精神疾患サバイバル法

孤立しない生き方

パートナーの力

　精神的に弱いところを持っている人は、そんなに珍しくはない時代になっています。

それこそ、完全無欠な人はいませんからね。
ここを読んでる方は、まだ若い人もいらっしゃるかもしれませんが
「良き協力者に助けてもらう」ことをためらわないで欲しいと思います。

私もかつて、一人でなんとかしようとしてきました。けれど、それは不可能です。
どこかでつまづいて、病気が悪くなる可能性があります。

これは本当に幸運なことでしたが、私は具合が悪い時、支えてくれたパートナーと結婚しました。
彼は、具合がよくても悪くても、動じる事はなく、ただ私が頼るだけではなく、やるべきことも頑張ってと応援してくれています。

「共依存」という言葉がありますが、それでは無いと認識しています。
お互い甘える事はありますが、二人で登山するみたいな、共に人生を乗り越えていける、そんな相手を見つけることが、病気にとっても良い作用になります。

それには、病気だとしてもそれに甘んじる事なく、得意な事、出来ることを精一杯やる事かと感じています。
あまり無理すると、逆効果ですが。

誰にでも長所はあります。病気だからといって自分には価値がないと思わないで欲しいです。