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9 転落への軌跡 ※ 琢己×一博 SMプレイあり ※
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十月初め、その晩は月の明るい夜だった。
オヤジが『久しぶりに親子水入らずで、月見酒としゃれ込むか』と離れ座敷に誘ってきた。
離れ座敷に出向くのはあの日以来だった。
「たまにはこういう和服もいいぞ。オレのを貸してやる」
オレは、半強制的に着物を着せられた。
オヤジはカスリの着物で、屋敷内でのいつもの出で立ちだった。恰幅がある体躯に和服が映える。
「よく似合うじゃないか。一博。日本男児はやはり和服だな」
縁側に立って目を細めるオヤジは、父親らしい顔だった。
「ここは静かでいい」
障子を開け放し、秋の色が濃くなった庭を眺めながら、親子二人で日本酒を飲み始めた。
酒や肴は十二分に用意されていた。
オヤジは、父親風を吹かせ、あれこれ話し掛けてきた。
ほっといてくれりゃいいんだ。
どうせ自分で解決するしかないんだし。
心配してくれているとまんざらでもない一方で……気配りが身上の潤が、寝物語で、オレを慰めてやるよう、勧めたのかも知れないと思えた。
微妙に的外れな言葉は、ありがた迷惑で、適当に返事をして聞き流した。
取り付くシマが無いと感じたオヤジは口をつぐんだ。
静寂が辺りをおおい、母屋の庭からしし脅しの音が時折響いてくる。
ススキの穂が揺れ、クヌギの葉が歌う。
月明かりが二人の長い影を照らす。
親子の語らいはそのまま終わるはずだったが……。
気付くと、オヤジはオレをじっと見つめていた。
「オマエも格段に男らしくなったな」
「そうですか。けど、オヤジさんのようないっぱしの漢になるにはまだまだ……」
言いながら、あわてて着物の乱れを直した。
着なれない着物は困る。
あぐらをかくと脛が見える。
身じろぎするたびに太ももまでチラリとのぞく。
酔いが回ると、頭のネジが緩くなっていく。
オレはつい、聞かなくていいことを口にした。
「近頃は潤とはどうなんですか」
潤がオヤジを敬愛していることは百も承知だけど、オヤジはどう思っているのか聞きたかった。
「あいつは有能だ。小さい頃に拾って育て上げたが、期待通りに育った」
そこまで言い掛けて、オヤジも質問の意図に気付いたらしい。
「男色のことか。強い男が自分の強さを相手に知らしめる、征服し屈服させるという意味で、むしろ誇らしい行為だ。このオレもな……十代前半で大本組長に手ほどきを受け、今は逆の立場になって潤を支配している」
オヤジの言葉に、オレは、潤もバカだなと、心の中で苦笑した。
「昔の武家と同じですね。戦場には妻を同道できないから、戦国武将は小姓を脇にはべらせて愛でた。小姓は敬愛する強い男から薫陶を受け、一人前の男へと成長し、立派な武将になる。それは古来からの美風だったらしいですね」
オレは話を合わせた。
秋の風が心地よく吹いてきて、お互いのからだから漂う湯上りの匂いが、鼻をくすぐる。
オレは二年前のことをふっと思い出した。
――オヤジと潤のあの夜の営みが、頭から離れずにいた。
ケツに、ホンモノをねじ込まれたらどんな具合だろう。
退院し、自由の身になったとき、ほんの好奇心でオヤジを誘った。
ビッグな相手が良かった。それだけである。
オレは『これである意味、オヤジに貸しができた』という程度にしか思っていなかった。
初体験後のオレは、本能のままやり放題だったんだよな。
舎弟に抱かれるのは、上下の示しがつかないからまずい。
オレは素性を隠し、一夜限りの経験を重ねた。
いずれ、オヤジを蹴落としてオレが天下を取る。
そういう意味でも、オヤジに対して何らかの感情を抱くようになるのは怖かった。
一夜きりだから美しい。
美しい自分がオヤジの中に生き続けるのだ――
だんだん思考がナルシストっぽくなってきたな。
オレは小さく頭を振った。
そろそろお開きにしてくれないかなと思いながら、オヤジのために水割りのお替りを作ろうとしたときだった。
「一博」
オヤジのごつい手に、手首を握られた。
「オヤジさん。冗談はやめてくださいよ」
オレは他人行儀にやんわり拒絶した。
「一博、そのつもりでいるんだろ?」
オヤジがオレを抱き寄せようとする。
「オヤジさん、あのとき一回きりって約束だったじゃないですか」
抱き寄せられた拍子に、着物の襟元が乱れた。
なで肩が脱ぎ下げになり、浮き出た鎖骨や、首の付け根から肩へのラインが顕わになった。
