390 / 610
第十四章
14-16ティナの町での一日
しおりを挟む
14-16ティナの町での一日
「うーんっ、良く寝ましたわぁ~」
あたしはベッドの上で大きく伸びをする。
プルンっ!
腕を上に伸ばしたせいであたしの胸が揺れる。
「うん? もう朝なの? おはよう、エルハイミ」
そう言ってティアナも起き出す。
さらりとシーツがはだける。
そして朝の光りの中に美しいティアナの裸体を照らし出す。
「おはようございますですわ、ティアナ。ちゅっ!」
「んっ、もう、エルハイミったら昨日は激しかったんだから‥‥‥ たまにはあたしにもその呪い貸してね。今度はあたしがエルハイミを可愛がってあげるから」
そう言いながらティアナはベッドから起き上がり衣服を着始める。
あたしはもう少しこの甘い時間を過ごしたかったけど今日はティナの町に買い出しやら何やらとめいいっぱい楽しみたい。
下着工房ではシェルが昨日の夜から何やら奮闘して新作を作っているとか言ってたし、ちょっと楽しみでもある。
「今日はアラージュたちも一緒に町を回りたいって言ってたし、エルハイミとだけゆっくりできないけどごめんね」
「かまいませんわよ。私はティアナと一緒なら」
あたしはそう言いながら自分も衣服を着始めるのだった。
* * *
「お母様おはようございます。赤お母様もおはようございます‥‥‥」
朝食の為食堂に行くとコクたちが先に来ていて食事をしていた。
コクはあたしたちに朝の挨拶をするもののティアナに対しては口をとがらせながら挨拶をしている。
「お母様と赤お母様の事は理解しているつもりですがやはりお母様と一緒に眠れないのは寂しいです」
「コク、ごめんなさいね。でもコクもそろそろ一人で眠れないといけませんわよ?」
あたしがそう言うとコクはあたしに抱き着きこう言う。
「コクはお母様とずっと一緒がいいです!」
「コクちゃんその意気ですよ!」
「そうですコクちゃん、私たちも応援します! そしてティアナ様は私たちのもとへ‥‥‥ ぐへへへへっ」
『全くこの子達ったら』
可愛らしいコクがあたしに抱き着きおねだりする横で欲望丸出しのセレとミアムがシコちゃんにあきれられながらコクを焚き付ける。
まったくこいつらときたら‥‥‥
「ああ、今朝のセレもミアムも可愛らしい! もうそのままお持ち帰りしたい!!」
「朝から盛ってるんじゃないわよ、アラージュ。ほらそっちのドレッシング取って」
アラージュさんやカーミラさんもいる。
相変わらず平常運転だ。
「おはよう。ところでエルハイミさん、ここって魔晶石が豊富に採れるのだっけ?」
「おはようございますですわ、イパネマさん。魔晶石の採掘はお隣の国ノルウェンですわよ? ティナの町では採掘は有りませんわ」
イパネマさんはお茶を飲みながら「あらそうだったの」とか言っている。
みんな今朝は各々自由に過ごしている。
「ティアナ、食事を運んでもらいましたわ。さあ早い所食事を済ませて町に行きましょうですわ!」
あたしはそう言いながらティアナと朝食をとっていくのだった。
* * * * *
「ティアナねーちゃん、エルハイミねーちゃん! こっちだよ!!」
ジルが元気に手を振っている。
ティナの町ももうじき収穫祭が行われるよ様だ。
あたしたちが始めた収穫祭は今では町の一大イベントとなっており各ギルドがスポンサーになって毎年賑やかに行われるそうだ。
なので祭りが近づくとこうして広場の周りに露店が立ち並ぶのだ。
「よく兄様が露店の許可を出しましたね?」
「あー、ゾナー様がエスティマ様を説得して許可が下りたんだ。ただ店を出すには貿易ギルドに登録する必要があるから変なのは店が出せないけどね」
ジルはそう言ってマリアを肩に乗せあちらこちらを指さして話をしている。
「そう言えばシェルはどうしたのですの?」
「ああ、シェルねーちゃんなら下着工房に行ったまま帰ってきていないよ。せっかく祭りが近いから露店を見て回ろうと誘ったんだけどエルハイミねーちゃんの下着作るって言い張ってそのままだった」
ジルは肩をすくめてため息をついている。
「人間の考える事は理解できないでいやがりますね、収穫祭などとは。毎年収穫時期は訪れるというのに」
「クロエそう言うものではないぞ。寿命の短き人間はその都度そう言った事に感謝をして短き命を謳歌するのだ」
クロエさんがガラス細工の瓶を熱心に眺めながらそんな事を言っている。
それをクロさんはたしなめる。
確かに人間の命は短い。
だから毎年毎年行うこういった催し物を大いに楽しむ。
と、あたしは有ることを思い出す。
「ジル、そう言えば収穫祭は感謝の舞をまだやっているのですの?」
「うっ、あ、ああ、それ見たいのはやっているんだけどね‥‥‥」
ジルにしては珍しく歯切れの悪い返事が返ってくる。
何なのだろう?
