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第七話 まだ終わって無かったんです
前編
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札場飛鳥に『神様のスマホ』を託して何とか地球に迫っていた隕石を破壊することが出来た。神様としてはほっと胸を撫で下ろしたのですよ。
飛鳥によってメンタル面は結構ボロボロにされはしたが、地球が守れたことが何よりだ。
少しの間、地球を見ていなかったので久々に地球の様子を見てみることに。
今日もいつもと変わらず平和な...平和な...時間が流れていると思っていたが、どうやら再び黒い影が地球に忍び寄っているではないか。
「いかん、このままでは地球が魔族どもに支配されてしまう」
神様としてこのような事態は放っておけぬ。素早く支度をして地球へ向かった。
当然だが向かった先は飛鳥の自宅じゃ。
飛鳥は自室で悠々とスマホをいじりながらテレビを見ておるわ。
本来は普通に通り抜けられる窓を敢えて通らずに、わざわざノックをした。じゃないと確実に殺されますからの。
ガラガラ。
「何の様だ。変態」
早速、神様に向かってキツイ言葉を投げかけてきた。
「魔族じゃ、魔族が地球を乗っ取ろうとしているのじゃ」
「また、虚言癖。前回の隕石もそもそも怪しいのよ」
「いや、本当だから。頼む信じるのじゃ」
一向に部屋に入れてもらえず、時間だけが過ぎて行く。ここで神様は閃いたのじゃ。飛鳥の友人である神奈川英恵の方を頼ってみようと。
「もういい。ワシは他をあたる」
「あっそ。じゃあね」
ピシャりと窓を閉めやがったので、神様の指10本全てが赤く腫れあがったわ。ちゃんと見て閉めい。
飛鳥によってメンタル面は結構ボロボロにされはしたが、地球が守れたことが何よりだ。
少しの間、地球を見ていなかったので久々に地球の様子を見てみることに。
今日もいつもと変わらず平和な...平和な...時間が流れていると思っていたが、どうやら再び黒い影が地球に忍び寄っているではないか。
「いかん、このままでは地球が魔族どもに支配されてしまう」
神様としてこのような事態は放っておけぬ。素早く支度をして地球へ向かった。
当然だが向かった先は飛鳥の自宅じゃ。
飛鳥は自室で悠々とスマホをいじりながらテレビを見ておるわ。
本来は普通に通り抜けられる窓を敢えて通らずに、わざわざノックをした。じゃないと確実に殺されますからの。
ガラガラ。
「何の様だ。変態」
早速、神様に向かってキツイ言葉を投げかけてきた。
「魔族じゃ、魔族が地球を乗っ取ろうとしているのじゃ」
「また、虚言癖。前回の隕石もそもそも怪しいのよ」
「いや、本当だから。頼む信じるのじゃ」
一向に部屋に入れてもらえず、時間だけが過ぎて行く。ここで神様は閃いたのじゃ。飛鳥の友人である神奈川英恵の方を頼ってみようと。
「もういい。ワシは他をあたる」
「あっそ。じゃあね」
ピシャりと窓を閉めやがったので、神様の指10本全てが赤く腫れあがったわ。ちゃんと見て閉めい。
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