きめ細かな白い肌が、気持ちとは無関係に、オヤジを誘っている。
「一博、オレはオマエを可愛く思ってるんだ。これだけ心配している。な。わかるだろ?」
「オヤジさん。あの夜の約束を反古にするんですか?」
オレは素早く着物の乱れを直した。
それからは、押し問答になった。
一度も二度も大差はない。
今後、こういう機会を避けたら、この一回だけで済むと、大人な判断もできたはずが、オレは意地になった。酒もかなり入っている。
「やめろ!」
オヤジの頬を思い切り拳で殴った。
極道社会の上下関係は絶対である。
「何をする! 『オヤ』に向かって!」
オヤジは烈火のごとく怒り出した。
「何がオヤジだ! オヤジオヤジというならオヤジらしくしろ!」
オレも怒鳴り返す。
それからは、力のぶつかり合いになった。
『オヤ』も『子』もない。
空手の技を駆使して、本気でオヤジを攻撃した。
それを受けて、オヤジの闘争心に火がつく。
両者、伯仲した戦いだった。
だけど、飲み出すと底なしなオヤジとの差が勝敗を決めた。
ぶちのめされたオレは、着物の帯できつく縛り上げられて何度も犯された。
その後は、しょっちゅう、離れに呼ばれるようになった。
今夜も儀式が始まる。
多角形に張り巡らされた縄がオレの身体を淫らに飾る。
亀甲縛りで緊縛された裸体を汗が伝う。
体を這う縄がオレの若い肉に食い込む。
畳に転がされたオレを、芸術作品を鑑賞するように、ゆっくり視姦したあと、オヤジはおもむろに手を触れてくる。
優しくそして手荒に……。
オヤジはSM趣味を強要した。
そんなセックスが嫌でたまらない。
だけど、体は喜びを感じていた。
SMプレイは、刺激的で快感は半端じゃない。
ふだんSなオレは、被虐の楽しみもよくわかる。
強く美しい自分が辱めを受け、責められる姿を、俯瞰でながめて刺激を受けるもう一人のオレ――メビウスの輪のように快感の波が、オレの内部を還流した。
オレは感度抜群で性欲も強い。
誘われると、離れを訪ねてしまう。
オヤジは、オレの感じている様子に『いやいやいやも好きのうちとはよく言ったものだ』と、ますますオレにのめりこんだ。
オヤジは、他人の目がある場所では、今までと変わりなく振舞っている。
だけどオレにそそがれる情欲の眼差しに辟易した。
潤はとっくに気づいているだろう。
すました顔をしていても、心の中ではオレに嫉妬している。
オヤジを取り合う恋敵ってわけか。
感情を出さない潤の顔を見るたびに、複雑な気持ちになった。
意識しないと、目を合わせることもできなくなった。
こんな関係をズルズル続けることは間違っている。
今までのオレなら、全く考えられない。
それもこれも、英二の一件で精神的に弱くなったせいだ。
このままでは潰れてしまう。
肉欲のためだけに、オヤジの言いなりになる自分が、だんだん許せなくなった。
こういう状態が長くなれば、組内で、二人の関係に気付く者がでてくる。
時間の問題だ。そのことが、オレをさらに追い詰めた。
近親相姦で、しかもSMプレイの相手をさせられていたとバレれば……。
オレは焦りを募らせてた。
オレは後継者じゃなくて、まるでイロだ。
とうとう我慢の限界に来た。
みんなオヤジが悪い。
オフクロに今も未練たっぷりなら、あのときカタギになって一緒になりゃ良かった。
そうすれば……オフクロはオレを可愛がったはずだ。歯車は狂わなかった。
全ての元凶は、自己愛の塊、釈光寺琢己だ。
恨みは黒い滓になって、オレの心深く沈積していった。
いつかぶっ殺してやる。
そう思うことで鬱状態から抜け出せた。
空手の練習や筋トレにも力が入り、体重も徐々に回復していった。
あの日、英二の病室の前で、オフクロが見せた、般若のような顔を夢に見ることもなくなった。
英二のことは『きっと回復する。その日まで十二分にサポートするのみだ』と前向きになった。
オヤジを消して、全てを自分の物にする。
それは日向潤をも自由にできるということではないか。
オヤジという飼い主がいなくなれば、頑なだった潤も、このオレに忠誠を誓ってくれるに違いない。
オレは潤の支配者になる甘美な夢想に酔った。
だけど、実行する度胸は無かった。
そもそも簡単に、好機など訪れない。
そんなある日の午後、義父倉前正雄から呼び出しの電話があった。
「一博くん、久しぶりだね」
声のトーンは、相変わらず、もの静かで気弱だった。
英二の容態が急変したかと狼狽したが、そうではなく、
「ともかく会いたいんだよ。会って直に話すことがあるんだ」の一点張りだった。
オフクロが『こんなじゃ足りないから、あなた、談判して来て』と命令したんだな。
