167 / 232
『ヒール156』
しおりを挟む
『ヒール156』
勇者パーティー編
「しまった…………アイテム袋がない……あの雑用係が持ったまま逃げ出していったんだ……」
サリオスのつぶやきに、ジェンティルが、
「ええっ! それじゃあ、今ここにアイテム袋がないて言うの!」
「アイテム袋はない。きっとトレイル達が雑用係の死体と一緒に回収したと思われる……」
がっくりとして言ったサリオス。
いつも雑用係に任せ過ぎているのが裏目に出た形だ。
アイテム袋を持たないで、雑用係の仕事と考えているのが失敗に繋がった。
「回復薬がないなら……厳しいぞ。体力がめちゃくちゃに減少しているんだぜ!」
こうしている間もメガフレアによる魔法攻撃が襲ってきていて、会話するのも厳しい。
何とかサリオスに声が届くと、
「俺に言うなよっ、袋がないんだよ」
「なんでアイテム袋を取り忘れるんだ」
「もう今さら遅い!」
「サリオスも手伝いなさい。見てないで!」
「クククっ、2人では不満。勇者も一緒にどうぞ」
余裕でサリオスに手招きした。
こんな屈辱的な手招きは経験なかったサリオスは足が止まる。
いつもなら剣で軽く倒しているところだが、今回は足がすくみ動きに精彩をかいた。
そして回復薬がないのがわかり、このまま竜神様と戦うのがいいのか考えてしまう。
自分が参加すれば当然に戦力は増える。
3人で戦う方が攻撃力は増すのはわかっているも、戦いになっても勝てるかどうかはわからない。
むしろ3人とも共倒れする可能性も考えられる。
サリオスは自分が良ければいいと思う。
森の王も大事ではあるが、先ずは自分だった。
この状況では自分が助かる方法は、逃げるしかないという考えになる。
竜神様はジェンティルとムジカに戦わせておいて、自分は神殿から立ち去るのを考えてしまった。
2人には悪いがそれしかなかった。
勇者の立場上は問題はあるかもしれないにしても、足はすでに後退していて、引き下がっていた。
サリオスが後退しているのを見たムジカは、なぜ後退しているのかと声に。
「おい、サリオス、逃げる気か!」
「ごめんな。俺はこの場から去る。これは森の王が生き残るのに必要だからだ」
「ふざけるなっ、あなたが欲しい剣なのでしょ、逃げるな!」
ジェンティルからも発見されて罵声されるも、後退は止まらない。
「ジェンティル、後で会おう、俺は去る。宿屋にいる………」
悪いとは思いつつも、2人を置いて立ち去るのを選択したサリオス。
後に残されたジェンティルとムジカは怒りが込み上げてくるのは言うまでもなかった。
「サリオスっ!!!!!!!」
「クククっ…………」
神殿では竜神様が勇者の去ったのを見て冷笑する。
メガフレアは神殿全体を爆炎させた。
周りには均等に植えられた木々もあったが、すべて燃えている。
真っ黒な黒煙が上空に登った。
町の竜人は黒煙を見て、怖くて食事も取れなくなる人もいた。
それからサリオスは神殿から逃げると町の中にある宿屋に行った。
その宿屋は3人が宿泊していて、店主と挨拶もしないで部屋に。
部屋でジェンティルとムジカの帰りを待つとした。
「ちくしょ~、竜人の剣が欲しい。絶対に手にする……」
逃げたにも関わらず、仲間の安否よりも竜人の剣を考えていたあたりはサリオスらしい。
しばらくして扉が開いた。
「サリオスっ!!!!」
「待ってたよ」
ジェンティルとムジカの姿だった。
かなり傷ついているのが誰の目にも明らかな風で。
「待ってたよじゃねえ。なぜ逃げ出したっ!」
怒りが全面に出たムジカ。
「仕方なかった。全員が残るのは森の王にとって良くないだろう」
「自分が生き残りたいからかよ、酷い!」
「ジェンティルわかってくれ。それよりも良く宿屋に帰ってこれだな。どうやったんだ?」
2人がどうやって竜神様との戦いから宿屋に来れたかが気がかりだった。
もちろん仲間であるから無事に帰ったのは嬉しかったが、ジェンティルとムジカからしたら、それ聞くかという感じだ。
「おいおい、お前が聞くのも変だが、俺とジェンティルがどうやって帰ったかは、竜神様との戦いで途中で切り上げたからだろうな。タイミングを見て神殿の丘から下に飛び降りたからさ。丘から飛び降りた分、竜神様からは逃げれた。しかし丘から飛び降りたので体は傷だらけだよ」
「見なさいよ、私の傷!」
ジェンティルは防具こそしていたから助かったが、かなり傷があり、流血も見られる。
痛々しい姿にサリオスは申しわけ感じの顔を作る。
「ええっ、あの丘から飛び降りたのか。まぁ無事に帰ってくれて良かったよ。それはいいとして……竜神様はどこに……まさか追いかけてきてるとかないよな」
「知らない」
「知らないわよ、だって宿屋に来るので精一杯だったから。あなたが逃げるとは思わなかったけど。情けない勇者」
「知らないのか。困ったな」
「困っている場合かよ、直ぐに竜人の町から脱出だ。もう嫌だぜここに残るのは」
ムジカは当然に出ると思っていたし、サリオスが頷くと思った。
竜神様が現在どこにいるかわからないのであるなら、早めに脱出しようという当たり前の考え。
しかしサリオスは当たり前の考えではなかった。
「町から出るのは反対。俺は反対なんだ」
「バカかよ、死にたいのか」
「まさか……竜人の剣?」
ジェンティルが疑問に思いながらも、サリオスならありえるかなと。
「剣が欲しい。竜神様から完全に逃げるのは嫌だね。そしたら剣は手に入らないだろ。この町にきた目的は竜人の剣だし、諦めたくないんだ」
「勝手にしろ」
「私も。残りませんので」
「なぜだよ、俺が頼んでのによ。仲間だろ」
「その仲間を裏切り逃げたのは誰なんだい」
「とにかく町には出ない。宿屋に居るわ。外にはしばらく出ないから」
「わかったよ。宿屋にいていい。俺が入手する」
ジェンティルとムジカは外には出ない約束をしたのに、サリオスは完全に納得はしないが、頷く。
森の王パーティーは少し前にクエストで仲間割れしたばかりだったからか、今回の件でさらに深い溝が生まれる。
パーティー危機にも近い亀裂になった。
特にジェンティルはサリオスを完全に信じなくなったのは確かだった。
仲間割れは避けたいところだがサリオスは竜神様の居所が気になっている。
町のどこにいるのかだった。
それとも神殿に戻ったとも考える。
どちらにしろ町に出て、人に聞けばわかることだろうと思う。
竜神様を起こしたことを、それ程重く考えていないで、心配なんてなかったのが、サリオスの失態だった。
竜神様を起こしたからには、どうにもならない事態に発展していたことを知らない。
勇者パーティー編
「しまった…………アイテム袋がない……あの雑用係が持ったまま逃げ出していったんだ……」
サリオスのつぶやきに、ジェンティルが、
「ええっ! それじゃあ、今ここにアイテム袋がないて言うの!」
「アイテム袋はない。きっとトレイル達が雑用係の死体と一緒に回収したと思われる……」
がっくりとして言ったサリオス。
いつも雑用係に任せ過ぎているのが裏目に出た形だ。
アイテム袋を持たないで、雑用係の仕事と考えているのが失敗に繋がった。
「回復薬がないなら……厳しいぞ。体力がめちゃくちゃに減少しているんだぜ!」
こうしている間もメガフレアによる魔法攻撃が襲ってきていて、会話するのも厳しい。
何とかサリオスに声が届くと、
「俺に言うなよっ、袋がないんだよ」
「なんでアイテム袋を取り忘れるんだ」
「もう今さら遅い!」
「サリオスも手伝いなさい。見てないで!」
「クククっ、2人では不満。勇者も一緒にどうぞ」
余裕でサリオスに手招きした。
こんな屈辱的な手招きは経験なかったサリオスは足が止まる。
いつもなら剣で軽く倒しているところだが、今回は足がすくみ動きに精彩をかいた。
そして回復薬がないのがわかり、このまま竜神様と戦うのがいいのか考えてしまう。
自分が参加すれば当然に戦力は増える。
3人で戦う方が攻撃力は増すのはわかっているも、戦いになっても勝てるかどうかはわからない。
