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これって、生活魔法?
しおりを挟む「想ちゃん、測定不能ってどっちかな?」
「ん~通行人見てたら平均50前後だったから、無くて測定不能なのか多すぎてなのか分かんないよねぇ」
「でも、生活魔法が有るって事は多すぎの可能性が高い?」
「どうなんだろうねぇ?」
「生活魔法ってどんなのだろ?種火とか、水、クリーン、あたりかな?」
「やってみようかぁ」
「そうね、試してみないとわかんないよねっ」
右手の人差し指を立てて、種火っと。
おぉ、ちゃんと意識してやれば出来るんだねぇ。
梓ちゃんも種火、水、クリーンと続けざまに成功させてる。
これって、ちゃんと頭で理解して発動したら何でも出来そうなんだけど、どうなんだろう?
例えば・・・ドライヤー、おぉ温風が掌から出てるよぉ。
ならこれも大丈夫か?冷風、温風、うむやはり行けるようだねぇ。
なら、冷水と温水もいけるだろう。後、熱湯も行けるんじゃないかな?
ふむ、全て行けましたねぇ。カップラーメンが直ぐ出来て便利かも?
「ちょっ、想ちゃんそれって生活魔法なの?」
「う~ん、一応私達の生活では使う物だから生活魔法かなぁ?っと」
「それに、ステータスに他の魔法は生えてないよ?」
「そこは、イメージ次第って事なのね」
「多分そうだと想うよぉ」
じゃぁ、氷も作れるかな?ふむ、出来たね。
ならこの氷の形を変えて的に向かって風で吹き飛ばす感じで・・・。
「ちょっ!?想ちゃん!?アイスアロー!?」
「いえいえ、氷を細長く作って風で吹き飛ばしただけですよぉ」
「いやいやいや、それもう生活魔法とは言わないんじゃ?」
「そんな事ないでしょう?氷を作るのも形を変えるのも吹き飛ばすのも生活で使いますよね?」
「えっ?そうなの?使うっけ?」
「使うよぉ、氷は冷蔵庫で作るでしょう?形は型によって作れるし、庭の葉っぱを吹き飛ばして掃除するじゃない?」
「う~ん・・・そうかも?」
「そうだよぉ、ステータスにも魔法生えて無いから間違いないと想うよぉ」
「もしかして、生活魔法万能説?」
どうなんでしょうねぇ?要は考え様って事かもですねぇ。
これを氷魔法と考えてやってみると・・・氷すらできないって言うね(笑)
因みに家庭菜園をイメージして土を触ると1m四方が耕された、生活魔法ぇ。
一応梓ちゃんも同じ事が出来るので想造師は関係ないと想われる?
少し魔法の勉強をしないといけないかもしれませんねぇ。
分からない事は受付嬢さんに聞いちゃいましょう。
という事で、
「受付嬢さん、生活魔法って魔力使いますか?」
「生活魔法ですかにゃ?多少は消費される見たいですがそれで使い切っちゃう人は居ない位少ないですにゃ」
「そうなんだぁ、じゃぁ生活魔法を使うと魔力は感じるのかな?」
「いえ、使う魔力が少なすぎて感じる人は居ないと思うですにゃ」
「ところで、受付嬢さんは生活魔法以外の魔法は使えるのかなぁ?」
「私は獣人ですから、魔力を外部に放出するのは苦手ですにゃ、代わりに身体強化に使えるですにゃ」
「なるほどぉ、身体強化に使うときはどんな感じですか?体中に魔力を行き渡らせる感じなんです?」
「そうですにゃ・・・基本獣人は生まれて自我が芽生える頃には自然と身体強化をするですにゃ、身体に力を入れると自然と強化されてる状態ですにゃ」
ふむ、天性と言うか種族特性かもしれませんねぇ。
普通の魔法使いさんはどうやってるのか聞いてみると人それぞれでお腹の辺りに魔力を感じる人も居れば胸の辺りって言う人も居るらしい。
変わってる人は頭のおでこ辺りって人も居るらしい、それを掌に集めて魔法を使ってるみたいですねぇ。
これは、測定できない位低いって可能性の方が高いかもですねぇ。
もう一つの可能性は、異世界人は外部の魔力を使える可能性ですねぇ。
ここは、梓ちゃんと相談してからかな?
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