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第6章
#51説明
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施設の大広間にウコイックが立っていた、どうやら説明を始めるようだ。
「では~、今回のゲーム…いや、もはやゲームではないか…」
「お前らにはこれから、とある場所で3日間過ごしてもらう~、それだけだ~」
3日過ごす、ここまで辛いゲームが続いている、絶対に簡単には終われないはずだ。
「そして、今回のゲームでお前らは、旅立ちだ~」
旅立ち…?
「では、また後でな~」
ウコイックは去っていった、旅立ちの意味がよく分からないな…
「お前ら~、そこのガラスの扉から中に入れ~」
ウコイック去ってから少し経ち、アナウンスが。
言われるがまま、僕達は扉に入る。
「こんにちは~」
「うふふ~っ」
そこにはピンク色のウコイック、橙色のウコイックが立っていた。
服装は何かの制服?体つきは女性のようで、声も女性の声だった。
「私はピンキックよ~」
「わたくしはダイダイックよ~っ、名前はちょっとダサいけどしょうがないの~っ」
名前はそのまま色の名前だ。
「これからあなたたちの乗るウコイッ空港のCAさんとして乗るのよ~っ」
何かの制服かと思ったらCAさんの格好だったのか。
「あなたたちの乗る飛行機まで連れていくわね、付いてきて~」
歩いていくとそこには1台の大きな飛行機があった。
「稗田っちすげえなぁ!」
「そうだね」
「なんか修学旅行みたいだなぁ」
「そう~!その通りよそこのぼっちゃ~んっ」
ダイダイックが砕を指差す。
「今からあなたたちは修学旅行に行くの~っ、2泊3日のね~っ」
修学旅行と言われると響きが良いけど、実際はどうなるのか…
「あと、ちなみに言っておくと~っ…」
「もうやめなさい、これ以上は」
「は~いっ」
ピンキックがダイダイックの発言を止めた、さすがに喋りすぎたのだろうか。
「てことで~っ、乗ってくださ~いっ」
飛行機の乗車口が開いた。
僕達は飛行機に乗り込み、席に着いた。
僕と砕は横に、僕は窓側に座った。
窓からは景色が見える、でもちょっと違和感が…?
「シートベルトは閉めた~っ?」
「しっかりシートベルトが外れないか確認してくださいね~」
「でもほんとは~っ」
「やめなさいって」
「ごめんなさ~い」
ピンキックはしっかりしているな、対してダイダイックはお調子者のようだ。
「では、まもなく出発します~」
飛行機が動き出した。
揺れが凄いな、窓からはだんだん天井から光が漏れてきている、天井が開いているのだろうか。
おお、だんだんと外へ出ている?窓からはそう見えるが浮いてる感は無い、こういうものなのか、初めて乗ったから分からない。
30分ぐらい経っただろうか、窓の景色はずっと空の上、することも無いし少し寝ようかな…
「なあ、稗田っちぃ」
「…ん?どうしたの」
僕が少し寝かけていたところで砕が声をかけてきた。
「暇だしなんかしようぜぇ」
「いいよ、何する?」
「うーん…うーん……」
「…」
「…」
何も起こらなかった、こういう時の暇つぶしなんて限界があるし…
「なあ、なんか入ってるぞぉ」
砕が椅子の下から何か取り出した。
「それは知恵の輪だね」
「知恵の輪…ってなんだ?」
「頭を使って仕掛けを解いて、パーツとパーツを外すおもちゃだね」
「ふーん、ちょっとやってみるぜぇ」
「分からねぇ!!無理だぁ!」
「僕も分からないや」
僕の席の下にも別の知恵の輪が入っていたからそれを解いてたけど、無理だ。
「まだ知恵の輪できてないの?」
京君が機内を歩いてこっちに来た。
「歩いたら危ないよ」
「全然大丈夫ー、だってこれ止まってるもん」
え、止まってる?
「だって分かるでしょ、窓をよ~く見てみて、どっかでループしてるから」
僕は急いで窓を見る。
…ここで大きな雲、ここも、鳥が2羽、空、大きな雲…最初と同じ形だ。
「分かった?これ多分だけど、全部の知恵の輪解かないと先に進まないっぽいよ」
たしかにループしてるのはおかしい。
「ちなみに僕は軽々と自分のをクリアしたから他の人見に来たってわけ」
「なあ助けてくれよぉ」
「いいよ~」
「…ほいっ」
「すげえぇ!こんなに早く、何か使ったのかぁ?」
「ふっ…使ったのは、知恵だよ」
ドヤ顔で京君はそう言うと、僕のを手に取り、瞬く間に知恵の輪を解く。
「じゃ、別の人の解いてくるから」
京君は行ってしまった、今の京君はヒーローに見えてくる。
「では~、今回のゲーム…いや、もはやゲームではないか…」
「お前らにはこれから、とある場所で3日間過ごしてもらう~、それだけだ~」
3日過ごす、ここまで辛いゲームが続いている、絶対に簡単には終われないはずだ。
「そして、今回のゲームでお前らは、旅立ちだ~」
旅立ち…?
「では、また後でな~」
ウコイックは去っていった、旅立ちの意味がよく分からないな…
「お前ら~、そこのガラスの扉から中に入れ~」
ウコイック去ってから少し経ち、アナウンスが。
言われるがまま、僕達は扉に入る。
「こんにちは~」
「うふふ~っ」
そこにはピンク色のウコイック、橙色のウコイックが立っていた。
服装は何かの制服?体つきは女性のようで、声も女性の声だった。
「私はピンキックよ~」
「わたくしはダイダイックよ~っ、名前はちょっとダサいけどしょうがないの~っ」
名前はそのまま色の名前だ。
「これからあなたたちの乗るウコイッ空港のCAさんとして乗るのよ~っ」
何かの制服かと思ったらCAさんの格好だったのか。
「あなたたちの乗る飛行機まで連れていくわね、付いてきて~」
歩いていくとそこには1台の大きな飛行機があった。
「稗田っちすげえなぁ!」
「そうだね」
「なんか修学旅行みたいだなぁ」
「そう~!その通りよそこのぼっちゃ~んっ」
ダイダイックが砕を指差す。
「今からあなたたちは修学旅行に行くの~っ、2泊3日のね~っ」
修学旅行と言われると響きが良いけど、実際はどうなるのか…
「あと、ちなみに言っておくと~っ…」
「もうやめなさい、これ以上は」
「は~いっ」
ピンキックがダイダイックの発言を止めた、さすがに喋りすぎたのだろうか。
「てことで~っ、乗ってくださ~いっ」
飛行機の乗車口が開いた。
僕達は飛行機に乗り込み、席に着いた。
僕と砕は横に、僕は窓側に座った。
窓からは景色が見える、でもちょっと違和感が…?
「シートベルトは閉めた~っ?」
「しっかりシートベルトが外れないか確認してくださいね~」
「でもほんとは~っ」
「やめなさいって」
「ごめんなさ~い」
ピンキックはしっかりしているな、対してダイダイックはお調子者のようだ。
「では、まもなく出発します~」
飛行機が動き出した。
揺れが凄いな、窓からはだんだん天井から光が漏れてきている、天井が開いているのだろうか。
おお、だんだんと外へ出ている?窓からはそう見えるが浮いてる感は無い、こういうものなのか、初めて乗ったから分からない。
30分ぐらい経っただろうか、窓の景色はずっと空の上、することも無いし少し寝ようかな…
「なあ、稗田っちぃ」
「…ん?どうしたの」
僕が少し寝かけていたところで砕が声をかけてきた。
「暇だしなんかしようぜぇ」
「いいよ、何する?」
「うーん…うーん……」
「…」
「…」
何も起こらなかった、こういう時の暇つぶしなんて限界があるし…
「なあ、なんか入ってるぞぉ」
砕が椅子の下から何か取り出した。
「それは知恵の輪だね」
「知恵の輪…ってなんだ?」
「頭を使って仕掛けを解いて、パーツとパーツを外すおもちゃだね」
「ふーん、ちょっとやってみるぜぇ」
「分からねぇ!!無理だぁ!」
「僕も分からないや」
僕の席の下にも別の知恵の輪が入っていたからそれを解いてたけど、無理だ。
「まだ知恵の輪できてないの?」
京君が機内を歩いてこっちに来た。
「歩いたら危ないよ」
「全然大丈夫ー、だってこれ止まってるもん」
え、止まってる?
「だって分かるでしょ、窓をよ~く見てみて、どっかでループしてるから」
僕は急いで窓を見る。
…ここで大きな雲、ここも、鳥が2羽、空、大きな雲…最初と同じ形だ。
「分かった?これ多分だけど、全部の知恵の輪解かないと先に進まないっぽいよ」
たしかにループしてるのはおかしい。
「ちなみに僕は軽々と自分のをクリアしたから他の人見に来たってわけ」
「なあ助けてくれよぉ」
「いいよ~」
「…ほいっ」
「すげえぇ!こんなに早く、何か使ったのかぁ?」
「ふっ…使ったのは、知恵だよ」
ドヤ顔で京君はそう言うと、僕のを手に取り、瞬く間に知恵の輪を解く。
「じゃ、別の人の解いてくるから」
京君は行ってしまった、今の京君はヒーローに見えてくる。
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