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迷子の迷子のDK譚
クマ式錬金術
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「皆さんこんにちは!エルちゃんの~!わくわく、れんきんじゅつ~!」
急になんか始まるやん。
「今日の錬金素材はこちら、魔熊です!今日はこちらで錬金していきたいと、思いまーす!」
配信でもしてるつもりかコイツ。
「みなさん、魔熊を倒したことはありますか?倒したは良いけど、うまくお金に変えられない!そんな人のために、エルちゃんが錬金術を徹底的にレクチャーしちゃいまーす!」
とりあえず、マンイーターやハエトリくんの頭を並べて『みなさん』とか言うのやめろ。
絵面がサイコパスでしかないです。
「まずは魔熊を解体します!アシスタントディレクターのユーマくん、ムカデサーベル貸してください!」
「……ナイフにしとけ」
ADになった覚えなんてないんだが。
渋面ぶら下げてナイフを渡そうとすると、半ば強引に奪われてしまった。
「まずは、丁寧に皮を剥ぎます!真っ二つなので価値は大暴落でしょうが、ちゃんと錬金出来ます!」
大暴落で悪うござんした。
「次に、腑分けをしていきます!クマの胆嚢は、熊胆とか、クマノイとか言われる、消化器用のお薬になります!丁寧に取り出して、乾燥させると出来上がりです!」
真っ二つの時点でそうだったが、解体の映像が非常にセンシティブ。
ちょくちょく胸に込み上げるものがあるが、殺っちまったクマに失礼なので吐き出さない。
魔法と手作業を合わせながら、エルは手を止めることなく解体に勤しんでいる。
「もちろん、お肉も錬金素材です!魔熊はクセが強いお肉なので需要はイマイチです。でも愛好家的にはなかなか手に入らないお肉だったりするので、鹿肉よりは良質な錬金素材になり得ます!……まぁ、ちょこっと私たちで食べるんですけど」
食うのかよ。
クマの肉なんて食ったことないぞ。
イノシシやシカだって食ったことない。
「ユーマくん、渋面禁止!ちゃんと感謝して食べるんですよ!」
渋面してるのバレちまった。
「素材にならないもの、日持ちのしないものは諦めて、穴に埋めておきます!ユーマくん、掘っといて!」
実際のADもこれくらい無茶振りされるんだろうか。
クマだったものをそのまま放置しておくのも気が退けるので、ちゃんと言うことは聞くが。
「はい、これで一通りの錬金素材は集まりました!命に感謝して、錬金術を楽しみましょう!それではまたどこかで!さようなら~!」
「錬金術っていうか、換金術じゃね?」
ボクッ。
ネットである程度話題になりそうな、エルの謎の語りがようやく終わった。
頭のコブを擦りながら、雑草達の頭も一緒に埋めていく。
しかし、こいつの謎技術はなんなんだ?
俺のしたことと言えば、クマを斬ったこととナイフを貸したこと、穴を掘ったことくらいのもんだ。
コイツ、ヒグマ以上の獲物をたった一人で捌きやがった。
……もう日が暮れてきているが。
「じゃあ次はテントを張ってください。火起こしと調理はお任せください!」
言われるがままにテントを二人分張っておく。
心なしか、アイツがイキイキしてる気がする。
今日の献立は、クマの香草串焼き、クマ鍋味噌仕立て。
材料やら器具やらは全部エルが持っていた。
「さぁどうぞ、お召し上がりください!」
「じゃあ、まぁ、はい……いただきます」
にっこにこのエルと裏腹に、恐る恐る串焼きを口にする。
その衝撃たるや、食で感じられるとは思わんばかりのものだった。
「ぐっ……むむむ……!」
「いやぁ、捌くのに思ったより時間かかっちゃいまして……。でも一応、ギリギリ旬の時期ですし、多少のクセは香草でごまかせたと思いますが、どうです?」
クマ肉は臭い。
食べたことなくてもそういう話は聞いたことがある。
だがこいつはどうだ?
