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6・オナニー

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ボーイッシュな切れ長の目が、半泣きで苦悶にゆがんでいる。

薄い唇ははしたなくも半開きで、荒い息の中によだれが伝う。

激しいたぎりに、ハアハア状態だ。

いつも涼しげで凜としたたたずまいの鈴原先輩が、ショートの黒髪を振り乱し、悶絶している。

「手を離してはだめといったでしょう。先輩、足をひろげなさい」

「・・・こっ・・・こらえきれないようっ・・・!」

そよそよ・・・そよ・・・

細身の腹筋を六つに割って耐えしのいでいるが、ぱんイチの下半身をおっぴろげに押さえ込まれ、クロッチをぴんと持ち上げる急所の先をくすぐられている。

これではたまらない。

「・・・かっ・・・感度すごいっ・・・くりっ・・・だめっ・・・」

「声もだめですよ、先輩。歯を食いしばりなさい」

「・・・ぐっ・・・ぐううう・・・」

声を出すのもだめ、身動きもだめ、いくのもダメ。

ご主人さまであるくるみの命令に従おうと必死な鈴原だが、悲しいかな、超敏感な性感体質だ。

あ・・・あ・・・あ・・・

後輩の焦らし責めに、熱いあえぎ声を漏らしてしまう。

「いってはだめですよ、先輩」

そう言いながら、くるみはもっこりの先で指をそよがせてくる。

「・・・だめっ・・・そこっ、きもちっ・・・いいのっ・・・!!!」

「がまんなさい」

そよよ・・・

「・・・ぐぬぬっ・・・」

ぷしーっ・・・

真っ白なぴちぴち綿パンティの中心に、がまん汁が噴出する。

のたうって悶絶。

これでよくこらえられるものだ。

肉体を日頃からいじめ抜いているアスリートの、そして自尊心の高い男前先輩キャラの面目にかけ、鈴原まゆは焦らし拷問に耐える。

「きのう、オナニーを控えたのでしたよね、ふふ」

「・・・そうっ、今日のために・・・でも、すご・・・ぼ・・・っき、つらいっ・・・感度がっ・・・」

たった一日の禁欲で、性欲のコントロールがつかなくなっている。

若竹のようにぴんこ立ちになったクリが、ゴム質なパンティ地を張り詰めさせる。

そのテントの先で、くるみの指がイソギンチャクのようにうごめく。

そよよ・・・そよよ・・・

「・・・ぐ・・・ぐ・・・ぐ・・・」

くるしい。

寸止めの限界いきがまん地獄だ。

ほんのわずかでも集中力を切れば、一瞬で果ててしまいそうだ。

「先輩、いきたいですか?」

「・・・いきたいっ・・・おねがいっ・・・もう、もう・・・おれ・・・たまって・・・」

からだ中の筋肉がビキビキに割れて張り詰め、腰はへっこへっこと動いてしまって止まらない。

禁欲とはこれほど性感度を上げるものなのか。

まるで媚薬でも投じられたかのようだ。

巨根クリはぴんぴん、開かれた箇所のがまんにじみからは湯気まで立っている。

性欲の限界、と誰が見てもわかる。

「いってはだめよ。今夜はおあずけの日」

くすくすくす・・・

にくらしいくるみは、そうして指をそよがせてくる。

「・・・いや・・・むり・・・」

「がまんしなさい。ドMどれいとして調教してほしいのでしょう?ほうら、しつけたように復唱なさい。いきません、がまんいたします、と」

「・・・がが・・・が、がまん・・・できないようっ・・・!!!」

強靭細マッチョな26歳だが、ベッドの上ではただえっちな行為を欲しがるいんらん人形だ。

健康な肉体と絶倫の勢力が、鈴原を逆に弱い女の子に変えてしまう。

なぜこんなふうになってしまったのか?

「先輩、いきたいのです?」

「・・・う・・・う・・・うん・・・」

「どれくらい?」

「・・・す・・・すごく・・・たまらなくいきたい・・・」

しおらしく懇願をすれば、くるみは存分に与えてくれる。

十分に体が熱くなれば、このテクニシャンの後輩は下着を脱がせ、竿をくわえ、まめをねぶり上げ、とろとろに転がし、じゅくじゅくの穴をかき混ぜ、さらには使ってはならない穴までほじくって、自分を果てしない快感に導いてくれる。

いつも欲しいものを欲しいだけ与えてくれた。

これまでは、だ。

しかし、それは真の調教のほんの準備運動に過ぎなかったのだ。

「本当のどいんらん調教はこれからですよ、ふふ・・・」

欲しくて欲しくて欲しくてたまらない超敏感なおねだり人形をつくり上げることこそ、これまでの仕込みの目的だったのだ。

仕上げはここからはじまる。

「先輩、自分でしてみてください」

「・・・え・・・ええっ・・・」

「ひとりでするのでしょう?毎朝晩に、昼間にも。すごい性欲で、毎日10回はするのですよね」

いつだったか、えっちすぎる拷問を加えられ、鈴原はついそのことを白状してしまったのだった。

「オナニーを見せてください」

「・・・オナ・・・きみのまえ・・・で・・・?」

「そう、ここでです」

「・・・そんなの・・・はずかしい・・・」

「先輩、これ、命令なのですが」

「・・・う・・・」

命令に背いたときに加えられるくるみの罰は、本当につらいものだ。

チューすらしばらくおあずけにされ、無視されるのだから、泣きたくなるほどせつなく、くるしい。

「どうなのです?先輩」

そよよ・・・

「・・・ぐぐっ・・・」

いやしくも女子大水泳部では、くるみよりも3年上級のキャプテンだった。

そのギンギンに筋張った細長い体が、ひとまわりも小柄な後輩に組み伏せられ、下着一枚の下半身を開かされている。

おっぴろげに割り開かされた股間のまん中では、くるみの指がそよぎつづけている。

さわさわさわ・・・

「・・・う・・・い・・・いく・・・」

「こらえなさい」

指のうごめきは、熱く疼くテントの先っちょを的確に捉えてくる。

コロコロにふくらんだ亀頭部が、ゴム質なパンティの生地を突き破りそうだ。

そこを包み込んで、くるみはイソギンチャクのように触手責めをしてくる。

「・・・い・・・いいっ・・・きもち、い・・・い・・・」

「先輩、自分の手をここに」

そよよよよ・・・そよ・・・そよよ・・・

「・・・く・・・く・・・」

鈴原は衝動をこらえきれず、そこに手を伸ばした。

自分の手を、自分の開かれた股間に。

長くしなやかな四本指をそろえ、パンティのもっこりを包み込む。

「動かしてください、先輩」

「・・・い・・・や・・・」

さす・・・

「・・・うっ・・・うっ・・・」

さす・・・さす・・・

ぼっきの先だ。

その部分の皮が、そよむけているのがわかる。

この布越しの摩擦はあやうい。

(・・・うあ・・・これ・・・やば・・・きもちいい・・・)

自分がしているところを見ているくるみの視線にも興奮する。

くるみの手が、おっぴろげになった左右のひざに置かれ、押し込んでくる。

これでは股関節の観音開きだ。

ぐ、ぐ・・・ぐい・・・

「・・・う・・・あ・・・あ・・・」

「ふふふ~、先輩のおっぴろげ」

「・・・やめ・・・て・・・」

そう言いつつ、ものすごくえっちな気分だ。

開かれたその部分に置いた自分の手が、動いてしまう。

「・・・うっ・・・」

すごいぼっきだ。

ぴんぴんに硬くなったそれを、さする。

しこ・・・しこ・・・しこ・・・

「・・・あ、あ・・・はあー・・・はあー・・・はあー・・・」

すごい。

今までしてきたどんなオナニーよりも気持ちいい!

(・・・これ・・・だめ・・・いい・・・)

いつもひとりでするときの手の動きを、鈴原はもう自分では止められなくなっている。
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