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第二章 転生後の世界

第20話 メディアを追って

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足跡を追いつつ、カルビア貴族領へ向かう山道に入った。
《ホリー!気をつけて!今までで一番魔獣の気配がしてるわ》
(わかった!結界全開でいこう!俺が探知思念を広げておく!結界を越えてきたのは、強敵だよね)
《そうね。気をつけて》
「ここから先は、魔獣がいつ襲ってくるかわからないから、ナディア先行で剣で対処してほしい。セシルはナディアの補助を頼む。俺は、後方で後ろと前のフォローをする」
「わかったわ」
「まかせて」
3人は、歩みを進めた。
「メディアの足跡が雪で消え始めてるわね。心配だわ。急ぎましょう」
さらに急いで歩みを進めた。
「まもなく山頂ね」
「待って!何かがいる」
「いつでもいけるよ」
「よし!いこう」
山頂に到達した。
「いやーん!そんなとこ!」
メディアが魔獣に拘束されて、触手がメディアの服を破り、小ぶりな胸を触手が吸盤みたく乳首に貼り付き、クリの部分にも同じく貼り付き、吸盤が激しく振動していた。
「うー!あーん!いっちゃうよー!」
「メディア!今助けるわ」
ナディアが魔獣に斬りかかる。
触手がナディアの阻むように、ナディアを攻撃する。セシルは、ナディアの身体能力を活性化させ、襲いくる触手を切り刻んでいく。
「いやーん。こんな姿みないでー!」
触手が、メディアのヴァギナの周りを撫で回し、ゆっくり中に入ろうとした。
「だめー!そこは!いやー!」
触手の振動が激しくメディアを責める。
「いやー!いっちゃうー!」
メディアのヴァギナがぱっくり口をあける。
触手が少しずつ中に・・・
ホリーは、魔獣の脳から一気に細胞を過剰に活性化させ、内部破壊を起こさせた。
魔獣は、粉々になり、メディアは解放され、地面に倒れ込んだ。
セシルは、予備の服をメディアに着せた。
「一人で行くなんて無謀よ」
「故郷が心配で」
「無理したらだめだよ」
「うん」
「一緒にいこう」
「ありがとう」
「今日は日も暮れてきたから、ここで休もう。ここで強行しても良くないし」
野営の準備を始めた。
(サーベス!カルビア貴族領の様子はわかるか?)
《そうね。今のところ何もないわ》
(俺たちよりに先行する集団はどうだ?)
《いないわね。メディアの話からするとその道化師たちは、転送ができると見ていいかもしれないわ。消滅に関しては、街の人すべてを消滅させる意味を感じないわ。とすると、本人たちも転送できるといえるわね》
(転送かあ!厄介だなあ。魔神ができたりするのか?)
《魔神にそんなことはできないわね。できるとすると神の領域よ》
(アベル!いるか?アベル!)
《はいはーい!ホリー!久しぶり。聞きたいことはわかってるよ。転送についてだよね。神においては、ホリーのように死んだ人を別の世界に導く転生は可能。また、転移はあるけど、転送は聞いたことがないなあ。転移と転送似てるけど、転移が自身に及ぼす空間的な移動であるのに対して、転送は他人を空間的に移動させるということになる。他人に対する影響は、神といえどもかなり高度な領域というより、不可能とも言える。転生で一旦殺しては、死があれば転生は可能だが、ゴッドの意思が必要になるから神界でもそんな大量転生はきいたことがない。一応ゴッドにも聞いてみたけどないみたい。まあそうする意味もないけど。ゴッドも不審なようで、ホリーくんにこの能力を渡すように言われたよ。転移、人についてだけ追跡、追跡した上で転移できる能力だね。転移は、転移先を明確に思うことで使うことができ。追跡は、相手の思念をたどることにより相手の視野を活用することが可能になる。追跡転移は、追跡を発動させた上で転移を発動させるということだよ。
何かわかったら報告してね》
(わかった。ありがとう)
《では、いい報告待ってるね》

「ホリー!ホリー!」
「ん?」
「晩御飯食べようよ!」
「う!うん!食べよう」
「食べたら早く寝よう。夜中は皆んな寝てくれたらいいからね」
「え!交代しようよ」
「この辺りで魔獣が出るとかなりの強さだから、一人ではなかなか厳しいから。俺は意識をコントロールすればなんとかなるから。安心して寝ていいよ」
「わかった!眠くなったら言ってね」
「うん!」

晩御飯も終わり、3人は早めに眠りについた。
しばらくするとテントから寝息が聞こえ始めた。
(みんななんだかんだ疲れてるんだなあ。サーベス!しかし今回の出来事はなんだろうね)
《神も謎なら全く手掛かりなしだしね。神も困ってホリーに能力預けたんだと思うよ》
(そうだよね)
また、しばらくすると、テントからメディアが起きてきた。
「どうした?寝てなよ」
「なんだか眠れなくて。さっきはありがとう」
メディアは、ホリーにもたれかかった。
「さっき魔獣に襲われて思ったの。初めての経験を魔獣に奪われたくないと。ホリーのことは、タイプだし、抱いてくれないかなあ。セシルがいたりするのもわかってる。でも魔獣にされるだなんて嫌なの。私のわがまま聞いて欲しい。私、胸ないし、嫌かなあ」
「可愛いし、そんなことはないよ」
「じゃあいいの?」
メディアは、服の前ポタンを外した。
小さな膨らみに寒さから固くなった小さな乳首が顔を出した。
「小さくて魅力ないよね」
ホリーは、メディアにキスをすると、乳首を先端から舐め始めた。
「あーん!気持ちいい!」
乳首を吸いあげた。
「だめ!もういっちゃうー!」
メディアは、絶頂を迎えた。
メディアは、ホリーのズボンの紐をほどき、ペニスを剥き出しにし、亀頭から優しく触った。
「う!」
(メディアの柔らかい手がカリを執拗に責めてくる。たまらないなあ)
ホリーもメディアの下半身に手を伸ばし、クリを触った。
「そんなとこ触られたらまた・・・」
ホリーは、固くなったクリを親指と人差し指で摘んで擦り上げる。
「あー!いくー!」
メディアは、二度目の絶頂を迎えた。
メディアは、ホリーの上に重なり、自らペニスを穴へと導き、腰を少しずつ落とした。
「あ!いい!すごく気持ちいい」
メディアは、激しく上下に体を動かした。
「ううう!」
(かなり締め付けるなあ。たまらない)
メディアがホリーの両手を持ち、自分の首に当てた。
「どうしたの?」
「昔お姉ちゃん達が首を絞めると男の人は気持ちよくなるっていってたの。だからやって」
ホリーは、言われるがままにメディアの首を絞めた。
(う!すごい!さらに締まりが・・・もうもたない)
メディアは、さらに激しく上下に動いた。
「あー!いくいく!」
(さらに締め上げられる)
「うーー!」
ホリーとメディアは、一緒に絶頂を迎えた。
「ホリー!ありがとう」
そういうと身繕いをし、足早にテントに戻った。
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