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本編

レルーシュのたんjy...え?

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[2421/10/20/10:38]

リーゼは、レルーシュを産んだ。
だが、未来のレルーシュではない。分身のような感じで産まれているのである。
「レルーシュ....元気でよかった...」
リーゼはレルーシュを見て、そのまま意識を失った。
「...ありがとう...リーゼ..ありがとう..」
レルーシュの父である、コールはリーゼの手を取り優しく包んだ。
コールは、娘のレルーシュを見て、感動した。



「私、あの顔のお父さんを見たことない。」
宙に浮きながら、窓の外から見ていた。
「...お前、初めてお父さんって言ったね。いつもなら、お父様か父上なのにな。」
横で見ていたルシュスが、無表情で言った。
「そう?まぁいい。私のところに行くぞ。」
「もう、やるのか?早くない??さっき生まれたばっかやん。」
「それがいいの!早く行こ!!」
「はぁ、わかったよ。」
ルシュスは、レルーシュに引っ張られながら、赤ん坊の彼女の所へ行った。



2人は、赤ん坊のレルーシュの所へとついた。
過去のレルーシュは、特別室で寝かされている。
セキュリティが強い部屋だが、その程度かっていうように、2人は余裕で通り抜けた。
部屋にも、防犯カメラがあるため、強力な透明魔法を使った2人。
そのまま、過去のレルーシュのすぐ隣にまで、行けた。
「よしやるか。」
準備を整えるレルーシュ。
少し、困った顔をしているルシュス。
だが、問答無用で無視をしたレルーシュ。
(なんで俺は、こいつのことを気にしてるんだろ。)
ルシュスは、彼女を見ながら、そう思った。
「よし、あとは魔法をかけるだけだな。」

「悪魔なる私を受け入れなさい。そして、この声を聞きなさい。私はあなたの未来。受け入れなさい。この力は、私にしかつかえない。だから、その身体は私のものでもある。受け入れなさい。私はあなた。私達は、同一人物。。。。。」

その時、周りにあったものは壊れ、魔法は成功した。
風はとても強く、壊れるだけのものじゃないよ。
飛んで壊れたものもあった。
その風の強さにルシュスは、自分の身を守るようにバリアをやった。


そして、数分後。


「ん、成功ね。これなら私が2人いても、考えることは一緒ね。今から、この子が私の本物。なんでも出来る子になった。...よし、帰ろっか。」
「はぁ、加減をしろ。」
「ごめんごめん。」
ルシュスは、ため息をついて、ポータルを開いた。
「あ、そうだ。」
レルーシュは、ポータルに入って言い出した。
「ルシュス、私がこの身体にいない時、ルーシャが使うからね。それでもしこの身体を使っている時は、片方の方をルーシャが使ってるからね。」
「う...了解。」
レルーシュはニヤニヤして、
「何?まだ怖いの?(ニヤニヤ)」
「うん、怖いよ!悪い!?」
「いや~?(ククク)」
そして、2人はそのまま未来に戻ったのであった。



その頃。

「い、一体何が起こったのだ!?ここに何があった!!!!」
コールは、特別室を見てかなりの驚きだった。
しかし、レルーシュが無事だということに、安心をしていた。


レルーシュは、生まれたばかりなのに、目を開けて笑った。


その時コールは、危険な子供を持ってしまったことに、怖い思いをしていたのであった。


あとがき

今回も読んで下さりありがとうございます。
次回は、いつになるかわかりませんが、早めに公開します。
ありがとうございました~!
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