憧れの女性

風のように

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第七話 深夜のメール

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あの日の出来事から、桜ちゃんとは、ネットゲームを毎日のようにやったり、チャットで学校の話をしたり、うちに来た時は、遊んだりしたりしたが、それ以上のことはなかった。
そんなある日、夜中タブレットで動画をみてると、桜ちゃんからメールが届いた。
達也は、時計をみた。
(1時にメールなんてめずらしいなあ。何かあったのかなあ)
達也はメールを開いた。
「達也くん起きてる?ちょっと嫌なことがあってチャットで話せたりするかなあ」
「起きてるよ」
達也は、チャットを起動した。
「達也くん!」
「どうしたの?」
「今日ね。義父にお風呂覗かれて、裸見られちゃった」
「え!」
「最近ね。洗濯機に入れた下着がなくなったりしてたの」
「おかしいなあって思ってたんだけど」
「今日、お母さんいなかった時、湯船に浸かってたら、浴室の扉が開く音がしたの。しばらくしたら扉が閉まったから、髪洗ってて、洗い流そうとしたとき、鏡に義父が覗いてたの」
「何かされそうだったから、気付かぬふりして、シャワーに手を伸ばしたら出ていったんだけど」
「胸見られちゃった」
「気持ち悪いし、見られたことが嫌なの」
「ひどいね。お母さんにいわなきゃ」
「そうだよね」
「でもね。達也くんに見られて気づいたんだけど。見られるとなぜかドキドキするの?」
「私、おかしいのかなあ」
「今もドキドキしてて」
「見られるなら達也くんがよくて」
「達也くん。私を見てくれない?こんなこと達也くんにしか言えなくて」
「こんな私は嫌い?」
「桜ちゃん好きだよ」
「おかしいとも思わないよ」
「じゃあ見てくれる?」
「いいよ」
桜は、チャットにカメラを加えた。
桜の顔が写り、カメラの視点が徐々に胸の部分へ。
「達也くん見てる?」
「うん」
「達也くんもドキドキする?」
「うん」
「私もさらにドキドキしてる」
桜は、カメラの視点を足の方に動かし、下半身を映し出した。
「もうこんなに。私、エッチだよね」
「達也くんにこないだ胸咥えられたの思い出しただけで、さらに・・・」
「指が!見て!」
「ここがすごく気持ちいいの!」
「激しくするとさらに」
「あー!達也くん!」
桜の指先がさらに早く動いた。
キュッと太ももに力を入れると、指先が止まった。
「達也くん」
「なあに」
「今度また見てくれる?」
「いいよ」
「変なやつとか思わないでね」
「思わないよ」
「ありがとう」
「今度また達也くんの家に泊まりに行くんだあ」
「また遊ぼうね」
「うん。楽しみ」
「今日はごめんね」
「いいよ」
「早く寝てね」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
達也は、チャットを終えると、今起きたことを思い出しながら下半身を触った。
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