むしろ3人とも共倒れする可能性も考えられる。
サリオスは自分が良ければいいと思う。
森の王も大事ではあるが、先ずは自分だった。
この状況では自分が助かる方法は、逃げるしかないという考えになる。
竜神様はジェンティルとムジカに戦わせておいて、自分は神殿から立ち去るのを考えてしまった。
2人には悪いがそれしかなかった。
勇者の立場上は問題はあるかもしれないにしても、足はすでに後退していて、引き下がっていた。
サリオスが後退しているのを見たムジカは、なぜ後退しているのかと声に。
「おい、サリオス、逃げる気か!」
「ごめんな。俺はこの場から去る。これは森の王が生き残るのに必要だからだ」
「ふざけるなっ、あなたが欲しい剣なのでしょ、逃げるな!」
ジェンティルからも発見されて罵声されるも、後退は止まらない。
「ジェンティル、後で会おう、俺は去る。宿屋にいる………」
悪いとは思いつつも、2人を置いて立ち去るのを選択したサリオス。
後に残されたジェンティルとムジカは怒りが込み上げてくるのは言うまでもなかった。
「サリオスっ!!!!!!!」
「クククっ…………」
神殿では竜神様が勇者の去ったのを見て冷笑する。
メガフレアは神殿全体を爆炎させた。
周りには均等に植えられた木々もあったが、すべて燃えている。
真っ黒な黒煙が上空に登った。
町の竜人は黒煙を見て、怖くて食事も取れなくなる人もいた。
それからサリオスは神殿から逃げると町の中にある宿屋に行った。
その宿屋は3人が宿泊していて、店主と挨拶もしないで部屋に。
部屋でジェンティルとムジカの帰りを待つとした。
「ちくしょ~、竜人の剣が欲しい。絶対に手にする……」
逃げたにも関わらず、仲間の安否よりも竜人の剣を考えていたあたりはサリオスらしい。
しばらくして扉が開いた。
「サリオスっ!!!!」
「待ってたよ」
ジェンティルとムジカの姿だった。
かなり傷ついているのが誰の目にも明らかな風で。
「待ってたよじゃねえ。なぜ逃げ出したっ!」
怒りが全面に出たムジカ。
「仕方なかった。全員が残るのは森の王にとって良くないだろう」
「自分が生き残りたいからかよ、酷い!」
「ジェンティルわかってくれ。それよりも良く宿屋に帰ってこれだな。どうやったんだ?」
2人がどうやって竜神様との戦いから宿屋に来れたかが気がかりだった。
もちろん仲間であるから無事に帰ったのは嬉しかったが、ジェンティルとムジカからしたら、それ聞くかという感じだ。
「おいおい、お前が聞くのも変だが、俺とジェンティルがどうやって帰ったかは、竜神様との戦いで途中で切り上げたからだろうな。タイミングを見て神殿の丘から下に飛び降りたからさ。丘から飛び降りた分、竜神様からは逃げれた。しかし丘から飛び降りたので体は傷だらけだよ」
「見なさいよ、私の傷!」
ジェンティルは防具こそしていたから助かったが、かなり傷があり、流血も見られる。
痛々しい姿にサリオスは申しわけ感じの顔を作る。
「ええっ、あの丘から飛び降りたのか。まぁ無事に帰ってくれて良かったよ。それはいいとして……竜神様はどこに……まさか追いかけてきてるとかないよな」
「知らない」
「知らないわよ、だって宿屋に来るので精一杯だったから。あなたが逃げるとは思わなかったけど。情けない勇者」
「知らないのか。困ったな」
「困っている場合かよ、直ぐに竜人の町から脱出だ。もう嫌だぜここに残るのは」
ムジカは当然に出ると思っていたし、サリオスが頷くと思った。
竜神様が現在どこにいるかわからないのであるなら、早めに脱出しようという当たり前の考え。
しかしサリオスは当たり前の考えではなかった。
「町から出るのは反対。俺は反対なんだ」
「バカかよ、死にたいのか」
「まさか……竜人の剣?」
ジェンティルが疑問に思いながらも、サリオスならありえるかなと。
「剣が欲しい。竜神様から完全に逃げるのは嫌だね。そしたら剣は手に入らないだろ。この町にきた目的は竜人の剣だし、諦めたくないんだ」
「勝手にしろ」
「私も。残りませんので」
「なぜだよ、俺が頼んでのによ。仲間だろ」
「その仲間を裏切り逃げたのは誰なんだい」
「とにかく町には出ない。宿屋に居るわ。外にはしばらく出ないから」
「わかったよ。宿屋にいていい。俺が入手する」
ジェンティルとムジカは外には出ない約束をしたのに、サリオスは完全に納得はしないが、頷く。
森の王パーティーは少し前にクエストで仲間割れしたばかりだったからか、今回の件でさらに深い溝が生まれる。
パーティー危機にも近い亀裂になった。
特にジェンティルはサリオスを完全に信じなくなったのは確かだった。
仲間割れは避けたいところだがサリオスは竜神様の居所が気になっている。
町のどこにいるのかだった。
それとも神殿に戻ったとも考える。
どちらにしろ町に出て、人に聞けばわかることだろうと思う。
竜神様を起こしたことを、それ程重く考えていないで、心配なんてなかったのが、サリオスの失態だった。
竜神様を起こしたからには、どうにもならない事態に発展していたことを知らない。
0
お気に入りに追加
756
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
【R18】異世界転生したら投獄されたけど美少女を絶頂テイムしてハーレム作って無双!最強勇者に!国に戻れとかもう遅いこのまま俺は魔王になる!
金国佐門
ファンタジー
憧れのマドンナを守るために車にひかれて死んだ主人公天原翔は異世界召喚に巻き添こまれて転生した。
神っぽいサムシングはお詫びとして好きなスキルをくれると言う。
未使用のまま終わってしまった愚息で無双できるよう不死身でエロスな能力を得た翔だが。
「なんと破廉恥な!」
鑑定の結果、クソの役にも立たない上に女性に害が出かねないと王の命令により幽閉されてしまった。
だが幽閉先に何も知らずに男勝りのお転婆ボクっ娘女騎士がやってきて……。
魅力Sランク性的魅了Sクラス性技Sクラスによる攻めで哀れ連続アクメに堕ちる女騎士。
性行為時スキル奪取の能力で騎士のスキルを手に入れた翔は壁を破壊して空へと去っていくのだった。
そして様々な美少女を喰らい(性的な意味で)勇者となった翔の元に王から「戻ってきて力を貸してくれと」懇願の手紙が。
今更言われてももう遅い。知らんがな!
このままもらった領土広げてって――。
「俺、魔王になりまーす」
喰えば喰うほどに強くなる!(性的な意味で) 強くなりたくば喰らえッッ!! *:性的な意味で。
美少女達を連続絶頂テイムしてレベルアップ!
どんどん強くなっていく主人公! 無双! 最強!
どんどん増えていく美少女ヒロインたち。 エロス! アダルト!
R18なシーンあり!
男のロマンと売れ筋爆盛りでお贈りするノンストレスご都合主義ライトファンタジー英雄譚!
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話
白木 白亜
ファンタジー
突如として異世界転移した日本の大学生、タツシ。
世界にとって致命的な抜け穴を見つけ、召喚士としてあっけなく魔王を倒してしまう。
その後、一緒に旅をしたスライムと共に、マッサージ店を開くことにした。卑猥な目的で。
裏があるとも知れず、王都一番の人気になるマッサージ店「スライム・リフレ」。スライムを巧みに操って体のツボを押し、角質を取り、リフレッシュもできる。
だがそこは三度の飯よりも少女が絶頂している瞬間を見るのが大好きなタツシが経営する店。
そんな店では、膣に媚薬100%の粘液を注入され、美少女たちが「気持ちよくなって」いる!!!
感想大歓迎です!
※1グロは一切ありません。登場人物が圧倒的な不幸になることも(たぶん)ありません。今日も王都は平和です。異種姦というよりは、スライムは主人公の補助ツールとして扱われます。そっち方面を期待していた方はすみません。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる