11 / 113
第3章
#1α 敗者側
しおりを挟む
はぁ…
僕は古谷京。
せっかく強い味方付けたのに僕のくしゃみのせいで負けて敗者側行きだ。
あっちのチームに対戦相手選ばせたのもちょっと調子に乗ってたか?いや、そんなことはない、僕はいつでもすごいんだ。
「じゃ、てめぇら、ウコイックの話聞いてたな~?」
「「「はい!!!」」」
僕も含めみんな一斉に返事した、さっき勝者側を睨んだだけでみんな落とされかけたからね、あー怖い怖い。
「じゃあ説明するぞ~」
緊張感のある声だなアオイックは、もっと優しくできないのかねぇ。
「芝居の本番は3日後の夜だ~、準備はてめぇらで全部やれ~、2階には寝るとこあるからそこで寝ろ~、本気でやらねぇと俺が落とすからな~、以上、解散~」
随分サラッとしてるね、まあ逆に分かりやすいけどさ。
とりあえずチームを集めて話し合うか。
「みんなー、こっちきてー」
でかい体の3人が駆け足で来た、足音もドシドシって聞こえる。
「どうした、とりあえず何するか考えるのか?」
まず最初に話したのが北條さ、さっきの対抗戦で敵のでかいのとなんか仲良くなってたやつ。
「そうか、私も決めたいんだと思うよ」
この何言ってるのか分からないのはさっきピンク色の髪と戦って勝ってた美宏さんさ、一応美宏さんだけ名前はさん付け~、多分歳が結構離れてるからね。
「そ…そうですね美宏さん、京君、とりあえず他のチームとも話してみたらどう?」
そしてこの人はさっきあっちの急にやばくなった子に負けちゃった九野っち、この部屋に来てからみんなの名前を知ったけど早速九野っちってあだ名呼び~顔もちょっとかわいいー。
「じゃあとりあえず僕だけ行ってくるよ、リーダーだからね」
僕は胸にポンっと手を置いてドヤ顔で向かった。
「みなさーん、ホワイトボード見てくださーい、題材的なの決めましょー」
僕は大声で叫んで、ホワイトボードをペンで軽く叩いた。
みんなぞろぞろと集まってきた。
「はい、皆さんありがとうございまーす、では、何か意見ある人っ」
僕は耳を傾けるポーズをした、あんまり調子乗るとまた厄介なことになりそうだから今日はこれぐらいで。
お、手挙げてるー。
「はい、そこのお姉さんっ」
僕はペンでお姉さんを指した
「簡単そうなのはホラー系とか?変に演技…するより、キャーーとか言うだけの方が簡単そう…だったり」
アオイックの目を気にしながら意見したお姉さん、たしかに良いかも。
「良いね!それ!採用!」
僕はすぐホワイトボードに書いた、もうちゃちゃっと準備に移りたいからとりあえず決定しとくー。
「じゃあ他に意見ある人はー、いないねー?おっけー」
もう後ろを振り返らずにホワイトボードを見ながら話を進めた。
「じゃ、次は係決めしましょう、なんか準備するうえであった方が良いみたいなのってありますかー?」
「とりあえず台本作りとか?」
男の人が声を上げた。
「良いですねー」
とりあえずホワイトボードにメモメモー。
「お芝居は全員参加にするの?」
さっきのお姉さんがまた意見した、お姉さん天才じゃーん、そこも決めないと。
「じゃ、全員参加派の人手挙げてー!」
お、ほぼ手を挙げてるぞ、なんかかわいいー。
「これは全員参加で決定かなー?」
うちのお芝居は全員参加に決まったー。
僕は古谷京。
せっかく強い味方付けたのに僕のくしゃみのせいで負けて敗者側行きだ。
あっちのチームに対戦相手選ばせたのもちょっと調子に乗ってたか?いや、そんなことはない、僕はいつでもすごいんだ。
「じゃ、てめぇら、ウコイックの話聞いてたな~?」
「「「はい!!!」」」
僕も含めみんな一斉に返事した、さっき勝者側を睨んだだけでみんな落とされかけたからね、あー怖い怖い。
「じゃあ説明するぞ~」
緊張感のある声だなアオイックは、もっと優しくできないのかねぇ。
「芝居の本番は3日後の夜だ~、準備はてめぇらで全部やれ~、2階には寝るとこあるからそこで寝ろ~、本気でやらねぇと俺が落とすからな~、以上、解散~」
随分サラッとしてるね、まあ逆に分かりやすいけどさ。
とりあえずチームを集めて話し合うか。
「みんなー、こっちきてー」
でかい体の3人が駆け足で来た、足音もドシドシって聞こえる。
「どうした、とりあえず何するか考えるのか?」
まず最初に話したのが北條さ、さっきの対抗戦で敵のでかいのとなんか仲良くなってたやつ。
「そうか、私も決めたいんだと思うよ」
この何言ってるのか分からないのはさっきピンク色の髪と戦って勝ってた美宏さんさ、一応美宏さんだけ名前はさん付け~、多分歳が結構離れてるからね。
「そ…そうですね美宏さん、京君、とりあえず他のチームとも話してみたらどう?」
そしてこの人はさっきあっちの急にやばくなった子に負けちゃった九野っち、この部屋に来てからみんなの名前を知ったけど早速九野っちってあだ名呼び~顔もちょっとかわいいー。
「じゃあとりあえず僕だけ行ってくるよ、リーダーだからね」
僕は胸にポンっと手を置いてドヤ顔で向かった。
「みなさーん、ホワイトボード見てくださーい、題材的なの決めましょー」
僕は大声で叫んで、ホワイトボードをペンで軽く叩いた。
みんなぞろぞろと集まってきた。
「はい、皆さんありがとうございまーす、では、何か意見ある人っ」
僕は耳を傾けるポーズをした、あんまり調子乗るとまた厄介なことになりそうだから今日はこれぐらいで。
お、手挙げてるー。
「はい、そこのお姉さんっ」
僕はペンでお姉さんを指した
「簡単そうなのはホラー系とか?変に演技…するより、キャーーとか言うだけの方が簡単そう…だったり」
アオイックの目を気にしながら意見したお姉さん、たしかに良いかも。
「良いね!それ!採用!」
僕はすぐホワイトボードに書いた、もうちゃちゃっと準備に移りたいからとりあえず決定しとくー。
「じゃあ他に意見ある人はー、いないねー?おっけー」
もう後ろを振り返らずにホワイトボードを見ながら話を進めた。
「じゃ、次は係決めしましょう、なんか準備するうえであった方が良いみたいなのってありますかー?」
「とりあえず台本作りとか?」
男の人が声を上げた。
「良いですねー」
とりあえずホワイトボードにメモメモー。
「お芝居は全員参加にするの?」
さっきのお姉さんがまた意見した、お姉さん天才じゃーん、そこも決めないと。
「じゃ、全員参加派の人手挙げてー!」
お、ほぼ手を挙げてるぞ、なんかかわいいー。
「これは全員参加で決定かなー?」
うちのお芝居は全員参加に決まったー。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
奇妙でお菓子な夕日屋
響ぴあの
ホラー
たそがれどきに強い思いを念じた人だけがたどりつける不思議で奇妙なお店があるらしい。その名は夕陽屋。
過去につながる公衆電話、人間の一生が書かれている本がしまわれている人生の書庫があるという都市伝説のお店だ。
寿命が見えるあめ、書いたことが事実になるメモ帳、消すと事実が消える消しゴム、ともだちチョコレート、おたすけノベル、美人グルト、老いを遅らせるグミ、大冒険できるガム、永遠ループドリンク、運命の赤い糸、死んだ人と会えるミラクルキャラメル……。
不思議なお菓子や文房具が置いてあるらしい。
そんな不思議な夕陽屋には10代であろう黄昏夕陽という少年がいて、そこに迷い込んだ人間たちは……?
