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追加話(⑤ルート後の話)
後日談Part1 ・1
しおりを挟む「「「は~る~ひ~?怒」」」
「ご、ごめんなさ~い!!!泣」
——————————
お久しぶりです!悠陽です!
3人と付き合い初めて2ヶ月半。
「表向きはいつもと変わらない学園生活」って僕言ってたよね?
ごめん。あれ間違いだった。
めっっっっっっっっっっっっちゃ
甘い!!!!!!!!!
僕、溶けちゃうんじゃないかってくらい甘やかされてる。
教室移動の時、僕最近教科書持った記憶ないし、お昼のデザートも絶対1つ多いもん。(晃雅→風磨→快の順番で譲ってくれてるみたい。悠陽探偵はミタ!)
お部屋の中では絶対誰かの膝の上だし、両手もにぎにぎされてるの。お菓子も全部あーんだよ。
あとね?僕が笑うだけでみんなおでこにキスするの。ちゅっちゅっちゅって。
そしてなにより.........
みんな、『愛しい』って顔を隠さないの!!!!
恥ずかしい!!!!!
付き合って最初の1ヶ月くらいは教室や廊下でチラチラ視線を貰ってたけど、今じゃ3人があからさますぎて『ケッ。リア充爆発しろ。』みたいな感じなんだよ!!!!?
いたたまれない!!!!!泣
「........やーーっと、ある程度『虫』を減らせたかな?まだしつこいのが数匹残ってるけど。」
「まぁ、家的にも成績的にも上位な人間2人が溺愛してべったりだからな。大体が諦めるのは目に見えていた。」
「.........まぁ、俺が入らないのは仕方ないとしてもね?そうハッキリ言われてしまうと辛いところがあるんだよ?晃雅様?」
「お前は魔法と顔だろ。」
「大事なんだか大事じゃないんだかよくわからないんだけど.....。」
「魔法は悠陽が圧倒的だからなぁ。」
「じゃあ俺、顔だけじゃん.....ッ!!ちくせう........!!」
僕が最近の事を振り返っている間に何があったのか。後ろを振り向いたら何故か快が泣いていた。
「なんで快泣いてるの?『ドライアイ』?大丈夫?目薬つけな?」
「相変わらず悠陽も悠陽だよねぇ!!!!泣」
「?????」
心配したのになんか文句?言われた。
解せぬ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そんな毎日を過ごしていたある日の放課後。
「悠陽くん。」
僕は知らない男子生徒に呼び止められていた。
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