流されノンケサラリーマンが年下大学生にとろとろにされる話

えつこ

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8.Happy Birthday

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 幸世はグラスに入っていたシャンパンをぐいっと飲み干すと、グラスをシンクに置いた。麻琴のグラスもシンクに避難させる。バスローブから性器を取り出した幸世は、数回扱いて勃たせると、熟れた後孔へ突き入れた。濡れた肉壁は抵抗なく性器を飲みこむ。

「ひぁっ……!」
「ほんと、今日の麻琴、最高にエロい」
「ごめん、でも、ほしくて……」
「謝らないで、嬉しいから」

 あっという間に幸世自身は根元まで入り、奥の壁に到達する。麻琴の内壁は大いに悦び、離すもんかとばかりに性器をぎゅうぎゅうと締め付ける。麻琴は蕩けた表情で熱い息を吐いた。

「こぼれたぶん、また出してあげるから」

 幸世は麻琴の腰と臀部を支えて、麻琴の身体を持ち上げた。急に身体が浮いた麻琴は、慌てて幸世の首に腕を回す。

「ちょっと、幸世、この体勢って……」
「一回やってみたかったんだよね」

 いわゆる駅弁スタイルだ。麻琴は浮遊感を感じ、落ちないように幸世の腰に足を回した。

「俺、重いから、あかんって」
「大丈夫だって。麻琴、ちゃんと掴まっててよ」

 焦る麻琴をよそに、幸世は腰を前後に動かし始める。重力のせいで奥に突き入れられ、麻琴はびくんっと身体を揺らした。

「ああっ……、待って、これ……!」

 動いていない状態でも、幸世自身が奥に入った状態だ。麻琴は逃げたくても腰を引けず、常に結腸の入口をぐりぐりと押されている。

「ゆきよ……、おくっ、きもち、いいとこ、また……」
「ここ?」

 幸世はにやりと笑いながら、腰をグラインドさせる。腹の中の臓器が押し上げられる感覚に、麻琴は一瞬怖くなったが、身体を順応に悦ぶ。

「んっ、あ……、それっ、あかん……」

 麻琴はぎゅっと幸世に抱きつくが、幸世にとっては逆効果でしかない。バスローブ越しに上半身が密着して、二人の体温が上がる。幸世は腰の動きを徐々に速くしていくと、麻琴の身体を軽々と宙に浮く。ぱんぱんと互いの皮膚が当たる音が断続的に響く。結合部から溢れた精液やローションが、床を汚した。

「ああっ、おくっ、あっ、ひぁっ」

 麻琴を突かれる度に、結腸の入口を穿たれ、声も息も身体の外へ逃げていく。

「あっ、きもちいっ、あ、ああっ、ゆきよっ」

 快感が麻琴の全身を駆け巡る。積み重なる快感に、麻琴は何も考えられなくなり、ただ与えられる快感を享受するのみだ。

「ゆきよ、あ、すきっ、もっと、ああっ」
「麻琴、可愛い。ベッドでもっと可愛がってあげる」

 幸世の言葉に、麻琴は興奮する。それは麻琴の身体にも反映され、肉壁がきゅんっと幸世の性器を締めつけた。
駅弁の体位のまま、キッチンから寝室へと二人は移動する。幸世が歩く振動だけで、幸世の亀頭が奥をノックして、麻琴は嬌声が漏れる。

「っ、もう、こんなん、AVでしか見たことないわ」

 麻琴は笑い混じりで言うと、幸世はふはっと笑った。
 寝室にたどり着き、幸世は麻琴の身体をゆっくりとベッドに降ろし、そのままベッドへと押し倒した。二人は繋がったまま、視線を合わせ、愛おし気にキスを交わす。キスをしている間に、幸世は自分のバスローブを脱ぎ、麻琴のバスローブを脱がせる。二人は全裸のまま、抱きしめ合って、唇を貪りあった。


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