55 / 110
第五章 ブラック会社ダンジョン
第55話
しおりを挟む
見下された事への怒りに震えるゴミゴブリン、しかし俺の殺気をぶち当てると速攻でまたビビった。
「…馬鹿な、ありえない。あの二人には腰布のヤツ以上の力を与えていたはずだ!」
「だからなんだよ、俺から見れば腰布もあの誠和とお前の嫁のゴブリンメイジも同じ程度の雑魚なんだよ」
「ぐっちっ小さな穴が開いたとはいえ、バリアは今も健在だ!」
戯れ言だな。
もはやそのバリアには何の意味もないことをいい加減このゴミゴブリンも理解できるだろう。
俺のスキル『レインボーフレア』を完全に発動する。
虹色の炎が俺の全身を包み込み……。
俺の衣服を消滅させ、俺を全裸にした!
「なっ!? 何故今、裸になるんだ!?」
うるさいよ、気にすんな。
このスキルのイマイチ使いどころがなさそうだった特殊な能力それは称号『七光りの撃滅者』と言う対七光りとの戦闘において俺のステータスを超強化するという称号の特殊能力を上乗せするというものだ。
ダンジョンモンスターに七光りとかそんなにいるのかよ、と手に入れた当初は思ったものの、そもそもこのスキルを手に入れた時に戦ったのが七光りスライムだからな。
探せばそういうヤツが現れるダンジョンとかがあったりするのかもしれない、そんなことをこのスキルについて考えている時は想像していたのだが。
よもやこの七光りキラーとも呼べるスキルを持つ俺の目の前に昔からクソみたいな因縁のある七光りの五味川がボスとなったダンジョンが現れるとはな……。
ここまでいくと、ある意味運命的な何かを感じるな。
全く以て楽しくも何にもない運命だがな。
「あっ……もしかしたら五味川。お前という七光りが人間だった時から散在クソだったのも、俺がお前の会社で散々理不尽な目にあったのも、全ては今日この時にお前という存在を清算する事で。俺が本当の意味で自由な探索者になるためだったのかもしれないぞ?」
俺は運命の答えに辿り着いた。
しかしゴミゴブリンは反論してきた。
「黙れぇええっ! いきなり全裸になり、いきなり訳の分からんことベラベラとぬかしやがって……死ねぇええっ!」
ゴミゴブリンは自身が座っている椅子から立ち上がり、手にした錫杖を振るう。
錫杖が巨大な剣へと変化した。
それを思いっきり振るうゴミゴブリン。
すると何かのバトル漫画みたいな感じで刃から飛ぶ斬撃が放たれる。
それはバリアを素通りして俺に直撃した。
「しかし残念、お前の斬撃は俺の身体にかすり傷一つつけることはできませんでした!」
「馬鹿な………そんな馬鹿なぁあっ!?」
人間寄りのゴブリンフェイスが驚愕に歪む。
人間の要素が少しあるからめっちゃ驚いてるって事が分かる、本当に不細工だな。
「こんなこと……有り得るわけがない、有り得てはならんのだーーー!」
ゴミゴブリンの連続斬撃飛ばし攻撃の猛攻が俺を襲う。
にしても何の意味もないというのと分かってるのによくやるな~。
とりあえずヤツが疲れるまで好きなだけ攻撃させておくことにした、なんか無駄な事をしてる馬鹿の姿が哀れに見えたのかも知れない。
その間は暇なので俺はまた過去のことを思い出す。
理由とかは特にない。
思い出すのはかつてこのゴミゴブリンこと五味川らしき存在が俺だったり他の社員だったりに散々言っていた言葉だ。
こいつは暴言を吐く時、周りに人間がいても関係ない、その上で工場内に響くくらい馬鹿でかい声で言うんでどこにいても何を言ってるのかが分かったもんである。
「いいかっ!? 会社っていうのはな、お前ら雇った人間に残業を命令できる権利があるんだよ。だからお前らは俺たちの経営者の言うことに逆らうな黙って働け! そもそも残業をしたくないなんて意思そのものを持つなぁあーーっ!」
俺は高卒なので残業を強制できる権利がある云々についてはよく分からん。
ただ残業をしたくないという意思を持つなってお前……そんなことを口に出して言ってる時点でお前という人間の程度が最低以下のクソ野郎だってことはよくわかったよ。
「コレだけは言っておく、ウチは断じてブラック企業なんかじゃない。なぜならこの前ネットで調べた時に社員に一ヶ月間に残業させていい時間以内でしかウチは残業をさせていないからだ! 分かったか!? どんなにギリギリでも法的にはこの会社はブラック企業なんかじゃないんだよ!」
本当にブラック企業なんかじゃないって思ってる会社の人間はそもそもネットでブラック企業に当てはまる会社の条件をそんな必死こいて調べたりしないと思うぞ。
そんなことしてる時点で、お前は自分の会社がほぼブラックだってことを自覚してるんじゃねえのか?
してなかったらある意味大したもんだ。
「また休むだ? 子供? 本当にこれだから女ってヤツは……」
個人でも問題だが経営者、会社組織の上がこんな言葉を口にするんだから呆れるとしか言えないよな。
「ウチがこれだけ給料を出してやってるのに、本当にお前らは払った給料分くらい働けやぁあっ!」
ここの給料ってさ都会じゃなくて田舎の方の最低賃金で計算した金額しかもらってねぇよ?
一ヶ月の給料が低すぎて、車を車検に出す金もねぇから俺は車を手放したんだぞ。
「今この会社は忙しいんだよ、何ヶ月も毎日残業させてるんだからそれくらいわかるだろ? なのになんでお前らは自分たちの方から休みを返上して仕事をしようとは全く言ってこないんだ!?」
俺から言えることは一つだ、ゴールデンウィークの連休を虫食い穴みたいな状態にしてまで仕事した俺に対して「いつも機械みたいに働いて何を考えてるかわからないやつだったが、少しは日影でも会社のために働いていたぞ」とか言ったよな?
そんな舐めたことを言うカスの為にゴールデンウィークを駄目にした自分を呪ったね。
俺はその次の年からは二度と休みを返上してこの会社のために働こうなんて思わなくなったよ。
「……この会社のピンチが! 俺のピンチがお前らには分からないのか!? 今お前たちの目の前でこの俺が川で溺れようとしている、なのにお前らはそれを見て見ぬふりをして手を差し伸べようともしない、お前らは恥ずかしくないのか、恥を知れっ!」
恥ずかしいのも恥を知るべきなのも全部お前だよ。
しょうもない被害妄想を爆発させるな。
人がお前に手を差し伸べない理由?
そんなもんお前が『手を差し伸べられるに値しない人間』だからだろうが。
そもそもお前が社長になった段階で一番経験を積んだ能力のある人たちは別の会社に移っていったし、 他に残っていた先輩も半年かそこらでみんな辞めただろうが。
その理由の大半がお前とお前が関わっている碌でなし連中が理由だったぞ。
そもそも社員の数が半減すれば仕事出来る量も減る。
それを前の年以上に利益追求が会社の方針だとかほざいて無理なスケジュールで仕事をさせようとするお前が莫迦《ばか》なんだよ。
いきなりこれから毎日残業ですって言われてそれが何ヶ月もそれが続くってこと自体こっちから言わせればふざけんなって状況なわけだよ。
その上で休日返上で働けだ?
しかもそれを俺達社員側の方から言ってこないのがおかしいだ?
一体何ドラマの何の場面を脳内でシミュレーションしてんのか知らんが。
お前見たいな盆暗《ボンクラ》、そもそもドラマの主役なんかじゃないんだからな?
