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第23話
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そして次の日は工藤さんには私が住んでいるアパートの部屋に来てもらった。
理由としてはやっぱり現実的に外で落ち合って長時間ダンジョンゲートを出してダンジョンの中に入るというのは目立つ。
そのことをダンジョンも探索してる時に話し合い、やはり私の部屋でダンジョンゲートを出してダンジョンに行く方が安全だということになった。
別にダンジョンゲートを出してダンジョンの中に入った後にダンジョンゲートを消せばいいだけの話なのだが流石にね…。
探索者ではあっても工藤さんの立場で考えればダンジョンの入り口がなくなるというのは少し考えれば普通に不安だろうし基本的に出口は消さないつもりだ。
だからとりあえずダンジョンゲートは出したらダンジョンから我々が出た時にしか消さないようにしているのだ。
要はいつでもダンジョンゲートを出して消せるわけじゃないというパフォーマンスみたいなものだな…本当は消せるのだが。
意味があるかと言われれば微妙なところだがまあやらないよりかはましだ、もともと狭い部屋だがゴミを散らかってるわけではないから人を迎えるのは問題はない。
少なくとも彼氏彼女の間柄でもないんだから変に着飾ってどうこうした部屋というのにする必要がない分楽なもんである。
そしてインターホンが鳴る。
入り口のドアを開けると工藤さんが来ていた。
「おはようございます、一河さん」
「おはようございます、それじゃあ中にどうぞ」
本日はモンスターの襲撃がある日なのでそのことを工藤さんの事前に説明してある。
だから今日は戦える装備をお願いしておいた。
と言っても見た感じは私服のワンピース姿だ。探索者といっても常に武器やら防具やはをなにかのゲームキャラみたくいつも装備して街中を闊歩しているわけではない。
それらの装備を入れて持ち運べるダンジョン産の便利なアイテムというのがあるのだ。
いわゆる異次元系アイテムと呼ばれるものである。
中が異次元になっていて様々なものが入り、それでいて持ち運ぶ時も大して重さを感じないというマジックバックや指に嵌めて念じるだけで目の前の物を異次元に収納出来るマジックリングとかだ。
ダンジョンで得られるアイテムの中でもこれまた多くの人間が欲しがるアイテムたちだ、私も欲しい。
部屋に工藤さんを招くと早速探索者の装備に着替えるのことだったので自分はダンジョンゲートを出している奥の部屋でしばし待つ。
しばらくすると工藤さんが来た、その装備は結構な代物だった。
パッと見は舞踏会に出るような白を基調として赤いラインが入ったドレス姿、だが胸と両手は金属製の防具を見つけていて腰には一振りの剣を装備している。
靴は履いていないが白のヒールブーツを持ってきていた。
これが本物の探索者の装備か、ホームセンターかどっかで適当なものを買い揃えた私とは物が違うな。
何と言うか本当にファンタジーゲームとかに出てきて冒険をしてそうなキャラクターが装備してそうなものを身につけている。
「すっ凄い装備ですね…」
「ふふっけど少しこの格好も恥ずかしいんですよ? 可愛いから気に入ってるんですけどね」
可愛いから……やっぱり女性探索者の装備を選ぶ基準ってそこなのね。
「本当にとても似合ってると思います、華やかさがありますよ」
「そう言われると少し自信がつきますね」
そして我々はこれから向かうダンジョンでのモンスターと戦闘について少し打ち合わせをした。
理由としてはやっぱり現実的に外で落ち合って長時間ダンジョンゲートを出してダンジョンの中に入るというのは目立つ。
そのことをダンジョンも探索してる時に話し合い、やはり私の部屋でダンジョンゲートを出してダンジョンに行く方が安全だということになった。
別にダンジョンゲートを出してダンジョンの中に入った後にダンジョンゲートを消せばいいだけの話なのだが流石にね…。
探索者ではあっても工藤さんの立場で考えればダンジョンの入り口がなくなるというのは少し考えれば普通に不安だろうし基本的に出口は消さないつもりだ。
だからとりあえずダンジョンゲートは出したらダンジョンから我々が出た時にしか消さないようにしているのだ。
要はいつでもダンジョンゲートを出して消せるわけじゃないというパフォーマンスみたいなものだな…本当は消せるのだが。
意味があるかと言われれば微妙なところだがまあやらないよりかはましだ、もともと狭い部屋だがゴミを散らかってるわけではないから人を迎えるのは問題はない。
少なくとも彼氏彼女の間柄でもないんだから変に着飾ってどうこうした部屋というのにする必要がない分楽なもんである。
そしてインターホンが鳴る。
入り口のドアを開けると工藤さんが来ていた。
「おはようございます、一河さん」
「おはようございます、それじゃあ中にどうぞ」
本日はモンスターの襲撃がある日なのでそのことを工藤さんの事前に説明してある。
だから今日は戦える装備をお願いしておいた。
と言っても見た感じは私服のワンピース姿だ。探索者といっても常に武器やら防具やはをなにかのゲームキャラみたくいつも装備して街中を闊歩しているわけではない。
それらの装備を入れて持ち運べるダンジョン産の便利なアイテムというのがあるのだ。
いわゆる異次元系アイテムと呼ばれるものである。
中が異次元になっていて様々なものが入り、それでいて持ち運ぶ時も大して重さを感じないというマジックバックや指に嵌めて念じるだけで目の前の物を異次元に収納出来るマジックリングとかだ。
ダンジョンで得られるアイテムの中でもこれまた多くの人間が欲しがるアイテムたちだ、私も欲しい。
部屋に工藤さんを招くと早速探索者の装備に着替えるのことだったので自分はダンジョンゲートを出している奥の部屋でしばし待つ。
しばらくすると工藤さんが来た、その装備は結構な代物だった。
パッと見は舞踏会に出るような白を基調として赤いラインが入ったドレス姿、だが胸と両手は金属製の防具を見つけていて腰には一振りの剣を装備している。
靴は履いていないが白のヒールブーツを持ってきていた。
これが本物の探索者の装備か、ホームセンターかどっかで適当なものを買い揃えた私とは物が違うな。
何と言うか本当にファンタジーゲームとかに出てきて冒険をしてそうなキャラクターが装備してそうなものを身につけている。
「すっ凄い装備ですね…」
「ふふっけど少しこの格好も恥ずかしいんですよ? 可愛いから気に入ってるんですけどね」
可愛いから……やっぱり女性探索者の装備を選ぶ基準ってそこなのね。
「本当にとても似合ってると思います、華やかさがありますよ」
「そう言われると少し自信がつきますね」
そして我々はこれから向かうダンジョンでのモンスターと戦闘について少し打ち合わせをした。
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