219 / 232
『ヒール204』
しおりを挟む
『ヒール204』
シシリエンヌの考えに注目していたが、精霊神にヒールするのは俺には予想していなかったからか、不明かな。
ただ面白い結果になるかも知れないが、勝手にヒールは無理だ。
怒られる可能性もあるし、怒らせたくはない
せっかく竜神様の不機嫌がおさまったのだから、ここで精霊神を怒らせたら意味がないだろう。
「ヒールするのはトレイルなのだから、やってみたらいい」
「おいパピアナ、俺が怒られたらどうするよ?」
「トレイルが怒られる」
「そりゃない」
「精霊神とはここで別れるでしょう、もう会うこともない。ヒールするなら今しかない」
「今しかないですね」
「シシリエンヌ、ローズ、パピアナとミヤマも俺が精霊神にヒールするのを賛成でいいな。後からなぜヒールしたのかと言い出すのはなしだぞ」
一応みんなに確認しておくのは、ヒールするのは神様だから。
「わかりました」
「わかった」
「わかったぴょん」
「わかった、早くヒールしよう」
「よし、精霊神に今の件を相談してみる。もちろん断られると思うけどな。それでも残念がるなよ」
「はい、ぴょん」
みんなの同意を得て精霊神に話しかけてみて、
「精霊神、俺から少し相談があるのですが、いいかな?」
「トレイルが私に相談、別に構わないが」
精霊神は竜神様の隣にいる。
竜神様の方は、何かなて感じで聞いていて、興味あるのか。
「精霊神に魔王竜ヒールをしたいのです」
「ええ、私に魔王竜ヒールを、どうぞしてい、、、、魔王竜? ゲオルギウスのヒール回復魔法を私にするて言ったああああああ!」
「はい、言いました」
「私は神様よ、神に向かって魔王の魔力のヒールを打つて、神に対するぼうとくですよ!」
精霊神は俺の思った以上に怒り出したな。
優しく言ったから、怒り出されると、俺も引くしかない。
これ以上は言わないのがいいな。
あまり言って精霊神を敵にまわすのは良くない。
「すみませんでした。確かに俺のヒールは魔王竜ヒールです。神に対して魔王の魔法を使うのは、間違いでした。謝ります」
「ぬぬぬ、謝れば済むとかの問題じゃないのトレイル。神を怒らせると怖いのよ」
「わかっています。謝りますから」
丁寧に謝り、他にローズとパピアナとシシリエンヌとミヤマも頭を下げる。
精霊神を怒らせて何もメリットはないからな。
単に俺たちのを大損でしかないからだ。
「トレイル、あなたね、サリオスに勝ったからって少しばかり調子に乗ってます。人族の存在で神に背く行為です。サリオスに勝ったのはいいでしょう。次に私が相手になりましょうか?」
「いやいや、戦いませんし、俺は精霊神をぼうとくするつもりはなかった。わかってください」
「トレイル、どうする、精霊神は怒ってます。私が精霊神にヒールしたらとか言ったから、こんな事態になった。どうしようぴょん」
「慌てなくていい」
「そうよ、大丈夫よ。最悪はトレイルが泉にいればいいから、シシリエンヌは落ち着いていい」
「おいおいっ、パピアナ、なぜ俺だけ精霊の泉に入るのだ。入る時はパピアナも一緒だ」
「トレイルがどうしてもは入りたいそうなので、どうぞ譲ります」
「誰が入りたい! そんな奴いるかよ」
「トレイルが入りたくなくても、精霊神が入れるかも」
「ローズまで!」
「心配するなトレイル。竜の守りは残りのみんなで継続する」
「ミヤマ、そんな継続は要らない」
完全に俺が精霊神にたてついた形じゃないか、マズいよな。
それに言い出したのシシリエンヌなのだ。
「あはははははははは」
そこへ竜神様が再び笑いだした。
なんだ、精霊神が怒るのを楽しんでいるのか。
サリオスが負けて楽しそうにしていたくらいだ、またか。
「竜神様、笑ってないで、トレイルを助けてあげて!!」
ローズが助けを竜神様に言うと、精霊神は、
「竜神様、笑うところありましたか?」
「あった」
「どこを?」
「精霊神に魔王竜ゲオルギウスの魔力でヒールするのは、大変に面白いぞ」
「ええっ、竜神様よ、何を言い出す。私も、仮にも神様の手前、魔王のヒールを受け入れるなんてしませんし、嫌です。たとえ竜神様が言っても」
なんも竜神様は、精霊神とは逆に楽しそうで、精霊神は困っているな。
神様でも違うようだ。
ありがたいことに竜神様は、精霊神よりも俺達の方に近い考えだった。
竜神様が味方になれば、いい流れになるかな。
「面白そうだから、トレイルよ、精霊神に魔王竜ヒーしてみなさい。私もどうなるか見てみたいのだ」
「ちょっと竜神様!!!!」
「まぁ竜神様がやれと言うのならヒールしますよ。でも精霊神は怒りそうです」
そこが心配で、本気で怒りそうだ。
「大丈夫、大丈夫。私が精霊神を押さえている、気にするな。さぁ魔王竜ヒールをしなさい」
精霊神を後ろから押さえつけた。
精霊神は動けなくなると、
「ちょっと、竜神様、何をします!!!!!!」
「ちょっとの辛抱だ」
「トレイル、竜神様がやれと言っている。早くヒールしなさい!」
「パピアナ、竜神様が言ったら態度変えるな」
「変えてない。私はトレイルを信じる」
「私も応援する」
「頑張れトレイル」
「頑張れぴょん」
みんなから応援された。
竜神様も、ヒールしろと。
ここはヒールするチャンスであるか。
「トレイル、やめなさい、やめなさい、怒るわよ!!!!!」
「ごめんなさい精霊神。我慢してください。魔王竜ヒールします!」
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!」
精霊神は必死に抵抗するところへ魔王竜ヒールをした。
シシリエンヌの考えに注目していたが、精霊神にヒールするのは俺には予想していなかったからか、不明かな。
ただ面白い結果になるかも知れないが、勝手にヒールは無理だ。
怒られる可能性もあるし、怒らせたくはない
せっかく竜神様の不機嫌がおさまったのだから、ここで精霊神を怒らせたら意味がないだろう。
「ヒールするのはトレイルなのだから、やってみたらいい」
「おいパピアナ、俺が怒られたらどうするよ?」
「トレイルが怒られる」
「そりゃない」
「精霊神とはここで別れるでしょう、もう会うこともない。ヒールするなら今しかない」
「今しかないですね」
「シシリエンヌ、ローズ、パピアナとミヤマも俺が精霊神にヒールするのを賛成でいいな。後からなぜヒールしたのかと言い出すのはなしだぞ」
一応みんなに確認しておくのは、ヒールするのは神様だから。
「わかりました」
「わかった」
「わかったぴょん」
「わかった、早くヒールしよう」
「よし、精霊神に今の件を相談してみる。もちろん断られると思うけどな。それでも残念がるなよ」
「はい、ぴょん」
みんなの同意を得て精霊神に話しかけてみて、
「精霊神、俺から少し相談があるのですが、いいかな?」
「トレイルが私に相談、別に構わないが」
精霊神は竜神様の隣にいる。
竜神様の方は、何かなて感じで聞いていて、興味あるのか。
「精霊神に魔王竜ヒールをしたいのです」
「ええ、私に魔王竜ヒールを、どうぞしてい、、、、魔王竜? ゲオルギウスのヒール回復魔法を私にするて言ったああああああ!」
「はい、言いました」
「私は神様よ、神に向かって魔王の魔力のヒールを打つて、神に対するぼうとくですよ!」
精霊神は俺の思った以上に怒り出したな。
優しく言ったから、怒り出されると、俺も引くしかない。
これ以上は言わないのがいいな。
あまり言って精霊神を敵にまわすのは良くない。
「すみませんでした。確かに俺のヒールは魔王竜ヒールです。神に対して魔王の魔法を使うのは、間違いでした。謝ります」
「ぬぬぬ、謝れば済むとかの問題じゃないのトレイル。神を怒らせると怖いのよ」
「わかっています。謝りますから」
丁寧に謝り、他にローズとパピアナとシシリエンヌとミヤマも頭を下げる。
精霊神を怒らせて何もメリットはないからな。
単に俺たちのを大損でしかないからだ。
「トレイル、あなたね、サリオスに勝ったからって少しばかり調子に乗ってます。人族の存在で神に背く行為です。サリオスに勝ったのはいいでしょう。次に私が相手になりましょうか?」
「いやいや、戦いませんし、俺は精霊神をぼうとくするつもりはなかった。わかってください」
「トレイル、どうする、精霊神は怒ってます。私が精霊神にヒールしたらとか言ったから、こんな事態になった。どうしようぴょん」
「慌てなくていい」
「そうよ、大丈夫よ。最悪はトレイルが泉にいればいいから、シシリエンヌは落ち着いていい」
「おいおいっ、パピアナ、なぜ俺だけ精霊の泉に入るのだ。入る時はパピアナも一緒だ」
「トレイルがどうしてもは入りたいそうなので、どうぞ譲ります」
「誰が入りたい! そんな奴いるかよ」
「トレイルが入りたくなくても、精霊神が入れるかも」
「ローズまで!」
「心配するなトレイル。竜の守りは残りのみんなで継続する」
「ミヤマ、そんな継続は要らない」
完全に俺が精霊神にたてついた形じゃないか、マズいよな。
それに言い出したのシシリエンヌなのだ。
「あはははははははは」
そこへ竜神様が再び笑いだした。
なんだ、精霊神が怒るのを楽しんでいるのか。
サリオスが負けて楽しそうにしていたくらいだ、またか。
「竜神様、笑ってないで、トレイルを助けてあげて!!」
ローズが助けを竜神様に言うと、精霊神は、
「竜神様、笑うところありましたか?」
「あった」
「どこを?」
「精霊神に魔王竜ゲオルギウスの魔力でヒールするのは、大変に面白いぞ」
「ええっ、竜神様よ、何を言い出す。私も、仮にも神様の手前、魔王のヒールを受け入れるなんてしませんし、嫌です。たとえ竜神様が言っても」
なんも竜神様は、精霊神とは逆に楽しそうで、精霊神は困っているな。
神様でも違うようだ。
ありがたいことに竜神様は、精霊神よりも俺達の方に近い考えだった。
竜神様が味方になれば、いい流れになるかな。
「面白そうだから、トレイルよ、精霊神に魔王竜ヒーしてみなさい。私もどうなるか見てみたいのだ」
「ちょっと竜神様!!!!」
「まぁ竜神様がやれと言うのならヒールしますよ。でも精霊神は怒りそうです」
そこが心配で、本気で怒りそうだ。
「大丈夫、大丈夫。私が精霊神を押さえている、気にするな。さぁ魔王竜ヒールをしなさい」
精霊神を後ろから押さえつけた。
精霊神は動けなくなると、
「ちょっと、竜神様、何をします!!!!!!」
「ちょっとの辛抱だ」
「トレイル、竜神様がやれと言っている。早くヒールしなさい!」
「パピアナ、竜神様が言ったら態度変えるな」
「変えてない。私はトレイルを信じる」
「私も応援する」
「頑張れトレイル」
「頑張れぴょん」
みんなから応援された。
竜神様も、ヒールしろと。
ここはヒールするチャンスであるか。
「トレイル、やめなさい、やめなさい、怒るわよ!!!!!」
「ごめんなさい精霊神。我慢してください。魔王竜ヒールします!」
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!」
精霊神は必死に抵抗するところへ魔王竜ヒールをした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
729
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる