34 / 38
34 再びお義兄様と
しおりを挟む
気が付くと、お義兄様の寝室に連れ込まれていた。
「今度こそ自分の意思でクリスを抱きたい」
熱く見つめられながらそう請われると、嫌とは言えなかった。
いやむしろ……。
抱いたままベッドへと連れて行かれ、そこでのしかかられるようにしてキスされる。
額に、鼻先に、瞼に、そして唇にと、顔中にキスの雨を降らされた。
そうしながら、着衣を少しずつ脱がされる。
やがて生まれたままの姿にされた。
「はあ、クリス。なんて美しいんだ」
「お義兄様、好きです。愛しています」
髪を優しく指で梳かれながら、深く口付けられた。
絡められた舌の熱さが、蕩けそうなほど気持ちいい。
お義兄様の大きな手が胸に触れる。柔らかく揉まれるたび、体が快感に震えてしまう。
「……んっ、あ」
たまらず声を上げる。はしたなく思えて咄嗟に唇を噛んだ。
けれど、我慢できたのはお義兄様の舌が乳首を触れるまでだった。
弾くように舐められて唇でちゅくちゅくと吸われるたびに、痺れるような快感が生まれて下半身がじくじく疼く。硬く尖った乳首を甘噛みされると、あまりの気持ち良さに涙が零れてしまう。
「はぁ、ん……ああっ!」
「かわいい声だ。もっと聞かせて」
「でもっ、恥ずかしくて……」
片側の乳首を指で捏ねられ、反対側は唇で吸われる。
気持ちいい、たまらない。
白い喉元をのけ反らせながら快感に打ち震える。
「ああ……あっ、ふう…んっ」
「あの夜、どうして媚薬を使ってまで俺に抱かれようとした?」
「だって……っあ、ん……出て行く前に、お義兄様に……はぁっ、わたしの処女をっ、もらっていただきたかった、から……ああっ!」
硬くなった乳首にカリッと強めに歯を当てられた。かと思うとまた吸われながら舐めしゃぶらる。
同時にもう片方の乳首を爪でカリカリと引っかかれた。
乳首の愛撫だけで達してしまうのではないかと思うほどの快感に、泣きながら体を震わせる。
「もうだめ……そこばっかり、されたら、わたし、もうっ……んっああっ」
「はぁ、俺のクリス……もっと俺を感じてくれ」
胸から離れたお義兄様の顔が、わたしの足の間に移動した。
優しく足を開かれ、熱い息が秘所にかかると、触れて欲しくて我慢できなくなってしまう。
その待ち焦がれていた場所に、お義兄様の指が触れた。
「柔らかい。それに、すごく濡れてるな」
くちゅりと指を入れられて、腰がビクンと跳ねた。
「やっああっ……あっ……指、指が……ああっ!」
すぐに二本に増えた指が中を優しくかき回す。その場所の少し上の方にある花芽を、お義兄様の唇がいきなり強くちゅるんと吸いあげた。
「あっ……はぁんっ」
強すぎる刺激に体が強張って硬くなる。
気持ちよくてたまらない。花芽を吸われ、舐められ、甘噛みされるたびに、快感のあまり腰がびくりと跳ね上がる。秘所がびしょびしょに濡れているのが自分で分かり、その羞恥がまた体を熱く火照らせた。
お義兄様の舌と唇は、飽きることなく花芽ばかりを愛撫して……。
「やっ……だめ、気持ちいいっ、お義兄様、イく、もうイくっ……あああっ!!!」
痺れるような快楽に体を突っ張らせながら、わたしは達したのだった。
「今度こそ自分の意思でクリスを抱きたい」
熱く見つめられながらそう請われると、嫌とは言えなかった。
いやむしろ……。
抱いたままベッドへと連れて行かれ、そこでのしかかられるようにしてキスされる。
額に、鼻先に、瞼に、そして唇にと、顔中にキスの雨を降らされた。
そうしながら、着衣を少しずつ脱がされる。
やがて生まれたままの姿にされた。
「はあ、クリス。なんて美しいんだ」
「お義兄様、好きです。愛しています」
髪を優しく指で梳かれながら、深く口付けられた。
絡められた舌の熱さが、蕩けそうなほど気持ちいい。
お義兄様の大きな手が胸に触れる。柔らかく揉まれるたび、体が快感に震えてしまう。
「……んっ、あ」
たまらず声を上げる。はしたなく思えて咄嗟に唇を噛んだ。
けれど、我慢できたのはお義兄様の舌が乳首を触れるまでだった。
弾くように舐められて唇でちゅくちゅくと吸われるたびに、痺れるような快感が生まれて下半身がじくじく疼く。硬く尖った乳首を甘噛みされると、あまりの気持ち良さに涙が零れてしまう。
「はぁ、ん……ああっ!」
「かわいい声だ。もっと聞かせて」
「でもっ、恥ずかしくて……」
片側の乳首を指で捏ねられ、反対側は唇で吸われる。
気持ちいい、たまらない。
白い喉元をのけ反らせながら快感に打ち震える。
「ああ……あっ、ふう…んっ」
「あの夜、どうして媚薬を使ってまで俺に抱かれようとした?」
「だって……っあ、ん……出て行く前に、お義兄様に……はぁっ、わたしの処女をっ、もらっていただきたかった、から……ああっ!」
硬くなった乳首にカリッと強めに歯を当てられた。かと思うとまた吸われながら舐めしゃぶらる。
同時にもう片方の乳首を爪でカリカリと引っかかれた。
乳首の愛撫だけで達してしまうのではないかと思うほどの快感に、泣きながら体を震わせる。
「もうだめ……そこばっかり、されたら、わたし、もうっ……んっああっ」
「はぁ、俺のクリス……もっと俺を感じてくれ」
胸から離れたお義兄様の顔が、わたしの足の間に移動した。
優しく足を開かれ、熱い息が秘所にかかると、触れて欲しくて我慢できなくなってしまう。
その待ち焦がれていた場所に、お義兄様の指が触れた。
「柔らかい。それに、すごく濡れてるな」
くちゅりと指を入れられて、腰がビクンと跳ねた。
「やっああっ……あっ……指、指が……ああっ!」
すぐに二本に増えた指が中を優しくかき回す。その場所の少し上の方にある花芽を、お義兄様の唇がいきなり強くちゅるんと吸いあげた。
「あっ……はぁんっ」
強すぎる刺激に体が強張って硬くなる。
気持ちよくてたまらない。花芽を吸われ、舐められ、甘噛みされるたびに、快感のあまり腰がびくりと跳ね上がる。秘所がびしょびしょに濡れているのが自分で分かり、その羞恥がまた体を熱く火照らせた。
お義兄様の舌と唇は、飽きることなく花芽ばかりを愛撫して……。
「やっ……だめ、気持ちいいっ、お義兄様、イく、もうイくっ……あああっ!!!」
痺れるような快楽に体を突っ張らせながら、わたしは達したのだった。
11
お気に入りに追加
1,446
あなたにおすすめの小説
寡黙な彼は欲望を我慢している
山吹花月
恋愛
近頃態度がそっけない彼。
夜の触れ合いも淡白になった。
彼の態度の変化に浮気を疑うが、原因は真逆だったことを打ち明けられる。
「お前が可愛すぎて、抑えられないんだ」
すれ違い破局危機からの仲直りいちゃ甘らぶえっち。
◇ムーンライトノベルズ様へも掲載しております。
初めての相手が陛下で良かった
ウサギテイマーTK
恋愛
第二王子から婚約破棄された侯爵令嬢アリミアは、王子の新しい婚約者付の女官として出仕することを命令される。新しい婚約者はアリミアの義妹。それどころか、第二王子と義妹の初夜を見届けるお役をも仰せつかる。それはアリミアをはめる罠でもあった。媚薬を盛られたアリミアは、熱くなった体を持て余す。そんなアリミアを助けたのは、彼女の初恋の相手、現国王であった。アリミアは陛下に懇願する。自分を抱いて欲しいと。
※ダラダラエッチシーンが続きます。苦手な方は無理なさらずに。
【R18】 義理の弟は私を偏愛する
あみにあ
恋愛
幼いころに両親が他界し、私はある貴族に引き取られた。
これからどうなるのか……不安でいっぱいだった私の前に会わられたのが、天使のように可愛い男の子。
とろけそうな笑顔に、甘えた声。
伸ばされた小さな手に、不安は一気に吹き飛んだの。
それが私と義弟の出会いだった。
彼とすぐに仲良くなって、朝から晩まで一緒にいた。
同じ食卓を囲み、同じベッドで手をつないで眠る毎日。
毎日が幸せだった。
ずっと続けばいいと願っていた。
なのに私は……彼の姉として抱いてはいけない感情を持ってしまった。
気が付いた時にはもう後戻りできないところまで来ていたの。
彼の傍に居たいのに、もう居続けることは出来ない。
だから私は彼の傍を離れると決意した。
それなのに、どうしてこんなことになってしまったの……?
※全14話(完結)毎日更新【5/8完結します】
※無理やりな性描写がございます、苦手な方はご注意ください。
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
義兄様に弄ばれる私は溺愛され、その愛に堕ちる
一ノ瀬 彩音
恋愛
国王である義兄様に弄ばれる悪役令嬢の私は彼に溺れていく。
そして彼から与えられる快楽と愛情で心も身体も満たされていく……。
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
伯爵令嬢のユリアは時間停止の魔法で凌辱される。【完結】
ちゃむにい
恋愛
その時ユリアは、ただ教室で座っていただけのはずだった。
「……っ!!?」
気がついた時には制服の着衣は乱れ、股から白い粘液がこぼれ落ち、体の奥に鈍く感じる違和感があった。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
貧乳の魔法が切れて元の巨乳に戻ったら、男性好きと噂の上司に美味しく食べられて好きな人がいるのに種付けされてしまった。
シェルビビ
恋愛
胸が大きければ大きいほど美人という定義の国に異世界転移した結。自分の胸が大きいことがコンプレックスで、貧乳になりたいと思っていたのでお金と引き換えに小さな胸を手に入れた。
小さな胸でも優しく接してくれる騎士ギルフォードに恋心を抱いていたが、片思いのまま3年が経とうとしていた。ギルフォードの前に好きだった人は彼の上司エーベルハルトだったが、ギルフォードが好きと噂を聞いて諦めてしまった。
このまま一生独身だと老後の事を考えていたところ、おっぱいが戻ってきてしまった。元の状態で戻ってくることが条件のおっぱいだが、訳が分からず蹲っていると助けてくれたのはエーベルハルトだった。
ずっと片思いしていたと告白をされ、告白を受け入れたユイ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる