白夏ー僕が殺した彼の話ー

高校生の斉藤綾人(あやと)は、殺人告白ノートを持っていた。そこには彼の心情が吐露されていた。
夏休み。学校の寮に残っていたのは、綾人、夜彦(よるひこ)、一意(いちい)、清春(きよはる)の四人だけだった。時折訪ねてくる教師の川瀬以外、完全に閉ざされた四人だけの世界。

遊びの計画を立てる三人だったが、夜彦だけは一人でやりたい事があると言いだす。綾人は夜彦が何か知っているのではないかと考え……。

山奥の閉ざされた寮。殺人告白ノート。消えた少年。死体探し。蓮池。それぞれの秘密。

幻想系青春ミステリーです。
(殺人事件や都市伝説的要素が出てくるので苦手な方はご注意下さい)
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