「えー、あの踊り変だよ絶対!」
ジルの肩にとまっていたアリアは露店で買ったお菓子を食べながらそう言う。
感謝の舞が変?
あたしは気になってジルに聞いてみる。
「ジル、感謝の舞が何故変なのですの? ファーナ様に仕える神官が踊りを舞うのではないのですの?」
「い、いやそれが去年あたりからこの町の特徴を前面に出そうって話になってエスティマ様に話を持って行ったら即採用になっちゃって、町の男どもは大喜びだしスタイルに自信のある人は平気で参加しちゃうしで‥‥‥」
そう言ってジルは真っ赤になった。
なに?
どう言う事よ?
「だってさ、みんなエルハイミやティアナがつけている肌着見たいので舞台上で行ったり来たりするだけで踊らないんだよ? あんなの踊りじゃないって言ってるのに他の人はにやにやしてうれしそうなんだよねぇ」
マリアはふくれながらそう言う。
はぁ?
あたしやティアナの肌着って‥‥‥
ま、まさかそれって下着ぃっ!?
「ジ、ジル、まさかそれって下着のファッションショーですの!?」
「ふぁっしょんしょー?」
ジルは赤い顔のまま首をかしげる。
あたしはびっと人差し指を立てながら説明する。
「要は下着の品評会を実際に女性が着用して見せると言う事ですわ! 実際に装着した様子でその下着の見栄えや出来の良さを確認するのですわ!」
「ああ、なるほど」
ジルは手をポンと叩き理解する。
「そんな感じだったよ。それで人気のある下着はすぐに工房で量産しているって言ってたなぁ」
そしてジルはこんなことを付け加えて言う。
「そう言えばコルニャのお偉いさんがティアナねーちゃんに着せるんだって言って色んな下着のデザインを寄こしていたっけ。結局ティアナねーちゃんが連合軍の将軍やってるからそれらはみんなその『ふぁっしょんしょー』ってのに出されてたみたいだけど」
って、アテンザ様も噛んでいたのかいっ!!
しかもティアナに着せるとか相変わらずぶれないな姉よ!
と、あたしたちが話しているとシェルがやって来た。
「いたいたっ! エルハイミ出来たわよ!! あたしの自信作、すぐにでもエルハイミに着てもらいたいわっ!」
手をぶんぶん振って目の下にクマまで作って興奮気味にやってくるシェル。
そんなシェルを見てジルは思わず一歩引いてあたしを見て言う。
「ま、まさかエルハイミねーちゃんもシェルねーちゃんが作った下着着てみんなの前で『ふぁっしょんしょー』する気なのかっ!? いくらエルハイミねーちゃんが変態だからってそれはやめといた方が良いぞ?」
「誰が変態ですの! それに私は人前で下着姿になんかなりませんわよ!!」
「エ、エルハイミの新作下着姿‥‥‥ ごくり」
「あたしの作った下着姿のエルハイミ‥‥‥ ぽっ」
「お母様が肌着姿になるのですか? シェルの作った肌着に?」
「あら、それはちょっと興味あるわね?」
「イパネマさん、もっと興味を持ってやってください! そして正妻をティアナ様から引き離してください!」
「そうですよイパネマさん、何ならそのままエルハイミさんをお持ち帰りしても構いませんから!」
「ああ、頑張っているセレとミアムも可愛いいっ! セレ、ミアム私が選んだ下着で三人だけで『ふぁっしょんしょー』をしないか?」
「こらこらアラージュ、こんな人の往来するところで妄想を口にすると変質者あつかいされるわよ?」
「下着は黒一択でいやがります! 白など許せんでいやがります!!」
みんな口々に好き勝手言っている。
そして何故かみんながあたしに視線を集める。
このタイミングでシェルがあたしに包みの袋を手渡して来る。
そして再度みんなの視線が集まる、何かを期待して。
「わ、私は『ふぁっしょんしょー』何てやりませんわぁっぁあああぁっ!!」
にぎやかな広場にあたしの声がこだまするのであった。
「うーんっ、良く寝ましたわぁ~」
あたしはベッドの上で大きく伸びをする。
プルンっ!
腕を上に伸ばしたせいであたしの胸が揺れる。
「うん? もう朝なの? おはよう、エルハイミ」
そう言ってティアナも起き出す。
さらりとシーツがはだける。
そして朝の光りの中に美しいティアナの裸体を照らし出す。
「おはようございますですわ、ティアナ。ちゅっ!」
「んっ、もう、エルハイミったら昨日は激しかったんだから‥‥‥ たまにはあたしにもその呪い貸してね。今度はあたしがエルハイミを可愛がってあげるから」
そう言いながらティアナはベッドから起き上がり衣服を着始める。
あたしはもう少しこの甘い時間を過ごしたかったけど今日はティナの町に買い出しやら何やらとめいいっぱい楽しみたい。
下着工房ではシェルが昨日の夜から何やら奮闘して新作を作っているとか言ってたし、ちょっと楽しみでもある。
「今日はアラージュたちも一緒に町を回りたいって言ってたし、エルハイミとだけゆっくりできないけどごめんね」
「かまいませんわよ。私はティアナと一緒なら」
あたしはそう言いながら自分も衣服を着始めるのだった。
* * *
「お母様おはようございます。赤お母様もおはようございます‥‥‥」
朝食の為食堂に行くとコクたちが先に来ていて食事をしていた。
コクはあたしたちに朝の挨拶をするもののティアナに対しては口をとがらせながら挨拶をしている。
「お母様と赤お母様の事は理解しているつもりですがやはりお母様と一緒に眠れないのは寂しいです」
「コク、ごめんなさいね。でもコクもそろそろ一人で眠れないといけませんわよ?」
あたしがそう言うとコクはあたしに抱き着きこう言う。
「コクはお母様とずっと一緒がいいです!」
「コクちゃんその意気ですよ!」
「そうですコクちゃん、私たちも応援します! そしてティアナ様は私たちのもとへ‥‥‥ ぐへへへへっ」
『全くこの子達ったら』
可愛らしいコクがあたしに抱き着きおねだりする横で欲望丸出しのセレとミアムがシコちゃんにあきれられながらコクを焚き付ける。
まったくこいつらときたら‥‥‥
「ああ、今朝のセレもミアムも可愛らしい! もうそのままお持ち帰りしたい!!」
「朝から盛ってるんじゃないわよ、アラージュ。ほらそっちのドレッシング取って」
アラージュさんやカーミラさんもいる。
相変わらず平常運転だ。
「おはよう。ところでエルハイミさん、ここって魔晶石が豊富に採れるのだっけ?」
「おはようございますですわ、イパネマさん。魔晶石の採掘はお隣の国ノルウェンですわよ? ティナの町では採掘は有りませんわ」
イパネマさんはお茶を飲みながら「あらそうだったの」とか言っている。
みんな今朝は各々自由に過ごしている。
「ティアナ、食事を運んでもらいましたわ。さあ早い所食事を済ませて町に行きましょうですわ!」
あたしはそう言いながらティアナと朝食をとっていくのだった。
* * * * *
「ティアナねーちゃん、エルハイミねーちゃん! こっちだよ!!」
ジルが元気に手を振っている。
ティナの町ももうじき収穫祭が行われるよ様だ。
あたしたちが始めた収穫祭は今では町の一大イベントとなっており各ギルドがスポンサーになって毎年賑やかに行われるそうだ。
なので祭りが近づくとこうして広場の周りに露店が立ち並ぶのだ。
「よく兄様が露店の許可を出しましたね?」
「あー、ゾナー様がエスティマ様を説得して許可が下りたんだ。ただ店を出すには貿易ギルドに登録する必要があるから変なのは店が出せないけどね」
ジルはそう言ってマリアを肩に乗せあちらこちらを指さして話をしている。
「そう言えばシェルはどうしたのですの?」
「ああ、シェルねーちゃんなら下着工房に行ったまま帰ってきていないよ。せっかく祭りが近いから露店を見て回ろうと誘ったんだけどエルハイミねーちゃんの下着作るって言い張ってそのままだった」
ジルは肩をすくめてため息をついている。
「人間の考える事は理解できないでいやがりますね、収穫祭などとは。毎年収穫時期は訪れるというのに」
「クロエそう言うものではないぞ。寿命の短き人間はその都度そう言った事に感謝をして短き命を謳歌するのだ」
クロエさんがガラス細工の瓶を熱心に眺めながらそんな事を言っている。
それをクロさんはたしなめる。
確かに人間の命は短い。
だから毎年毎年行うこういった催し物を大いに楽しむ。
と、あたしは有ることを思い出す。
「ジル、そう言えば収穫祭は感謝の舞をまだやっているのですの?」
「うっ、あ、ああ、それ見たいのはやっているんだけどね‥‥‥」
ジルにしては珍しく歯切れの悪い返事が返ってくる。
何なのだろう?
「えー、あの踊り変だよ絶対!」
ジルの肩にとまっていたアリアは露店で買ったお菓子を食べながらそう言う。
感謝の舞が変?
あたしは気になってジルに聞いてみる。
「ジル、感謝の舞が何故変なのですの? ファーナ様に仕える神官が踊りを舞うのではないのですの?」
「い、いやそれが去年あたりからこの町の特徴を前面に出そうって話になってエスティマ様に話を持って行ったら即採用になっちゃって、町の男どもは大喜びだしスタイルに自信のある人は平気で参加しちゃうしで‥‥‥」
そう言ってジルは真っ赤になった。
なに?
どう言う事よ?
「だってさ、みんなエルハイミやティアナがつけている肌着見たいので舞台上で行ったり来たりするだけで踊らないんだよ? あんなの踊りじゃないって言ってるのに他の人はにやにやしてうれしそうなんだよねぇ」
マリアはふくれながらそう言う。
はぁ?
あたしやティアナの肌着って‥‥‥
ま、まさかそれって下着ぃっ!?
「ジ、ジル、まさかそれって下着のファッションショーですの!?」
「ふぁっしょんしょー?」
ジルは赤い顔のまま首をかしげる。
あたしはびっと人差し指を立てながら説明する。
「要は下着の品評会を実際に女性が着用して見せると言う事ですわ! 実際に装着した様子でその下着の見栄えや出来の良さを確認するのですわ!」
「ああ、なるほど」
ジルは手をポンと叩き理解する。
「そんな感じだったよ。それで人気のある下着はすぐに工房で量産しているって言ってたなぁ」
そしてジルはこんなことを付け加えて言う。
「そう言えばコルニャのお偉いさんがティアナねーちゃんに着せるんだって言って色んな下着のデザインを寄こしていたっけ。結局ティアナねーちゃんが連合軍の将軍やってるからそれらはみんなその『ふぁっしょんしょー』ってのに出されてたみたいだけど」
って、アテンザ様も噛んでいたのかいっ!!
しかもティアナに着せるとか相変わらずぶれないな姉よ!
