88 / 173
第五章 懊悩編
懊悩編28話 時雨さんは裁縫も出来ない
しおりを挟む※前回に続きシグレ視点のお話です。
アスナは自分の後任の中隊長はカナタがよいと提案してきた。
これは私には思ってもみない提案だった。カナタはクリスタルウィドウのイメージが強すぎるせいか。
だがアスナの言うとおり、別段おかしな話ではない。優れた隊員が別の部隊の中隊長に抜擢された前例はガーデンでも珍しくはないのだ。
………それに師の贔屓目かも知れないが、カナタには指揮官の適性があるように思う。
「しかしカナタはまだ曹長、中隊長は将校でなくてはなれない。」
「カナタさんは近く予定されているリグリットでの将校カリキュラムの履修が終われば、准尉への昇進が内定していると聞きました。私も直ぐに中隊長を退きたい訳ではありません。なんの問題もないかと。」
そうだった、階級の問題もクリアしているのだったな。
「アスナさん、カナタさんは現在クリスタルウィドウの所属。私達だけで決められる事ではありませんよ?」
アブミのもっともな指摘に、アスナは穏やかに反論する。
「ええ。でも局長が是非にと頼めば、マリカさんは応じてくれるのでは? カナタさんにとってもいい話ですし。」
「え~、凜誠に男の中隊長はいらないですぅ~。そうだ!リムセちゃんを入れたらええんや!あの子可愛いし!」
「アホのコは黙っててくださる? カナタさんも凜誠への異動なら承知されるのでは? 局長のお弟子さんでもある訳ですし。カナタさんは知恵者ですよ。このアホのコと違って、参謀としても有用なのは前作戦でも立証されています。」
サクヤはアホ毛を震わせながらアスナに抗議する。
「アホのコ、アホのコってあんまりや!今日のアスナはホンマにイケズやわ!しまいにウチも泣いてまうで!」
アスナの手を焼かせるが、一番懐いてるのはサクヤのように思うが………サクヤはアスナが中隊長を退いても構わないのだろうか?
「サクヤはいいのか? アスナが中隊長を退いても?」
「凜誠からおらんようになるんなら絶対ヤです。でも中隊長を退くだけやったら仕方ないです。アスナがウチらの中じゃ強さに劣るんは事実やから。」
本当にサクヤは一言多いな。困ったものだ。
色んな意味で天然のサクヤは天才肌で元から強く、無邪気ゆえに残酷だ。素質に恵まれたが故にそうでない者の気持ちが分からぬ。
「サクヤ、強さに劣るなどと仲間に言っていい台詞ではない。アスナに詫びるのだ。」
「よいのです、サクヤは嘘は言っていません。自分でもその事が分かっているから、退きたいと申し出ているのです。」
「局長はアスナに万一の事があってもええん? ウチは絶対イヤや!アスナはいつまでもウチらと一緒におるんや!」
それだとアスナは嫁にも行けぬぞ。アスナは私と違って結婚願望がありそうなのに。
サクヤはアスナに抱きついて離れない。アスナはよしよしとサクヤの頭を撫でる。
………アスナ、そんなだからまだ三十路前で未婚なのに、隊士達から「凜誠のおっかさん」などと呼ばれるのだぞ。
アブミが思案顔で私に提案してくる。
「局長、カナタさんの件は一考の余地はあるかと思います。カナタさんは私の見るところ、アギトと同等の身体的素質を持ち、コスい頭脳……ゴホン……機略に優れ、性格は優柔ふだ……ゴホン……温厚です。ちょっとエッチなところが問題かもしれませんが………」
………アブミ、いったいどういう目で私の弟子を見ているのだ?………買ってくれてはいるようだが。
「エッチな人は凜誠にはいらんし!サクヤなんか一番に目をつけられちゃうやないですか!」
個人的な感想だが、サクヤはカナタのストライクゾーンからは外れているように思うのだが………
「きょくちょ~、な~んか失礼な事考えてません?」
「サクヤ、安心なさい。カナタさんはアホのコはアウトオブ眼中だと思いますよ?」
「ふくちょー!慰めになってへん!副長って実はドSなんちゃう? そうや!ホタルさんをもろたらええんや!ほんでホタルさんの後任にエッチ君をあてたらええんやない?」
なにをバカなと思ったが………まるきりバカには出来んな。ホタルはカナタと距離をとった方がよいやもしれん。
そこに凜誠の隊員が入ってきた。
「局長、灯火(ともしび)少尉がお見えです。」
少尉? ああ、そうだった。ホタルはSNC作戦の後に、シュリと一緒に昇進したのだったな。
「通してくれ。」
「ん、今朝シュリさんもきたやん? ははぁん、夫婦喧嘩したんやな? ほんで局長に取りなしてもらおーいうんやろ? ウチ、男女関係の機微には敏感………もがっ!」
アスナがサクヤにヘッドロックをかけて、室外に引きずっていってくれた。
静かになった室内に、まだ少し充血した目のホタルが入ってくる。
「奥の応接室で話そう。アブミ、後は頼むぞ。」
アブミは心得ましたと目で合図してくれる。これで誰も通すまい。
応接室にホタルを招き入れ昆布茶を入れる。
「…………ありがとうございます。………私……シグレさんには迷惑をかけっぱなしで、本当に申し訳ないと………」
「私は迷惑などと思った事はない。………今朝方シュリから相談を受けてな。内容は分かっているだろうが………」
「はい、私…………もうどうしたらいいのか…………」
かなり焦燥しているな。だいぶ自分を追い詰めてしまっているようだ。
「ホタル、事情を知らぬシュリがああいう行動に出るのは無理からぬ事だ。そこは分かってやれ。シュリは人一倍真っ直ぐで不器用な男なのだ。」
「…………でも………最近のシュリはカナタカナタって!………私が………私がどんなにあの顔に苦しんでいるか………」
私がアギトとカナタは無関係などとは言っても心に響くまい、ホタルだってそんな事は分かっているのだ。
分かっていてもどうしようもなく辛いのだ。…………ホタルは傷付きやすく心の痛みに敏感な娘だから。
けれど自分の痛みだけでなく他人の痛みにも敏感だから………誰よりも心優しいのだ。
自分が辛くあたって傷付けているであろうカナタの心痛まで感じているに違いない。
完全に負のスパイラルに陥っている、どうしたものか?
この娘をなんとか救う方法はないものか。…………まずはシュリと仲直りさせねば話にならんな。
「ホタル、シュリはホタルと昔のような関係に戻りたがっている。ホタルの事を誰よりも大事に思う心に変わりはない。」
「でも!シュリは二年前の事を知りません!………シュリが知ったら…………きっと嫌われます。………なんでアギトなんかと二人きりになったんだって!不用意な私が悪いって!」
………私がアギトを許せない理由は二つある。
一つは言うまでもない。もう一つは………アギトがホタルの優しさに付け込んだ事だ。
アギトはホタルにだけは弱い面を見せていた。いや見せかけていた。
アギトはマリカ達に気取られぬようにガーデン内でホタルに何度か近づき、手間と時間をかけて囁いた。
自分を最強の兵だと信じている部下達の手前、言えないでいるが、実はマリカの才能を誰よりも認めている、だと?…………嘘をつけ!誰よりも認めたくなかったのが貴様だろう!
本当は関係を修復して共に戦いたいが、今までの経緯もあって引っ込みがつかなくなった、などとどの口がほざくか!…………それも嘘だ!一番共に戦いたくないのがマリカだろう!共に戦えばその才能を認めざるを得んからな!
だが、そんな話を聞かされたホタルはアギトの偽りの仮面を信じ、醜悪な素顔に気付かなかった。
争い事、とりわけ仲間内での争い事を嫌うホタルは、なんとかマリカとアギトの仲を取り持とうと考えたのだ。
緋眼と氷狼の共闘がかなえば素晴らしい事だと信じていたに違いない。人を見る目がないなどとホタルを責める気は私にはない。私とてガーデンに来た当初は、それがかなえば素晴らしいと思っていた。
アギトは確かにマリカに匹敵する卓抜した兵で、戦場では無双の働きを見せたからだ。
その強さに助けられた者も多い。今にして思えばあれは仲間意識などではなく、弱者と見なした者への憐憫と嘲りだったのだろうが。
それにしても皮肉な話だ。争い事を収めようとした結果、自分が仲間内での争い事の当事者になってしまうとは…………
強さで人を惹きつけるアギトは素直になれない嫌われ者の演技を続け、ホタルは演技を見抜けなかった。
そして大事な話があるとホタル一人をガーデンの外へ呼び出し、仮面を脱ぎ捨て毒牙にかけたのだ。
………しかも複数でだ!………許せる訳がない!ホタルの心と躰を踏みにじったアギト達を許せる訳が!
アギトの誤算はホタルは誰にも話さず泣き寝入りするとタカをくくっていた事だ。
だが苦しみ抜いたホタルは、私にだけ秘密を打ち明けてくれた。
アギト達の鬼畜の所業を聞いた私は奴らに制裁を下してやると決め、決闘を挑んだ。
奴らが本心から詫びたりはすまいが、腕の一本でも叩き切ってから、詫びを入れさせガーデンから追放しよう、ホタルの悲しみと私の怒りを僅かであろうと鎮める方法を他に思いつかなかった。
いや………私は奴らを本気で殺そうと考えていたかもしれない。
私の人生であれほどの怒りを覚えた事はなかった。その怒りを抑えるつもりもなかったのだから。
………だが、無能非才の私はアギトに敗れた。
司令は被害者面で抗弁するアギトではなく、物言わぬ私を信じてくれた。
そしてサンピンやキング兄弟といったアギトを嫌う隊長や隊員を除き、アギト一派はガーデンを追放された。
追放されたアギト達は兵団の団長、朧月刹那の罠にかかって、部隊もろとも全滅した。自業自得、いやこれこそ天誅だ。神がどこかで御照覧あったのだろう。
「………シグレさん、今でもその傷が痛むのですか?」
心配そうなホタルの声で我に返った。どうやら私は無意識のうちに、右目の下の古傷を触っていたようだ。
「痛むものか。アギト達に罰を下せなかった自分の未熟さが、歯噛みするほど口惜しいだけだ。」
「…………私が余計な相談をしたせいでシグレさんまで死線を彷徨う事になってしまって…………私なんかさっさと死ねば良かったんだわ!そうしていれば………」
その言葉は看過できん! 私はホタルの頬を平手打ちした。
「…………!!!」
「ホタル、二度とそんな事は言うな。………頼む。」
両手で顔を覆い嗚咽するホタル。頬から伝わる涙がこぼれ落ちる。
この傷付いた心をどうすれば癒やせる。どんな言葉をかけてやればよいのだろう。
「ホタル、まずシュリと仲直りするのだ。シュリもそう望んでいるぞ? 私が間に入ってやるから、な?」
顔を両手で覆ったままホタルは何度も頷いた。
うん、頑張れ。私も出来る限りの事をするからな。………そうだ、確か次の作戦までには時間があったな。
「実は次の作戦までには時間があるらしいのだ。そこでどうだろう、一度シュリと一緒に業炎の街に、火隠れの里に帰ってみるというのは。ずいぶん長い間、故郷に帰っていないだろう?」
「…………里に………シュリと一緒に………ですか?」
「ああ、そこで自分の心に向き合ってみるといい。幼き日、シュリや火隠れの仲間達と共に過ごした故郷(ふるさと)が教えてくれる事があるかもしれんぞ?」
顔を覆う手で涙を拭ったホタルの目には懐かしい故郷の風景が見えたのだろう。
「…………はい…………私……帰ってみたい。………シュリと一緒に火隠れの里に。…………帰りたいな………あの頃に………」
「よし、では私がマリカに頼んでみよう。………故郷に帰ったら一つだけ、私の頼みを聞いてくれないか?」
「はい、大恩あるシグレさんの頼みなら………私に出来る事ならなんでも。」
「そんな大層な事ではないが大変な頼みだ。………むう、少し言葉がおかしいか。」
「はい、矛盾してます。」
泣き腫らした目のホタルは少しだけ微笑んだ。
「お、やっと笑ったな。………頼みと言うのはな、見て欲しいのだ。里に帰ったらシュリの目を真っ直ぐにな。」
「………そ、それは……」
「あくまで頼みだ。無理はしなくていい。でもホタルはシュリから目を逸らさなければならない事はしていない。私はそう思っている。………出来るか?」
「…………やってみます…………必ず出来るとは言えません………でもやってみます!」
「よし、実は頼みはもう一つあってな。涙が乾くまでの間でよいのだが私に………裁縫を教えてくれないか?」
「裁縫をですか?」
「うむ。バイパーがなかなかよい上着を着ていたが、あれはホタルが縫ったのだろう? そう聞いたが。」
「は、はい。確かに私が縫いましたが………シグレさんにラメ入りシャツは似合わないかと……」
「いやいや、ラメ入りシャツが欲しいのではない。私も裁縫ぐらいは出来ぬといつまでたってもアブミ離れ出来ん。それにウチの隊士達は私の女子力はゼロだと思っているようだからな。見返してやりたいのだ。」
「分かりました。針と糸はありますか?」
「うむ、実はもう用意してある。」
「では基礎の祭り縫いから始めましょう。………シグレさん、ありがとうございます。」
「教える側が礼を言うのはおかしかろう。では裁縫名人、筋の悪い教え子だがよろしく頼む。」
私はホタルの涙が乾き、目の腫れが治まるまで裁縫を習ってみる事にした。
そして得た結論。…………残念ながら私、壬生シグレには裁縫の素質もないらしい。
0
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる