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『ヒール51』
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『ヒール51』
「猫人の相手はリルキス様がしてやる。かかって来な!」
「猫人て呼ぶのは気に入らない。ちゃんとローズって名前があるの。覚えておきなさい、野獣の爪!」
「短剣か……速い!」
ローズが俺の近くでリルキスと戦いが始まったのが見えた。
リルキスは大きな盾で防御しているのは、ローズの短剣だ。
短剣で素早く接近して切り裂くのを重ねている。
俺の方も攻撃に転じた。
クールキャットと互角以上に戦えるのは、驚きだった。
「強い……情報ではマジックメイジを倒したとあったが誤情報だろうと思った。この剣の強さは、私の予想を上回る強さだ……トレイル」
「それは誤情報じゃない、本当だ。俺とマジックメイジは対戦したし、倒した」
マジックメイジのことまで調べていたとは、情報の伝わるのは早いものだ。
しかし実際に俺と戦い、俺の強さを認めるようになったらしい。
これだけ戦えると考えたら、俺のランクもEではなくCランクを楽に超えているな。
「マジックメイジは決して弱い魔物ではなかったはずだ。Cランクパーティーでもマジックメイジのダンジョンには行かなかったくらいだ……私の獄炎烈剣を受け切る能力、認めるしかない……」
剣と剣での打ち合いは続きつつ、クールキャットは俺の能力を認める。
「そこまでだ。トレイル、ローズ。たった今、クールキャットから力の証明が伝えられた。トレイルとその仲間の竜の守りパーティーの能力を認める。私達と一緒に領主に不正を認めさせましょう」
審判のミュートエアーが終了の宣言をする。
まだ勝敗まではいかなくても、十分に力を認めてくれたようだ。
「さすがにトレイル。相手のリーダーと互角以上の戦いぶりだった!」
「ミヤマのおじさんの剣が素晴らしかったのもあったかな。軽くて使いやすい」
「おじさんの腕は一流と言ったでしょ、ローズの短剣もどう?」
「いいわ、リルキスと戦っていでも何度も切り込めたし、防がれたもののダメージはあったと思うな」
ローズと大健闘といえよう。
リルキスと十分に戦いあえたのはいい結果だ。
しかしケガはしているのはわかるから回復してあげよう。
「ローズ、回復してあげよう。魔王竜ヒール!」
「ありがとう」
ローズと自分にも回復魔法しておく。
体力を200回復しました。
経験値を200獲得しました。
スキル、風邪予防を覚えました。
俺の体力、魔力、攻撃力、防御力、全ての能力は上がっていて、低レベルの回復術士の域を超えていた。
「散々竜の守りをバカにしてしまった。悪かったな。トレイルと戦い決して弱いパーティーではないと確信したし、一緒に戦いにいける仲間となれると思った」
「ありがとうクールキャット。まだまだ俺たちのパーティーは雷鳴の悪魔には及びませんよ。とてもいい経験になりました」
汚い言葉もして来たが、最後は俺たちパーティーを褒めてくれ、握手した。
「いい剣士だなトレイルは。さすがに世界最強ランクの森の王にいただけはある。実力が違いすぎた。サリオスにだって負けないだろう」
「すみませんクールキャット、トレイルは剣士じゃないのですよ。回復術士です。どちらかというと後衛の支援です」
「なんだって! 回復術士! 普通、回復術士は剣士よりも支援に徹することが多い。トレイルは万能形の冒険者か」
「さぁ、俺にもわかりません」
回復術士もレベルが高くなると強くなるのが証明されたのは俺には嬉しい誤算だな。
「トレイル、あなた達パーティーの能力は私の想像以上でした。領主に対しても十分に対抗出来ると確信してます」
「ありがとうミュートエアー。今後は領主の館に直接挑むかだな」
「その前にトレイルのヒールで回復してあげたらどう。戦いで少しばかり体力も減り、傷もあるし」
ローズが気を使いヒールをしてあげたらと。
確かにそうだよな。
「俺のヒールで皆さんを回復しますけど?」
「お願いする。回復術士さん」
「トレイルのヒールは特別になヒールなんだから!」
「えっ、特別?」
「魔王竜ヒール!」
雷鳴の悪魔の減少した体力の人に対してヒール。
特別と言われて不思議に感じていた。
ヒールし終わると、いつものようにステータスに変化があった。
体力を2300回復しました。
経験値を2300獲得しました。
レベルが497に上がりました。
レベルが498に上がりました。
レベルが499に上がりました。
レベルが500に上がりました。
レベルが501に上がりました。
レベルが502に上がりました。
~
~
~
~
レベルが511にアップしました。
レベルが512にアップしました。
レベルが513にアップしました。
スキル、応急手当を覚えました。
3名の体力回復したのもあり、レベルがまたも上がってしまい、ありがたい。
俺に経験値が入っているとは思ってもいないだろうな。
世界では魔王竜ヒールと似た魔法は存在しないと聞いているし、俺も聞いたことない。
雷鳴のクールキャットですら知らないから驚くとは思う。
「猫人の相手はリルキス様がしてやる。かかって来な!」
「猫人て呼ぶのは気に入らない。ちゃんとローズって名前があるの。覚えておきなさい、野獣の爪!」
「短剣か……速い!」
ローズが俺の近くでリルキスと戦いが始まったのが見えた。
リルキスは大きな盾で防御しているのは、ローズの短剣だ。
短剣で素早く接近して切り裂くのを重ねている。
俺の方も攻撃に転じた。
クールキャットと互角以上に戦えるのは、驚きだった。
「強い……情報ではマジックメイジを倒したとあったが誤情報だろうと思った。この剣の強さは、私の予想を上回る強さだ……トレイル」
「それは誤情報じゃない、本当だ。俺とマジックメイジは対戦したし、倒した」
マジックメイジのことまで調べていたとは、情報の伝わるのは早いものだ。
しかし実際に俺と戦い、俺の強さを認めるようになったらしい。
これだけ戦えると考えたら、俺のランクもEではなくCランクを楽に超えているな。
「マジックメイジは決して弱い魔物ではなかったはずだ。Cランクパーティーでもマジックメイジのダンジョンには行かなかったくらいだ……私の獄炎烈剣を受け切る能力、認めるしかない……」
剣と剣での打ち合いは続きつつ、クールキャットは俺の能力を認める。
「そこまでだ。トレイル、ローズ。たった今、クールキャットから力の証明が伝えられた。トレイルとその仲間の竜の守りパーティーの能力を認める。私達と一緒に領主に不正を認めさせましょう」
審判のミュートエアーが終了の宣言をする。
まだ勝敗まではいかなくても、十分に力を認めてくれたようだ。
「さすがにトレイル。相手のリーダーと互角以上の戦いぶりだった!」
「ミヤマのおじさんの剣が素晴らしかったのもあったかな。軽くて使いやすい」
「おじさんの腕は一流と言ったでしょ、ローズの短剣もどう?」
「いいわ、リルキスと戦っていでも何度も切り込めたし、防がれたもののダメージはあったと思うな」
ローズと大健闘といえよう。
リルキスと十分に戦いあえたのはいい結果だ。
しかしケガはしているのはわかるから回復してあげよう。
「ローズ、回復してあげよう。魔王竜ヒール!」
「ありがとう」
ローズと自分にも回復魔法しておく。
体力を200回復しました。
経験値を200獲得しました。
スキル、風邪予防を覚えました。
俺の体力、魔力、攻撃力、防御力、全ての能力は上がっていて、低レベルの回復術士の域を超えていた。
「散々竜の守りをバカにしてしまった。悪かったな。トレイルと戦い決して弱いパーティーではないと確信したし、一緒に戦いにいける仲間となれると思った」
「ありがとうクールキャット。まだまだ俺たちのパーティーは雷鳴の悪魔には及びませんよ。とてもいい経験になりました」
汚い言葉もして来たが、最後は俺たちパーティーを褒めてくれ、握手した。
「いい剣士だなトレイルは。さすがに世界最強ランクの森の王にいただけはある。実力が違いすぎた。サリオスにだって負けないだろう」
「すみませんクールキャット、トレイルは剣士じゃないのですよ。回復術士です。どちらかというと後衛の支援です」
「なんだって! 回復術士! 普通、回復術士は剣士よりも支援に徹することが多い。トレイルは万能形の冒険者か」
「さぁ、俺にもわかりません」
回復術士もレベルが高くなると強くなるのが証明されたのは俺には嬉しい誤算だな。
「トレイル、あなた達パーティーの能力は私の想像以上でした。領主に対しても十分に対抗出来ると確信してます」
「ありがとうミュートエアー。今後は領主の館に直接挑むかだな」
「その前にトレイルのヒールで回復してあげたらどう。戦いで少しばかり体力も減り、傷もあるし」
ローズが気を使いヒールをしてあげたらと。
確かにそうだよな。
「俺のヒールで皆さんを回復しますけど?」
「お願いする。回復術士さん」
「トレイルのヒールは特別になヒールなんだから!」
「えっ、特別?」
「魔王竜ヒール!」
雷鳴の悪魔の減少した体力の人に対してヒール。
特別と言われて不思議に感じていた。
ヒールし終わると、いつものようにステータスに変化があった。
体力を2300回復しました。
経験値を2300獲得しました。
レベルが497に上がりました。
レベルが498に上がりました。
レベルが499に上がりました。
レベルが500に上がりました。
レベルが501に上がりました。
レベルが502に上がりました。
~
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レベルが511にアップしました。
レベルが512にアップしました。
レベルが513にアップしました。
スキル、応急手当を覚えました。
3名の体力回復したのもあり、レベルがまたも上がってしまい、ありがたい。
俺に経験値が入っているとは思ってもいないだろうな。
世界では魔王竜ヒールと似た魔法は存在しないと聞いているし、俺も聞いたことない。
雷鳴のクールキャットですら知らないから驚くとは思う。
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