流されノンケサラリーマンが年下大学生にとろとろにされる話

えつこ

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5.ごかいめ

4 *

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「お疲れ、麻琴」
「お疲れって挨拶、何なん?」
「なんとなく」
「ってか、両想いになって初めてのデートの待ち合わせがラブホってどうなん?」
「だって前みたいに出かけても、絶対セックスしたくなるかなって」
「確かに」
 キヨと麻琴はそんな会話をしながら、土曜日の真っ昼間からラブホテルへと足を踏み入れた。外は寒く、冬らしい重い雲が、太陽を隠している。
「風邪は治った?」
「すっかり治った。あの時はありがとう」
「気にせんといて。バイトはほどほどにしぃや」
 キヨの体調が回復してから、バイトのシフトを調整して、ようやく今日を迎えた。前回キヨの試験終わりにセックスしてから、一ヶ月程度開いており、二人の性欲は爆発寸前だった。会話を交わしながらも、二人ともどこかソワソワしていた。
 エスカレーターに乗り、薄暗い廊下を歩いて部屋にたどり着く。部屋に入ると、キヨは麻琴を抱きしめた。麻琴もキヨの背中に手を回し、抱きしめ返す。
「デートは今度ちゃんとするから、今日はセックスさせて」
「ええよ。俺もセックスしたい」
 抱き合ったままキスを交わし、もつれ合いながらベッドへと倒れこんだ。二人は服を脱ぎながら、隙を見てはキスを交わす。荒い息遣いを響かせながら、キスを繰り返した。お互い下着姿になったところで、キヨが尋ねた。
「麻琴、シャワー浴びたい?」
「朝浴びてきたから大丈夫」
「俺もさっき浴びたところだから、このまま……」
「キヨ、俺……」
 麻琴はキヨの言葉を遮り、ベッドへと寝転び、下着をゆっくりと脱いだ。現れた麻琴自身はすでに緩く勃ちあがっている。そして、後孔にはアナルプラグを咥えこんでいた。麻琴はそれをキヨに見せつけるように、足を開いた。
「ごめん、勝手に後ろ使って……。でもすぐ入れて欲しくて……」
 後ろを使うときはキヨとセックスする時だけと決めていた麻琴だが、今日は我慢できなかった。家を出る前に後孔を慣らしてきたのだ。思わぬ麻琴の行動に、キヨは興奮して、一気に身体が熱くなる。キヨは麻琴に覆いかぶさり、プラグに手を伸ばす。
「ここに来るまで、これ入れて、平気な顔してたんだ」
 キヨがプラグをぐぐっと引っ張ると、プラグの太い部分が後孔の縁を広げる。半分ほど抜き、もう一度後孔へ埋め、ぬちぬちと縁を広げるように動かした。
「んぁっ、ごめん、っ、あ……」
「怒ってないよ。麻琴がエロくて、可愛くて、興奮してる」
 キヨの性器が、下着の中で窮屈そうに主張している。それを見た麻琴は、きゅうっと腹の奥が疼き、肉壁がプラグを締めつけた。
「美味しそうにプラグ咥えて、離そうとしないね。俺のちんこいらないんじゃない?」
「いやや、欲しい、キヨのちんこ入れて」
 麻琴はプラグに手を伸ばし、後孔から引き抜いた。ぱくぱくと口を開く後孔から、とろりとローションが垂れる。
「ローション仕込んできたんだ」
 キヨがふふっと熱い吐息で笑うと、麻琴は頬を赤らめながら頷いた。麻琴の淫らな姿に、キヨはふーふーと興奮を抑えるように呼吸を繰り返し、服や下着を脱いでいく。瞳は獰猛に燃え、性器は完全に勃起し、竿は血管が浮いている。キヨは亀頭を後孔に宛がった。先端をにちゅにちゅと擦りつけると、麻琴の後孔は貪欲に咥えこもうとする。
「ね、麻琴、ほんとに生でいいの?」
 キヨは改めて尋ねる。今日を迎えるまでに、お互い生でセックスすることを了承していたが、念のための確認だった。
「うん、生がいいから、入れて」
 麻琴は頬を上気させ、潤んだ瞳でキヨにねだった。キヨはごくりと唾を飲みこむ。優しくしなければという思考が、熱く溶けていく。キヨはもう我慢できなかった。
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