺らぎが治ると、ディータ達は全員、床の上に寝ていた。
そして、カモメ立つ、その先にはリーンがカモメにバトーネで殴られたのか、頬を抑えながらこちらを睨んでいた。
「皆、倒れてたから、やられちゃったのかと思って心配したよ……でも、大丈夫みたいで良かった」
「……そうか……幻術はリーンが幻のようになるわけじゃなく」
「私達、全員に掛けられていたのね……」
つまり先ほどまでの戦いは全て、リーンに見せられた幻術だったという事だ。
「でも、どこから幻術ですの?」
「……どうやら、全部がと言うわけじゃないみたいだね」
クリスタルに閉じ込められたレナを見つけたクオンが、顔を顰めながらそう言う。
「ではコロさんは……」
「コロ?コロがどうしたの?姿が見えないから気になってたけど……」
「コロは殺されたわ……あいつに」
「……そんな」
カモメの表情が曇る。
「いたた……まさか、闇の魔女ちゃんがこんなにも遅れて登場するなんてねぇ……油断してたわ」
「貴方、コロを殺したの?」
「コロ?ああ……あの魔物ね……ええ、殺したわよ?邪魔だったんですもの」
そう笑いながら言ったリーンが、次の瞬間、強い衝撃に吹き飛ばされ壁に叩きつけられていた。
「……なっ!?」
「絶対に許さない……よくも、コロを!!」
気を開放し、バトーネに纏わせ、カモメはそれを構え、怒りを露にした。
「……やりましたの?」
「……まだよ」
エリンシアのの言葉を否定し、警戒を怠らないディータ。
先ほどまで何度もリーンの幻術に騙されているのだ。
今回もまた、幻術かもしれない。
「また、幻術なのかな……」
ディータの様子を見て、クオンもまた、警戒をし直す。
そして、それに倣い、エリンシアもまた、警戒をし直した。
「……………」
どれくらいの時間だろう、数分、いや、十数分は警戒をし続けたかもしれない。
だが、リーンが再び出てくる様子はない。
「……どういうこと?」
「ふんっ、どうやら先ほどの我が消滅させたのが本体だったようだな」
ディータ達を見て、魔王もまた警戒を始めていたのだが、いくら待てどもリーンが出てこない為、魔王は鼻を鳴らし警戒を解いた。
「いえ、それはおかしいわ……」
「何がおかしいと言うのだ?」
魔王の問いに、ディータは未だ、クリスタルに閉じ込められた状態の自分の妹を見た。
「この手の魔法は、術者が死ねば解けるはずよ……でも、レナはクリスタルに閉じ込められたままだわ」
「ふん、ならばこの術は術者が死んでも解けぬというだけではないか?」
「そうは思えないのだけれど……」
紅いクリスタルに閉じ込められたレナの元に近寄るディータ。
クリスタルに触れてみるが、クリスタルに掛けられた魔法は解ける気配は無かった。
「やっぱりおかしいわ……」
「くだらんっ、あ奴は死んだ……我がこの手で殺したのだ……がっ」
リーンを消滅させた感触を思い出すように自分の手を見る魔王が、突如、頭を押さえて膝を付いた。
「どうしたの!」
その様子を見て、何事かと魔王の方を見るディータ達。
だが、魔王は頭を抱えたまま、返事をしなかった。
「ぐ……」
「ヒドイですよぉ、魔王さん?」
「なっ……貴様、どこだ!」
魔王は突如聞こえたリーンの声に、頭を抑えながらも周りを確認する。
「やっぱり生きていたのね……」
「でもどこにいるのぉん?」
ディータとレディが辺りを見回すも、リーンの姿は見当たらない。
「があああっ!!」
敵の姿は見えないというのに、魔王は苦痛の声を上げる。
一体魔王の身に何が起きているというのだろうか。
「あはは、苦しいですか魔王さん?」
「一体何をしたのだ……くっ……」
「待ってくださいね、今、頭の中をいじらせてもらってますから♪」
「何ッ!?」
リーンの言葉に、魔王の表情が変わる。
頭をいじるとは一体どいうことなのか、目の前で苦しむ魔王の傍には誰もいない。
だが、間違いなく魔王は何かをされているのだ……。
「くっ、どこだ、どこにいるのだ!」
「私ですか?嫌だなぁ、さっきからずっと傍にいるじゃないですか」
