ソウコの異世界散歩

不動産のあれこれ

さぁ、不動産屋に行きましょう。
昨日の夜も２人で相談しました、どうせなら事務所兼自宅で一緒に住もうと言う話で纏まりました。
もう２人とも結婚を諦めた感が半端ないですね、将来的には梓ちゃんの会社に住み込み家政婦あたりでお願いしようかなぁ。
と、いう事を梓ちゃんに言って見た所。

「馬鹿言ってんじゃないわよ、税理士は想ちゃん専属で司法書士の方は最低限しか仕事しないわよ？」
「後は演者として異世界に行って遊ぶにきまってるでしょ、勿論お手当は弾んでね？」

「えぇぇぇ・・・」

「えぇじゃない、本心は演者一本で行きたいのよ？あっちで冒険者したいじゃない」

「冒険は遠慮したいんだけどなぁ痛いの嫌だし、そもそも魔物であっても殺すってのが・・・・ねぇ？」

「何言ってるの？ゴブリンなんて女の敵でしょうが、股間膨らまして襲ってくるんでしょ？」

「まぁそうなんだけど、潰すだけで良いんじゃない？」

「それこそ、ゴブリンのアイデンティティを潰してるんだから一緒じゃないの」

「いやぁ、繁殖も減って問題無いかと・・・」

「そこは、バッサリ命を絶ってあげない方が地獄なんじゃないの？」

「第二の人生があるかも？」

「おねぇゴブリン増殖させて何がしたいのよ」

「アハハハハ・・・」

そんな事を喋りながら不動産屋を廻りましたが良い物件は見つかりませんでした。

「仕方ない、うちの事務所に来てるお得意さんの方で探してみるよ」

「そっちの方が申請も梓ちゃんがするから安上がり？」

「いえ、書類作成は私がするだろうけども正規の値段で事務所を通すよ」

「そうなの？」

「でないと、買う人と書類提出者が一緒だと売る方が不安がるからね」
「売主と買主が顔を合わすのは宜しくないからね、だから謄本なり現金を預かる第三者が居る方がスムーズなのよ」

「なるほど～、世知辛い世の中だねぇ」

「さぁ、来週には荷物も届くから異世界楽しむわよぉ～」
「想ちゃんは明日も行くんでしょ？」

「う～ん、仕事の量によるかなぁ？あんまり多いと仕事で１日終わっちゃうかもぉ？」

「まぁ、動画は撮り溜めてた方が後々楽だと思うよ？」

「そうだねぇ、なるだけ行く方向で頑張るよ」

と来週の予定を食事しながら過ごした１日でしたぁ。
また、明日からがんばろう～。