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第三章 雪山ダンジョンでの闘い
第83話
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「本当にこんなに集めたのか? 半分無理だろうって諦めてたのに……日影、お前はマジですごい探索者になったんだな」
「まあそれなりってところだ」
鉱石が小山のように集まったので雪山ダンジョンに直で元同僚たちを呼びつけた。
こいつらは現在働きもせずダンジョン保険で降りたお金で日々を遊んで生活している無職どもである。
俺の言葉に導かれし無職どもは俺たちがここ数日間で集めに集めた鉱石の山を見てただ呆然とそれを見上げていた。
ちなみに俺の隣で偉そうに腕を組んで胸を張っている今宮のタコがいるがこいつはあの後一度として雪山ダンジョンに足を運ぶことはなかった。
何度かそれとなく催促してみたのだが自分が消えると俺が魔石を盗む可能性があるとか舐めたことを抜かしてその場から動こうとしなかったのだ。
「だったらさっさと換金しろトイレだとか風呂だとか着替えを取りにダンジョンから向こうに戻った時によ」と言ったら 「一度にあまり大量の魔石を換金すると実力のある探索者だと勘違いされます、それはそれでめんどくさいんですよ」と言ってきた。
どうやらこいつはまた大金を一瞬で手に入れたら自分がパチンコに突っ込むと思ってちょっとずつ遊ぶ金に換金するつもりだな。
相変わらず考えることが姑息というかなんと言うか…今宮に二つ名をつけるとしたらアホの今宮か姑息な今宮か悩むところだ。
次点でパチ狂いの今宮だな。
まあそんな話はどうでもいい、問題はようやくこの無職で役立たずな元同僚たちがクラフトスキルで世の中のために役に立つが来たということだ。
「しっかしこんだけの量を集められるとは思わんなかったぞ」
「作りたいもんは作るれるはずだ、だが多分量的にも余裕があるから一発本番でいく前にもう少し材料が少なくても作れる簡単なレシピのやつからクラフトすることをおすすめするぞ」
クラフトスキルはそのスキルを持つやつの脳内にクラフトできる物のレシピとどんな物が出来るのかが自然とわかるものらしい。
そしてそのレシピの数はそのクラフト スキルを持つ者によって様々だ、だが基本的に複数存在するそうだ。
その内訳は『材料を集める難易度』がとても高い物、そこそこの物、簡単な物、という風に分かれているもんだとか。
クラフトする事自体には何も難易度とか関係ないらしい、本当にスキルってのは何でもありだな。
「そうだな、こんだけあればお試しでスキルを使ってみるのか…おいみんな、それぞれのクラフトスキルで作りやすいのをいくつか作ってみようと思うんだがどうだ?」
「意義な~し」
「……確かにそれがベターだ」
「ついに俺たちのスキルが覚醒する時が来たか」
「先輩の度肝を抜いてやりますよ!」
無職野郎どもが集まって随分と自由にやっているな。
こういうしょうもない事でもテンションを上げられる連中だからこそブラック会社でのクソみたいな日々も何とか耐えることが出来たんだということを改めて認識する俺だ。
「はっはっはっ! 守咲さん、ミルティちゃん、称号も持たない駆け出し探索者未満の人たちがスキルを披露するらしいですよ? ここはダンジョンを知る偉大な先輩として見守ってあげるとしましょうか!」
「……今宮さん、そんな風に先輩風を途轍もなく吹かせまくる人間ってダメ人間な気がしますわ」
「今宮さん、そんな風に言ってはいけませんよ?」
こっちはこっちでしょうもないやり取りをしてるな、どういうわけか俺の周りにはちょっと変な連中が集まるのは今も昔も変わらないということなのだろう。
それはさながら類は友を呼ぶ的な……いやっその場合だともっと寡黙で冷静沈着でグッドな連中とかが集まる筈だ、そんなわけない。
そんなわけないったらないんだよ。
「よしそれじゃあ早速各々のクラフトスキルでクラフトするぞー!」
「「「「おーーーっ!」」」」
「歩さん、実は私クラフトスキルなんて見るの初めてなんですよ」
「私もです、実際のところクラフトスキルってどうやってあの石ころの山を何かしらに作り変えるんですか?」
「俺もそこまで詳しく知ってるわけじゃないんだが…」
無職の5人が集まりそれぞれスキルを発動した、すると奴らの目の前に魔法陣が現れる。