「馬鹿な!どこにもおらぬではないか!」
姿の見えないリーンは、まるで揶揄うように笑いながらしゃべっている。
「ディータさん、どういうことですの……魔王は一体何を……?」
「分からない、分からないけど、リーンが何かをしているのは確かよ」
「幻術で姿を消しているのかしらぁん?」
「かもしれないわね、それなら、闇の刃!!」
ディータの放った闇の魔法が、魔王の周りを縦横無尽に駆け巡る。
ディータの思うように動く闇の刃が、もし本当に魔王の近くにリーンがいて、姿を消しているのであれば闇の刃がリーンを捉えるはずだ、闇の刃は魔王の周りはくまなく飛び回っている。
……だが。
闇の刃は一向に何かにぶつかることも無く虚空へと消えた。
「一体、何がどうなっているんですの……」
現実に目の前で苦しむ魔王がいるというのに、一体何が起きているのかわからないこの状況にエリンシアは狼狽する……が。
「うふふ、あとちょっとで、魔王さんは私の下僕になりさがっちゃいまーす♪」
「………なんだとっ?」
「うふふふ、そして次は闇の女神さんかな?ちゃーんと、皆やってあげますからね♪」
「ふざけるな!卑怯よ!姿を現しなさい!」
怒りの言葉を放つディータであるが、リーンはそれを楽しむかのようにクスクスと笑い続けるのだ。
「さあ、魔王さん、もうすぐ……もうすぐです」
「ぐ……やめろっ」
「やめませーん、さあ、仕上げです……って、きゃああ!?」
突如、リーンの悲鳴が聞こえたと思うとこの場にいる全員の視界が揺らぐ。
「何!?」
「一体何が起こってますの!?」
視界が揺らぎ、まるで蝋燭の炎の周りが熱で揺らいでるかのような状態になると……次の瞬間。
その揺らぎが止まる……そして。
「皆、お待たせ!……大丈夫?」
そこにはバトーネを持ち、ディータ達を心配するような顔をするカモメの姿があった。
「カモメ……あなたいつの間に?」
「カモメさん、やっと来ましたのね……ってあら?」
「僕ら、なんで床に寝ているんだ?」
「さっきまでリーンと戦っていた筈よぉん」
景色の揺らぎが治ると、ディータ達は全員、床の上に寝ていた。
そして、カモメ立つ、その先にはリーンがカモメにバトーネで殴られたのか、頬を抑えながらこちらを睨んでいた。
「皆、倒れてたから、やられちゃったのかと思って心配したよ……でも、大丈夫みたいで良かった」
「……そうか……幻術はリーンが幻のようになるわけじゃなく」
「私達、全員に掛けられていたのね……」
つまり先ほどまでの戦いは全て、リーンに見せられた幻術だったという事だ。
「でも、どこから幻術ですの?」
「……どうやら、全部がと言うわけじゃないみたいだね」
クリスタルに閉じ込められたレナを見つけたクオンが、顔を顰めながらそう言う。
「ではコロさんは……」
「コロ?コロがどうしたの?姿が見えないから気になってたけど……」
「コロは殺されたわ……あいつに」
「……そんな」
カモメの表情が曇る。
「いたた……まさか、闇の魔女ちゃんがこんなにも遅れて登場するなんてねぇ……油断してたわ」
「貴方、コロを殺したの?」
「コロ?ああ……あの魔物ね……ええ、殺したわよ?邪魔だったんですもの」
そう笑いながら言ったリーンが、次の瞬間、強い衝撃に吹き飛ばされ壁に叩きつけられていた。
「……なっ!?」
「絶対に許さない……よくも、コロを!!」
気を開放し、バトーネに纏わせ、カモメはそれを構え、怒りを露にした。
0
お気に入りに追加
124
あなたにおすすめの小説
宝くじ当選を願って氏神様にお百度参りしていたら、異世界に行き来できるようになったので、交易してみた。
克全
ファンタジー
「アルファポリス」と「カクヨム」にも投稿しています。
2020年11月15日「カクヨム」日間異世界ファンタジーランキング91位
2020年11月20日「カクヨム」日間異世界ファンタジーランキング84位
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる