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第十六章
16-2託すもの
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16-2託すもの
さんざん着せ替え人形にされたセキだったけど最終的にはコクと同じような服装で落ち着いた。
「ぜぇぜぇ、結局こんな服装? まあもうどうでもいいけど。お母さんもさっきからうろうろして、落ち着いてよ。はぁ、なんであたしが‥‥‥」
「セキ、合格です。これなら私の姉妹を名乗れるでしょう。似あっています。ふふふふっ」
「コク、今絶対心にも無い事言ったでしょう!」
セキは自分の倍近くあるコクに対して両腕を上にあげながらぷんすか怒っている。
はたから見れば確かに姉妹だ。
「セ、セキ、お姉ちゃんと喧嘩してはだめですよ。コクもお姉ちゃんなのだからあまりセキをいじめてはいけませんよ?」
「分かっています、赤お母様。しかし躾は私にお任せください。こう言った人の言う事を聞かない竜は身をもって教え込まないといけませんから。ふふっ」
コク、もしかして過去に赤竜と何かあったの?
ものすごく嬉しそうに黒い笑みをちらつかせる。
「はぁ、もうどうでもいいや。お母さんお腹すいた。おっぱいちょうだい!」
セキは当たり前のようにティアナのもとへやって来る。
一瞬ためらったようだったティアナはすぐにデレデレとしてその場で服を脱ぎ始める。
「ティアナ! ちょっと待ってくださいですわ!! ショーゴさん、クロさんすみませんが席を外してくださいですわ!!」
あたしは慌ててティアナを制止して男性陣を追い出す。
ティアナは一瞬ポカーンとしてから真っ赤になる。
むう、母性本能の方が勝ったか?
あたしは男性陣を追い出してから落ち着いた環境でティアナに授乳させる。
セキは嬉しそうにティアナの胸に吸い付いた。
「ふむ、このままではいけませんね。無くなる前に私もお母様からおっぱいをもらわなくては! と言う事でお母様、私にもおっぱいください!」
「え? コクは昨日も魔力を吸ったではありませんの? 今は大体週一回で良いのではなかったのですの?」
「いえ、これは週何回やっても困りません! さぁ、さぁさぁさぁっ!」
そう言ってコクもあたしの服を脱がせにかかる。
「いいなぁ、コクちゃんにセキちゃん。お姉さまも相変わらずコクちゃんには甘いんですから。あたしにも分けて欲しい」
「そ、そうよね。エルハイミの分けてもらいたいわね」
「ティアナ様の‥‥‥ セキちゃんうらやましい!」
「くっ、こんな所でイオマさんやシェルさんの気持ちが理解できてしまうとは! ティアナ様、終わったら私も欲しいですぅ」
あたしたちが魔力供給をしているのを見ながらイオマやシェル、セレやミアムまでなんか言っている。
あんたら魔力吸い取れないでしょうに‥‥‥
そうこうしているうちに魔力供給が終わった。
しかし前の様に根こそぎとはいかない?
「コク、今日は魔力の吸収が少ないのでは無いのですの?」
「回数が多ければ一度に吸い取る魔力はそこまで多くなくても大丈夫なのです。頻繁におっぱいもらえればこの程度で済みますよ、お母様」
「それは助かるのですが、最近コクの吸い方と時折その手が変な動きするのが気になるのですわ」
「ぎくっ! き、気のせいですお母様!」
何か慌てて明後日の方を見て目が合わないようにするコク。
「ふう、ごちそう様、お母さん。しかしお母さんたちってほんと人間のくせして凄い魔力量よね? いくら幼竜のあたしたちとは言え純粋に魔力を吸わせてもらってまだ大丈夫なんだもんね。ねえコク、この人たちっていったい何者よ? 魔法王以上に魔力持っているじゃない?」
「この方たちは魔法王ガーベルの子孫。天秤の女神アガシタ様に祝福された者、女神以上の者とつながるお方です。今までの我々の常識の外にいるお方たちです」
コクにそう言われセキは改めてまじまじとあたしたちを見る。
「ふーん、じゃあ成竜のあたしが負けても仕方ないかぁ。正直かなりショックだったのよね」
へぇ、赤竜もそう言った事感じてたんだ。
しかしそれも当然か、あの女神様たちを焼き殺した事の有る太古の竜だものね。
「でもこれなら近くにいる生き物襲って食べる必要無いわね。当面純粋に魔力をもらえれば成長も早く出来るし、大きく成れば別に人間の様に乳房から魔力吸わなくても済むしね!」
セキがとても重要な事を言っている?
「セキ、それは本当ですの? おっぱいでなくてもいいのですの?」
「うん? エルハイミ母さん知らなかったの? あたしくらいまでは人型だからおっぱいの方が楽だけど、コクくらいになれば指先だろうが何だろうが‥‥‥」
「セキ、おしゃべりが過ぎますよ?」
「ぐぐぐっ! コ、コクいきなりなんで強制力が!?」
にっこりと黒い笑みを見せながらコクがセキに向かってこぶしを握っている。
「コク? これはどう言う事ですの?」
「お母様、前にも言いましたがただ魔力吸収するのではだめなのです。上質な魔力はお母様の慈愛の心が伴っていなかければ吸い取れないのです! 濃厚でいてそして美味な魔力をコクは要求します!」
なぜか少し顔を赤らませながらはぁはぁ吐息が上がってよだれもたらしているコクがいる。
『確かにエルハイミの魔力は濃厚でドロドロして熱いのが入ってくるのが好いのよねぇ』
「うん、特に奥に出されるのが気持ちいのよね?」
「え~、お姉さまぁ、私にもしてくださいいよぉ!」
なんかシコちゃんやシェルがコクをフォローするような言い草をしてイオマがうらやましそうに唇に人差し指を当てている。
魔力って一体何なのよ‥‥‥
あたしがそんな事を悩んでいるとセキが立ち上がって手をボクサーの様にシュッシュッと風きりしている?
「セキ、あなたのその動きずいぶんとコクの時とは違い鋭いですわね?」
「へ? 当り前じゃないエルハイミ母さん。あたし闘竜だもん」
「闘竜?」
聞き慣れないその言葉にあたしだけでなくみんなも首をかしげる。
「だから闘竜よ! 闘竜て言ったらバーンって感じのゴーンよ!」
うーむ、何言ってるのか分からない。
仕方なくあたしはコクを見る。
「闘竜とは戦闘を好む竜の事です。私は知竜。竜の中にもその性質や性格、能力を表す呼び名ですね」
なんと、竜にもそう言った性質や性格、能力に差があったんだ!
あたしは思わずコクに聞く。
「では、今のセキはこんなに小さいのに戦闘力が有るのですの?」
「そうですね、今の私にはまだまだ及びませんが赤竜は純粋に戦闘力であれば十二詰め所の悪魔どもに劣らないのではないでしょうか? 既にクロやクロエでも単純にセキを取り押さえるのは難しくなっているでしょう」
そのコクの言葉に一同唖然とする。
そんな中、ひとしきり体を動かしていたセキがこちらを見る。
「うん? 何?」
みんなの視線を浴びている事にやっと気付き可愛らしく首をかしげるのだった。
* * * * *
意外な所で戦力の増加が有った事に驚いたけどあたしたちはホリゾン潜伏の為に準備をいろいろと進めていた。
エルフの魔法のポーチはあたしたち一人一人が持っているし、ティナの町で調整をしてもらった初号機も新しいハンガーキャリアー共々収納も終わった。
アイミの調整もばっちりで既にティアナのポーチの中で待機している。
「お姉さま、私は二号機の作成に入っています。本当は付いて行きたいですけどアンナさんはあれ以降ルイズちゃんに付きっきりでこちらの手伝いはほとんど‥‥‥」
「それは仕方ありませんわ。でもイオマ、『鋼鉄の鎧騎士』は国の守りの要になりますわ。今はあなたにしかお願いできないのですわ」
「分かっています。だから安心して行っていてください。お姉さまの帰る場所は私が守ります。だから必ず帰ってきてくださいね?」
イオマはあたしの手を取ってそう言う。
あたしはイオマを引き寄せおでこにキスする。
「大丈夫、きっとジュメルの野望を阻止して戻って来案すわ!」
「お姉さま、ここは唇にキスですよ? ふう、仕方ないお姉さまですね。でも気を付けて」
最後にそう言って心配そうな笑顔を見せるイオマ。
あたしたちはいよいよ北のホリゾン帝国に向けて出発するのであった。
さんざん着せ替え人形にされたセキだったけど最終的にはコクと同じような服装で落ち着いた。
「ぜぇぜぇ、結局こんな服装? まあもうどうでもいいけど。お母さんもさっきからうろうろして、落ち着いてよ。はぁ、なんであたしが‥‥‥」
「セキ、合格です。これなら私の姉妹を名乗れるでしょう。似あっています。ふふふふっ」
「コク、今絶対心にも無い事言ったでしょう!」
セキは自分の倍近くあるコクに対して両腕を上にあげながらぷんすか怒っている。
はたから見れば確かに姉妹だ。
「セ、セキ、お姉ちゃんと喧嘩してはだめですよ。コクもお姉ちゃんなのだからあまりセキをいじめてはいけませんよ?」
「分かっています、赤お母様。しかし躾は私にお任せください。こう言った人の言う事を聞かない竜は身をもって教え込まないといけませんから。ふふっ」
コク、もしかして過去に赤竜と何かあったの?
ものすごく嬉しそうに黒い笑みをちらつかせる。
「はぁ、もうどうでもいいや。お母さんお腹すいた。おっぱいちょうだい!」
セキは当たり前のようにティアナのもとへやって来る。
一瞬ためらったようだったティアナはすぐにデレデレとしてその場で服を脱ぎ始める。
「ティアナ! ちょっと待ってくださいですわ!! ショーゴさん、クロさんすみませんが席を外してくださいですわ!!」
あたしは慌ててティアナを制止して男性陣を追い出す。
ティアナは一瞬ポカーンとしてから真っ赤になる。
むう、母性本能の方が勝ったか?
あたしは男性陣を追い出してから落ち着いた環境でティアナに授乳させる。
セキは嬉しそうにティアナの胸に吸い付いた。
「ふむ、このままではいけませんね。無くなる前に私もお母様からおっぱいをもらわなくては! と言う事でお母様、私にもおっぱいください!」
「え? コクは昨日も魔力を吸ったではありませんの? 今は大体週一回で良いのではなかったのですの?」
「いえ、これは週何回やっても困りません! さぁ、さぁさぁさぁっ!」
そう言ってコクもあたしの服を脱がせにかかる。
「いいなぁ、コクちゃんにセキちゃん。お姉さまも相変わらずコクちゃんには甘いんですから。あたしにも分けて欲しい」
「そ、そうよね。エルハイミの分けてもらいたいわね」
「ティアナ様の‥‥‥ セキちゃんうらやましい!」
「くっ、こんな所でイオマさんやシェルさんの気持ちが理解できてしまうとは! ティアナ様、終わったら私も欲しいですぅ」
あたしたちが魔力供給をしているのを見ながらイオマやシェル、セレやミアムまでなんか言っている。
あんたら魔力吸い取れないでしょうに‥‥‥
そうこうしているうちに魔力供給が終わった。
しかし前の様に根こそぎとはいかない?
「コク、今日は魔力の吸収が少ないのでは無いのですの?」
「回数が多ければ一度に吸い取る魔力はそこまで多くなくても大丈夫なのです。頻繁におっぱいもらえればこの程度で済みますよ、お母様」
「それは助かるのですが、最近コクの吸い方と時折その手が変な動きするのが気になるのですわ」
「ぎくっ! き、気のせいですお母様!」
何か慌てて明後日の方を見て目が合わないようにするコク。
「ふう、ごちそう様、お母さん。しかしお母さんたちってほんと人間のくせして凄い魔力量よね? いくら幼竜のあたしたちとは言え純粋に魔力を吸わせてもらってまだ大丈夫なんだもんね。ねえコク、この人たちっていったい何者よ? 魔法王以上に魔力持っているじゃない?」
「この方たちは魔法王ガーベルの子孫。天秤の女神アガシタ様に祝福された者、女神以上の者とつながるお方です。今までの我々の常識の外にいるお方たちです」
コクにそう言われセキは改めてまじまじとあたしたちを見る。
「ふーん、じゃあ成竜のあたしが負けても仕方ないかぁ。正直かなりショックだったのよね」
へぇ、赤竜もそう言った事感じてたんだ。
しかしそれも当然か、あの女神様たちを焼き殺した事の有る太古の竜だものね。
「でもこれなら近くにいる生き物襲って食べる必要無いわね。当面純粋に魔力をもらえれば成長も早く出来るし、大きく成れば別に人間の様に乳房から魔力吸わなくても済むしね!」
セキがとても重要な事を言っている?
「セキ、それは本当ですの? おっぱいでなくてもいいのですの?」
「うん? エルハイミ母さん知らなかったの? あたしくらいまでは人型だからおっぱいの方が楽だけど、コクくらいになれば指先だろうが何だろうが‥‥‥」
「セキ、おしゃべりが過ぎますよ?」
「ぐぐぐっ! コ、コクいきなりなんで強制力が!?」
にっこりと黒い笑みを見せながらコクがセキに向かってこぶしを握っている。
「コク? これはどう言う事ですの?」
「お母様、前にも言いましたがただ魔力吸収するのではだめなのです。上質な魔力はお母様の慈愛の心が伴っていなかければ吸い取れないのです! 濃厚でいてそして美味な魔力をコクは要求します!」
なぜか少し顔を赤らませながらはぁはぁ吐息が上がってよだれもたらしているコクがいる。
『確かにエルハイミの魔力は濃厚でドロドロして熱いのが入ってくるのが好いのよねぇ』
「うん、特に奥に出されるのが気持ちいのよね?」
「え~、お姉さまぁ、私にもしてくださいいよぉ!」
なんかシコちゃんやシェルがコクをフォローするような言い草をしてイオマがうらやましそうに唇に人差し指を当てている。
魔力って一体何なのよ‥‥‥
あたしがそんな事を悩んでいるとセキが立ち上がって手をボクサーの様にシュッシュッと風きりしている?
「セキ、あなたのその動きずいぶんとコクの時とは違い鋭いですわね?」
「へ? 当り前じゃないエルハイミ母さん。あたし闘竜だもん」
「闘竜?」
聞き慣れないその言葉にあたしだけでなくみんなも首をかしげる。
「だから闘竜よ! 闘竜て言ったらバーンって感じのゴーンよ!」
うーむ、何言ってるのか分からない。
仕方なくあたしはコクを見る。
「闘竜とは戦闘を好む竜の事です。私は知竜。竜の中にもその性質や性格、能力を表す呼び名ですね」
なんと、竜にもそう言った性質や性格、能力に差があったんだ!
あたしは思わずコクに聞く。
「では、今のセキはこんなに小さいのに戦闘力が有るのですの?」
「そうですね、今の私にはまだまだ及びませんが赤竜は純粋に戦闘力であれば十二詰め所の悪魔どもに劣らないのではないでしょうか? 既にクロやクロエでも単純にセキを取り押さえるのは難しくなっているでしょう」
そのコクの言葉に一同唖然とする。
そんな中、ひとしきり体を動かしていたセキがこちらを見る。
「うん? 何?」
みんなの視線を浴びている事にやっと気付き可愛らしく首をかしげるのだった。
* * * * *
意外な所で戦力の増加が有った事に驚いたけどあたしたちはホリゾン潜伏の為に準備をいろいろと進めていた。
エルフの魔法のポーチはあたしたち一人一人が持っているし、ティナの町で調整をしてもらった初号機も新しいハンガーキャリアー共々収納も終わった。
アイミの調整もばっちりで既にティアナのポーチの中で待機している。
「お姉さま、私は二号機の作成に入っています。本当は付いて行きたいですけどアンナさんはあれ以降ルイズちゃんに付きっきりでこちらの手伝いはほとんど‥‥‥」
「それは仕方ありませんわ。でもイオマ、『鋼鉄の鎧騎士』は国の守りの要になりますわ。今はあなたにしかお願いできないのですわ」
「分かっています。だから安心して行っていてください。お姉さまの帰る場所は私が守ります。だから必ず帰ってきてくださいね?」
イオマはあたしの手を取ってそう言う。
あたしはイオマを引き寄せおでこにキスする。
「大丈夫、きっとジュメルの野望を阻止して戻って来案すわ!」
「お姉さま、ここは唇にキスですよ? ふう、仕方ないお姉さまですね。でも気を付けて」
最後にそう言って心配そうな笑顔を見せるイオマ。
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