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広範囲絶対感応
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統(では...そろそろ次の記憶の投下に移りたいと思いますが...気分が悪くなったかたは手をあげてくださいね)
百樹「そんなにひどいのかね?」
統(いえ...酷いというか...強い記憶なので、あんまり記憶酔いがひどい人にはおすすめ出来ませんねそれに...)
百樹「それに?」
統(なんというか...先ほどのビジョンから1年後なので、われわれの思考も安定してません、前世の記憶もかなりなくなってますので我々は喋りません、つまり誰か他の人の記憶の断片だと思って下さい、そのせいで流てくるビジョンも不安定ですし、記憶酔いが強い人にはしばらく動けなくなる人もいます)
百樹「そうか...危険が伴うなら、やりたくない人は外れてもらおうか」
百樹は山里(友也)の方をチラッっと見た。
友也「...やってくれ」
みすず「おっ、やる気になった?」
友也「そんなんじゃない、昔から嫌な事は先に済ませるタイプなんだ。」
優「もしも、いやなら強制じゃないんだよ友也君...ですよね?博士?」
百樹「もちろんだ...大丈夫かね?」
友也「え?ここまで来て仲間はずれですか?大丈夫ですよこれくらい...ちゃっちゃと行きましょ!」
弥生「気が変わらないうちにやった方がいいんじゃない?」
友也「言うね?男らしいところをみせてやるよ!」
弥生「はい?ちょっと意味がわからないんですけど?」
統(では...いきますよ!)
友也「来いや!」
みすず「うわ、来る!」
百樹「気分が悪くなったらどうするんだっけ?」
優「手をあげるんですよ!博士!」
弥生「最高!」
ばん!
一旦ブラックアウトした後に
強烈なビジョンが流れ込んできた。
ビービービービービー
ものすごい警報機の音が部屋全体にひろがっている
数人が慌てて走る音
「おい!どうなってる?」
「それが!例の検体が!」
「でも!あれは厳重に隔離されてるだろ!6人以上の教授が同時に開けようと思わなければ開かないはずだ!」
「それが!開いてるんですよ!」
「しかしなんでこんな事に?」
「いやみろ!これを!」
指を指した先に写っているのはある実験室とその周りで泣きながら機械を破壊している研究員達が写っていた
「これは、成功じゃないのか?」
「なんの成功ですか?」
「超能力だよ」
「どんな?」
「わからない、しかし、こんなのみたことあるかね?」
「いや、ないです、ないですけど危険ですよ」
「多分だがほら?憑依された事件があったろ?」
「はい?」
「体が乗っ取られたやつがいたろ?」
「いましたけどあれは...疲労じゃ?」
「疲労なんかじゃないよ...本人に聞いた」
「...なぜ、黙ってたんです?」
「どうせ上は信じないだろ?」
「しかし!」
「そして、完成した!」
「なにが?」
「ふっ...ふふふ、なんだろね?ハハハハハハ...」
「あんた!まさかわかってて...」
「わかってねぇよ!」
「はっ?」
「俺もおまえも!上の連中も!誰一人わかっちゃいねぇんだよ!」
「なっ」
「もともと開けちゃいけなかったんだ...最初からダメだったんだよ!」
「ちょ...なにするんですか?」
「パンドラの...」
「やめて下さい教授!!」
「うおおおおおお!」
「あ、局長!教授を止めて下さい!」
「ん?なんで止める必要がある?」
「局長?」
「うわああああああああ...」
全員が泣きながらめちゃくちゃに物を振り回している。
地獄絵図さながらの光景...
破裂音と炎の煙のなか何かを抱えながら悠然と進む女性が見えた。
その女性だけは...なぜか…取り乱していなかった。
顔が乱れた髪で隠れてはっきりわからないが…口元がみえた…そして...ゆっくりと...
微笑んだ。
友也「うわあああ!」
バシュッ!
友也の叫びに呼応するように突然ビジョンが消えた。
百樹「えっ」
優「お、おわり?」
弥生「ちょっと!まだ先がありそうだったのに!」
みすず「え?そうなの?」
友也「わ、わりぃ...てゆか、あんたら平気なのかよ...」
友也は全力疾走してきたかのように、肩で息をしていて、全身汗だくという感じだった。
百樹「た、たしかに結構重かったね...」
優「ですね...」
百樹博士と如月優の額からはまるでサウナに入ってるような汗が吹き出ていた。
それを見て弥生も自分の頬をつたう汗に気がついて制服の袖で拭った。
みすず「大丈夫?」
弥生「うん、もちろん...それより、最後に出てきた女の人微笑んだ後に何か喋ってたような気がしたんだけど…」
みすず「聞こえたの?」
弥生「ううん...爆音で聞こえなかったけど、口の動きが見えたから...」
百樹「なんと言ったのかわかりそうかね?」
弥生「確信はないですけど...たぶん...し、ず、く?」
統(それは本当ですか?)
優「君も知らなかったのかい?」
統(そうですね、記憶の断片はあまりにも多くの情報が混在してますので、すべてを細かく検証してる訳ではないんですよ)
百樹「なるほど、客観的に第三者が観て解ることもあるんだね?」
統(ですね...でも、その人が本当に雫の名前を喋ったとすると...その人がいまの孤児院に我々を置いて立ち去った可能性が高いでしょうね。)
百樹「やはりそうなるかね」
弥生「え?なぜそうなるの?」
百樹「そうか...知らない人もいたね、雫くんと一緒に孤児院の人に発見された文章があるんだが…」
みすず「え?その前に雫ちゃん孤児院なの?」
弥生「もろもろ知らない事多いけど、とりあえずその文章を教えてもらえませんか?」
百樹「えぇと、たしか...雫は一滴計りがたし、無限の空に放たれん、波の及ぶは止みがたし...だったとおもう、間違ってたらすまない」
統「おみごと」
弥生「なるほど、偶然にしてはできすぎてるわね…」
統(いづれにしても...)
統は全員にというより百樹の方に意識を向けて話した。
統(これで、博士の中にある不安要素に答えられたかとおもいます…さらに収穫もあった。)
百樹「う...うむ、たしかに...」
優「え?不安要素なんてあったんですか?」
百樹「まあね、雫君の事を悪く言う、おかしなメールが来てたんでね…万が一という事も考えていた。しかし、勇気をもって全部みせてくれたので納得したよ。どういう能力なのか不明だけれど...ある意味、正当防衛みたいなものだね。この時の記憶はまったくないのかね?」
統(我々はありません...しかし、今はいない6番目の人格が記憶を持っていました。)
百樹「なんと...では、どんな能力なのかわかるのかね?」
統(それは...伝わるかどうかわかりませんけど、広範囲絶対感応...というものらしいです。)
百樹「広範囲?」
優「絶対?」
みすず「感応?」
弥生「なにそれ...カッコイイ」
友也「......」
百樹「あの...具体的にはどんな能力なのか...もう少しわかりやすく説明して貰えるとありがたい」
統は髪をかきあげる仕草をするとワンクッション置いて話し始めた。
統(カッコイイかどうかはわかりませんけど...周りの人間に無差別に感情のシンクロを強制してる...らしいです。)
百樹「ふ...む...わかるような」
みすず「わからないような?」
優「それって、無差別に人の体を支配できるってこと?」
統(らしいですね...わたしもその時の記憶というと、皆さんにお見せしたものしかなくて、なんとも言えないんですが...さすがにこれは危険な能力だと判断した6番目の人格が回避方法を発見したので。今は大丈夫です。)
百樹「なんと...わずか1歳で?」
統(1歳ですが、前世の記憶を失っていないんですよ…翼は)
百樹「翼って名前なのかね?」
統(あんまりその、名前を呼ぶともどって来るかもしれないんで呼べないんですが…そうです。)
百樹「もどってくる?」
統(そうです...翼はここにはいないんですよ…そしてそれがこの能力の回避方法でもあるんです)
百樹「ふむ、それは?」
統(それは...)
全員が固唾を呑んで統に注目した。
統(......6人が揃わないという事です)
百樹「そんなにひどいのかね?」
統(いえ...酷いというか...強い記憶なので、あんまり記憶酔いがひどい人にはおすすめ出来ませんねそれに...)
百樹「それに?」
統(なんというか...先ほどのビジョンから1年後なので、われわれの思考も安定してません、前世の記憶もかなりなくなってますので我々は喋りません、つまり誰か他の人の記憶の断片だと思って下さい、そのせいで流てくるビジョンも不安定ですし、記憶酔いが強い人にはしばらく動けなくなる人もいます)
百樹「そうか...危険が伴うなら、やりたくない人は外れてもらおうか」
百樹は山里(友也)の方をチラッっと見た。
友也「...やってくれ」
みすず「おっ、やる気になった?」
友也「そんなんじゃない、昔から嫌な事は先に済ませるタイプなんだ。」
優「もしも、いやなら強制じゃないんだよ友也君...ですよね?博士?」
百樹「もちろんだ...大丈夫かね?」
友也「え?ここまで来て仲間はずれですか?大丈夫ですよこれくらい...ちゃっちゃと行きましょ!」
弥生「気が変わらないうちにやった方がいいんじゃない?」
友也「言うね?男らしいところをみせてやるよ!」
弥生「はい?ちょっと意味がわからないんですけど?」
統(では...いきますよ!)
友也「来いや!」
みすず「うわ、来る!」
百樹「気分が悪くなったらどうするんだっけ?」
優「手をあげるんですよ!博士!」
弥生「最高!」
ばん!
一旦ブラックアウトした後に
強烈なビジョンが流れ込んできた。
ビービービービービー
ものすごい警報機の音が部屋全体にひろがっている
数人が慌てて走る音
「おい!どうなってる?」
「それが!例の検体が!」
「でも!あれは厳重に隔離されてるだろ!6人以上の教授が同時に開けようと思わなければ開かないはずだ!」
「それが!開いてるんですよ!」
「しかしなんでこんな事に?」
「いやみろ!これを!」
指を指した先に写っているのはある実験室とその周りで泣きながら機械を破壊している研究員達が写っていた
「これは、成功じゃないのか?」
「なんの成功ですか?」
「超能力だよ」
「どんな?」
「わからない、しかし、こんなのみたことあるかね?」
「いや、ないです、ないですけど危険ですよ」
「多分だがほら?憑依された事件があったろ?」
「はい?」
「体が乗っ取られたやつがいたろ?」
「いましたけどあれは...疲労じゃ?」
「疲労なんかじゃないよ...本人に聞いた」
「...なぜ、黙ってたんです?」
「どうせ上は信じないだろ?」
「しかし!」
「そして、完成した!」
「なにが?」
「ふっ...ふふふ、なんだろね?ハハハハハハ...」
「あんた!まさかわかってて...」
「わかってねぇよ!」
「はっ?」
「俺もおまえも!上の連中も!誰一人わかっちゃいねぇんだよ!」
「なっ」
「もともと開けちゃいけなかったんだ...最初からダメだったんだよ!」
「ちょ...なにするんですか?」
「パンドラの...」
「やめて下さい教授!!」
「うおおおおおお!」
「あ、局長!教授を止めて下さい!」
「ん?なんで止める必要がある?」
「局長?」
「うわああああああああ...」
全員が泣きながらめちゃくちゃに物を振り回している。
地獄絵図さながらの光景...
破裂音と炎の煙のなか何かを抱えながら悠然と進む女性が見えた。
その女性だけは...なぜか…取り乱していなかった。
顔が乱れた髪で隠れてはっきりわからないが…口元がみえた…そして...ゆっくりと...
微笑んだ。
友也「うわあああ!」
バシュッ!
友也の叫びに呼応するように突然ビジョンが消えた。
百樹「えっ」
優「お、おわり?」
弥生「ちょっと!まだ先がありそうだったのに!」
みすず「え?そうなの?」
友也「わ、わりぃ...てゆか、あんたら平気なのかよ...」
友也は全力疾走してきたかのように、肩で息をしていて、全身汗だくという感じだった。
百樹「た、たしかに結構重かったね...」
優「ですね...」
百樹博士と如月優の額からはまるでサウナに入ってるような汗が吹き出ていた。
それを見て弥生も自分の頬をつたう汗に気がついて制服の袖で拭った。
みすず「大丈夫?」
弥生「うん、もちろん...それより、最後に出てきた女の人微笑んだ後に何か喋ってたような気がしたんだけど…」
みすず「聞こえたの?」
弥生「ううん...爆音で聞こえなかったけど、口の動きが見えたから...」
百樹「なんと言ったのかわかりそうかね?」
弥生「確信はないですけど...たぶん...し、ず、く?」
統(それは本当ですか?)
優「君も知らなかったのかい?」
統(そうですね、記憶の断片はあまりにも多くの情報が混在してますので、すべてを細かく検証してる訳ではないんですよ)
百樹「なるほど、客観的に第三者が観て解ることもあるんだね?」
統(ですね...でも、その人が本当に雫の名前を喋ったとすると...その人がいまの孤児院に我々を置いて立ち去った可能性が高いでしょうね。)
百樹「やはりそうなるかね」
弥生「え?なぜそうなるの?」
百樹「そうか...知らない人もいたね、雫くんと一緒に孤児院の人に発見された文章があるんだが…」
みすず「え?その前に雫ちゃん孤児院なの?」
弥生「もろもろ知らない事多いけど、とりあえずその文章を教えてもらえませんか?」
百樹「えぇと、たしか...雫は一滴計りがたし、無限の空に放たれん、波の及ぶは止みがたし...だったとおもう、間違ってたらすまない」
統「おみごと」
弥生「なるほど、偶然にしてはできすぎてるわね…」
統(いづれにしても...)
統は全員にというより百樹の方に意識を向けて話した。
統(これで、博士の中にある不安要素に答えられたかとおもいます…さらに収穫もあった。)
百樹「う...うむ、たしかに...」
優「え?不安要素なんてあったんですか?」
百樹「まあね、雫君の事を悪く言う、おかしなメールが来てたんでね…万が一という事も考えていた。しかし、勇気をもって全部みせてくれたので納得したよ。どういう能力なのか不明だけれど...ある意味、正当防衛みたいなものだね。この時の記憶はまったくないのかね?」
統(我々はありません...しかし、今はいない6番目の人格が記憶を持っていました。)
百樹「なんと...では、どんな能力なのかわかるのかね?」
統(それは...伝わるかどうかわかりませんけど、広範囲絶対感応...というものらしいです。)
百樹「広範囲?」
優「絶対?」
みすず「感応?」
弥生「なにそれ...カッコイイ」
友也「......」
百樹「あの...具体的にはどんな能力なのか...もう少しわかりやすく説明して貰えるとありがたい」
統は髪をかきあげる仕草をするとワンクッション置いて話し始めた。
統(カッコイイかどうかはわかりませんけど...周りの人間に無差別に感情のシンクロを強制してる...らしいです。)
百樹「ふ...む...わかるような」
みすず「わからないような?」
優「それって、無差別に人の体を支配できるってこと?」
統(らしいですね...わたしもその時の記憶というと、皆さんにお見せしたものしかなくて、なんとも言えないんですが...さすがにこれは危険な能力だと判断した6番目の人格が回避方法を発見したので。今は大丈夫です。)
百樹「なんと...わずか1歳で?」
統(1歳ですが、前世の記憶を失っていないんですよ…翼は)
百樹「翼って名前なのかね?」
統(あんまりその、名前を呼ぶともどって来るかもしれないんで呼べないんですが…そうです。)
百樹「もどってくる?」
統(そうです...翼はここにはいないんですよ…そしてそれがこの能力の回避方法でもあるんです)
百樹「ふむ、それは?」
統(それは...)
全員が固唾を呑んで統に注目した。
統(......6人が揃わないという事です)
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