かすみと黄昏夕陽は何かしらの因縁があり、かすみだけは夕陽は特別扱いだ。
最後は黄昏夕陽になるまでの過去が描かれる。
奇想天外な商品と裏切り系人間ドラマが待っている。
餅を崇拝する宗教の話
輪島ライ
ホラー
餅を崇拝する新興宗教「臼臼教」は、運営する老人福祉施設で老人たちを無償で受け入れていた。その秘密を探るため、雑誌記者は施設を取材に訪れる。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~
白い黒猫
ライト文芸
ここは東京郊外松平市にある希望が丘駅前商店街、通称【ゆうYOU ミラーじゅ希望ヶ丘】。
国会議員の重光幸太郎先生の膝元であるこの土地にある商店街は、パワフルで個性的な人が多く明るく元気な街。就職浪人になりJazzBarを経営する伯父の元で就職活動をしながら働く事になった東明(とうめい)透(ゆき)は、商店街のある仕事を担当する事になり……。
※ 鏡野ゆうさんの『政治家の嫁は秘書様』に出てくる商店街が物語を飛び出し、仲良し作家さんの活動スポットとなってしまいました。その為に同じ商店街に住む他の作家さんのキャラクターが数多く物語の中で登場して活躍しています。鏡野ゆうさん及び、登場する作家さんの許可を得て創作させて頂いております。
コラボ作品はコチラとなっています。
【政治家の嫁は秘書様】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/210140744/354151981
【希望が丘駅前商店街 in 『居酒屋とうてつ』とその周辺の人々 】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/274274583/188152339
【日々是好日、希望が丘駅前商店街-神神飯店エソ、オソオセヨ(にいらっしゃいませ)】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/177101198/505152232
【希望が丘駅前商店街~看板娘は招き猫?喫茶トムトム元気に開店中~】
https://ncode.syosetu.com/n7423cb/
【希望が丘駅前商店街 ―姉さん。篠宮酒店は、今日も平常運転です。―】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/172101828/491152376
【Blue Mallowへようこそ~希望が丘駅前商店街】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
【希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
【希望が丘駅前商店街~黒猫のスキャット~】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/813152283

百怪
アンミン
ホラー
【PV数100万突破】
第9回ネット小説大賞、一次選考通過、
第11回ネット小説大賞、一次選考通過、
マンガBANG×エイベックス・ピクチャーズ
第一回WEB小説大賞一次選考通過作品です。
百物語系のお話。
怖くない話の短編がメインです。

王太子殿下の小夜曲
緑谷めい
恋愛
私は侯爵家令嬢フローラ・クライン。私が初めてバルド王太子殿下とお会いしたのは、殿下も私も共に10歳だった春のこと。私は知らないうちに王太子殿下の婚約者候補になっていた。けれど婚約者候補は私を含めて4人。その中には私の憧れの公爵家令嬢マーガレット様もいらっしゃった。これはもう出来レースだわ。王太子殿下の婚約者は完璧令嬢マーガレット様で決まりでしょ! 自分はただの数合わせだと確信した私は、とてもお気楽にバルド王太子殿下との顔合わせに招かれた王宮へ向かったのだが、そこで待ち受けていたのは……!? フローラの明日はどっちだ!?
呪縛 ~呪われた過去、消せない想い~
ひろ
ホラー
二年前、何者かに妹を殺された―――そんな凄惨な出来事以外、主人公の時坂優は幼馴染の小日向みらいとごく普通の高校生活を送っていた。しかしそんなある日、唐突に起こったクラスメイトの不審死と一家全焼の大規模火災。興味本位で火事の現場に立ち寄った彼は、そこでどこか神秘的な存在感を放つ少女、神崎さよと名乗る人物に出逢う。彼女は自身の身に宿る〝霊力〟を操り不思議な力を使うことができた。そんな現実離れした彼女によると、件の火事は呪いの力による放火だということ。何かに導かれるようにして、彼は彼女と共に事件を調べ始めることになる。
そして事件から一週間―――またもや発生した生徒の不審死と謎の大火災。疑いの目は彼の幼馴染へと向けられることになった。
呪いとは何か。犯人の目的とは何なのか。事件の真相を追い求めるにつれて明らかになっていく驚愕の真実とは―――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる