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ダンジョン発見!
しおりを挟むんんんっ・・・!ここはっ!?。
あっ、そうだったスライムに成ったんだった。
早速検証を始めよう。
廻りを確認するが何も居ない。
う~ん、移動するにもスライムじゃ遅いし、飛んでも直ぐ落ちるだろうし。
どうしよう・・・。
ん?下の方で何か・・・あっ蟻が木の蜜食べてんのか。
お試しで取り込んでみるかなぁ?
よし、行ってみよう。
そのまま自由落下で取り込もう大きさも今の自分と大差ないし行けるだろう。
Go !
でろ~ん、パクッ
よし、取り込めた後は溶かすのみ。
!って自分も溶かされてる!?
あっ、蟻酸かっ!?これは、どちらが先に溶かしきるかかぁ!?
何とか溶かされながらも取り込めた、勝因は向こうは量に限りがあったからかな。
俺のは消化液みたいなもんだから際限ないからな。
ふぃ~、何とかなっった。
後は蟻に成れるかどうか、ウニウニと身体が変化しだした。
おしっ!大丈夫蟻になった、透けてるけどもっ!。
移動が速くなったら問題なし。
カサカサカサ・・・
うむ、結構早いし木登りも問題なしっ!
早速移動だっ!
カサカサカサ・・・
ターゲット発見!
あれは、芋虫かぁ?
ん~、取り込むメリットが有るのか?
・・・糸が吐けるかもしれない。
必要か?ま、なんかの役に立つでしょう。
と言う事で早速頂きますっ。パクッ
うむ、何の苦労もなく取り込めた。
さて、糸はでるかな・・・しゅ~~~~~~
お、出た出た。が1m位拡散するだけで使い道が無い?
う~ん、特訓有るのみっ!どうしようもなかったら封印って事で。
という事で、多少は使える状態には出来たかな?
口の中で団子にしてから、ペッっと吐き出せば5m位は飛んでくっ付く事が判明。
伸びた糸は巻き取れないが木から木に飛び移る時は役に立つだろう・・・タブン。
それから沢山の獲物を取り込んだ。
蜘蛛からは毒と糸、糸は同じかと思ったがバージョンアップした。
投網みたいに吐き出せるようになったので狩りが捗る捗る。
蛇は毒と熱感知能力、毒は蜘蛛とは違った感じとしかわからなかったが熱感知は優秀でした、これも狩りが捗る。
次にこいつは思った以上に優秀だった、カエル。
最初は舌でも伸ばすくらいならいらねぇかと思ったが、どっこいこいつの擬態が優秀。
なんと、今迄は形しか再現出来なかったのが色が付くようになったのだっ!。
これで、なんちゃってじゃなくなった。見た目も性能も完璧っ!。
されにっ!なんとっ!透明にもなっちゃう、これはもう無敵でしょう。(笑)
後は身体が倍以上になった。勿論元の小さいサイズにも変更可能っ!。
うむ、優秀なスライムになったもんだ。
まだ、鳥と爬虫類と昆虫だけだがなっ!。
飛ぶのも距離は伸びた、気を抜くと落ちてるが大丈夫今は羽スライムに擬態して飛んでる、落ちても跳ねるからなっ。
それに、可愛いから良いのだ。可愛いは正義(異論は認める)
で、今は開けた所の端の木の上で観察中である。
それは何故かと言うと、ダンジョンの入り口が見えるのだ。
過去と言うか前世の感覚でダンジョンに間違いない、と思う。
何せ、一瞬だったとはいえダンジョンマスターだったですしおすし。
まぁ冒険者みたいな人が出入りしてるから間違いないけどなっ。
暗くなったら侵入してみようと思ってる。
今迄の人生とは違う、やる気を見せているのだ。
ま、初の魔物(スライム)だしな。
ダンジョンマスター?あれは、ノーカウントでお願いします。
はッ!?
寝てた、真っ暗で廻りに誰も居ないし。
よしっ、行くかっ。
カサカサカサ・・・
透明な蜘蛛で移動中、何故蜘蛛かと言うと移動が楽なのと蟻より視界が良いから。
目の数が多いからねっ。
その内の1つが熱感知を担っててサーモグラフィ見たいになってて優秀。
さすスラっ!(自画自賛)
と、馬鹿やりながら侵入ですっ。
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