と、あたしたちが話しているとシェルがやって来た。
「いたいたっ! エルハイミ出来たわよ!! あたしの自信作、すぐにでもエルハイミに着てもらいたいわっ!」
手をぶんぶん振って目の下にクマまで作って興奮気味にやってくるシェル。
そんなシェルを見てジルは思わず一歩引いてあたしを見て言う。
「ま、まさかエルハイミねーちゃんもシェルねーちゃんが作った下着着てみんなの前で『ふぁっしょんしょー』する気なのかっ!? いくらエルハイミねーちゃんが変態だからってそれはやめといた方が良いぞ?」
「誰が変態ですの! それに私は人前で下着姿になんかなりませんわよ!!」
「エ、エルハイミの新作下着姿‥‥‥ ごくり」
「あたしの作った下着姿のエルハイミ‥‥‥ ぽっ」
「お母様が肌着姿になるのですか? シェルの作った肌着に?」
「あら、それはちょっと興味あるわね?」
「イパネマさん、もっと興味を持ってやってください! そして正妻をティアナ様から引き離してください!」
「そうですよイパネマさん、何ならそのままエルハイミさんをお持ち帰りしても構いませんから!」
「ああ、頑張っているセレとミアムも可愛いいっ! セレ、ミアム私が選んだ下着で三人だけで『ふぁっしょんしょー』をしないか?」
「こらこらアラージュ、こんな人の往来するところで妄想を口にすると変質者あつかいされるわよ?」
「下着は黒一択でいやがります! 白など許せんでいやがります!!」
みんな口々に好き勝手言っている。
そして何故かみんながあたしに視線を集める。
このタイミングでシェルがあたしに包みの袋を手渡して来る。
そして再度みんなの視線が集まる、何かを期待して。
「わ、私は『ふぁっしょんしょー』何てやりませんわぁっぁあああぁっ!!」
にぎやかな広場にあたしの声がこだまするのであった。
0
お気に入りに追加
131
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
うちの娘が悪役令嬢って、どういうことですか?
プラネットプラント
ファンタジー
全寮制の高等教育機関で行われている卒業式で、ある令嬢が糾弾されていた。そこに令嬢の父親が割り込んできて・・・。乙女ゲームの強制力に抗う令嬢の父親(前世、彼女いない歴=年齢のフリーター)と従者(身内には優しい鬼畜)と異母兄(当て馬/噛ませ犬な攻略対象)。2016.09.08 07:00に完結します。
小説家になろうでも公開している短編集です。
スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~
暁 とと
ファンタジー
スキル運のおかげでドロップ率や宝箱のアイテムに対する運が良く、確率の低いアイテムをドロップしたり、激レアな武器を宝箱から出したりすることが出来る佐藤はギルドを辞めさられた。
しかし、佐藤の庭にダンジョンが出来たので億を稼ぐことが出来ます。
もう、戻ってきてと言われても無駄です。こっちは、億稼いでいるので。
あいつに無理矢理連れてこられた異世界生活
mio
ファンタジー
なんやかんや、無理矢理あいつに異世界へと連れていかれました。
こうなったら仕方ない。とにかく、平和に楽しく暮らしていこう。
なぜ、少女は異世界へと連れてこられたのか。
自分の中に眠る力とは何なのか。
その答えを知った時少女は、ある決断をする。
長い間更新をさぼってしまってすいませんでした!
腐った伯爵家を捨てて 戦姫の副団長はじめます~溢れる魔力とホムンクルス貸しますか? 高いですよ?~
薄味メロン
ファンタジー
領地には魔物が溢れ、没落を待つばかり。
【伯爵家に逆らった罪で、共に滅びろ】
そんな未来を回避するために、悪役だった男が奮闘する物語。
妹に陥れられ処刑決定したのでブチギレることにします
リオール
恋愛
実の妹を殺そうとした罪で、私は処刑されることとなった。
違うと言っても、事実無根だとどれだけ訴えても。
真実を調べることもなく、私の処刑は決定となったのだ。
──あ、そう?じゃあもう我慢しなくていいですね。
大人しくしてたら随分なめられた事態になってしまったようで。
いいでしょう、それではご期待通りに悪女となってみせますよ!
淑女の時間は終わりました。
これからは──ブチギレタイムと致します!!
======
筆者定番の勢いだけで書いた小説。
主人公は大人しく、悲劇のヒロイン…ではありません。
処刑されたら時間が戻ってやり直し…なんて手間もかけません。とっととやっちゃいます。
矛盾点とか指摘したら負けです(?)
何でもオッケーな心の広い方向けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる