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第6-2話 夢見るクエリちゃんっ!
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『もや』の中に浮かび上がってくる映像は、もちろん現実にあったコトとは限らない場合もある。
『悪夢』に悩む本人が思い描いている想像の世界が映し出されることだってあるのは確かだ。
そういった夢はほとんどの場合、人物の周囲がぼやけていたり、背景が無かったりと、曖昧な映像になるコトが殆ど。
しかし今、目の前に映し出されているクエリちゃんの夢は、登場人物の表情までわかるほどにくっきりと描かれていて、背後の景色も細部まで鮮明に確認できるほどだ。
これがクエリちゃんのような小さな女の子が、想像だけで作り上げた世界だとは到底思えない。
つまりこれは、過去に実際にあった一場面なのだろう。
……と言うことは、この夢に出ている『お母さん』のお顔は、本物のクエリちゃんのお母さんなんだろうな。
そうなると、クエリちゃんのお母さんって綺麗な人なんだなぁ~。
やや痩せていて栄養状態は良くないように見えるけど、お肌なんかは真っ白で透き通るよう。
クエリちゃんとお揃いの金髪がすごく綺麗で ────────…………
あれっ……?
私は、思わずまた声を上げそうになった。
謁見の間で見た、巨大な肖像画。
不気味な感じで暗幕を半分かけられていた、銀色の額縁に入った王妃様の肖像画を思い出す。
灰色の布で覆われた肖像画の下半分に見えていた王妃様の髪は
たしか
金髪ではなかったはず…………!?
次の瞬間、またしても夢の映像が切り替わる。
穏やかだった雰囲気から一転、突如として現れたのは、まるでホラー映画のような白黒の擦り切れた景色。
まさに『悪夢』と言っても差し支えないほど冷たい雰囲気に満ちている。
小さな家の中、抱き合うクエリちゃんとお母さんが見えており────────何かを叫んでいるようだった。
二人の金髪も白黒になってしまった世界で燻んでしまったかのよう。
そして、二人の前には大勢の騎士。
二人が暮らしていた家の中に何人もの騎士が入り込み、先頭にいる甲冑の人物は何やら書面のようなものを掲げている。
その口から、おぞましい金属音のような声が響いてきた。
『──────── 王命により、命は奪わん。だがこの事を口外すれば、王権に関わる事態を引き起こし、ひいては娘の命も保証できなくなる。娘の無事を祈るならば、母であったことを忘れ、他言するな ────────』
耳をつん裂くような、不快な声。
あまりの迫力に、思わずごくりと唾を飲み込んだ時
「ピルタっっ!!」
大声で名前を呼ばれた私は、夢に見入ってしまっていた時間から急に引き戻された。
「ひゃああぁっ!? え、な、なにっ? ネムちゃんっ!?」
「良く聞け。この夢を食うのは中止だ。具現化もここで止める、いいな?」
「えぇっ!? そうなの!? どしたの!?」
「……この後、すぐ説明してやる。皆の前でなっ」
ネムちゃんのその言葉の直後、ネムちゃんの身体から発せられていた紫色の光が消えた。
直後に、寝室に広がっていた真っ白い『もや』が眩く光る。
音もなく光を発した『もや』は、次に目を開けた時にはすでに消えかけていた。
どうやらネムちゃんが、夢を具現化させるための魔法を打ち切ったみたい。
周囲に広がっているのは、元通りの静かな寝室。
天蓋付きの大きなベッドの中央では、夢が具現化する時のまま、クエリちゃんがすやすやと寝息を立てていた。
しかしそのきめ細かな頬の上を、一筋の涙が伝って落ちていくのが見えた。
夜光石の穏やかな光に照らされて、部屋の中にいる人たちの姿も見える。
壁際に下がっていたメイドさんたちは、明らかに動揺している。
口元を手で抑えながら絶句している人も居れば、どこか辛そうな表情で目を背けている人もいる。
王様の近くにいた騎士さんたちは、具現化の現象が消えたことで安心しているかのようだった。
だが、次にどうすればいいのか判断しかねている様子で、そばにいる王様の顔をじっと見つめている。
そして…………
「まさか、こんな事になろうとはな」
ぼそりと発せられた言葉。
部屋にいた皆が狼狽えている中、ひとり動じることなく背筋を伸ばして佇む。
それは紛れもない、王様の声だった。
その顔は、なぜか怒りに満ちている。
「あ、あの……王様っ、今見えていたのは、クエリちゃんの夢の ────────」
説明のために口を開いた私だったが、すぐさま王様の声にかき消される。
「迂闊であったわ」
「えっ?」
思いもよらぬ言葉に、ぎょっとした。
う、迂闊って、何っ?
考えがまとまらないうちに、王様は寝室に敷かれた絨毯の上を一歩踏み出した。
思わず、私は一歩下がる。
その様子を見ていたネムちゃんが、横目で私に合図を送ってきた。
目の合図なんて、普段からやってる訳ではない。
でも、この時はネムちゃんが何て言ってるのか解っちゃった。
『メイスを構えたままでいろ』だってさ。
「……そなた等の『悪夢祓い』とやらに、まさか夢の中の出来事を全員に見られるような仕掛けがあろうとは……。このような手法を取ることを知ってさえいれば、余は貴様等にクエリの悪夢を消せなどと頼みすらしなかったであろうに……」
そう話す王様の両脇から、ジャリンという金属音が響く。
やばい。
それは両隣にいた近衛兵が、腰に下げていた剣を抜いた音だった。
鍔口に刃が擦れる音が、静かな寝所にこだまする。
ど、どうして?
なんで王様はこんなカンカンに怒ってるの??
いまひとつ状況が飲み込めない私の目の前に、にゅっと黒い影が入り込む。
ネムちゃんが、私を守るようなかたちで王様との間に入り込んでくれたのだった。
「……胡散臭い依頼だとは思っていたが、まさかこんな腐れ外道な理由だったとはな」
『悪夢』に悩む本人が思い描いている想像の世界が映し出されることだってあるのは確かだ。
そういった夢はほとんどの場合、人物の周囲がぼやけていたり、背景が無かったりと、曖昧な映像になるコトが殆ど。
しかし今、目の前に映し出されているクエリちゃんの夢は、登場人物の表情までわかるほどにくっきりと描かれていて、背後の景色も細部まで鮮明に確認できるほどだ。
これがクエリちゃんのような小さな女の子が、想像だけで作り上げた世界だとは到底思えない。
つまりこれは、過去に実際にあった一場面なのだろう。
……と言うことは、この夢に出ている『お母さん』のお顔は、本物のクエリちゃんのお母さんなんだろうな。
そうなると、クエリちゃんのお母さんって綺麗な人なんだなぁ~。
やや痩せていて栄養状態は良くないように見えるけど、お肌なんかは真っ白で透き通るよう。
クエリちゃんとお揃いの金髪がすごく綺麗で ────────…………
あれっ……?
私は、思わずまた声を上げそうになった。
謁見の間で見た、巨大な肖像画。
不気味な感じで暗幕を半分かけられていた、銀色の額縁に入った王妃様の肖像画を思い出す。
灰色の布で覆われた肖像画の下半分に見えていた王妃様の髪は
たしか
金髪ではなかったはず…………!?
次の瞬間、またしても夢の映像が切り替わる。
穏やかだった雰囲気から一転、突如として現れたのは、まるでホラー映画のような白黒の擦り切れた景色。
まさに『悪夢』と言っても差し支えないほど冷たい雰囲気に満ちている。
小さな家の中、抱き合うクエリちゃんとお母さんが見えており────────何かを叫んでいるようだった。
二人の金髪も白黒になってしまった世界で燻んでしまったかのよう。
そして、二人の前には大勢の騎士。
二人が暮らしていた家の中に何人もの騎士が入り込み、先頭にいる甲冑の人物は何やら書面のようなものを掲げている。
その口から、おぞましい金属音のような声が響いてきた。
『──────── 王命により、命は奪わん。だがこの事を口外すれば、王権に関わる事態を引き起こし、ひいては娘の命も保証できなくなる。娘の無事を祈るならば、母であったことを忘れ、他言するな ────────』
耳をつん裂くような、不快な声。
あまりの迫力に、思わずごくりと唾を飲み込んだ時
「ピルタっっ!!」
大声で名前を呼ばれた私は、夢に見入ってしまっていた時間から急に引き戻された。
「ひゃああぁっ!? え、な、なにっ? ネムちゃんっ!?」
「良く聞け。この夢を食うのは中止だ。具現化もここで止める、いいな?」
「えぇっ!? そうなの!? どしたの!?」
「……この後、すぐ説明してやる。皆の前でなっ」
ネムちゃんのその言葉の直後、ネムちゃんの身体から発せられていた紫色の光が消えた。
直後に、寝室に広がっていた真っ白い『もや』が眩く光る。
音もなく光を発した『もや』は、次に目を開けた時にはすでに消えかけていた。
どうやらネムちゃんが、夢を具現化させるための魔法を打ち切ったみたい。
周囲に広がっているのは、元通りの静かな寝室。
天蓋付きの大きなベッドの中央では、夢が具現化する時のまま、クエリちゃんがすやすやと寝息を立てていた。
しかしそのきめ細かな頬の上を、一筋の涙が伝って落ちていくのが見えた。
夜光石の穏やかな光に照らされて、部屋の中にいる人たちの姿も見える。
壁際に下がっていたメイドさんたちは、明らかに動揺している。
口元を手で抑えながら絶句している人も居れば、どこか辛そうな表情で目を背けている人もいる。
王様の近くにいた騎士さんたちは、具現化の現象が消えたことで安心しているかのようだった。
だが、次にどうすればいいのか判断しかねている様子で、そばにいる王様の顔をじっと見つめている。
そして…………
「まさか、こんな事になろうとはな」
ぼそりと発せられた言葉。
部屋にいた皆が狼狽えている中、ひとり動じることなく背筋を伸ばして佇む。
それは紛れもない、王様の声だった。
その顔は、なぜか怒りに満ちている。
「あ、あの……王様っ、今見えていたのは、クエリちゃんの夢の ────────」
説明のために口を開いた私だったが、すぐさま王様の声にかき消される。
「迂闊であったわ」
「えっ?」
思いもよらぬ言葉に、ぎょっとした。
う、迂闊って、何っ?
考えがまとまらないうちに、王様は寝室に敷かれた絨毯の上を一歩踏み出した。
思わず、私は一歩下がる。
その様子を見ていたネムちゃんが、横目で私に合図を送ってきた。
目の合図なんて、普段からやってる訳ではない。
でも、この時はネムちゃんが何て言ってるのか解っちゃった。
『メイスを構えたままでいろ』だってさ。
「……そなた等の『悪夢祓い』とやらに、まさか夢の中の出来事を全員に見られるような仕掛けがあろうとは……。このような手法を取ることを知ってさえいれば、余は貴様等にクエリの悪夢を消せなどと頼みすらしなかったであろうに……」
そう話す王様の両脇から、ジャリンという金属音が響く。
やばい。
それは両隣にいた近衛兵が、腰に下げていた剣を抜いた音だった。
鍔口に刃が擦れる音が、静かな寝所にこだまする。
ど、どうして?
なんで王様はこんなカンカンに怒ってるの??
いまひとつ状況が飲み込めない私の目の前に、にゅっと黒い影が入り込む。
ネムちゃんが、私を守るようなかたちで王様との間に入り込んでくれたのだった。
「……胡散臭い依頼だとは思っていたが、まさかこんな腐れ外道な理由だったとはな」
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