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第二章・魔境の聖地
第37話 女王蜂への洗礼 -2
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「ううっ……か……神様……」
ふらふらとした覚束ない足取りで、薄暗い林の中を何かに導かれているかのように歩き続けるスザンナ。そんな彼女を突風が襲い、水色のドレスを纏った細く小柄な体を大きく吹き飛ばして木に激突させた。
「うっ……!」
「邪神ザフィエルに選ばれし巫女、死んでもらうよ」
林の奥から現れたのはガルーダゼノクであった。その掌から放たれた強力な病原体を乗せた風はスザンナを弾き飛ばしたのみならず、ドレスの袖から露出していた彼女の左腕を一瞬で重い皮膚病に冒したのである。
「ジュシエルに仕えし天使アッハーズ。何を企んでいるの……?」
激痛が走る左腕にもう片方の手をかざして光を当て、スザンナは自分の皮膚を即座に治癒した。こんなおぞましい化け物と以前から面識などはない。しかしそれでも、彼女の意識に呼びかけてくる不思議な声が、しわがれた老婆の声で喋るこの怪人の正体をスザンナに知らせていた。
「企んでいるとは人聞きが悪い。かつてジュシエル様が大事に育てて文明化させたこのアラジニアの国を、お前たち卑しいヨナシュ人どもの毒牙からお守りしたいだけさ」
「私は……この国の人たちの敵ではないわ」
差別され抑圧されている少数民族のヨナシュ人はいつか反乱を起こしてアラジニアを滅ぼそうとするだろう。そう警戒する者が多いのは事実だが、少なくともスザンナはそんな大それた陰謀を考えたことはないし、そのために神の教えを騙って人々を集めているわけでもない。ガルーダゼノクの言葉を否定するスザンナだったが、その時、彼女の頭の中に神ザフィエルの声が響いた。
――戦え。
「うっ……!」
強い偏頭痛と共に、その声は聴覚を介さず脳に直接届いてくる。普段は神の声に静かに聞き入っているスザンナが、この時ばかりは反射的に拒絶反応を示した。
――戦え。我が選びし救世主よ。
「うっ……やめて……神様っ……!」
両手で頭を押さえながら、スザンナは必死にその声に抵抗しようとするように叫んだ。それを見て、ガルーダゼノクが愉快げに肩を揺らして嗤う。
「遠慮は無用だよ。お前が帰依したザフィエルの言う通り、思う存分戦うがいいさ。遥か古代から、私たちはそういう定めなんだからね」
「嫌っ……私は……いやぁぁっ!!」
恐怖に怯えたスザンナは発狂したように喚いた。繰り返し聞こえてくる神の声は脳内に木霊し、淑やかで争いを好まない彼女の精神を恐ろしい血の戦場へと連れ去ろうとしている。
「あの子、何をやってるの……? このままじゃ死ぬってのに」
ガルーダゼノクは掌をかざし、自分の目の前でのた打ち回るスザンナを再び病毒の風で打とうとする。離れた茂みの陰から様子を窺っていたメリッサは、さすがに黙って見ていられなくなった。
「全く、世話の焼ける彼女さんね……仕方ない」
ガルーダゼノクと戦うために変身の呪文を唱えようとしたメリッサだったが、その時、高い魔力を帯びた別の魔人がこちらに急接近してくるのを感じて握り締めた拳を下ろした。次の瞬間、猛然と突っ込んできた不言色の獅子の戦士がガルーダゼノクに飛びかかって横から組みつく。
「レオ様……」
「逃げろ!」
レオゼノクに変身したラシードが駆けつけ、ガルーダゼノクの体を押さえつけて羽交い絞めにしたのである。怪力ですぐに振りほどいたガルーダゼノクだったが、レオゼノクはすかさず相手の胸に蹴りを浴びせ、柔らかい地面の腐葉土の上に倒れ込ませた。
「早く! 逃げるんだ!」
「ううっ……」
レオゼノクが発した声がラシードのものと同じだとは、錯乱しているスザンナは気づくことができない。彼に促されて、スザンナはもつれそうになる足で必死に林の奥へと逃げていった。
「いいのかい? あの娘を生かしておけば、この聖なる街にとって災いとなるよ」
立ち直ったガルーダゼノクは逃げるスザンナを見やって警告するようにそう言うが、レオゼノクはそれを歯牙にもかけずに言い返す。
「お前よりもか? 大勢の民を悪疫で苦しめておきながら、よく他人をそんな風に言えたものだな」
「雑草が伸びる前に薬を撒いて枯らしてやったまでさ。奴らにこの大切な聖地を汚染させないためにね」
「ひどい差別発言だ。良識を疑うぜ」
奇声を上げて飛びかかってきたガルーダゼノクの腕を掴んで、レオゼノクは相手の突進を利用した背負い投げを見舞った。だが空中に放り投げられたガルーダゼノクは翼で羽ばたいて揚力を作り出し、投げ技の勢いを殺して空中で反転するとレオゼノクに飛び蹴りを浴びせる。
「くっ……痛えな」
大きく吹っ飛ばされ、大木に激突させられて倒れたレオゼノクは痛みを堪えて立ち直ると、右腕を鞭のように振るって牙を剥いた。
「レオ様……またお怒りのようね」
遠くからそれを見ていたメリッサはまたしても戦慄に身震いした。バジリスクゼノクを相手に切れた時と同じだ。今の一撃で怒ったレオゼノクは止めを刺そうと突進してきたガルーダゼノクの腹と顔面を続けざまに殴りつけ、怯んだ相手を更に足払いで転倒させる。
「うらぁっ!」
「ぐっ……本性を見せたね。レオゼノク!」
すかさず起き上がろうとしたガルーダゼノクの頭に回し蹴りを喰らわせ、レオゼノクは再び相手を引っ繰り返して踏みつける。凶暴性と残酷さが増したその戦いぶりから目を背けるように、メリッサは茂みの陰からそっと離れてその場を去った。
「ううっ……神……様……」
激しい目眩と頭痛に苦しみながら、スザンナは地面を這って林の中を必死に逃げる。だがそこへ、見覚えのある若いアラジニア人の男が現れて行く手を阻んだ。
「死んでもらうぞ。魔女め。――変身!」
その男――ムニールが冷酷な笑みを浮かべつつテュンヌスゼノクに変身し、魚の鰭のような両手の刃でスザンナを襲おうとする。スザンナは何とか逃げようとしたが、もはや体が言うことを聞かず、身動きが取れなかった。
――戦え。
――戦え。
――戦え!
「嫌っ……やめて……うっ……きゃぁぁぁっ!!」
次第に大きく、強くなる声はスザンナの意識と自我を食い尽くしてゆく。割れんばかりの絶叫が、林の中に響き渡った。
ふらふらとした覚束ない足取りで、薄暗い林の中を何かに導かれているかのように歩き続けるスザンナ。そんな彼女を突風が襲い、水色のドレスを纏った細く小柄な体を大きく吹き飛ばして木に激突させた。
「うっ……!」
「邪神ザフィエルに選ばれし巫女、死んでもらうよ」
林の奥から現れたのはガルーダゼノクであった。その掌から放たれた強力な病原体を乗せた風はスザンナを弾き飛ばしたのみならず、ドレスの袖から露出していた彼女の左腕を一瞬で重い皮膚病に冒したのである。
「ジュシエルに仕えし天使アッハーズ。何を企んでいるの……?」
激痛が走る左腕にもう片方の手をかざして光を当て、スザンナは自分の皮膚を即座に治癒した。こんなおぞましい化け物と以前から面識などはない。しかしそれでも、彼女の意識に呼びかけてくる不思議な声が、しわがれた老婆の声で喋るこの怪人の正体をスザンナに知らせていた。
「企んでいるとは人聞きが悪い。かつてジュシエル様が大事に育てて文明化させたこのアラジニアの国を、お前たち卑しいヨナシュ人どもの毒牙からお守りしたいだけさ」
「私は……この国の人たちの敵ではないわ」
差別され抑圧されている少数民族のヨナシュ人はいつか反乱を起こしてアラジニアを滅ぼそうとするだろう。そう警戒する者が多いのは事実だが、少なくともスザンナはそんな大それた陰謀を考えたことはないし、そのために神の教えを騙って人々を集めているわけでもない。ガルーダゼノクの言葉を否定するスザンナだったが、その時、彼女の頭の中に神ザフィエルの声が響いた。
――戦え。
「うっ……!」
強い偏頭痛と共に、その声は聴覚を介さず脳に直接届いてくる。普段は神の声に静かに聞き入っているスザンナが、この時ばかりは反射的に拒絶反応を示した。
――戦え。我が選びし救世主よ。
「うっ……やめて……神様っ……!」
両手で頭を押さえながら、スザンナは必死にその声に抵抗しようとするように叫んだ。それを見て、ガルーダゼノクが愉快げに肩を揺らして嗤う。
「遠慮は無用だよ。お前が帰依したザフィエルの言う通り、思う存分戦うがいいさ。遥か古代から、私たちはそういう定めなんだからね」
「嫌っ……私は……いやぁぁっ!!」
恐怖に怯えたスザンナは発狂したように喚いた。繰り返し聞こえてくる神の声は脳内に木霊し、淑やかで争いを好まない彼女の精神を恐ろしい血の戦場へと連れ去ろうとしている。
「あの子、何をやってるの……? このままじゃ死ぬってのに」
ガルーダゼノクは掌をかざし、自分の目の前でのた打ち回るスザンナを再び病毒の風で打とうとする。離れた茂みの陰から様子を窺っていたメリッサは、さすがに黙って見ていられなくなった。
「全く、世話の焼ける彼女さんね……仕方ない」
ガルーダゼノクと戦うために変身の呪文を唱えようとしたメリッサだったが、その時、高い魔力を帯びた別の魔人がこちらに急接近してくるのを感じて握り締めた拳を下ろした。次の瞬間、猛然と突っ込んできた不言色の獅子の戦士がガルーダゼノクに飛びかかって横から組みつく。
「レオ様……」
「逃げろ!」
レオゼノクに変身したラシードが駆けつけ、ガルーダゼノクの体を押さえつけて羽交い絞めにしたのである。怪力ですぐに振りほどいたガルーダゼノクだったが、レオゼノクはすかさず相手の胸に蹴りを浴びせ、柔らかい地面の腐葉土の上に倒れ込ませた。
「早く! 逃げるんだ!」
「ううっ……」
レオゼノクが発した声がラシードのものと同じだとは、錯乱しているスザンナは気づくことができない。彼に促されて、スザンナはもつれそうになる足で必死に林の奥へと逃げていった。
「いいのかい? あの娘を生かしておけば、この聖なる街にとって災いとなるよ」
立ち直ったガルーダゼノクは逃げるスザンナを見やって警告するようにそう言うが、レオゼノクはそれを歯牙にもかけずに言い返す。
「お前よりもか? 大勢の民を悪疫で苦しめておきながら、よく他人をそんな風に言えたものだな」
「雑草が伸びる前に薬を撒いて枯らしてやったまでさ。奴らにこの大切な聖地を汚染させないためにね」
「ひどい差別発言だ。良識を疑うぜ」
奇声を上げて飛びかかってきたガルーダゼノクの腕を掴んで、レオゼノクは相手の突進を利用した背負い投げを見舞った。だが空中に放り投げられたガルーダゼノクは翼で羽ばたいて揚力を作り出し、投げ技の勢いを殺して空中で反転するとレオゼノクに飛び蹴りを浴びせる。
「くっ……痛えな」
大きく吹っ飛ばされ、大木に激突させられて倒れたレオゼノクは痛みを堪えて立ち直ると、右腕を鞭のように振るって牙を剥いた。
「レオ様……またお怒りのようね」
遠くからそれを見ていたメリッサはまたしても戦慄に身震いした。バジリスクゼノクを相手に切れた時と同じだ。今の一撃で怒ったレオゼノクは止めを刺そうと突進してきたガルーダゼノクの腹と顔面を続けざまに殴りつけ、怯んだ相手を更に足払いで転倒させる。
「うらぁっ!」
「ぐっ……本性を見せたね。レオゼノク!」
すかさず起き上がろうとしたガルーダゼノクの頭に回し蹴りを喰らわせ、レオゼノクは再び相手を引っ繰り返して踏みつける。凶暴性と残酷さが増したその戦いぶりから目を背けるように、メリッサは茂みの陰からそっと離れてその場を去った。
「ううっ……神……様……」
激しい目眩と頭痛に苦しみながら、スザンナは地面を這って林の中を必死に逃げる。だがそこへ、見覚えのある若いアラジニア人の男が現れて行く手を阻んだ。
「死んでもらうぞ。魔女め。――変身!」
その男――ムニールが冷酷な笑みを浮かべつつテュンヌスゼノクに変身し、魚の鰭のような両手の刃でスザンナを襲おうとする。スザンナは何とか逃げようとしたが、もはや体が言うことを聞かず、身動きが取れなかった。
――戦え。
――戦え。
――戦え!
「嫌っ……やめて……うっ……きゃぁぁぁっ!!」
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