オレは、愛車のポルシェクーペを自ら運転して、指定された場所に向かった。
オヤジが『久しぶりに親子水入らずで、月見酒としゃれ込むか』と離れ座敷に誘ってきた。
離れ座敷に出向くのはあの日以来だった。
「たまにはこういう和服もいいぞ。オレのを貸してやる」
オレは、半強制的に着物を着せられた。
オヤジはカスリの着物で、屋敷内でのいつもの出で立ちだった。恰幅がある体躯に和服が映える。
「よく似合うじゃないか。一博。日本男児はやはり和服だな」
縁側に立って目を細めるオヤジは、父親らしい顔だった。
「ここは静かでいい」
障子を開け放し、秋の色が濃くなった庭を眺めながら、親子二人で日本酒を飲み始めた。
酒や肴は十二分に用意されていた。
オヤジは、父親風を吹かせ、あれこれ話し掛けてきた。
ほっといてくれりゃいいんだ。
どうせ自分で解決するしかないんだし。
心配してくれているとまんざらでもない一方で……気配りが身上の潤が、寝物語で、オレを慰めてやるよう、勧めたのかも知れないと思えた。
微妙に的外れな言葉は、ありがた迷惑で、適当に返事をして聞き流した。
取り付くシマが無いと感じたオヤジは口をつぐんだ。
静寂が辺りをおおい、母屋の庭からしし脅しの音が時折響いてくる。
ススキの穂が揺れ、クヌギの葉が歌う。
月明かりが二人の長い影を照らす。
親子の語らいはそのまま終わるはずだったが……。
気付くと、オヤジはオレをじっと見つめていた。
「オマエも格段に男らしくなったな」
「そうですか。けど、オヤジさんのようないっぱしの漢になるにはまだまだ……」
言いながら、あわてて着物の乱れを直した。
着なれない着物は困る。
あぐらをかくと脛が見える。
身じろぎするたびに太ももまでチラリとのぞく。
酔いが回ると、頭のネジが緩くなっていく。
オレはつい、聞かなくていいことを口にした。
「近頃は潤とはどうなんですか」
潤がオヤジを敬愛していることは百も承知だけど、オヤジはどう思っているのか聞きたかった。
「あいつは有能だ。小さい頃に拾って育て上げたが、期待通りに育った」
そこまで言い掛けて、オヤジも質問の意図に気付いたらしい。
「男色のことか。強い男が自分の強さを相手に知らしめる、征服し屈服させるという意味で、むしろ誇らしい行為だ。このオレもな……十代前半で大本組長に手ほどきを受け、今は逆の立場になって潤を支配している」
オヤジの言葉に、オレは、潤もバカだなと、心の中で苦笑した。
「昔の武家と同じですね。戦場には妻を同道できないから、戦国武将は小姓を脇にはべらせて愛でた。小姓は敬愛する強い男から薫陶を受け、一人前の男へと成長し、立派な武将になる。それは古来からの美風だったらしいですね」
オレは話を合わせた。
秋の風が心地よく吹いてきて、お互いのからだから漂う湯上りの匂いが、鼻をくすぐる。
オレは二年前のことをふっと思い出した。
――オヤジと潤のあの夜の営みが、頭から離れずにいた。
ケツに、ホンモノをねじ込まれたらどんな具合だろう。
退院し、自由の身になったとき、ほんの好奇心でオヤジを誘った。
ビッグな相手が良かった。それだけである。
オレは『これである意味、オヤジに貸しができた』という程度にしか思っていなかった。
初体験後のオレは、本能のままやり放題だったんだよな。
舎弟に抱かれるのは、上下の示しがつかないからまずい。
オレは素性を隠し、一夜限りの経験を重ねた。
いずれ、オヤジを蹴落としてオレが天下を取る。
そういう意味でも、オヤジに対して何らかの感情を抱くようになるのは怖かった。
一夜きりだから美しい。
美しい自分がオヤジの中に生き続けるのだ――
だんだん思考がナルシストっぽくなってきたな。
オレは小さく頭を振った。
そろそろお開きにしてくれないかなと思いながら、オヤジのために水割りのお替りを作ろうとしたときだった。
「一博」
オヤジのごつい手に、手首を握られた。
「オヤジさん。冗談はやめてくださいよ」
オレは他人行儀にやんわり拒絶した。
「一博、そのつもりでいるんだろ?」
オヤジがオレを抱き寄せようとする。
「オヤジさん、あのとき一回きりって約束だったじゃないですか」
抱き寄せられた拍子に、着物の襟元が乱れた。
なで肩が脱ぎ下げになり、浮き出た鎖骨や、首の付け根から肩へのラインが顕わになった。
きめ細かな白い肌が、気持ちとは無関係に、オヤジを誘っている。
「一博、オレはオマエを可愛く思ってるんだ。これだけ心配している。な。わかるだろ?」
「オヤジさん。あの夜の約束を反古にするんですか?」
オレは素早く着物の乱れを直した。
それからは、押し問答になった。
一度も二度も大差はない。
今後、こういう機会を避けたら、この一回だけで済むと、大人な判断もできたはずが、オレは意地になった。酒もかなり入っている。
「やめろ!」
オヤジの頬を思い切り拳で殴った。
極道社会の上下関係は絶対である。
「何をする! 『オヤ』に向かって!」
オヤジは烈火のごとく怒り出した。
「何がオヤジだ! オヤジオヤジというならオヤジらしくしろ!」
オレも怒鳴り返す。
それからは、力のぶつかり合いになった。
『オヤ』も『子』もない。
空手の技を駆使して、本気でオヤジを攻撃した。
それを受けて、オヤジの闘争心に火がつく。
両者、伯仲した戦いだった。
だけど、飲み出すと底なしなオヤジとの差が勝敗を決めた。
ぶちのめされたオレは、着物の帯できつく縛り上げられて何度も犯された。
その後は、しょっちゅう、離れに呼ばれるようになった。
今夜も儀式が始まる。
多角形に張り巡らされた縄がオレの身体を淫らに飾る。
亀甲縛りで緊縛された裸体を汗が伝う。
体を這う縄がオレの若い肉に食い込む。
畳に転がされたオレを、芸術作品を鑑賞するように、ゆっくり視姦したあと、オヤジはおもむろに手を触れてくる。
優しくそして手荒に……。
オヤジはSM趣味を強要した。
そんなセックスが嫌でたまらない。
だけど、体は喜びを感じていた。
SMプレイは、刺激的で快感は半端じゃない。
ふだんSなオレは、被虐の楽しみもよくわかる。
強く美しい自分が辱めを受け、責められる姿を、俯瞰でながめて刺激を受けるもう一人のオレ――メビウスの輪のように快感の波が、オレの内部を還流した。
オレは感度抜群で性欲も強い。
誘われると、離れを訪ねてしまう。
オヤジは、オレの感じている様子に『いやいやいやも好きのうちとはよく言ったものだ』と、ますますオレにのめりこんだ。
オヤジは、他人の目がある場所では、今までと変わりなく振舞っている。
だけどオレにそそがれる情欲の眼差しに辟易した。
潤はとっくに気づいているだろう。
すました顔をしていても、心の中ではオレに嫉妬している。
オヤジを取り合う恋敵ってわけか。
感情を出さない潤の顔を見るたびに、複雑な気持ちになった。
意識しないと、目を合わせることもできなくなった。
こんな関係をズルズル続けることは間違っている。
今までのオレなら、全く考えられない。
それもこれも、英二の一件で精神的に弱くなったせいだ。
このままでは潰れてしまう。
肉欲のためだけに、オヤジの言いなりになる自分が、だんだん許せなくなった。
こういう状態が長くなれば、組内で、二人の関係に気付く者がでてくる。
時間の問題だ。そのことが、オレをさらに追い詰めた。
近親相姦で、しかもSMプレイの相手をさせられていたとバレれば……。
オレは焦りを募らせてた。
オレは後継者じゃなくて、まるでイロだ。
とうとう我慢の限界に来た。
みんなオヤジが悪い。
オフクロに今も未練たっぷりなら、あのときカタギになって一緒になりゃ良かった。
そうすれば……オフクロはオレを可愛がったはずだ。歯車は狂わなかった。
全ての元凶は、自己愛の塊、釈光寺琢己だ。
恨みは黒い滓になって、オレの心深く沈積していった。
いつかぶっ殺してやる。
そう思うことで鬱状態から抜け出せた。
空手の練習や筋トレにも力が入り、体重も徐々に回復していった。
あの日、英二の病室の前で、オフクロが見せた、般若のような顔を夢に見ることもなくなった。
英二のことは『きっと回復する。その日まで十二分にサポートするのみだ』と前向きになった。
オヤジを消して、全てを自分の物にする。
それは日向潤をも自由にできるということではないか。
オヤジという飼い主がいなくなれば、頑なだった潤も、このオレに忠誠を誓ってくれるに違いない。
オレは潤の支配者になる甘美な夢想に酔った。
だけど、実行する度胸は無かった。
そもそも簡単に、好機など訪れない。
そんなある日の午後、義父倉前正雄から呼び出しの電話があった。
「一博くん、久しぶりだね」
声のトーンは、相変わらず、もの静かで気弱だった。
英二の容態が急変したかと狼狽したが、そうではなく、
「ともかく会いたいんだよ。会って直に話すことがあるんだ」の一点張りだった。
オフクロが『こんなじゃ足りないから、あなた、談判して来て』と命令したんだな。
オレは、愛車のポルシェクーペを自ら運転して、指定された場所に向かった。
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