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第六章
6-25おもてなし
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6-25おもてなし
シェルはファイナス市長にだいぶ絞られていたようだ。
「や、やっと終わったぁ~! なんであんなに難しいのよ!!」
ようやく風のメッセンジャーが使えるようになったシェルは試しにソルミナ教授にメッセージを送る。
するとほどなくしてソルミナ教授から返事が来たようだ。
「なになに? 問題無く受信できたって? それよりソルガ兄さんに変な虫はついてないかですって!?」
なんか一人で騒いでいる。
「シェル、どうですの? うまくできそうですの??」
「ああ、ばっちりね! あたしも知らなかったけどこれってものすごく便利ね!!」
「シェル、あまり遊びで使わない様に。これはエルフのネットワークでも重要な役割を持ちます。連絡には誠実さと事実のみを載せなさい。決して個人の感情や憶測、推測のような曖昧なものは載せない事。わかりましたか?」
ファイナス市長に戒められてシェルはしゅんとして「はい」とだけ言った。
うーん、あたしもこの魔法教えてもらおうと思ったけど難しいかな?
そんなことを思っていたらファイナス市長が提案をしてきた。
「思いのほかシェルに魔法を教えるのに時間がかかりました。ユカ、せっかくですから食事位してから戻ってはどうですか?」
ファイナス市長の提案に最初は遠慮をした師匠だったがイチロウさんもわざわざここまで来て「せっかく来たんだから腕によりをかけて作る、是非食って行ってくれ!」なんて言われて仕方なく承諾した。
あたしはまたまたイチロウさんのご飯が食べれると思おうとうれしくなってしまう。
師匠には悪いがここはイチロウさんの食事を楽しませてもらおう。
「時にユカ、先日の上級精霊たちはその後どうですか?」
ファイナス市長はその後の上級精霊について聞いてきた。
師匠は要点をまとめて話すがその中で気になったのかファイナス市長はあたしにいくつか質問をしてきた。
「エルハイミさん、上級精霊が四体もあなたと契約するなんて驚きです。しかし、その要因があなたの魂にあると聞きますがあなたは一体何者なのです?」
ファイナス市長は目を細めてあたしに聞いて来るけど、あたしだって知らないよ?
「以前にも魔術鑑定をした時も私の魂については不明のままでしたわ」
それを聞いてファイナス市長は師匠を見る。
「ユカ、この子はまさか魔王の魂の持ち主ではないのですか?」
ざわっ!
一瞬にしてこの場にいる人すべてがざわつく。
しかし師匠は冷静にこう言う。
「ファイナス市長、それはあり得ません。エルハイミの魂はエルハイミのモノで他の誰かのもではありません。現に彼女の魂から邪悪な気配は一切しませんしそう言った兆候は全くありません。それにシェルさん、あなたならわかりますよね?」
いきなり振られたシェルは驚きビクつくが小さな声で肯定する。
「は、はい。エルハイミの魂と融合したときにそんな気配はみじんも感じませんでした。ただ、大きすぎるのです。危うく私の魂がエルハイミの魂に吸い込まれかき消されそうになるほどに」
「なんですってぇ!? エ、エルハイミの魂と融合したぁ!!!?」
いきなりティアナが大声を出す。
そして憤慨し始める。
「ど、どういうことシェル!? あたしのエルハイミと魂が融合したって!?」
「いや、だから『命の木』の世界で樹木の姿のあたしがエルフの姿になるには一度エルハイミと魂を融合してエルフの姿に再生しないと動けなかったのよ。ただ、あの時はあまりにもエルハイミの魂が強すぎてあたしが飲み込まれ犯され危うく昇天するところだったのよ」
「た、魂レベルで犯され昇天させられたぁ!!!? エ、エルハイミぃ~~~~っ!!!!」
え?
ええ?
なぜそこで怒るのティアナ!?
ティアナはいきなりあたしに抱き着き両手で頭をがっしり捕まえ顔をくっつけるほど近づけ詰問する。
「エルハイミ、これはどういうことか説明なさい! あたしと言う者が有りながら他の女に手を出したの!? しかも、お、犯したですって!? 昇天させたですってぇぇぇぇええええ!!!?」
「ちょ、ちょっとティアナぁ??」
涙目で赤くなってフーフー言いながら怒ってる。
あたしは訳が分からなくなって困惑する。
「ええと、魂の融合はしましたがそれは仕方ない事でしたし、お、犯すったって表現がおかしいですわ! 融合時にシェルの意識が消えかかったので慌てて分離し完全融合を阻止して連結方式にしたのですわ! 決してシェルに手を出したのではないですわぁ!!」
あたしの必至なその物言いにティアナはとりあえずこれ以上興奮することは無くなったが納得はしていない感じだった。
「あ、でもあたしが最初エルハイミの中に入る時はすっごく気持ちよかったわね~。エルハイミを無理やり開いて強引にあたしを押し込んで奥に奥に入るのはちょっと興奮したかも。それにエルハイミの一番奥に届いたときの気持ちよさったら何とも言えなかったわね。思わずその時点でエルハイミの中で思い切りはじけちゃったけど、あの時エルハイミも気持ちよかったでしょう? 中にあたしがいっぱい溢れて」
うぁ!!!?
シェルわざとかその言い回し!!!?
ティアナに目を戻すともう遅かった。
あたしはいきなり唇を奪われ押したされた。
話をしようにも舌が入ってきて思い切り絡まってくる。
「ぶぅむぅぅぅうううぅぅっっ!!」
くちゃくちゃとティアナとあたしの唾液が絡まる。
あ、やばい、気持ちいい‥‥‥
しばらくティアナにキスされて頭がぼうっとしたころやっと解放される。
「はぁはぁ、こ、こうなったら、無理やりにでもエルハイミを犯してあたしのモノに戻さなきゃ!!!!」
あ~~~~~。
もうだめ~~~。
あたしぃもう何も考えられなぁ~~~ぃいぃぃ~~~~
ぼうぅ~~っとした頭で思考回路が停止している。
最近ティアナってば上手になりすぎ。
「んんっ! ティアナ、それくらいにしておきなさい。そう言う事は部屋に戻ってから二人でなさい。今は人目が多すぎます」
あ~れ~ぇえ~??
何かぁ~師匠が~真っ赤に~なって~いるぅ~~~??
まだ放心状態のあたしはソファーに押し倒されたまま放心している。
「な、なんか激しいわねあんたたち? いつもはここまですごくないのに」
シェルのその一言にティアナは反応する。
「シェルにはエルハイミあげないんだからね!!」
がるるるっる~~~!!
牽制するもシェルは大人しい。
「あげるもあげないもあたしは既に魂の状態でエルハイミに隷属させられてるから、あたしがエルハイミのモノになっちゃってるのよね~」
またまた爆弾発言!
「ど、奴隷ってどういう事よ!!!?」
またまた驚くティアナ。
しかし冷静なシェルはしれっと言う。
「だからエルハイミの魂の方が大きすぎるから融合から剥離して連結にしたのだけど、それが隷属になっちゃったのよ! あっちの世界でなんかあたしは裸で首に鎖つけられて大変だったんだから!」
ふしゃーっ!!
思い出して苛立ったのかシェルもティアナに噛みつく。
「は、裸で首に鎖つけられたですってぇえぇぇっ!!!?」
ティアナはぎぎぎっと首をあたしに向けなおす。
「え~る~は~い~み~ぃ~~~~っ!!」
「ほえっ?」
そしてまたいきなりキスされて先ほど同様。
「むぅぅうううううぅっっっ♡!!」
「ぷはっ! シェルやっぱりあなたにはエルハイミはぜったに渡さないんだからね!!!!」
「な、何よ! やる気!?」
がるるるっる~~~!!
ふしゃーっ、ふしゃーっ!!!!
「‥‥‥これが若さですか」
「すみません、監督不行き届きで」
「主がここまで好色だったとは知らなかった。しかし英雄色を好むとも言うし仕方なしか?」
「いや、ショーゴよこれはなぁ‥‥‥」
周りの人は既にあきれて見物に徹している。
と扉が開きイチロウさんが入ってくる。
「おう、飯の準備が出来たぜ!!腕によりを‥‥‥ しゅ、修羅場!!!?」
* * *
その後いろいろとあったけど何とか落ち着いてみんなでおいしくイチロウさんのご飯を頂きました。
でもその後シェルが言った一言がみんなの心に残ってしまったみたい‥‥‥
「このエロハイミっ!!」
「「「エロハイミっ!?」」」
あううううぅぅっっ!!!!
シェルはファイナス市長にだいぶ絞られていたようだ。
「や、やっと終わったぁ~! なんであんなに難しいのよ!!」
ようやく風のメッセンジャーが使えるようになったシェルは試しにソルミナ教授にメッセージを送る。
するとほどなくしてソルミナ教授から返事が来たようだ。
「なになに? 問題無く受信できたって? それよりソルガ兄さんに変な虫はついてないかですって!?」
なんか一人で騒いでいる。
「シェル、どうですの? うまくできそうですの??」
「ああ、ばっちりね! あたしも知らなかったけどこれってものすごく便利ね!!」
「シェル、あまり遊びで使わない様に。これはエルフのネットワークでも重要な役割を持ちます。連絡には誠実さと事実のみを載せなさい。決して個人の感情や憶測、推測のような曖昧なものは載せない事。わかりましたか?」
ファイナス市長に戒められてシェルはしゅんとして「はい」とだけ言った。
うーん、あたしもこの魔法教えてもらおうと思ったけど難しいかな?
そんなことを思っていたらファイナス市長が提案をしてきた。
「思いのほかシェルに魔法を教えるのに時間がかかりました。ユカ、せっかくですから食事位してから戻ってはどうですか?」
ファイナス市長の提案に最初は遠慮をした師匠だったがイチロウさんもわざわざここまで来て「せっかく来たんだから腕によりをかけて作る、是非食って行ってくれ!」なんて言われて仕方なく承諾した。
あたしはまたまたイチロウさんのご飯が食べれると思おうとうれしくなってしまう。
師匠には悪いがここはイチロウさんの食事を楽しませてもらおう。
「時にユカ、先日の上級精霊たちはその後どうですか?」
ファイナス市長はその後の上級精霊について聞いてきた。
師匠は要点をまとめて話すがその中で気になったのかファイナス市長はあたしにいくつか質問をしてきた。
「エルハイミさん、上級精霊が四体もあなたと契約するなんて驚きです。しかし、その要因があなたの魂にあると聞きますがあなたは一体何者なのです?」
ファイナス市長は目を細めてあたしに聞いて来るけど、あたしだって知らないよ?
「以前にも魔術鑑定をした時も私の魂については不明のままでしたわ」
それを聞いてファイナス市長は師匠を見る。
「ユカ、この子はまさか魔王の魂の持ち主ではないのですか?」
ざわっ!
一瞬にしてこの場にいる人すべてがざわつく。
しかし師匠は冷静にこう言う。
「ファイナス市長、それはあり得ません。エルハイミの魂はエルハイミのモノで他の誰かのもではありません。現に彼女の魂から邪悪な気配は一切しませんしそう言った兆候は全くありません。それにシェルさん、あなたならわかりますよね?」
いきなり振られたシェルは驚きビクつくが小さな声で肯定する。
「は、はい。エルハイミの魂と融合したときにそんな気配はみじんも感じませんでした。ただ、大きすぎるのです。危うく私の魂がエルハイミの魂に吸い込まれかき消されそうになるほどに」
「なんですってぇ!? エ、エルハイミの魂と融合したぁ!!!?」
いきなりティアナが大声を出す。
そして憤慨し始める。
「ど、どういうことシェル!? あたしのエルハイミと魂が融合したって!?」
「いや、だから『命の木』の世界で樹木の姿のあたしがエルフの姿になるには一度エルハイミと魂を融合してエルフの姿に再生しないと動けなかったのよ。ただ、あの時はあまりにもエルハイミの魂が強すぎてあたしが飲み込まれ犯され危うく昇天するところだったのよ」
「た、魂レベルで犯され昇天させられたぁ!!!? エ、エルハイミぃ~~~~っ!!!!」
え?
ええ?
なぜそこで怒るのティアナ!?
ティアナはいきなりあたしに抱き着き両手で頭をがっしり捕まえ顔をくっつけるほど近づけ詰問する。
「エルハイミ、これはどういうことか説明なさい! あたしと言う者が有りながら他の女に手を出したの!? しかも、お、犯したですって!? 昇天させたですってぇぇぇぇええええ!!!?」
「ちょ、ちょっとティアナぁ??」
涙目で赤くなってフーフー言いながら怒ってる。
あたしは訳が分からなくなって困惑する。
「ええと、魂の融合はしましたがそれは仕方ない事でしたし、お、犯すったって表現がおかしいですわ! 融合時にシェルの意識が消えかかったので慌てて分離し完全融合を阻止して連結方式にしたのですわ! 決してシェルに手を出したのではないですわぁ!!」
あたしの必至なその物言いにティアナはとりあえずこれ以上興奮することは無くなったが納得はしていない感じだった。
「あ、でもあたしが最初エルハイミの中に入る時はすっごく気持ちよかったわね~。エルハイミを無理やり開いて強引にあたしを押し込んで奥に奥に入るのはちょっと興奮したかも。それにエルハイミの一番奥に届いたときの気持ちよさったら何とも言えなかったわね。思わずその時点でエルハイミの中で思い切りはじけちゃったけど、あの時エルハイミも気持ちよかったでしょう? 中にあたしがいっぱい溢れて」
うぁ!!!?
シェルわざとかその言い回し!!!?
ティアナに目を戻すともう遅かった。
あたしはいきなり唇を奪われ押したされた。
話をしようにも舌が入ってきて思い切り絡まってくる。
「ぶぅむぅぅぅうううぅぅっっ!!」
くちゃくちゃとティアナとあたしの唾液が絡まる。
あ、やばい、気持ちいい‥‥‥
しばらくティアナにキスされて頭がぼうっとしたころやっと解放される。
「はぁはぁ、こ、こうなったら、無理やりにでもエルハイミを犯してあたしのモノに戻さなきゃ!!!!」
あ~~~~~。
もうだめ~~~。
あたしぃもう何も考えられなぁ~~~ぃいぃぃ~~~~
ぼうぅ~~っとした頭で思考回路が停止している。
最近ティアナってば上手になりすぎ。
「んんっ! ティアナ、それくらいにしておきなさい。そう言う事は部屋に戻ってから二人でなさい。今は人目が多すぎます」
あ~れ~ぇえ~??
何かぁ~師匠が~真っ赤に~なって~いるぅ~~~??
まだ放心状態のあたしはソファーに押し倒されたまま放心している。
「な、なんか激しいわねあんたたち? いつもはここまですごくないのに」
シェルのその一言にティアナは反応する。
「シェルにはエルハイミあげないんだからね!!」
がるるるっる~~~!!
牽制するもシェルは大人しい。
「あげるもあげないもあたしは既に魂の状態でエルハイミに隷属させられてるから、あたしがエルハイミのモノになっちゃってるのよね~」
またまた爆弾発言!
「ど、奴隷ってどういう事よ!!!?」
またまた驚くティアナ。
しかし冷静なシェルはしれっと言う。
「だからエルハイミの魂の方が大きすぎるから融合から剥離して連結にしたのだけど、それが隷属になっちゃったのよ! あっちの世界でなんかあたしは裸で首に鎖つけられて大変だったんだから!」
ふしゃーっ!!
思い出して苛立ったのかシェルもティアナに噛みつく。
「は、裸で首に鎖つけられたですってぇえぇぇっ!!!?」
ティアナはぎぎぎっと首をあたしに向けなおす。
「え~る~は~い~み~ぃ~~~~っ!!」
「ほえっ?」
そしてまたいきなりキスされて先ほど同様。
「むぅぅうううううぅっっっ♡!!」
「ぷはっ! シェルやっぱりあなたにはエルハイミはぜったに渡さないんだからね!!!!」
「な、何よ! やる気!?」
がるるるっる~~~!!
ふしゃーっ、ふしゃーっ!!!!
「‥‥‥これが若さですか」
「すみません、監督不行き届きで」
「主がここまで好色だったとは知らなかった。しかし英雄色を好むとも言うし仕方なしか?」
「いや、ショーゴよこれはなぁ‥‥‥」
周りの人は既にあきれて見物に徹している。
と扉が開きイチロウさんが入ってくる。
「おう、飯の準備が出来たぜ!!腕によりを‥‥‥ しゅ、修羅場!!!?」
* * *
その後いろいろとあったけど何とか落ち着いてみんなでおいしくイチロウさんのご飯を頂きました。
でもその後シェルが言った一言がみんなの心に残ってしまったみたい‥‥‥
「このエロハイミっ!!」
「「「エロハイミっ!?」」」
あううううぅぅっっ!!!!
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――――――――――
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