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おやつタイム
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「う~ん!美味しい...。」
天気は晴れで丁度良い気候。
風もそよそよという弱い微風で暑かったり寒かったりしない。
ひなたぼっこしながらお昼寝したいぐらいね。
ただ、目の前にいる人はいらないかなー。
めちゃくちゃ良い笑顔でこっち見つめているのもやめてくれないかなー。
おやつのケーキ、食べないんだったら食べちゃうよ?
と思った瞬間にスッと差し出してきたルナディーク殿下...。
「ローゼ、もっとお食べ。俺はローゼの食べている姿を見るだけでお腹いっぱいになるからな。」
いや、意味がわからない。
というか...まるで恋人のような振る舞いなのも気になる。
エスコートってこの世界だと手を重ねてエスコートは通常のエスコート。
自分から遠い女性の肩の方に手を置いてエスコート(肩を組む)は親友同士や仲が良いとアピールも兼ねているエスコート...まぁ、体調悪い人を介護するのもこのエスコートが使われるわ。
で...腰に手を回してエスコートするのは恋人や夫婦が使うエスコート...なのだけど...。
部屋から庭までにされたエスコートは腰に手を回してするエスコートだったわ...。
手の甲をつねったのだけどやめてくれないし、このエスコートじゃなかったらお姫様抱っこして連れていくって言うから諦めたわ。
使用人達に見られるぐらいだしね。
ただ...なんか生暖かい目で見られたのは気にくわないけれども。
そして席も近いわ。
丸いテーブルなのだから向かいに座るようにすればいいのに、隣同士というかほぼくっついているような位置って言ったらわかるかしら?
ソファーじゃないのに、ぴったりくっつくような感じなのはちょっときついから心持ち離れるようにしているのだけど...離れた分くっついてくるから諦めたわ。
とりあえず、ケーキいらないっぽいし貰っちゃおう。
私の体調を考えてなのか、フルーツいっぱいの甘さが少しだけ控えめのフルーツタルトでいくらでもいけそうなのよね。
最近は病人でも食べやすい食事だったから嬉しいわ。
食べ過ぎると夕飯が入らなくなっちゃうから、ほどほどにしないといけないんだけど。
と思ったら、強い風が吹いた。
思わず目を閉じると、肩と膝に何かが掛かる。
肩掛けと膝掛けが掛けられていた。
隣を見ると、紅茶を飲んでいる殿下がいた。
一体あの一瞬でどうやって掛けたんだろう?
周りに誰も居ないから、掛けてくれたのはこの人だと思うんだけど。
紅茶を飲んだ殿下がこっちを向いて、
「どうしたの?」
と問い掛ける。
よく分からないけれども、お礼を言っておこう。
「掛けてくれてありがとう。」
殿下は無言で微笑んでくれた。
もしかして、掛けるタイミングが分からなかったのかしら?
まぁ、特に必要性感じなかったけれど有難いと思っておこう。
天気は晴れで丁度良い気候。
風もそよそよという弱い微風で暑かったり寒かったりしない。
ひなたぼっこしながらお昼寝したいぐらいね。
ただ、目の前にいる人はいらないかなー。
めちゃくちゃ良い笑顔でこっち見つめているのもやめてくれないかなー。
おやつのケーキ、食べないんだったら食べちゃうよ?
と思った瞬間にスッと差し出してきたルナディーク殿下...。
「ローゼ、もっとお食べ。俺はローゼの食べている姿を見るだけでお腹いっぱいになるからな。」
いや、意味がわからない。
というか...まるで恋人のような振る舞いなのも気になる。
エスコートってこの世界だと手を重ねてエスコートは通常のエスコート。
自分から遠い女性の肩の方に手を置いてエスコート(肩を組む)は親友同士や仲が良いとアピールも兼ねているエスコート...まぁ、体調悪い人を介護するのもこのエスコートが使われるわ。
で...腰に手を回してエスコートするのは恋人や夫婦が使うエスコート...なのだけど...。
部屋から庭までにされたエスコートは腰に手を回してするエスコートだったわ...。
手の甲をつねったのだけどやめてくれないし、このエスコートじゃなかったらお姫様抱っこして連れていくって言うから諦めたわ。
使用人達に見られるぐらいだしね。
ただ...なんか生暖かい目で見られたのは気にくわないけれども。
そして席も近いわ。
丸いテーブルなのだから向かいに座るようにすればいいのに、隣同士というかほぼくっついているような位置って言ったらわかるかしら?
ソファーじゃないのに、ぴったりくっつくような感じなのはちょっときついから心持ち離れるようにしているのだけど...離れた分くっついてくるから諦めたわ。
とりあえず、ケーキいらないっぽいし貰っちゃおう。
私の体調を考えてなのか、フルーツいっぱいの甘さが少しだけ控えめのフルーツタルトでいくらでもいけそうなのよね。
最近は病人でも食べやすい食事だったから嬉しいわ。
食べ過ぎると夕飯が入らなくなっちゃうから、ほどほどにしないといけないんだけど。
と思ったら、強い風が吹いた。
思わず目を閉じると、肩と膝に何かが掛かる。
肩掛けと膝掛けが掛けられていた。
隣を見ると、紅茶を飲んでいる殿下がいた。
一体あの一瞬でどうやって掛けたんだろう?
周りに誰も居ないから、掛けてくれたのはこの人だと思うんだけど。
紅茶を飲んだ殿下がこっちを向いて、
「どうしたの?」
と問い掛ける。
よく分からないけれども、お礼を言っておこう。
「掛けてくれてありがとう。」
殿下は無言で微笑んでくれた。
もしかして、掛けるタイミングが分からなかったのかしら?
まぁ、特に必要性感じなかったけれど有難いと思っておこう。
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