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追加話(⑤ルート後の話)
後日談Part1・3
しおりを挟む「「「は~る~ひ~?怒」」」
「ご、ごめんなさ~い!!!泣」
明らかに怒った声で3人に名前を呼ばれたので反射で謝ってしまった。
「で、でもね??僕青の髪の人にしかあの話してないよ??」
「あのなぁ、悠陽。良家の奴らが影を持たないとでも思ってるのか?」
か、かげ.........?
「........おい、マジかよ。」
「多分自分の影に気づいていないんだよ。あの家は悠陽命だからね。付けてないわけはないし。」
「悠陽だし、ねぇ.....」
え?え?どういうこと??
「悠陽、よく聞いて?この学園には良い家のご子息が集まっているよね?」
「う、うん......」
存じ上げておりますけど........
「良い家のご子息には、そのご子息を守るための影と呼ばれる人が付けられます。」
ふんふん。
「影はご主人様の命に従う。悠陽が俺達との約束を破って1人で彷徨いていたからね、そりゃあ『後をつけろ。』と命じる主は1人や2人ではないだろうね。」
.........つまり?
「話はみんなに筒抜けってこと。」
「だから口酸っぱく1人で出歩かないでねって言ってたのに~」
「まぁすべては赤坂のせいだがな。あの野郎........。血相変えてすぐに報告に来たから今回は大目に見てやったが次は容赦なく叩き潰してやる.......。」
.......あの青い髪の人、赤坂っていうんだ。青いのに。赤なんだ。ふふ笑
「現実逃避する悠陽も可愛いけど、他の男のこと考えるのは頂けないなぁ~?.......『おしおき』、もっと酷くされたいの?」
『おしおき』されるのは確定なの!?泣
...........まぁ悲しきかな大体察していた悠陽くんなのでそれは置いといて.......。
これ、どうしよう..........。
こういう時とっても頼りになる晃雅さんをチラ見する。
僕の視線に気づいたが早いか
「...........俺にいい考えがある。」
そう言って、晃雅は大勢が並ぶ僕達の教室に突入していった。
「はぇ!?なんでぇ!!?」
そっと回れ右して先生呼びに行くとかじゃないの!?晃雅さーーーーーーん!!!!!
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