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#1 試験会場に行きたいんですが
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たすけて、と声が聞こえたのはその直後だった。声変わりまえの少年の声。前方180度内にそれらしい姿は見えないが空耳ではないはずだった。俺は耳を頼りに走り出す。
(えーと、こっち?)
かろうじて道になっているような道を駆け、丘陵へ。結構な距離を走っているはずなのにちっとも息があがらない。もしかして俺はまだ実は電車のなかにいて夢を見ているのかもしれない、なんて考え始める。
「だれかたすけて!」
声が近づいてきた。よーし待ってろよ!
俺は走って走って走る。一番手前にある丘陵をなかほどまで上ったところだろうか、突然景色が変わってまちなかに出た。
ん? と思ったのもつかのま、今まさに剣をふりおろされそうになっている子どもを見とめて、俺は夢中で声を上げる。突進する。
「わああああ、待った待った待ったぁ!」
「!」
ラグビーのタックルの要領で子どもを抱きかかえ、受け身をとった。目標を見失った剣がガスッと地面につきささる。深々と埋まった剣身はそのキレ味がめちゃくちゃ高いことを示していた。
ワンテンポ遅かったらきっと俺の上半身と下半身は綺麗に二等分されていたに違いない。こわい。
「こんな小さな子に何やってんだよ!」
真っ青になっている子どもを守るようにぎゅっと腕にかかえこんで、俺は剣を持っている男たち、それからこんな残虐非道の行為を傍観している人々に向かって抗議した。
赤や黄色、青や緑といった色鮮やかに塗られた建物に細かい砂利で整備され、ゴミ一つ落ちていない路面。人々の服装を見るに、かなり高度な文明を持った街に見える。
文化が違えば考え方も感じ方も違う。コロシアムのような娯楽イベントにも見えないから、こうなる経緯が何かあったはずだ。でも、俺には見過ごすことはできない。
子どもは俺の腕の中で硬直している。俺はあらためて剣を持っている男を睨んだ。
「どういうつもりなんだよ!」
ぼう然としていたらしい周りがざわつきはじめる。子どもを斬ろうとしていた男たちはどちらも全身鎧で、銀色のヘルムで表情を隠していた。
鎧の一人が俺に近づいた。
「そのガキをよこせ。ソレは未来、この国を滅ぼす者だ」
「はあ?」
この子が?
俺は子どもと鎧とに視線を往復させる。子どもが大きく体をふるわせた。細いなんてものじゃない、明らかに栄養不足でやせほそった体だ。泣くこともわめくことはおろか、この場で唯一自分の味方になりえるだろう俺にすがりもしない。
なんていじらしいんだろうと思った。この子は自分の置かれている状況と立場をきちんと理解し、俺がいつでも彼を見捨てられるようにしているのだ。
こんな小さな…仔犬のような子どもが!
(絶対に守ってやるぞ!)
汚れた皮膚からしっかり感じる体温と、極度の緊張のために早くなっている鼓動。子どもの頃に抱いた仔犬を思い出しながら、俺はさらに子どもを抱く腕に力をこめる。
「誰が言ったんだよ、そんなこと!」
「いいからさっさとソレをよこせ!」
「だったら!」
俺は鎧から剣を奪った。すぐに別の鎧が動くが、遅い。子どもをかばいながら、俺は鎧二人に切っ先を向ける。それから、殺気立った目で俺をにらむ群衆へも。
続ける。
「だったら俺がそんな未来否定してやる」
その時、にわかに地面が明るくなった。厚い雲が空をおおっていたのだと、そのとき俺は気づく。駅に着いたときは真夏と思うような強い日差しだったのに。
さしこんできた筋のような光がちょうど俺の頭上から足もとへと伸びた。ふと思いついて、俺は剣を天に向かって掲げる。かなり恥ずかしいけど演出だ。
「俺が予言する。地上を照らすこの光のように、この子はこの国の希望になるって」
剣の切っ先が光を反射してかがやいた。そういう材質なのだろうか、日食時に見られるダイヤモンドリングさながらの光の強さは聖なる剣を俺に錯覚させる。おお、とどよめいた群衆の反応に手ごたえを感じながら、俺は不敵そうに唇を曲げる。
「この場にいるあんたたち全員がその生き証人になるんだ。とぼけたって無駄だからな、今この場に起きていることを神様は全部見てる。残念だったな、せっかく雲が神様の目をふさいでくれていたのに」
マリー様。
あっけにとられる群衆のなかで、しゃがれた声が響いた。マリー様とくりかえしながら、一人の老婆が進み出てくる。
「この地を救うために、あなた様は再びその身をささげようというのですか…」
俺のまえで、彼女はまるで少女のように両肩をふるわせた。
*
「はー、こわかった」
王城を出、門番の姿がようやく見えなくなったところで、俺はがっくりと両肩から力を抜く。緊張し通しでガチガチに凝っていた。
「えーと、…まあ、とにかく、殺されなくてよかったな、お互い」
終始貝のように口を閉じていた子どもに声をかける。あのあと王様と謁見することになって、俺たち二人、身なりを整えられた。
改めて、神秘的な色の髪だと思う。プラチナ色なんて初めて見た。
まっしろな仔犬みたいだ。
気弱そうな赤い目にうるうるしながら上目遣いされて、うっかりなでなでしたくなってしまった。不埒な手をひっこめて、俺は彼に詫びる。
「なんかごめんな…こんなことになって」
「……」
彼は黙って首を横に振った。強い子だな、と俺は思う。謁見中一言もしゃべらなかったけど、王様や居並ぶ貴族たちとしっかり視線を合わせていた。
俺なんか内心ちびりそうになってたのに。
「あの…ユースケ」
ユースケは俺の名前だ。なに、と目をむけてやると、彼はぱちりとまたたいた。
「ありがとう、あの、おれ…」
「それは、十年後お互い無事に生きてたらにしようぜ」
十年。それが俺たちに与えられた猶予だ。
この国、マリー・カンタビレ国にある予言書によれば、十年後、この子が同国を滅ぼすと明記されているという。曰く、この予言書に記されている事項は絶対で、代々の王はこの書に従って政治をおこない、わざわいを回避してきたのだそうだ。
「正確には十年未満だぞ」
ぼそりと、俺たちの後ろで男の声が言った。
アーサー・エル・ユリウス。
俺たちの護衛もとい監視役だ。俺が逃げ出そうとしたり、あるいは予言の転覆は不可能と彼がみなしたとき、俺とこの子を殺す役目を国王からおおせつかっている。マリー・カンタビレ国騎士団の副長にして最強の騎士なのだそうだ。
(最強なのに副長なんだな)
と思ったのは俺だけのひみつだ。
あいかわらずヘルムで顔を隠しているので表情は見えない。なんでも、これがマリー・カンタビレ騎士団の正装で標準装備なのだそうだ。世界史の資料にはたしかフル装備だと総重量が20kg近くなるって書いてあった気がするんだけど、重くないんだろうか。
対して俺の装備はもとから着てた学ランと、さっき使った剣が一本。くれるっていうんで遠慮なく頂戴することにした。
ていっても俺、剣は竹刀しか扱ったことないんだけど。
「大丈夫だって、グローリア」
俺たちは王命で、王都から五日ほど離れた村で生活することになった。今のところ遭遇していないが、王都の外は魔物がときどき出るそうだ。馬もないし、あわよくばこの道中で魔物か野盗にやられてくれないかなーという狙いもあるかもしれない。
(させるかよ)
俺はグローリアの薄い背中を励ますようにさすってやる。古い予言書のもとに王政を布く、黒髪黒目の土地でうまれた異相の子。
金がかった彼の赤いひとみは、ひとびとの言うように不吉だろうか。邪悪の色だろうか。俺はそうは思わない。彼のひとみは太陽の色だ。だから祈りの名を彼に与えた。
『グローリア』。魔を祓い繁栄をもたらす聖なる音だ。俺にもっとサブカルな教養があればもっとかっこいい名前をやれたんだろうけれど仕方ない。
俺は腕時計を撫でる。秒針は動くのに針の進まない時計。マフラーも鞄もいつのまにかなくなっていた。試験はとっくに始まっているだろう。ねえちゃんたちはまだ仕事だろうか。
(ごめんな、みんな)
さすがに状況は理解した。少なくとも先十年、たとえ方法が見つかっても、俺は元の世界に帰らないつもりだった。
俺は家族が大好きだ。友達も好きだ。会えないのはもちろん寂しい。何があっても絶対に俺の味方で居てくれる人たちだから。
でも、グローリアには――この小さな少年には、俺しかいないのだ。
(えーと、こっち?)
かろうじて道になっているような道を駆け、丘陵へ。結構な距離を走っているはずなのにちっとも息があがらない。もしかして俺はまだ実は電車のなかにいて夢を見ているのかもしれない、なんて考え始める。
「だれかたすけて!」
声が近づいてきた。よーし待ってろよ!
俺は走って走って走る。一番手前にある丘陵をなかほどまで上ったところだろうか、突然景色が変わってまちなかに出た。
ん? と思ったのもつかのま、今まさに剣をふりおろされそうになっている子どもを見とめて、俺は夢中で声を上げる。突進する。
「わああああ、待った待った待ったぁ!」
「!」
ラグビーのタックルの要領で子どもを抱きかかえ、受け身をとった。目標を見失った剣がガスッと地面につきささる。深々と埋まった剣身はそのキレ味がめちゃくちゃ高いことを示していた。
ワンテンポ遅かったらきっと俺の上半身と下半身は綺麗に二等分されていたに違いない。こわい。
「こんな小さな子に何やってんだよ!」
真っ青になっている子どもを守るようにぎゅっと腕にかかえこんで、俺は剣を持っている男たち、それからこんな残虐非道の行為を傍観している人々に向かって抗議した。
赤や黄色、青や緑といった色鮮やかに塗られた建物に細かい砂利で整備され、ゴミ一つ落ちていない路面。人々の服装を見るに、かなり高度な文明を持った街に見える。
文化が違えば考え方も感じ方も違う。コロシアムのような娯楽イベントにも見えないから、こうなる経緯が何かあったはずだ。でも、俺には見過ごすことはできない。
子どもは俺の腕の中で硬直している。俺はあらためて剣を持っている男を睨んだ。
「どういうつもりなんだよ!」
ぼう然としていたらしい周りがざわつきはじめる。子どもを斬ろうとしていた男たちはどちらも全身鎧で、銀色のヘルムで表情を隠していた。
鎧の一人が俺に近づいた。
「そのガキをよこせ。ソレは未来、この国を滅ぼす者だ」
「はあ?」
この子が?
俺は子どもと鎧とに視線を往復させる。子どもが大きく体をふるわせた。細いなんてものじゃない、明らかに栄養不足でやせほそった体だ。泣くこともわめくことはおろか、この場で唯一自分の味方になりえるだろう俺にすがりもしない。
なんていじらしいんだろうと思った。この子は自分の置かれている状況と立場をきちんと理解し、俺がいつでも彼を見捨てられるようにしているのだ。
こんな小さな…仔犬のような子どもが!
(絶対に守ってやるぞ!)
汚れた皮膚からしっかり感じる体温と、極度の緊張のために早くなっている鼓動。子どもの頃に抱いた仔犬を思い出しながら、俺はさらに子どもを抱く腕に力をこめる。
「誰が言ったんだよ、そんなこと!」
「いいからさっさとソレをよこせ!」
「だったら!」
俺は鎧から剣を奪った。すぐに別の鎧が動くが、遅い。子どもをかばいながら、俺は鎧二人に切っ先を向ける。それから、殺気立った目で俺をにらむ群衆へも。
続ける。
「だったら俺がそんな未来否定してやる」
その時、にわかに地面が明るくなった。厚い雲が空をおおっていたのだと、そのとき俺は気づく。駅に着いたときは真夏と思うような強い日差しだったのに。
さしこんできた筋のような光がちょうど俺の頭上から足もとへと伸びた。ふと思いついて、俺は剣を天に向かって掲げる。かなり恥ずかしいけど演出だ。
「俺が予言する。地上を照らすこの光のように、この子はこの国の希望になるって」
剣の切っ先が光を反射してかがやいた。そういう材質なのだろうか、日食時に見られるダイヤモンドリングさながらの光の強さは聖なる剣を俺に錯覚させる。おお、とどよめいた群衆の反応に手ごたえを感じながら、俺は不敵そうに唇を曲げる。
「この場にいるあんたたち全員がその生き証人になるんだ。とぼけたって無駄だからな、今この場に起きていることを神様は全部見てる。残念だったな、せっかく雲が神様の目をふさいでくれていたのに」
マリー様。
あっけにとられる群衆のなかで、しゃがれた声が響いた。マリー様とくりかえしながら、一人の老婆が進み出てくる。
「この地を救うために、あなた様は再びその身をささげようというのですか…」
俺のまえで、彼女はまるで少女のように両肩をふるわせた。
*
「はー、こわかった」
王城を出、門番の姿がようやく見えなくなったところで、俺はがっくりと両肩から力を抜く。緊張し通しでガチガチに凝っていた。
「えーと、…まあ、とにかく、殺されなくてよかったな、お互い」
終始貝のように口を閉じていた子どもに声をかける。あのあと王様と謁見することになって、俺たち二人、身なりを整えられた。
改めて、神秘的な色の髪だと思う。プラチナ色なんて初めて見た。
まっしろな仔犬みたいだ。
気弱そうな赤い目にうるうるしながら上目遣いされて、うっかりなでなでしたくなってしまった。不埒な手をひっこめて、俺は彼に詫びる。
「なんかごめんな…こんなことになって」
「……」
彼は黙って首を横に振った。強い子だな、と俺は思う。謁見中一言もしゃべらなかったけど、王様や居並ぶ貴族たちとしっかり視線を合わせていた。
俺なんか内心ちびりそうになってたのに。
「あの…ユースケ」
ユースケは俺の名前だ。なに、と目をむけてやると、彼はぱちりとまたたいた。
「ありがとう、あの、おれ…」
「それは、十年後お互い無事に生きてたらにしようぜ」
十年。それが俺たちに与えられた猶予だ。
この国、マリー・カンタビレ国にある予言書によれば、十年後、この子が同国を滅ぼすと明記されているという。曰く、この予言書に記されている事項は絶対で、代々の王はこの書に従って政治をおこない、わざわいを回避してきたのだそうだ。
「正確には十年未満だぞ」
ぼそりと、俺たちの後ろで男の声が言った。
アーサー・エル・ユリウス。
俺たちの護衛もとい監視役だ。俺が逃げ出そうとしたり、あるいは予言の転覆は不可能と彼がみなしたとき、俺とこの子を殺す役目を国王からおおせつかっている。マリー・カンタビレ国騎士団の副長にして最強の騎士なのだそうだ。
(最強なのに副長なんだな)
と思ったのは俺だけのひみつだ。
あいかわらずヘルムで顔を隠しているので表情は見えない。なんでも、これがマリー・カンタビレ騎士団の正装で標準装備なのだそうだ。世界史の資料にはたしかフル装備だと総重量が20kg近くなるって書いてあった気がするんだけど、重くないんだろうか。
対して俺の装備はもとから着てた学ランと、さっき使った剣が一本。くれるっていうんで遠慮なく頂戴することにした。
ていっても俺、剣は竹刀しか扱ったことないんだけど。
「大丈夫だって、グローリア」
俺たちは王命で、王都から五日ほど離れた村で生活することになった。今のところ遭遇していないが、王都の外は魔物がときどき出るそうだ。馬もないし、あわよくばこの道中で魔物か野盗にやられてくれないかなーという狙いもあるかもしれない。
(させるかよ)
俺はグローリアの薄い背中を励ますようにさすってやる。古い予言書のもとに王政を布く、黒髪黒目の土地でうまれた異相の子。
金がかった彼の赤いひとみは、ひとびとの言うように不吉だろうか。邪悪の色だろうか。俺はそうは思わない。彼のひとみは太陽の色だ。だから祈りの名を彼に与えた。
『グローリア』。魔を祓い繁栄をもたらす聖なる音だ。俺にもっとサブカルな教養があればもっとかっこいい名前をやれたんだろうけれど仕方ない。
俺は腕時計を撫でる。秒針は動くのに針の進まない時計。マフラーも鞄もいつのまにかなくなっていた。試験はとっくに始まっているだろう。ねえちゃんたちはまだ仕事だろうか。
(ごめんな、みんな)
さすがに状況は理解した。少なくとも先十年、たとえ方法が見つかっても、俺は元の世界に帰らないつもりだった。
俺は家族が大好きだ。友達も好きだ。会えないのはもちろん寂しい。何があっても絶対に俺の味方で居てくれる人たちだから。
でも、グローリアには――この小さな少年には、俺しかいないのだ。
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