憧れの女性

風のように

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第十二話 初デート

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2人は、深い眠りについている間に、外には雪が深々と降り始めていた。
達也は先に起き、桜を起こさないよにゆっくり桜の手を動かし、桜を仰向けに寝かせ、足元へ行き、桜の足をM字に開いた。
そして桜のクリを舐めはじめた。
「う、う!」
クリを吸い上げ、舌先で先端を舐めはじめた。
桜の愛液が溢れてくる。
達也は、自身のものをゆっくり桜の中に挿入し、少しずつ桜の中を突き上げ始めた。
「うー!あん!」
さらに達也は、激しく出し入れを始めた。
「うーん!あーん!」
桜の中が徐々に達也のものを締め付け始める。
「あーん!ん?」
桜が目を覚ました。
「達也!あーん!もう!」
「いやーん!え!だめ!いきそう!なんで!もういきそうなの」
「あーん!いく!いく!いくー!」
桜は、絶頂をむかえたが、さらに達也が桜を責め立てる。
「あーん!またいきそう」
「いやーん!こんなにいかされちゃうなんて」
「いくいくいくー!」
2度目の絶頂を迎えた。
達也は、責めを止めない。
「え!まだ?」
「もう!またきそう!」
「いく!いく!」
「桜いくよ!」
「うん!一緒に!」
「あー!」
2人で絶頂を迎えた。
達也は、桜にキスをした。
「おはよう!昔やってくれたやつのお返し」
「おはよう!もう!私こんなにいかされちゃって。恥ずかしいなあ」
「あはは」
「桜コーヒー飲む?」
「いく前に抱きしめて欲しい」
達也は、桜を抱きしめてキスをするとキッチンへコーヒーを淹れに行った。
達也がコーヒーを淹れていると、毛布を頭から被った桜がやってきた。
「寒いからベッドに寝てればいいのに」
「だって!」
桜は、裸の達也の背中に抱きつき、毛布を達也にもかけた。
「桜!優しいね」
達也は、振り向くと桜にキスをした。
達也と桜は、コーヒーとパンを持ってリビングに戻った。
そのまま毛布に包まり、コーヒーとパンを食べながらTVをつけた。
「今日は、雪積もってるんだね」
「ホワイトクリスマスだね」
「昨日サンタさんがプレゼントくれたんだよ。しかも最高のプレゼントなんだよ」
「そうなの?」
「そのプレゼントは、達也だよ」
「あはは!俺もだ」
達也は、桜にキスをした。
「今日はどうする?寒そうだなあ」
「今何時?」
「9時だよ」
「とりあえず私の家に行って、寒さ対策してからランチでも食べに行こう。あとは、達也のパジャマでも買ってあげるよ」
「クリスマスプレゼントだよ」
「えー!俺大したことできないのに」
「じゃあファストファッションのショップでペアで買おう。達也は、理系だからあんまバイトできないでしょ。私はもう働いてるからお姉さまに任せなさい」
「ごめんなさい」
「気にしない気にしない。私にだけは遠慮しないでね。達也がそういうの気にするの知ってるんだから。だてに子供の頃からの付き合いじゃないぞ。そういうところは、桜ねえちゃんなんだからね。わかった?」
「はーい!破産しても知らないぞ」
「あはは。どんとこい!シャワー浴びて、支度しようかあー」
「うん」
2人でシャワーを浴びた。
「下着乾いてる。よかったあ」
2人は、支度を済ませた。
「桜寒くない?」
「ダウンコートだから平気だよ」
達也の家を出て、駅に向かった。
「雪かなり積もってるね」
「ヒールだから気をつけて」
「うん」
「桜の家は、駅から近い?」
「そうだね。地下を歩けばすぐだよ」
電車に乗った。
「なんかこうして達也と一緒になんて夢みたい。5歳も歳上だから絶対ダメだと思ってたからね」
「たった5歳だよ。芸能界なんか20歳違いだってあるのに」
「まあそうだね。いつまでも若くいようーと。達也カッコいいから狙われそうだからなあ」
「あはは。桜が初彼女だというのにね。好きだという人もいたけど、全く興味なかったもんね」
「ものにしたら、私に興味なくなったりして」
「心配症だなあ。ますます好きになったし、もう付き合い長いからある意味兄弟に近いしね」
《4月生まれの美咲、3月生まれの私、3人で遊んでも遅れをとる私に、いつも寄り添ってくれたのは、達也くんだった。いつのまにか、そんな達也くんに安心感をもち、好意を持ち始め、いつのまにか好きになっていた。達也くんは、私の初恋、それ以上の存在だったなあ。だから忘れることのできない、達也くん以上の男性は、私には存在しえなかった》
桜は、そんなことを感じていた。
電車は、駅に着き、桜の家に向かった。
「もう着くよ」
「楽しみだなあ」
「ここの7階」
「さあ着いたよ」
桜は、鍵を開けて中に入った。
「達也。どうぞ」
「お邪魔します」
達也は、靴を脱ぎ、部屋に入っていった。
「部屋きれいですよ」
「そうかなあ。あまりものを置きたくない方だからね」
「座って待ってて」
「あ!アルバムだあ」
「見てていいよ。水泳の写真ばっかりだけどね」
達也は、アルバムを開いた。
(え!競泳用の水着ってこんなに露出?乳首も出てるし、あそこの形もなんとなく)
「支度できたよ。あと化粧だけ。アルバム見た?すごくエッチでしょ。それだけを見にくる人もいるんだよ」
「すごくエッチだね。見られて恥ずかしいよね」
「慣れたよ。今は、太ももまであるのが主流だけどね。私は、胸大きいから目立つんだよね。かなりパパラッチされたよ」
「どんなか見てみたい」
「じゃあ夜着てみせてあげるよ」
「化粧してくるね」
「寝室みたーい」
「いいよ」
「色々見てもいい?」
「まあ別に隠すものないしね。女子部屋なんて見たことないから興味あるよね。下着見たかったり?あはは」
「うん」
「こっちだよ。どうぞ」
達也は、寝室に招かれた。
「じゃあ好きなだけ見て」
「ありがとう」
(いい匂い。桜ちゃん絶対持ってるはず)
達也は、タンスの引き出しを開けた。
カラフルな下着がそこにはあった。
達也は、下着の下に手を入れるが、目的のものは、見つからなかった。
(ちがうかあ。あ!ベッド下?)
達也は、ベッドの下を覗きこんだ。
(あ!何か箱がある!)
達也は、箱を取り出して蓋を開けた。
(あったあ!)
そこには、大人のおもちゃがあった。
(ローター、電マ、バイブと色々あるなあ。紐もあるし、手錠まで)
達也は、それらを吟味していた。
「化粧できたよ」
桜が入ってきた。
「あ!それ!」
桜の顔が一気に赤くなった。
「桜。見つけちゃった」
「あー!見つかっちゃった」
「恥ずかしいなあ。1人慰める時もあるのよ」
「もう!」
「達也。もう行くよ」
桜は、さすがに恥ずかしかったのか達也を急かした。
「ふふふ。はーい」
「達也は、意地悪だなあ。その不適な笑いだなあ」
「さあさあ。いくよ」
2人は、家を出て、パジャマとかの買い物をしつつ、日本橋を散策した。
「雪もいいねえ。何食べる」
「桜の食べたいものか、桜のおすすめで」
「じゃあ、パスタ食べようか?」
「いいね」
「じゃあここに入ろう」
2人は、イタリア料理店に入り、遅い昼食を済ませた。
「美味しかったなあ。ご馳走様」
「美味しかったね」
「晩御飯の材料とお酒買って帰ろうね」
「晩御飯何にしようかあ?」
「うーん。鍋にする?」
「寒いからいいねえ。じゃあ日本酒で熱燗にしよう」
「鍋は、キムチ鍋にすればあったまるね。いい?」
「最高!」
百貨店の食材売り場とお酒売り場に寄って帰った。
「楽しかったなあ」
「楽しかったあ。カップルってこんな感じなんだね」
「あ!ケーキ屋だ!桜寄ろう。クリスマスだし、ケーキだよ。ここは、俺が買います」
2人は、ケーキ屋に入った。
「桜はどれがいい?ホールにしよう」
「うーん。これ!」
「じゃあ、これください」
ケーキも買い、家に戻った。
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