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第五章 ブラック会社ダンジョン
第57話
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時間稼ぎに好き放題言ってる自覚はある。
なにしろコイツにいつか言ってやりたかった事を全部まとめて言ってるからな、だいぶ長めの話になったのは流石に恥ずかしいと思った。
「黙れ死ね言葉を喋るな! このゴミクズがーーー!」
ヤツが唸り声を上げると失った両腕が数秒で再生した、今度はごろつきよろしく俺に殴りかかってくる。
この状況でよくもまあ近接戦闘を挑んで来ようと思うもんだな。
まあ逃げないだけ評価をするべきか、 俺は五味川の攻撃を全て見切った。余裕で全ての攻撃をかわす。
「何が安全第一だ! 品質第二だ! 生産第三だ!? そんなどこのアホがが言い出したか知らねぇ綺麗事や戯れ言を並べてんじゃねえよ!」
そうか? お客様は神様ですよりかは働く人間を慮った立派なスローガンじゃねぇかよ。
俺は記憶を掘り起こす。確か言いだした人はエルバート・ヘンリー・ゲイリーって人だったはずだ。
かなり大きな会社の社長で、他にも実業家、弁護士、裁判官、執行役員などそれはまあ立派な人間じゃないとできないだろうなっていう仕事を沢山していた結構な『実績』を誇った人間だ。
そのことをコイツに説明しても多分、スマホで検索の一つもしねぇんだろうけどな…。
「少なくともお前が人間だった時なら足元にすら及ばない次元の人物が広めた言葉だぜ?」
人間からモンスターになった時点で足元から更に転がり落ちたけどなお前。
この言葉には100年以上の歴史がある、そんだけ言い続けられた言葉はもうただのスローガンじゃない。
「この言葉は労働社会における大原則の柱の一つだ、それを蔑ろにするお前なんて最初っから経営者として失格だってことだよ五味川」
「黙れやぁああーーー!」
ブチ切れた五味川の攻撃はさらに激しさを増す。
俺は避けるのをやめた。
ヤツの拳が俺の体を直撃すると……。
「グァアアァアアーーーーーーーッ!?」
俺の頭を殴った結果、壊れたのヤツの拳だった。
「ぐぅううっバカな、そんなバカなぁあっ!」
「力の差ってやつを理解できたところで、そろそろ話をまとめようぜ五味川よ…」
「…………くそがっ!」
五味川が逃げようとするのでその無駄に豪華なマントを掴んで捕まえる。
もしかして何もないの?
せっかくこれだけ時間をあげたのに?
まあもう少しだけ様子を見てみるか。
「俺が今言った言葉は、少なくとも妄想や戯れ言なんかじゃない、まっ綺麗事ではあるかもしれないがな。この言葉は確かに存在する一つの理想なんだ」
「黙れ、何が理想だくだらねぇっ! 理想なんてもんが何の役に立つ! 俺はこの会社で営業もしていて社長もしていたんだ、そんなことを言ってたら業績なんてもんは何一つあがらねぇんだよ!」
「ほうっそれで?」
「俺たちは生き残るために他の会社と競い合ってるんだ。他の企業たちに勝たなくちゃいけないんだ、そんな甘っちょろい理想なんか言ってるは暇ねぇんだよ!」
負けた側のセリフじゃねぇな~。
「もっと貪欲にがむしゃらに汚い真似をしてでも利益を追求する。それが俺の会社の方針なんだ! てめぇも小学生や中学生じゃねぇんだ理想なんて語ってねぇで現実ってやつを理解しろ!」
俺に手も足も出ない現実を理解してないヤツに言われても……。
「それができねぇんだったらやっぱりてめぇは社会人として無能なんだよ日影! 現実を見ろよ、現実をよーー!」
「……理想はおろか、現実すら見えていない無能はどっちなんだろうな、五味川」
今度はこっちの番だ。
俺は五味川をまっすぐ見つめながら言った。
「日本の田舎にある一つの小さな会社がよ、社員のことも考えず、大した未来構想もないくせに利益追求なんて方針を掲げてどうすんだ?」
そんでその決断を下した結果、失敗した…それなのにお前は全て社員と客のせいにして取るべき責任もとらなかった。
「…そんなヤツについていく人間とかいると思うか? みんないなくなっちまったぞ。その結果、前からあった仕事すら回らなくなった。それで望み通り会社の利益ってやつは以前より上がった?」
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れーー!」
「五味川、お前は今さっき言ったな。理想なんて言ってないで現実を見ろと、だが仕事っていうのはどんな仕事でも、本来は理想を持って取り組むべきもんだ」
何故ならどんな仕事もそれを積み重ねた先には必ず新しい社会の未来ってもんがあるからな。
「正しい事も間違った事も。一切の理想を排除した仕事の先に作り上げられる未来なんてのは碌なもんじゃない、ハッキリ言ってただのゴミだ」
それが理想を綺麗事だと切り捨てるだけに留まらず。
自分に忠告をする社員や両親すらを全て無視し、そして自分が今いるぬるま湯のような環境だけを守ることを目的とした五味川という人間の『仕事ぶり』を見て俺が感じた感想だった。
「それと五味川いや……お前が本当に五味川という人間だったのか」
それとも人間だった五味川を模して作られた、ただのモンスターなのかわからないが。
「お前が五味川を名乗る以上、そいつが積み重ねきた負債という実績も、その積み重ねの結果も、お前の大好きな現実として受け止めなくちゃならないと思わないか?」
俺は五味川の首を掴んだ。
そしてゆっくりと締め上げていく、五味川は太い腕で俺を何とかしようと腕を握りつぶそうとしたり、暴れて殴ってきたりしたが全ては無駄だった。
「お前という存在が、ここで俺に叩き潰されて終わるという現実をな」
何かをする、しない、を選ぶのかは当人の自由だ。
しかしその結果の責任を負うことだけからは逃げるなよ?
なにしろコイツにいつか言ってやりたかった事を全部まとめて言ってるからな、だいぶ長めの話になったのは流石に恥ずかしいと思った。
「黙れ死ね言葉を喋るな! このゴミクズがーーー!」
ヤツが唸り声を上げると失った両腕が数秒で再生した、今度はごろつきよろしく俺に殴りかかってくる。
この状況でよくもまあ近接戦闘を挑んで来ようと思うもんだな。
まあ逃げないだけ評価をするべきか、 俺は五味川の攻撃を全て見切った。余裕で全ての攻撃をかわす。
「何が安全第一だ! 品質第二だ! 生産第三だ!? そんなどこのアホがが言い出したか知らねぇ綺麗事や戯れ言を並べてんじゃねえよ!」
そうか? お客様は神様ですよりかは働く人間を慮った立派なスローガンじゃねぇかよ。
俺は記憶を掘り起こす。確か言いだした人はエルバート・ヘンリー・ゲイリーって人だったはずだ。
かなり大きな会社の社長で、他にも実業家、弁護士、裁判官、執行役員などそれはまあ立派な人間じゃないとできないだろうなっていう仕事を沢山していた結構な『実績』を誇った人間だ。
そのことをコイツに説明しても多分、スマホで検索の一つもしねぇんだろうけどな…。
「少なくともお前が人間だった時なら足元にすら及ばない次元の人物が広めた言葉だぜ?」
人間からモンスターになった時点で足元から更に転がり落ちたけどなお前。
この言葉には100年以上の歴史がある、そんだけ言い続けられた言葉はもうただのスローガンじゃない。
「この言葉は労働社会における大原則の柱の一つだ、それを蔑ろにするお前なんて最初っから経営者として失格だってことだよ五味川」
「黙れやぁああーーー!」
ブチ切れた五味川の攻撃はさらに激しさを増す。
俺は避けるのをやめた。
ヤツの拳が俺の体を直撃すると……。
「グァアアァアアーーーーーーーッ!?」
俺の頭を殴った結果、壊れたのヤツの拳だった。
「ぐぅううっバカな、そんなバカなぁあっ!」
「力の差ってやつを理解できたところで、そろそろ話をまとめようぜ五味川よ…」
「…………くそがっ!」
五味川が逃げようとするのでその無駄に豪華なマントを掴んで捕まえる。
もしかして何もないの?
せっかくこれだけ時間をあげたのに?
まあもう少しだけ様子を見てみるか。
「俺が今言った言葉は、少なくとも妄想や戯れ言なんかじゃない、まっ綺麗事ではあるかもしれないがな。この言葉は確かに存在する一つの理想なんだ」
「黙れ、何が理想だくだらねぇっ! 理想なんてもんが何の役に立つ! 俺はこの会社で営業もしていて社長もしていたんだ、そんなことを言ってたら業績なんてもんは何一つあがらねぇんだよ!」
「ほうっそれで?」
「俺たちは生き残るために他の会社と競い合ってるんだ。他の企業たちに勝たなくちゃいけないんだ、そんな甘っちょろい理想なんか言ってるは暇ねぇんだよ!」
負けた側のセリフじゃねぇな~。
「もっと貪欲にがむしゃらに汚い真似をしてでも利益を追求する。それが俺の会社の方針なんだ! てめぇも小学生や中学生じゃねぇんだ理想なんて語ってねぇで現実ってやつを理解しろ!」
俺に手も足も出ない現実を理解してないヤツに言われても……。
「それができねぇんだったらやっぱりてめぇは社会人として無能なんだよ日影! 現実を見ろよ、現実をよーー!」
「……理想はおろか、現実すら見えていない無能はどっちなんだろうな、五味川」
今度はこっちの番だ。
俺は五味川をまっすぐ見つめながら言った。
「日本の田舎にある一つの小さな会社がよ、社員のことも考えず、大した未来構想もないくせに利益追求なんて方針を掲げてどうすんだ?」
そんでその決断を下した結果、失敗した…それなのにお前は全て社員と客のせいにして取るべき責任もとらなかった。
「…そんなヤツについていく人間とかいると思うか? みんないなくなっちまったぞ。その結果、前からあった仕事すら回らなくなった。それで望み通り会社の利益ってやつは以前より上がった?」
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れーー!」
「五味川、お前は今さっき言ったな。理想なんて言ってないで現実を見ろと、だが仕事っていうのはどんな仕事でも、本来は理想を持って取り組むべきもんだ」
何故ならどんな仕事もそれを積み重ねた先には必ず新しい社会の未来ってもんがあるからな。
「正しい事も間違った事も。一切の理想を排除した仕事の先に作り上げられる未来なんてのは碌なもんじゃない、ハッキリ言ってただのゴミだ」
それが理想を綺麗事だと切り捨てるだけに留まらず。
自分に忠告をする社員や両親すらを全て無視し、そして自分が今いるぬるま湯のような環境だけを守ることを目的とした五味川という人間の『仕事ぶり』を見て俺が感じた感想だった。
「それと五味川いや……お前が本当に五味川という人間だったのか」
それとも人間だった五味川を模して作られた、ただのモンスターなのかわからないが。
「お前が五味川を名乗る以上、そいつが積み重ねきた負債という実績も、その積み重ねの結果も、お前の大好きな現実として受け止めなくちゃならないと思わないか?」
俺は五味川の首を掴んだ。
そしてゆっくりと締め上げていく、五味川は太い腕で俺を何とかしようと腕を握りつぶそうとしたり、暴れて殴ってきたりしたが全ては無駄だった。
「お前という存在が、ここで俺に叩き潰されて終わるという現実をな」
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