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第6章
#55最初のミッション
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僕達は解散し、家に戻りベッドに飛び込んだ。
すると携帯に通知が届いた。
通知を開くとミッションのアプリが開き、画面には【制限時間30分、元の家にあってここの家から無くなっている物を5つ答えろ、答えられなければポイントは無し】と、【☆制限時間30分、元の家にあってここの家から無くなっている物を全て答えろ、答えられなければ落ちる】と表示されている。
2つの選択肢の上には3分のタイマーが作動していて時間が減っていき、下には「どちらかタップして選んでね~!タップした瞬間スタートだよ~!時間切れは参加資格無し~!」と書かれてある。
どうしよう、難易度は難しいけどこれからいくつミッションがあるか分からないし、ここは参加しておくべきか…
でも間違えたら落とされるし、正直元の家を覚えてるか自信無いし…
そう考えてる間にも時間は過ぎていく。
僕は悩んだ末、5つ答える方にした。
懐かしさを感じるものの全ての配置は覚えてないと思ったからだ。
砕達はどうしたのか、なんて気にする前にまずミッションをクリアしよう。
選択した後、文字を入力する画面に変わった。
入力欄の横に数字が1、2、3と振ってある、その下に「何度でも回答OK~!入力したら完了ボタンを押してね~!」と書いてあった。
僕はテレビと食器と引き出しの中を入力し、完了ボタンを押した。
…あれ、何も起きない。
これじゃダメなのか?
「ミッションクリア~!!」
うわぁ、急に大音量で音声が流れた。
画面が切り替わり、ポイントがマイナス3に変わっていた。
安心と焦りが同時に押し寄せたが、とりあえずクリアだ。
ちょっと心配だから砕と京君の様子見に行こうかな。
地図には名前までは載っていなくてぶらぶらと住宅街を歩いていく。
途中に空き地があった、それも所々に。
そして全ての家に門があり、そこに鍵をかけるのだが、家の門に赤いテープが貼られている家もあった。
なんでテープが貼れられているのか…あれ、ここは同じような家が並んでる、でも片方はテープ貼られている。
テープの貼られた門を見ていると横の家からガチャッと音がした。
テープされていない方から出てきたのは日向ちゃんだった。
まさかテープ貼られてるのって…落ちた人の家?
「あ…」
日向ちゃんは僕を見るなり家に戻った。
「ちょっと待っ…」
声をかけようとしたが既に扉は閉まっていた。
まるで迷路のようにどこを歩いても家だらけ、あるのは出口への看板だけだ。
というか、みんなの家知らないから探しても意味無いな、戻るか…
「おぉ!稗田っちぃ!大丈夫だったかぁ!」
砕が前から走ってきた。
「なんで家分かったんだぁ?ここが俺の家だぁ」
偶然にも砕の家の近くを通っていたようだ。
「そうだ聞いてくれよぉ、家に入った時に気づいたんだぁ、ここは仕事でずっと泊まってた寮だってなぁ」
たしかに家にしては構造が特殊だ、見た目からして寮って感じがする。
「ところで稗田っちはミッションどっちにしたんだぁ?俺は普通のにしたぜぇ!」
「僕も普通のだよ、このままこんなに難しいミッションが続くのかな」
「どうだろうなぁ」
「ところで京君は見た?」
「まだ見てないなぁ、無事だといいけどなぁ」
「じゃあ探しに行こうよ」
「そうだなぁ!」
僕達は京君の家を…あれ?あの家って…
すると携帯に通知が届いた。
通知を開くとミッションのアプリが開き、画面には【制限時間30分、元の家にあってここの家から無くなっている物を5つ答えろ、答えられなければポイントは無し】と、【☆制限時間30分、元の家にあってここの家から無くなっている物を全て答えろ、答えられなければ落ちる】と表示されている。
2つの選択肢の上には3分のタイマーが作動していて時間が減っていき、下には「どちらかタップして選んでね~!タップした瞬間スタートだよ~!時間切れは参加資格無し~!」と書かれてある。
どうしよう、難易度は難しいけどこれからいくつミッションがあるか分からないし、ここは参加しておくべきか…
でも間違えたら落とされるし、正直元の家を覚えてるか自信無いし…
そう考えてる間にも時間は過ぎていく。
僕は悩んだ末、5つ答える方にした。
懐かしさを感じるものの全ての配置は覚えてないと思ったからだ。
砕達はどうしたのか、なんて気にする前にまずミッションをクリアしよう。
選択した後、文字を入力する画面に変わった。
入力欄の横に数字が1、2、3と振ってある、その下に「何度でも回答OK~!入力したら完了ボタンを押してね~!」と書いてあった。
僕はテレビと食器と引き出しの中を入力し、完了ボタンを押した。
…あれ、何も起きない。
これじゃダメなのか?
「ミッションクリア~!!」
うわぁ、急に大音量で音声が流れた。
画面が切り替わり、ポイントがマイナス3に変わっていた。
安心と焦りが同時に押し寄せたが、とりあえずクリアだ。
ちょっと心配だから砕と京君の様子見に行こうかな。
地図には名前までは載っていなくてぶらぶらと住宅街を歩いていく。
途中に空き地があった、それも所々に。
そして全ての家に門があり、そこに鍵をかけるのだが、家の門に赤いテープが貼られている家もあった。
なんでテープが貼れられているのか…あれ、ここは同じような家が並んでる、でも片方はテープ貼られている。
テープの貼られた門を見ていると横の家からガチャッと音がした。
テープされていない方から出てきたのは日向ちゃんだった。
まさかテープ貼られてるのって…落ちた人の家?
「あ…」
日向ちゃんは僕を見るなり家に戻った。
「ちょっと待っ…」
声をかけようとしたが既に扉は閉まっていた。
まるで迷路のようにどこを歩いても家だらけ、あるのは出口への看板だけだ。
というか、みんなの家知らないから探しても意味無いな、戻るか…
「おぉ!稗田っちぃ!大丈夫だったかぁ!」
砕が前から走ってきた。
「なんで家分かったんだぁ?ここが俺の家だぁ」
偶然にも砕の家の近くを通っていたようだ。
「そうだ聞いてくれよぉ、家に入った時に気づいたんだぁ、ここは仕事でずっと泊まってた寮だってなぁ」
たしかに家にしては構造が特殊だ、見た目からして寮って感じがする。
「ところで稗田っちはミッションどっちにしたんだぁ?俺は普通のにしたぜぇ!」
「僕も普通のだよ、このままこんなに難しいミッションが続くのかな」
「どうだろうなぁ」
「ところで京君は見た?」
「まだ見てないなぁ、無事だといいけどなぁ」
「じゃあ探しに行こうよ」
「そうだなぁ!」
僕達は京君の家を…あれ?あの家って…
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