そして今度は鉱石の山へて向かう、ダンジョンで集めた鉱石の山からそれぞれのレシピに記された鉱石を探し必要な量をあれこれと自分の手で掴んでその魔法陣の中に運ぶ。
まさかの人力である。
その魔法陣に鉱石を置くと吸い込まれるように消えるのだ。
時間にしてほんの数分くらい経つ、野郎連中が鉱石の山での作業を眺めていると準備が完了したようだ。
「よしまずは俺からだ、『クラフト・メタルドッグ』!」
田中が威勢のいい声を発すると魔法陣がその輝きを一層増した、そして魔法陣の中から何かが出現する。
それはそこそこ大きな犬っぽい感じのロボットだった。
大きさは大型犬ほどもあり背中には機関銃の様な物を装備している。
立派なメタルワンワンだな。
「可愛くはないけどなんか本当に戦えそうですね」というのは今宮の感想である、魔法陣から現れた鋼鉄のわんころは自身を生み出した田中の元へと颯爽と駆けてその周りをくるくると回っている。
そしてワンワンと機械的な合成音を口から発した。
「成功だ……俺のクラフトスキルが成功したぞ日影!」
「ああっまさか自分を守るする存在をクラフトするなんてな、クラフトスキルの中でも随分とレアなタイプのクラフトスキルだ」
そして他の連中もクラフトスキル発動した。
その結果みんな同じ鋼鉄のわんころをクラフトした。
「いやお前らみんな同じタイプのクラフトスキルなのかよ…」
「それはそうだろ、言ったろ俺たちの生み出せるやつを合わせるとロボットが作れるかもなってよ」
「俺たちみんなそんな感じな物をクラフトできるスキルだったんだ」
言われてみればその通りだがついさっき随分とレアなタイプのクラフトスキルだとかしたり顔で言った俺の立つ瀬がないだろうが。
野郎連中がロボット犬と戯れ出しだした、あまり可愛くはないタイプのやつだがそれでも本物の犬のように動くロボット犬たちを見て今宮たちも少なからず興味を引かれているようだ。
まあそれはそれでいいのだが…。
「気をつけろよ、なんかモンスターが来たみたいだぞ」
そうっ俺の敵感知センサーがこの真っ昼間のこの草原地帯でも再び大量のモンスターの接近を感知したのだ。
この辺りにはモンスターは出なかったんじゃないのかよ。
そんな風に内心で愚痴りながら俺はモンスターたちが来る方角、つまりあの雪山のある方向へと視線を向けた。
「まあそれなりってところだ」
鉱石が小山のように集まったので雪山ダンジョンに直で元同僚たちを呼びつけた。
こいつらは現在働きもせずダンジョン保険で降りたお金で日々を遊んで生活している無職どもである。
俺の言葉に導かれし無職どもは俺たちがここ数日間で集めに集めた鉱石の山を見てただ呆然とそれを見上げていた。
ちなみに俺の隣で偉そうに腕を組んで胸を張っている今宮のタコがいるがこいつはあの後一度として雪山ダンジョンに足を運ぶことはなかった。
何度かそれとなく催促してみたのだが自分が消えると俺が魔石を盗む可能性があるとか舐めたことを抜かしてその場から動こうとしなかったのだ。
「だったらさっさと換金しろトイレだとか風呂だとか着替えを取りにダンジョンから向こうに戻った時によ」と言ったら 「一度にあまり大量の魔石を換金すると実力のある探索者だと勘違いされます、それはそれでめんどくさいんですよ」と言ってきた。
どうやらこいつはまた大金を一瞬で手に入れたら自分がパチンコに突っ込むと思ってちょっとずつ遊ぶ金に換金するつもりだな。
相変わらず考えることが姑息というかなんと言うか…今宮に二つ名をつけるとしたらアホの今宮か姑息な今宮か悩むところだ。
次点でパチ狂いの今宮だな。
まあそんな話はどうでもいい、問題はようやくこの無職で役立たずな元同僚たちがクラフトスキルで世の中のために役に立つが来たということだ。
「しっかしこんだけの量を集められるとは思わんなかったぞ」
「作りたいもんは作るれるはずだ、だが多分量的にも余裕があるから一発本番でいく前にもう少し材料が少なくても作れる簡単なレシピのやつからクラフトすることをおすすめするぞ」
クラフトスキルはそのスキルを持つやつの脳内にクラフトできる物のレシピとどんな物が出来るのかが自然とわかるものらしい。
そしてそのレシピの数はそのクラフト スキルを持つ者によって様々だ、だが基本的に複数存在するそうだ。
その内訳は『材料を集める難易度』がとても高い物、そこそこの物、簡単な物、という風に分かれているもんだとか。
クラフトする事自体には何も難易度とか関係ないらしい、本当にスキルってのは何でもありだな。
「そうだな、こんだけあればお試しでスキルを使ってみるのか…おいみんな、それぞれのクラフトスキルで作りやすいのをいくつか作ってみようと思うんだがどうだ?」
「意義な~し」
「……確かにそれがベターだ」
「ついに俺たちのスキルが覚醒する時が来たか」
「先輩の度肝を抜いてやりますよ!」
無職野郎どもが集まって随分と自由にやっているな。
こういうしょうもない事でもテンションを上げられる連中だからこそブラック会社でのクソみたいな日々も何とか耐えることが出来たんだということを改めて認識する俺だ。
「はっはっはっ! 守咲さん、ミルティちゃん、称号も持たない駆け出し探索者未満の人たちがスキルを披露するらしいですよ? ここはダンジョンを知る偉大な先輩として見守ってあげるとしましょうか!」
「……今宮さん、そんな風に先輩風を途轍もなく吹かせまくる人間ってダメ人間な気がしますわ」
「今宮さん、そんな風に言ってはいけませんよ?」
こっちはこっちでしょうもないやり取りをしてるな、どういうわけか俺の周りにはちょっと変な連中が集まるのは今も昔も変わらないということなのだろう。
それはさながら類は友を呼ぶ的な……いやっその場合だともっと寡黙で冷静沈着でグッドな連中とかが集まる筈だ、そんなわけない。
そんなわけないったらないんだよ。
「よしそれじゃあ早速各々のクラフトスキルでクラフトするぞー!」
「「「「おーーーっ!」」」」
「歩さん、実は私クラフトスキルなんて見るの初めてなんですよ」
「私もです、実際のところクラフトスキルってどうやってあの石ころの山を何かしらに作り変えるんですか?」
「俺もそこまで詳しく知ってるわけじゃないんだが…」
無職の5人が集まりそれぞれスキルを発動した、すると奴らの目の前に魔法陣が現れる。
そして今度は鉱石の山へて向かう、ダンジョンで集めた鉱石の山からそれぞれのレシピに記された鉱石を探し必要な量をあれこれと自分の手で掴んでその魔法陣の中に運ぶ。
まさかの人力である。
その魔法陣に鉱石を置くと吸い込まれるように消えるのだ。
時間にしてほんの数分くらい経つ、野郎連中が鉱石の山での作業を眺めていると準備が完了したようだ。
「よしまずは俺からだ、『クラフト・メタルドッグ』!」
田中が威勢のいい声を発すると魔法陣がその輝きを一層増した、そして魔法陣の中から何かが出現する。
それはそこそこ大きな犬っぽい感じのロボットだった。
大きさは大型犬ほどもあり背中には機関銃の様な物を装備している。
立派なメタルワンワンだな。
「可愛くはないけどなんか本当に戦えそうですね」というのは今宮の感想である、魔法陣から現れた鋼鉄のわんころは自身を生み出した田中の元へと颯爽と駆けてその周りをくるくると回っている。
そしてワンワンと機械的な合成音を口から発した。
「成功だ……俺のクラフトスキルが成功したぞ日影!」
「ああっまさか自分を守るする存在をクラフトするなんてな、クラフトスキルの中でも随分とレアなタイプのクラフトスキルだ」
そして他の連中もクラフトスキル発動した。
その結果みんな同じ鋼鉄のわんころをクラフトした。
「いやお前らみんな同じタイプのクラフトスキルなのかよ…」
「それはそうだろ、言ったろ俺たちの生み出せるやつを合わせるとロボットが作れるかもなってよ」
「俺たちみんなそんな感じな物をクラフトできるスキルだったんだ」
言われてみればその通りだがついさっき随分とレアなタイプのクラフトスキルだとかしたり顔で言った俺の立つ瀬がないだろうが。
野郎連中がロボット犬と戯れ出しだした、あまり可愛くはないタイプのやつだがそれでも本物の犬のように動くロボット犬たちを見て今宮たちも少なからず興味を引かれているようだ。
まあそれはそれでいいのだが…。
「気をつけろよ、なんかモンスターが来たみたいだぞ」
そうっ俺の敵感知センサーがこの真っ昼間のこの草原地帯でも再び大量のモンスターの接近を感知したのだ。
この辺りにはモンスターは出なかったんじゃないのかよ。
そんな風に内心で愚痴りながら俺はモンスターたちが来る方角、つまりあの雪山のある方向へと視線を向けた。
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