香草がなくてもそれほどドギツいクセなんてなかっただろう。
焼き加減も非常に良く、ジューシーな油や肉汁が染み出してくる。
噛めば噛むほど旨味が広がり、香草はその旨味をさらに引き立てていく。
「美味いッッッ!!!」
「うわ、うるさっ」
味噌鍋の方も、クマの旨味が溶け出した素晴らしい出来映え。
味噌はなんにでも合うというヤツがいるが、クマの暴力的な旨味を盛り上げてしまう辺り、やっぱすげぇ。
それらを吸収した野菜も爆発的な美味さだった。
「美味しく食べていただいてるようで何よりです」
「クマがこんなに美味いとは知らなかったな。舌が旨味で爆発しそうだ」
「季節的には秋ですからね。冬眠に備えて、木の実主体で食べていたのでしょう。そうだとしても、運が良かったというのがありますねー。くっさいのはホントにくっさいので」
使えるものはなんでも使う、俺でさえも。
そんな調子で効率化に勤めた賜物、という見方もありそうだ。
さっきの口ぶりからすると、時間が経つと臭みも強くなるようだし。
「ところで、味噌とか香草なんてどうやって手に入れたんだ?」
そして疑問を口にする。
まさか、この世界で味噌が食えるとは思わなかった。
「既に気付いてますよね?この世界は、元の世界と比べるとそれほど遅れているわけでもありません。それに、お味噌の起源は元の世界で千年から二千年前。同じものがあっても不思議じゃないですよ」
熊肉を頬張りながらエルは答える。
さすがにスマホやパソコンのような通信技術は無いらしいが、江戸から明治くらいの技術はあるのだろうと考えていた。
あながち間違ってはいないらしい。
ちなみに、香草はちょくちょくその辺で拾っていたとか。
「お片付けしたら、早めに休みましょう。明日か、遅くとも明後日には森を出ておきたいです」
換金アイテム扱いのクマ素材を異次元バックパックに放り込んだエルが、そう口にする。
確かに、この森に長居しすぎてる感はある。
「明日も明後日も、生き延びられると良いですね」
「不安になること言うのやめておくんなまし」
この時の俺はまだ知らなかったし、浮かれていた。
あんな化け物と遭遇することになるだなんて、俺は考えてもいなかった。
急になんか始まるやん。
「今日の錬金素材はこちら、魔熊です!今日はこちらで錬金していきたいと、思いまーす!」
配信でもしてるつもりかコイツ。
「みなさん、魔熊を倒したことはありますか?倒したは良いけど、うまくお金に変えられない!そんな人のために、エルちゃんが錬金術を徹底的にレクチャーしちゃいまーす!」
とりあえず、マンイーターやハエトリくんの頭を並べて『みなさん』とか言うのやめろ。
絵面がサイコパスでしかないです。
「まずは魔熊を解体します!アシスタントディレクターのユーマくん、ムカデサーベル貸してください!」
「……ナイフにしとけ」
ADになった覚えなんてないんだが。
渋面ぶら下げてナイフを渡そうとすると、半ば強引に奪われてしまった。
「まずは、丁寧に皮を剥ぎます!真っ二つなので価値は大暴落でしょうが、ちゃんと錬金出来ます!」
大暴落で悪うござんした。
「次に、腑分けをしていきます!クマの胆嚢は、熊胆とか、クマノイとか言われる、消化器用のお薬になります!丁寧に取り出して、乾燥させると出来上がりです!」
真っ二つの時点でそうだったが、解体の映像が非常にセンシティブ。
ちょくちょく胸に込み上げるものがあるが、殺っちまったクマに失礼なので吐き出さない。
魔法と手作業を合わせながら、エルは手を止めることなく解体に勤しんでいる。
「もちろん、お肉も錬金素材です!魔熊はクセが強いお肉なので需要はイマイチです。でも愛好家的にはなかなか手に入らないお肉だったりするので、鹿肉よりは良質な錬金素材になり得ます!……まぁ、ちょこっと私たちで食べるんですけど」
食うのかよ。
クマの肉なんて食ったことないぞ。
イノシシやシカだって食ったことない。
「ユーマくん、渋面禁止!ちゃんと感謝して食べるんですよ!」
渋面してるのバレちまった。
「素材にならないもの、日持ちのしないものは諦めて、穴に埋めておきます!ユーマくん、掘っといて!」
実際のADもこれくらい無茶振りされるんだろうか。
クマだったものをそのまま放置しておくのも気が退けるので、ちゃんと言うことは聞くが。
「はい、これで一通りの錬金素材は集まりました!命に感謝して、錬金術を楽しみましょう!それではまたどこかで!さようなら~!」
「錬金術っていうか、換金術じゃね?」
ボクッ。
ネットである程度話題になりそうな、エルの謎の語りがようやく終わった。
頭のコブを擦りながら、雑草達の頭も一緒に埋めていく。
しかし、こいつの謎技術はなんなんだ?
俺のしたことと言えば、クマを斬ったこととナイフを貸したこと、穴を掘ったことくらいのもんだ。
コイツ、ヒグマ以上の獲物をたった一人で捌きやがった。
……もう日が暮れてきているが。
「じゃあ次はテントを張ってください。火起こしと調理はお任せください!」
言われるがままにテントを二人分張っておく。
心なしか、アイツがイキイキしてる気がする。
今日の献立は、クマの香草串焼き、クマ鍋味噌仕立て。
材料やら器具やらは全部エルが持っていた。
「さぁどうぞ、お召し上がりください!」
「じゃあ、まぁ、はい……いただきます」
にっこにこのエルと裏腹に、恐る恐る串焼きを口にする。
その衝撃たるや、食で感じられるとは思わんばかりのものだった。
「ぐっ……むむむ……!」
「いやぁ、捌くのに思ったより時間かかっちゃいまして……。でも一応、ギリギリ旬の時期ですし、多少のクセは香草でごまかせたと思いますが、どうです?」
クマ肉は臭い。
食べたことなくてもそういう話は聞いたことがある。
だがこいつはどうだ?
香草がなくてもそれほどドギツいクセなんてなかっただろう。
焼き加減も非常に良く、ジューシーな油や肉汁が染み出してくる。
噛めば噛むほど旨味が広がり、香草はその旨味をさらに引き立てていく。
「美味いッッッ!!!」
「うわ、うるさっ」
味噌鍋の方も、クマの旨味が溶け出した素晴らしい出来映え。
味噌はなんにでも合うというヤツがいるが、クマの暴力的な旨味を盛り上げてしまう辺り、やっぱすげぇ。
それらを吸収した野菜も爆発的な美味さだった。
「美味しく食べていただいてるようで何よりです」
「クマがこんなに美味いとは知らなかったな。舌が旨味で爆発しそうだ」
「季節的には秋ですからね。冬眠に備えて、木の実主体で食べていたのでしょう。そうだとしても、運が良かったというのがありますねー。くっさいのはホントにくっさいので」
使えるものはなんでも使う、俺でさえも。
そんな調子で効率化に勤めた賜物、という見方もありそうだ。
さっきの口ぶりからすると、時間が経つと臭みも強くなるようだし。
「ところで、味噌とか香草なんてどうやって手に入れたんだ?」
そして疑問を口にする。
まさか、この世界で味噌が食えるとは思わなかった。
「既に気付いてますよね?この世界は、元の世界と比べるとそれほど遅れているわけでもありません。それに、お味噌の起源は元の世界で千年から二千年前。同じものがあっても不思議じゃないですよ」
熊肉を頬張りながらエルは答える。
さすがにスマホやパソコンのような通信技術は無いらしいが、江戸から明治くらいの技術はあるのだろうと考えていた。
あながち間違ってはいないらしい。
ちなみに、香草はちょくちょくその辺で拾っていたとか。
「お片付けしたら、早めに休みましょう。明日か、遅くとも明後日には森を出ておきたいです」
換金アイテム扱いのクマ素材を異次元バックパックに放り込んだエルが、そう口にする。
確かに、この森に長居しすぎてる感はある。
「明日も明後日も、生き延びられると良いですね」
「不安になること言うのやめておくんなまし」
この時の俺はまだ知らなかったし、浮かれていた。
あんな化け物と遭遇することになるだなんて、俺は考えてもいなかった。
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