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第6章
#69QRコード
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「よし、みんな集まったなぁ」
砕は腰に手を当てた。
「早速探しに行こうぜぇ」
「2時間以内に1つのQRコードなら簡単そうだよねー」
「だといいけどなぁ」
そこまで広いわけじゃないアトラクションの中のQRコードを1つ見つけるだけなのに制限時間が2時間も…簡単じゃない、難しいんだ。
「うーん、QRコードはどこだぁ?」
僕達はまず、観覧車に乗ってアトラクションがいくつあるか見ることにした。
「ここからQRコードが見えるわけないでしょ」
「いやぁ、どの乗り物にあるかなってなぁ」
「どこかの小さな隙間とかにあるのかな」
「だったら厄介だなぁ」
「2時間もあるとはいえ、集中して探そう」
「じゃ、俺達はあっち見てくるぜぇ」
観覧車の中でどこを探すか話した結果、僕と砕で観覧車から見て右側を調べることになった。
「ここかぁ?」
「うーん、無いね」
メリーゴーランドを囲っている柵、そしてその下も探した、細かいところも入念に。
「じゃあ…乗ってみるかぁ?」
「え、他のところを探そうよ」
「メリーゴーランドの中にあるかもしれないだろぉ?」
「たしかに…」
「やっぱ何回乗っても楽しいなぁ!」
「楽しんでないで探すよ、でも回ってて危ないか?」
「じゃあ回り終わる時の止まったところを狙おうぜぇ」
「そうだね」
メリーゴーランドは少しすると停止した。
停止するとアナウンスが鳴った。
「次のお客様がお待ちのため~、速やかにメリーゴーランドから出てくださ~いっ」
前に乗った時はこんなアナウンス流れなかったぞ?
「怪しいな…砕、できるだけ探そう」
「お?おうぅ」
「え~、早く出てくださ~いっ、でないと~っ?分かるよね~っ」
「まずい、早く出よう」
「いやぁ、どうしたんだぁ?」
「前に乗った時はあんなアナウンス流れなかった、なのに急に流れ始めるのは怪しい、絶対にメリーゴーランドのどこかにあると思う」
「かもしれねぇけどよぉ、2時間あるんだし他のところも見たらどうだぁ?」
「それもそうだね、でもここは怪しいって覚えておこう」
「そうだなぁ」
「そういえばここ、まだ入ってなかったよなぁ」
そ、そういえば…
「お、お化け屋敷…」
「おぉ?なんだぁ?怖いのかぁ?」
「怖くは…無いよ…」
「でも中にQRコードがあるかもなぁ?」
「そうだね、じゃあ僕は別のところを…」
「いくぞぉ、稗田っちぃ」
「うん…」
ドン!!!
「うわぁ…」
「大丈夫かぁ?俺は右の壁見とくから左は頼んだぜぇ」
プシュッーーー
「う、上から空気が…」
「何でそんなにビビるんだぁ?怖くないだろぉ」
「雰囲気がこう、なんていうか、怖いんだよ」
「仕方ねぇなぁ、全部俺が見とくぜぇ」
「ありがとう…」
「えーっとだなぁ」
カンカンカンカン…
「おお、なんかリズムいいなぁ」
「よく驚かないね…」
「いや、びっくりしたぜぇ、思ったより驚かない自分になぁ」
「おお…」
「あれ?これ、そうじゃねえかぁ?」
砕が指差したのはQRコードだった。
「これを、えーっと?どうすればいいんだぁ?」
「たしかミッションの画面に読み取るところがあったはず」
「了解だぜぇ」
砕はスマホを近づけるが、中々読み取れない。
「うーん、暗いなぁ」
「懐中電灯とかの機能はないの?」
「無いと思うぜぇ」
「1回出て策を練ろう」
「そうだなぁ」
砕は腰に手を当てた。
「早速探しに行こうぜぇ」
「2時間以内に1つのQRコードなら簡単そうだよねー」
「だといいけどなぁ」
そこまで広いわけじゃないアトラクションの中のQRコードを1つ見つけるだけなのに制限時間が2時間も…簡単じゃない、難しいんだ。
「うーん、QRコードはどこだぁ?」
僕達はまず、観覧車に乗ってアトラクションがいくつあるか見ることにした。
「ここからQRコードが見えるわけないでしょ」
「いやぁ、どの乗り物にあるかなってなぁ」
「どこかの小さな隙間とかにあるのかな」
「だったら厄介だなぁ」
「2時間もあるとはいえ、集中して探そう」
「じゃ、俺達はあっち見てくるぜぇ」
観覧車の中でどこを探すか話した結果、僕と砕で観覧車から見て右側を調べることになった。
「ここかぁ?」
「うーん、無いね」
メリーゴーランドを囲っている柵、そしてその下も探した、細かいところも入念に。
「じゃあ…乗ってみるかぁ?」
「え、他のところを探そうよ」
「メリーゴーランドの中にあるかもしれないだろぉ?」
「たしかに…」
「やっぱ何回乗っても楽しいなぁ!」
「楽しんでないで探すよ、でも回ってて危ないか?」
「じゃあ回り終わる時の止まったところを狙おうぜぇ」
「そうだね」
メリーゴーランドは少しすると停止した。
停止するとアナウンスが鳴った。
「次のお客様がお待ちのため~、速やかにメリーゴーランドから出てくださ~いっ」
前に乗った時はこんなアナウンス流れなかったぞ?
「怪しいな…砕、できるだけ探そう」
「お?おうぅ」
「え~、早く出てくださ~いっ、でないと~っ?分かるよね~っ」
「まずい、早く出よう」
「いやぁ、どうしたんだぁ?」
「前に乗った時はあんなアナウンス流れなかった、なのに急に流れ始めるのは怪しい、絶対にメリーゴーランドのどこかにあると思う」
「かもしれねぇけどよぉ、2時間あるんだし他のところも見たらどうだぁ?」
「それもそうだね、でもここは怪しいって覚えておこう」
「そうだなぁ」
「そういえばここ、まだ入ってなかったよなぁ」
そ、そういえば…
「お、お化け屋敷…」
「おぉ?なんだぁ?怖いのかぁ?」
「怖くは…無いよ…」
「でも中にQRコードがあるかもなぁ?」
「そうだね、じゃあ僕は別のところを…」
「いくぞぉ、稗田っちぃ」
「うん…」
ドン!!!
「うわぁ…」
「大丈夫かぁ?俺は右の壁見とくから左は頼んだぜぇ」
プシュッーーー
「う、上から空気が…」
「何でそんなにビビるんだぁ?怖くないだろぉ」
「雰囲気がこう、なんていうか、怖いんだよ」
「仕方ねぇなぁ、全部俺が見とくぜぇ」
「ありがとう…」
「えーっとだなぁ」
カンカンカンカン…
「おお、なんかリズムいいなぁ」
「よく驚かないね…」
「いや、びっくりしたぜぇ、思ったより驚かない自分になぁ」
「おお…」
「あれ?これ、そうじゃねえかぁ?」
砕が指差したのはQRコードだった。
「これを、えーっと?どうすればいいんだぁ?」
「たしかミッションの画面に読み取るところがあったはず」
「了解だぜぇ」
砕はスマホを近づけるが、中々読み取れない。
「うーん、暗いなぁ」
「懐中電灯とかの機能はないの?」
「無いと思うぜぇ」
「1回出て策を練ろう」
「そうだなぁ」
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