「……うんうん。いくら思い出してもお前らに対しては腸が煮えくりかえるような怒りしか思い出せないわ(ニッコリ)」
ゴミゴブリンの攻撃が止んだ、見ると肩で息をしてる。
疲れたんだな、あの大剣見るからに重そうだし。
「五味川、さっき責任について話をしたよな。俺にも取るべき責任はある……それはお前らの罪はここで俺が裁くことだ。逃がさねぇぞ?」
「アッアァ……ウォオオオオオーーー!」
五味川が口を開ける。すると口から何か出てエネルギー砲みたいな攻撃を放ってきた。
「…馬鹿な、ありえない。あの二人には腰布のヤツ以上の力を与えていたはずだ!」
「だからなんだよ、俺から見れば腰布もあの誠和とお前の嫁のゴブリンメイジも同じ程度の雑魚なんだよ」
「ぐっちっ小さな穴が開いたとはいえ、バリアは今も健在だ!」
戯れ言だな。
もはやそのバリアには何の意味もないことをいい加減このゴミゴブリンも理解できるだろう。
俺のスキル『レインボーフレア』を完全に発動する。
虹色の炎が俺の全身を包み込み……。
俺の衣服を消滅させ、俺を全裸にした!
「なっ!? 何故今、裸になるんだ!?」
うるさいよ、気にすんな。
このスキルのイマイチ使いどころがなさそうだった特殊な能力それは称号『七光りの撃滅者』と言う対七光りとの戦闘において俺のステータスを超強化するという称号の特殊能力を上乗せするというものだ。
ダンジョンモンスターに七光りとかそんなにいるのかよ、と手に入れた当初は思ったものの、そもそもこのスキルを手に入れた時に戦ったのが七光りスライムだからな。
探せばそういうヤツが現れるダンジョンとかがあったりするのかもしれない、そんなことをこのスキルについて考えている時は想像していたのだが。
よもやこの七光りキラーとも呼べるスキルを持つ俺の目の前に昔からクソみたいな因縁のある七光りの五味川がボスとなったダンジョンが現れるとはな……。
ここまでいくと、ある意味運命的な何かを感じるな。
全く以て楽しくも何にもない運命だがな。
「あっ……もしかしたら五味川。お前という七光りが人間だった時から散在クソだったのも、俺がお前の会社で散々理不尽な目にあったのも、全ては今日この時にお前という存在を清算する事で。俺が本当の意味で自由な探索者になるためだったのかもしれないぞ?」
俺は運命の答えに辿り着いた。
しかしゴミゴブリンは反論してきた。
「黙れぇええっ! いきなり全裸になり、いきなり訳の分からんことベラベラとぬかしやがって……死ねぇええっ!」
ゴミゴブリンは自身が座っている椅子から立ち上がり、手にした錫杖を振るう。
錫杖が巨大な剣へと変化した。
それを思いっきり振るうゴミゴブリン。
すると何かのバトル漫画みたいな感じで刃から飛ぶ斬撃が放たれる。
それはバリアを素通りして俺に直撃した。
「しかし残念、お前の斬撃は俺の身体にかすり傷一つつけることはできませんでした!」
「馬鹿な………そんな馬鹿なぁあっ!?」
人間寄りのゴブリンフェイスが驚愕に歪む。
人間の要素が少しあるからめっちゃ驚いてるって事が分かる、本当に不細工だな。
「こんなこと……有り得るわけがない、有り得てはならんのだーーー!」
ゴミゴブリンの連続斬撃飛ばし攻撃の猛攻が俺を襲う。
にしても何の意味もないというのと分かってるのによくやるな~。
とりあえずヤツが疲れるまで好きなだけ攻撃させておくことにした、なんか無駄な事をしてる馬鹿の姿が哀れに見えたのかも知れない。
その間は暇なので俺はまた過去のことを思い出す。
理由とかは特にない。
思い出すのはかつてこのゴミゴブリンこと五味川らしき存在が俺だったり他の社員だったりに散々言っていた言葉だ。
こいつは暴言を吐く時、周りに人間がいても関係ない、その上で工場内に響くくらい馬鹿でかい声で言うんでどこにいても何を言ってるのかが分かったもんである。
「いいかっ!? 会社っていうのはな、お前ら雇った人間に残業を命令できる権利があるんだよ。だからお前らは俺たちの経営者の言うことに逆らうな黙って働け! そもそも残業をしたくないなんて意思そのものを持つなぁあーーっ!」
俺は高卒なので残業を強制できる権利がある云々についてはよく分からん。
ただ残業をしたくないという意思を持つなってお前……そんなことを口に出して言ってる時点でお前という人間の程度が最低以下のクソ野郎だってことはよくわかったよ。
「コレだけは言っておく、ウチは断じてブラック企業なんかじゃない。なぜならこの前ネットで調べた時に社員に一ヶ月間に残業させていい時間以内でしかウチは残業をさせていないからだ! 分かったか!? どんなにギリギリでも法的にはこの会社はブラック企業なんかじゃないんだよ!」
本当にブラック企業なんかじゃないって思ってる会社の人間はそもそもネットでブラック企業に当てはまる会社の条件をそんな必死こいて調べたりしないと思うぞ。
そんなことしてる時点で、お前は自分の会社がほぼブラックだってことを自覚してるんじゃねえのか?
してなかったらある意味大したもんだ。
「また休むだ? 子供? 本当にこれだから女ってヤツは……」
個人でも問題だが経営者、会社組織の上がこんな言葉を口にするんだから呆れるとしか言えないよな。
「ウチがこれだけ給料を出してやってるのに、本当にお前らは払った給料分くらい働けやぁあっ!」
ここの給料ってさ都会じゃなくて田舎の方の最低賃金で計算した金額しかもらってねぇよ?
一ヶ月の給料が低すぎて、車を車検に出す金もねぇから俺は車を手放したんだぞ。
「今この会社は忙しいんだよ、何ヶ月も毎日残業させてるんだからそれくらいわかるだろ? なのになんでお前らは自分たちの方から休みを返上して仕事をしようとは全く言ってこないんだ!?」
俺から言えることは一つだ、ゴールデンウィークの連休を虫食い穴みたいな状態にしてまで仕事した俺に対して「いつも機械みたいに働いて何を考えてるかわからないやつだったが、少しは日影でも会社のために働いていたぞ」とか言ったよな?
そんな舐めたことを言うカスの為にゴールデンウィークを駄目にした自分を呪ったね。
俺はその次の年からは二度と休みを返上してこの会社のために働こうなんて思わなくなったよ。
「……この会社のピンチが! 俺のピンチがお前らには分からないのか!? 今お前たちの目の前でこの俺が川で溺れようとしている、なのにお前らはそれを見て見ぬふりをして手を差し伸べようともしない、お前らは恥ずかしくないのか、恥を知れっ!」
恥ずかしいのも恥を知るべきなのも全部お前だよ。
しょうもない被害妄想を爆発させるな。
人がお前に手を差し伸べない理由?
そんなもんお前が『手を差し伸べられるに値しない人間』だからだろうが。
そもそもお前が社長になった段階で一番経験を積んだ能力のある人たちは別の会社に移っていったし、 他に残っていた先輩も半年かそこらでみんな辞めただろうが。
その理由の大半がお前とお前が関わっている碌でなし連中が理由だったぞ。
そもそも社員の数が半減すれば仕事出来る量も減る。
それを前の年以上に利益追求が会社の方針だとかほざいて無理なスケジュールで仕事をさせようとするお前が莫迦《ばか》なんだよ。
いきなりこれから毎日残業ですって言われてそれが何ヶ月もそれが続くってこと自体こっちから言わせればふざけんなって状況なわけだよ。
その上で休日返上で働けだ?
しかもそれを俺達社員側の方から言ってこないのがおかしいだ?
一体何ドラマの何の場面を脳内でシミュレーションしてんのか知らんが。
お前見たいな盆暗《ボンクラ》、そもそもドラマの主役なんかじゃないんだからな?
「……うんうん。いくら思い出してもお前らに対しては腸が煮えくりかえるような怒りしか思い出せないわ(ニッコリ)」
ゴミゴブリンの攻撃が止んだ、見ると肩で息をしてる。
疲れたんだな、あの大剣見るからに重そうだし。
「五味川、さっき責任について話をしたよな。俺にも取るべき責任はある……それはお前らの罪はここで俺が裁くことだ。逃がさねぇぞ?」
「アッアァ……ウォオオオオオーーー!」
五味川が口を開ける。すると口から何か出てエネルギー砲みたいな攻撃を放ってきた。
12
お気に入りに追加
249
あなたにおすすめの小説

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる