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揺れる黒と、広がる赤
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しおりを挟む「ううん!イイ!超イイ!」
「ほんと?」
「ほんとほんと!絶対暗い方がイイ!ね、ユカちんもそう思うよね!?」
興奮気味にマユミがそう話しを振れば、ユカも「うん」と頷いてから口を開いた。
「化粧も変えたの?」
自分の目元を指さしながらそう問いかけてきたユカに、今度はあたしが頷く番だった。
「あ、うん。だいぶ薄くしてみた」
髪色が暗くなった分、いつもの派手めな化粧だとどうしてもアンバランスになってしまったから、いつもよりかは薄くしてみたのだ。
付け睫毛もしてないしシャドウも控えめにしたし、雰囲気が変わったのはきっとこの化粧の所為もあると思う。
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